ガンダムビルドファイターズ〜fighter To LINK〜   作:勘張 明倫

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第6話 Gミューズの中の戦争

土曜日の朝、

俺は駅の前で部長さんを待っていた。

 

高「・・・

なんか、浮いてねぇかな俺。

慣れねぇなぁまったく。」

 

俺はまるでデートのようなこの状況に俺は無意識にそわそわしてしまう。

どうしてこうなったのか。

それは昨日の出来事が発端になった・・・

 

 

 

 

 

 

先日、

 

茄「えっ!?

高谷くんってガンダムmark2が主力じゃないの!?」

 

部長さんがガンプラを部室でいじりながら俺にそう聞いてきた。

あの後茄宮さんが年上であるという事を聞き呼び方を変えることにしたのだ。

 

高「あぁ、はい。

ガンダムmark2とかの汎用機は元々組んでたチームメイトの為に使ってただけで、

俺は元々格闘機をメーンに使ってたんです。

 

だからこいつで改造とかあまり浮かばなくて・・・」

 

茄「うーん・・・それを改造させるってことも難しいかなぁ。

どうしたら・・・」

 

フ「・・・ナス、

ならGミューズに行ってくればいい。

そこで新規機体を手に入れてくるってのは?」

 

茄「そ、それだ!!

高谷くん、明日空いてる?」

高「明日って土曜ですよね。

まぁ・・・空いてますけど。」

 

茄「なら明日、朝9時30分に近くの駅で集合ね!」

高「わ、わかりました。」

俺はそう返事してそう約束をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして冒頭の時に戻る。

そしてしばらく待っていたその時、

 

 

茄「高谷くーん!

ごめん、待ったー?」

 

手を振りながらこちらに来る姿が見えた。

私服を見たことがなかった俺は部長をじっくりと見てしまう。

 

茄「あ、えっと・・

どう、かな。

この服変じゃないかな?」

 

高「い、いや。

似合ってますよ。

私服の部長って新鮮でつい。」

 

茄「そ、そっか。

・・・あ、そういえばそろそろ次の電車が来るね。

いこっ。」

高「はい。」

 

 

部長さんがそう言って俺達は電車に乗り今回の目的地に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして電車に揺られて数十分。

 

俺達は目的地、

Gミューズに到着した。

 

高「うぉぉ・・・

俺がガンプラを辞めた時はまだ工事中だったのに

完成してたのか。

 

てかすげぇでかいな。」

 

茄「ガンプラだけじゃなくてガンダム関係の品が揃う最大級のショップ。

ここならきっと高谷くんにぴったりなガンプラが見つかるか待って思って。

 

さぁ、いざ行かん!!

ガンプラの聖地へと、なんてね。」

 

俺は部長に手を引かれてGミューズの中へと向かった。

 

 

 

・・・そんな2人の様子を陰から覗く男がいた。

高谷の兄でありモデルの高谷隼人だ。

 

かれは弟が土曜に女性と出かけると話を聞き仕事を代わってもらい今回陰から彼らを見ているのだ。

 

 

隼「あいつ、いつのまに誰かとデートをするまで成長してやがったんだ。

しかもあんな可愛い子が友達だったとはな。

 

親父、あいつは今大人の階段を上ろうとしてる。

俺が不純な行為がないかしっかり確かめてやるからな!」

 

 

隼人はそう1人でつぶやいてGミューズに追いかけて入っていった。

 

 

 

 

高「へぇ、

ガンダムグッズだけでなくフードコートもガンダム色なんですか。

てっきり大きな模型店なだけだと思ってましたけど。」

 

茄「ふふっ、

確かにそう思う人もいるかもしれないけどここは色々な施設があるのよ。

ガンプラショップは勿論の事、

ガンダムグッズショップ、ゲーム&ホビーのコーナーもガンダム関係のゲームが様々。

お土産にフードコートもガンダム関係のメニューもある。

 

何より毎週行われるイベントといったガンダムづくしの要素が集まって出来た施設がここなの。

だからここは初めて来ても楽しめるけど網羅するには二、三週間は通わないとね。」

 

二、三週間・・・そんなに網羅するのにかかるのか。

だとすると俺はこれからここにしばらくお世話になるのかもしれないなぁとふと思った。

 

茄「あっ、到着したわ。

高谷君、ここがGミューズの中で最も大きなガンプラショップ、

GPS・・・通称ギャラクシー・プラショップよ。」

 

部長さんが指さした先には、

大きく入り口を開けたGPSというネオンの看板の店があった。

 

・・・・うん、

ひょっとするとここどころか日本一ではないかと思えてくるほどでかい。

どこまで続くのだろうと思えるほどの大きさだった。

茄「ここならきっと高谷くんのお気に入りのガンプラが見つかるかもしれないしさ。

さぁ、行きましょう。」

 

 

部長さんはそう言うと先先進んでしまったため俺もすぐに追いかける、

が俺はガンプラがずらりと並ぶ棚に目を奪われてしまう。

 

俺がガンプラを止めた時から比べ物にならない程増えた品数、

そしてそれに伴う作品数の多さに圧倒された。

 

高「こんなにあるのか。

知ってるやつほとんどないな。

・・・格闘機だけでもどれくらいあるんだか。」

 

茄「高谷くん!

もー、後ろ見たらいなかったから焦ったじゃない。」

高「あ、すみません。

いや・・・圧倒されちゃって。

ここまで増えてるなんて思ってなくて。」

 

茄「たしかに昔からに比べたらかなり増えてるからね。

なら私が選んであげる。

 

・・・えっと、これならどう?

格闘機の代表格、ガンダムエクシア。

GNソードを含めた7つの武器が特徴よ。」

 

高「エクシア・・・んー、

なんかちょっと違うんですよね。

GNドライブはよく使うチームが多いと聞きますし」

 

茄「被らないかが心配ってことか・・・なら、

グフとかイフリート改、

あ!

バイアラン・カスタムもある意味格闘機かも。」

 

高「・・・どれも個性的過ぎませんか?

と言っても僕もめぼしいガンプラがないしどうすれば・・・」

 

 

俺たちがガンプラについて悩んでいたその時、

 

客「おい!

いまからソロモン広場でライブがあるんだってよ!

しかも、トライ・ルナライトだって!」

客「マジかよ!

ソロモン広場ってすぐ近くだよな!

行こうぜ!」

 

ショップの中にいた客達が1人の噂を聞いてみんな飛び出していく、

それはもうバーゲンセールに飛びつく主婦のような・・

 

高「ライブかぁ、

ここって定期的にそう言うイベントもやってるんですね。

・・・けどいまから行ったら人が」

茄「高谷くん!

ひとまずガンプラはあとにしましょう!

まず私達には行くべきところがある!

ほら急いで!」

高「ちょっ!?

まっ!!引っ張られたらちぎれぐぇっ!」

 

く、苦しい!

興奮している部長さんのてはなぜか手ではなく襟首をつかんでいるっ!!

俺は薄れ逝きそうな意識を繋ぎ止めながらも部長さんに抵抗できずにひきづられていった。

 

 

高「ぜぇ・・・はぁ・・・ぶ、部長さん。

そんなに急がなくても。

って・・・」

 

部長さんに引っ張られた先で俺は盛り上がる人々とその視線の先にいる3人の女性が見えた。

 

茄「うわぁ!!

本物だ!!

本物のルナライトだ!!」

 

高「・・・なんすか?

そのルナライトって。」

 

茄「知らないの!?

トライ・ルナライト!

今人気浮上中の3人組ガンプラアイドルよ!?

まさかここでライブをしてたなんて!」

 

部長さんはそう言ったその時、音楽が止まり歓声が上がった。

 

?「みんな!

今回は急なライブだったけど集まってくれてありがとう!」

 

「うぉぉぉぉぉ!!」

「カンナちゃんサイコーー!!」

「トライ・ルナライトを生で見れて死にそうだぁーー!!」

 

中央のリーダーらしき女性が観客に声をかけ、

観客は各々示し合わせたかのように歓声をあげる。

 

?「ちょいちょーい!

ライブを楽しんだだけで終わりってわけじゃ無いんだからね!!

今回のゲリラライブの真の目的、

それは!!

貴方達ファンとの交流よ!」

 

 

だがその歓声を打ち切るように俺らから見て左側に立っていた金髪の女性がそう言い観客はどよめいた。

そして残る俺らから見て右側にいた茶髪の女性がポケットから何かを取り出してファンに突き出す。

 

?「そしてここはGミューズ!

だとしたら最高の交流方法は1つ!

今から私達が選んだ人達と私達トライ・ルナライトとのガンプラバトルを行います!」

?「あ、握手会ならそのあとゆっくりしてあげるから、安心してよね。」

 

彼女らの言葉を聞いてどよめきが一層大きくなった。

 

高「(まぁ、そりゃそうか。

いくらここにきてるからってガンプラ自体があるってことじゃ無いんだよなぁ。

おそらく持ってる奴なんていないだろう、

まぁそんな俺たちもガンプラなんて)

 

?「さぁ!

私達とバトルをしてくれる素敵なファイターは」

茄「はいはーい!!

私、いや私たち!

トライ・ルナライトさんのバトルに挑戦したいです!

立候補します!」

 

高「はぁっ!?」

 

リーダーの女性の一言が言い終わる前に部長さんが俺の腕を組みそう断言し、

俺はつい素で驚きの声を上げる。

そして部長さんはそのままずいずいと俺を引っ張りステージの一番近い場所まで歩いた。

 

ファンもあまりの気迫に引いて道を譲っていた。

 

?「・・・選ぼうと思ってたんだけど、手間が省けたわね。

じゃあ、貴方達2人ともこっちに来てくれる?」

 

茄「はい!!

トライ・ルナライトさんと同じ舞台に立てて光栄です!」

 

部長さんは俺なんか眼中になく、

俺を引っ張り続けていつの間にかステージに上がっていた。

 

茄「はぁぁぁ、感激です!

まさかトライ・ルナライトの皆さんとこんなに近くにいれるなんて!」

?「あ、あはは。

ここまでのファンはなかなか見ないですね。

それじゃあ簡単に自己紹介を」

 

茄「はい!

雅ヶ丘学園3年、茄宮かおるです!

こっちは同学校2年の高谷継芯さんです!

私達ガンプラバトル部をしてるんですよ!」

 

?「へぇ!

ガンプラバトル部なんだ、これは戦い甲斐がありそうね。

それじゃあ・・・バトルシステムオープン!」

 

リーダーの女性がそう言うとステージの中央からバトルシステムが4つほど現れた。

 

高「(どういうギミックしてるんだ。

こっちにびっくりだわ。)」

 

 

俺が呆れていると部長さんがようやくガンプラを持っていなかったことに気づいたのか、切羽詰まった顔で俺を見る。

 

そしてそれに気づかずトライ・ルナライトの3人はそれぞれガンプラを取り出してバトルシステムに置く。

 

?「さて、それじゃああと1人は誰か参加してくれる人はいませんかー!?」

 

残る1人を探して茶髪の女性が観客に声をかけるが観客は誰も立候補をしなかった。

そしてしばらく経ったその時、

 

?「では!!

そのバトル、私が立候補をする!」

 

観客達の少し後ろにいた男がそう言いながらこちらに歩いてきた。

が、観客とトライ・ルナライトはその男に視線が釘付けになった。

 

・・・・その男がつけていた、Gのレコンギスタに登場したマスク大尉の画面に。

 

?「あ、はい。

えっと・・・どうぞこちらへ。」

?「うむ、では失礼する!」

 

マスク男はそのまま視線を受けながらもずかずかとステージに上がり仁王立ちをした。

 

?「えっと、

私達はトライ・ルナライトと言います。

貴方の軽い自己紹介を」

マスク?「私はマスクである!

皆は私の事をマスク大尉やクンタラ大尉と呼ぶが、

私としては、マスク大尉と呼んでくだされば幸いでありますね。」

 

?「は、はぁ。

わかりました。

では人数も揃ったので早速バトルを」

 

マスク?「少々待っていただきたい!」

マスク男はルナライトの3人を呼び止めて俺達に向き直り、

俺達に箱を差し出した。

 

マスク?「君達、

先程ガンプラを落としていったぞ。

今回のバトルにはこれを使うといい。」

高「え?

これって・・・ゴットガンダム・・だよな。」

茄「私のは、ガンダムage2ダブルバレット?

でも私達はこれは買っては」

 

マスク?「・・・そう言うことにしておきたまえ。

私の奢りだ。

あと女性の君、すまない。

ヴェイガン系は種類が少なかった。

 

・・・今から彼らは先程買った機体を制作し始める。

完成まで待っていただきたい!」

 

マスク男はそう言うとおれたちにアイコンタクトを送る。

観客からは早くしろというヤジが飛ぶが俺達はなぜか袋に一緒に入っていたニッパーとピンセットを使って急いで組み上げる。

 

そして5分後、

俺達はガンプラをどうにか完成させることができた。

 

マスク?「うん、

では観客の皆!

大変待たせてしまって申し訳ない!

今からが、我らとトライ・ルナライトとのバトルの幕開けである!

 

では行こうか、我が戦友よ!」

高「誰が戦友だ誰が。

・・・だが、乗りこなしてみせるさ、ゴッドガンダムくらいな!」

 

 

俺達が機体を置き終えた後バトルシステムから粒子が放出され、

俺達を操作画面が覆う。

 

そしてバトルスタートとアナウンスされたのを聞いて、俺と部長さんは宣言する。

 

高「高谷継芯、

ゴッドガンダム・・・行くぜ!」

茄「茄宮かおる、

ガンダムage2ダブルバレット、行きます!」

マスク?「え、えっと・・・そうか。

マスク大尉、エルフ・ブルック。

出撃である!・・・うぉっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達がカタパルトから飛び出したその先は、

アマゾンのような濁った川と密林、そして上空に映るたくさんのガウ攻撃空母。

 

そう、連邦軍基地ジャブローであった。

 

マスク?『うむ、連邦軍基地ジャブローか。

ここはGのレコンギスタ最終話でも登場した場所だったな。

あの時は錆びたズゴックを見てマスク大尉が負の遺産と』

 

高「・・・マスク大尉?

今はもう戦闘中だ。

もう少し真面目に周囲を警戒したほうがいい。

 

ましてやエルフ・ブルックは色といい大きさといい結構目立つ。」

 

俺が冷静にそう言うとアラートがなり、

どこからか俺に攻撃が飛んできた。

 

マスク『な、なんとぉ!?

どこからの攻撃だ!』

 

慌てるマスクを無視しておれは周囲を索敵する。

すると俺たちの前に三体の機体が現れた。

 

高「・・・それがあんたらの機体か。

三体ともキュベレイ、しかも色変えのみとは思い切ってるなぁ。」

 

俺達の前に現れたルナライトの三人の機体はキュベレイをそれぞれ、

 

ハマーン用、プルツー用markII、プル用markIIの色に塗装されたキュベレイだった。

 

しかし肩にはそれぞれ同じマーキングシールが貼られていた。

見たこともないマーキングで、

3つの星とTRと書かれていたマーキングだった。

 

カ『ガンプラっていうのはただ武器を盛るだけじゃないってプロデューサーも言ってたからね、

さてと、

それじゃあ私達とのバトルステージ、楽しみましょう!

 

ハルナ、ミヤビ。

行くわよ!!』

ハ『えぇ、』

ミ『了解!』

 

リーダーのカンナが指示を飛ばし相手が動く。

markIIの二機がファンネルを射出して俺と部長にせまり、

ビームサーベルを腕からだしてこちらに向かってくる。

 

 

茄『高谷君、マスクさん!

私と高谷君が向かってきた二人を抑えます!

マスクさんはカンナさんの相手を頼みます!』

 

マスク『な、なんと!?

・・・・・・う、うむ。

承知した!

では行くぞ、歌姫の君よ!』

 

マスクは変形もせずにカンナのもとに突っ込んでいったが、

変形もしないエルフ・ブルックをかわしてカンナのキュベレイはビームガンを放つ。

 

カ『あらあらマスクさん。

お得意の変形機構は行わないの?』

マ『・・・変形とは、流れで行うものだ!』

 

高「なんだそれ、

・・・なんかあいつ、様子が変だな。

まさか」

 

ハ『よそ見なんかしてる場合!?』

 

俺がマスクの様子を確認して疑問を抱いたその時、

ハルナのmarkIIのビームサーベルが俺に向かって振り下ろされ、俺は条件反射でゴッドスラッシュでそれを受け止めた。

 

ハ『あなた、それさっき作ったばかりのなんでしょ?

だとしても反射的にコマンドを打てるなんて、なかなかね。』

高「あぁ、

どうやら俺はこいつとの相性がいいらしい!!」

 

俺はハルナのmarkIIを蹴りつけるが、

ファンネルの攻撃を食らってしまい左腕が破損してしまった。

 

高『ぐっ!!

やっぱりまだ慣れないか!

だがまだ腕は一本ある!』

 

俺がハルナのキュベレイに向かって行こうとしたその時、レーダーから2つの反応が消えた。

それは抑えに向かっていた部長さんとミヤビの反応だった。

 

ハ『そ、そんな!

ミヤビが負けたの!?』

高「部長が・・・負けるとは。

だが、これで残るは」

 

マスク『うぉぉぉぉぉ!?』

 

俺の耳に突き刺さるマスクと思わしき者の声、

そしてその方向に振り返ろうとしたその時衝撃が俺を襲った。

 

視界に写ったのはゴッドガンダムの腹部に引っかかるエルフブルックの足、

そしてそのまま俺たちはジャブローの川の中に落下してしまった。

 

高「マ、マスク!!

お前何やってんだ!?

なんでカンナさんの相手をしてるあんたが俺に突っ込んで来るんだ!」

 

マスク『す、すまない!!

何か変なボタンを押してしまったようで、

人型から姿を変えてしまったのちに元に戻らんのダァ!!』

 

高「やっぱりか!!

すぐに右手の操作桿を撫でてコマンドをEXのコマンドに合わせて」

 

俺がマスクに説教をしていたその時、

水面上から降り注ぐビームを俺たちはうまくかわせず直撃していき、

耐久度が限界を迎えたエルフ・ブルックとゴッドガンダムは爆発した。

 

そして

 

『battle end』

 

アナウンスが響き粒子が拡散した。

 

ハ「え、えっと・・・」

ミ「・・・・・・」

 

 

重苦しい沈黙の中、

マスクは観客に向かって手を広げて大の字になり立ちはだかり言った。

 

マスク「・・・・諸君!!

今回彼らが敗北したのは私の責任である!

だが、彼らは落し物とはいえその場で組み上げたガンプラでかの歌姫達に挑んだのだ!

 

その勇気、私は勝敗に関係なく評価に値する!

諸君らもそれを理解できるもの達ならば、彼ら2人と歌姫達に拍手を!!」

 

マスクの一声に戸惑っていた観客も次第に拍手をし始めてこの場が拍手で包まれた。

マスク「では!!

私はこの後用事があるゆえ失礼する!」

 

マスクはそう言い終わると観客をかき分けて疾走とかけて行った。

ハルナが呼び止めるもマスクの姿はすでに見えなくなっていた。

 

ハ「・・・な、なんだったのかしらあの人は。」

カ「・・・さぁ、

けれど。

確かに彼の言う通り、貴方達は凄い人達よね。

素組のガンプラを乗ってすぐ使いこなすんだから。

 

貴方達、

おそらくガンプラバトル全国大会を目指してるんでしょ?」

茄「は、はい!」

カ「なら、貴方達の活躍、期待しちゃおうかな。

私は貴方達のチームの事、応援するわ。」

ハ「私も応援するわ。

今回みたいな敗北は、見せないでよね。」

 

茄「皆さん・・・ありがとうございます!

私達、絶対全国まで行きますから!!」

高「あの、部長さん。

あまりそういう事は大きな声で言うのは・・・まぁいいか。」

 

 

俺達はその後、歓声に包まれながらトライ・ルナライトの3人のアンコールライブを楽しみ。

その後ふと浮かんだ俺のアイデアを体現するために必要なガンプラを購入して時間はあっという間に過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

 

茄「はーーー・・・、

まるで夢のようだったなぁ。

トライルナライトの皆さんにも会えたしGミューズにも久しぶりに来れた。

今日一日本当に楽しかったよ、ありがとね高谷君。」

高「いや、俺の方こそ部長さんに感謝してますよ。

markII以外のガンプラを買えたし久しぶりにパーティバトルをできましたしね。

 

それに・・・誰かと一緒に出かけるなんて久しぶりだったから、すごく楽しかったです。」

 

帰り道、

部長さんと俺は2人で並んで駅までの道を歩いていた。

 

茄「・・・高谷君、

私、トライルナライトの皆さんの期待に応えたい。

私の約束を守る為に、そして高谷君達とあの場所に行く為に。

 

私も、精一杯頑張るから。」

 

高「・・・えぇ、

俺も帰ったら早速俺なりのゴッドガンダムを作って見せますよ。

俺のイメージを体現した俺だけのガンプラを。」

 

茄「うん!」

 

俺たちはそう決意をしあい、

俺たちは電車に乗って家路に着いた。

 

 

 

 

 

 

 

その後、

 

高「・・・なんであんなとこにいたんだよ兄貴。

いや

マ・ス・クさん?」

 

隼「な、何故ばれたし!?

・・・似てなかったかなぁ。」

 

後にマスクの正体は兄貴出会ったことがわかり、

俺は兄貴にどういうことかの説明を夜までさせたのだった。

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