…………申し訳ございません。
その女性はとても美しかった。むしろ眩しかった。
肩まで伸びた美しい金色の髪。流れる光のウェーブがまた美しい。形の整った輪郭。青色の瞳。眩しいくらいに白い肌。その全てが美しい。
気付けばその女性がやっている人形劇に自然と足が向かっていた。
街探索?そんなの後でいいんだよ!
人形劇もなかなかの賑わいで大人子供構わずたくさんいた。
「人形劇なんていつぶりだったっけ?」
懐かしいな。確か最後は小学生の時だっけか。うん。だいぶ懐かしいな。
そんな干渉に浸っていると物語がクライマックスに来たらしく、賑わってきた。
クライマックス位見とかないとな。そんな軽い気持ちで見ていた筈なんだが気付いたらめちゃくちゃ集中して見ていた。
面白すぎんだろ。ほんとに。
そんなこんなで人形劇が終わった。
「いやー面白かったなー!」
そんな独り言を呟いていると
「子供達より集中してたものね」
後ろから声がした。
「きみはさっきの」
人形劇をやってた人だ!ヤベェテンション上がってきた!
「どうだった?」
「君が可愛かっ………すごく面白かったよ!」
あっぶねぇー!これ言ってたらただの変人や
なんて馬鹿なことを考えながら彼女の方を見てみると
「………」
正直死ぬかとおもたでござる。
だってちょっと頬を赤く染めて若干こっち睨んでんだもん。破壊力やべぇーよ。これ。
「なんてこと言おうとしてんの?」
しかも言いかけた言葉バレてるし。
「はははは」
笑ってごまかした。
そして気付いた。彼女はうちと同じ高校の制服を着ていることに、しかも同じ学年。
「君、うちと同じ高校なんだ。」
「あなたと同じクラスじゃない。」
…………嘘だろ∑(゜△゜;)
だってこんな美女いたら気づくだろ普通
「旋風双雲だったわよね?」
「うん。そうだよ。」
なるべく動揺してないふうに見せたがうまくいったみたいだ。
「ていうかなんで名前知ってんの?」
「クラスメイトの名前が載ってる紙。黒板に貼ってあったでしょ?」
「あー、うん。あったね。」
そんなんあったっけ?
「あれにあなたの名前が載っていて変わった名前だなーって思ってね。」
そう言ってクスクスと笑った。
うむ可愛い。
「えーと、君の名前は?」
「アリス。アリス・マーガトロイドよ。」
「アリス・マーガトロイドか。いい名前だね!」
褒めてみたけど反応はいかに!
「っ!………」
やっぱり赤くなった!可愛いぜ!アリス!
あれ?これって一目惚れしてね?
「ほ、褒めても何も出ないんだから!」
ツンデレ属性持ちだと!!………これはやばいかもしれん。なにがって?なんでもいいんだよ!!
「そう言えばあなた。こっちの人じゃないわよね?」
こっちの人とはおそらく幻想郷生まれの幻想郷育ちの人間のことだろう。
「うん。違うよ。」
「ということは街はまだ見てないのよね?」
「うん。」
「私も買いたい物があるし。良かったらこれから街の観光ついでで一緒に行かない?」
………まじかよ!
「お願いするよ。」
「うん♪じゃあいこうか?」
おらやっただよ!むこうの世界の母ちゃん!
しばらくして
「今日はありがとうアリス。」
「こちらこそ荷物持ちしてもらって悪いわね」
「きにすんな!ほんのお礼としてな!」
「今日は楽しかったわ。それじゃ、おやすみ。またあした。」
「あぁ!またあした。おやすみアリス!」
挨拶をしてアリスとわかれた
明日がすごく楽しみだ!
俺の人生、凄くいい風に乗ってるのかもな!
そんなことを考えながら俺は帰路につくのであった。
どやぁ!頑張ったぞ!
次回もお楽しみに!!!