すみません読者の皆様。3連休に浮かれて遊んでたら仕事始まってしまい投稿する暇が無かったのです・・・
簡単に言うと言い訳ですね。ハイ!
とりあえず今回は魔理沙と縁の掛け合いが楽しかったです。この組み合わせ意外と好きかもしれない。
私は今日紅魔館へ向かっている。
先日の異変が解決したので関係者に取材しようと思いたったのだ。この間の異変は八雲紫から博麗の巫女が見事異変を解決したと聞いているがその話に違和感を感じた。
理由は簡単、あの時の空を覆っていた紅い霧の無くなる速度が自然的では無かったから。
私は真実を知る為に紅魔館へ行くのだ。
紅魔館の門まで行くとあの忌々しい中級妖怪がいた。
「お久しぶりです!清く正しい射命丸です!取材したいんでそこどいてもらってもいいですか?」
仕事の為だ。心を捨てろ私、今は怒りを鎮めるの。
「お久しぶりです。貴女に会いたかったんですよ。あの時は私が強くなれるきっかけを作ってもらって本当に感謝してます。えっと私の事は覚えてますか?美鈴です」
「あっ、えーと、美鈴さんでしたね。すっかり忘れてました。何分私も忙しい身でして」
雑魚の名前を一々覚えてやるわけがないでしょ?コイツやっぱりバカだわ。
「この間の戦いの時と違って元気はつらつな感じですね」
「そりゃあ私の本来のお仕事ですからね」
仕事は本気でやらないと何処で他の天狗に見られてるか分からないし、天魔様や大天狗様に告げ口されたら大目玉喰らうから手抜きは出来ないのよ!
はあ・・・まあいいわ。さっさと仕事しよ。
「それでは取材するので」
私はそう言って中に入ろうとしたが止められた。
「おっと、招待状が無いと館には入れれないんですよ。すみません」
「取材するだけですからお願いします」
私がこんな雑魚妖怪に頭を下げるのは
「どうにかしてあげたいですけどすみません」
すみませんじゃないわよ!あんたがそこをどいてくれるだけで全て解決するの!ホントこれだから中級妖怪は頭回らないわ。
どうしようか悩んでいると八雲家の面々が現れた。
「あら?久しぶりね。こんな所に天狗がいるなんて」
「あっ、射命丸さんじゃないですか。お久しぶりです」
八雲紫と八雲縁は私を見るなり話しかけて来たが八雲藍は中級妖怪に紙を渡している。恐らくあれが招待状なのだろう。
「こんなところでどうしたんですか?射命丸さん」
「あははは、実は取材をしに来たんですけどここの門番は真面目な方でして入れてもらえないのです」
八雲紫と藍はだろうなという感じでこっちを見ていた。少しムカつきますが私よりも実力は上でしょうから逆らわないようにしときましょう。それとは対照的にうーんと唸りながら何か考えてる八雲縁。そして考えがまとまったのか中級妖怪の方に近づいて行き手を合わせてお願いしている。
相変わらずお人好しね。でも今回はそれに助けられそうだから良しとしましょ。
「お願いします美鈴さん。射命丸さんは純粋に取材がしたいだけなんです。だからお嬢様やフランちゃんに危害を加えたりしません。もしも危害を加えるようなら私が力づくで止めます!」
「うーん、まあ縁さんには日頃お世話になってますし、そこまで言うなら・・・・特別ですよ?」
「ありがとうございます!射命丸さんOK出ましたよー!」
私の方を向いて手を振ってくる八雲縁。この私を力づくで止めようなんて舐めたこと言ってるけどここは素直に感謝しとくか。
「ありがとうございます。このご恩は忘れませんよ!」
そして八雲家の面々と共に館に入ると大広間に恐らく今回の異変に関わったであろう人物達が食べ物やお酒をつまみながら楽しく会話している。
とりあえず今回の異変解決者である博麗の巫女に全体像を聞いてみよう。
「どうも!清く正しい射命丸です!霊夢さん今回の異変解決おめでとうございます」
「天狗か、何?」
うわぁ、こっちが丁寧に挨拶してんのに無愛想な巫女。それどころか邪魔と言わんばかりに嫌そうな目で見てくる。仕事じゃなかったらぶん殴ってるわ。
「実はですね。霊夢さんの活躍を記事にしようと思いまして、それで少しその時のお話を聞けたらなぁと」
「ふーん、異変の主謀者はあそこの吸血鬼姉妹よ。あいつらに聞いたら?私はお酒とお料理を食べるので忙しいの、邪魔しないでくれる?」
「アッ、ハイ」
この巫女はホント妖怪の恐ろしさを1回教えてあげた方が良いんじゃないかと思うほどの態度ね。妖怪の山にでも来ようものなら軽くお勉強させてあげるんですけどね。残念ながら妖怪の山にはわざわざ異変を起こそうと思う馬鹿は居ないのでそれは実現しなさそうね。
私は舐めた態度の巫女に軽く
「どうも初めまして!清く正しい射命丸です!異変お疲れ様でした!」
門番以外は初めて会うから第一印象を良く見せなきゃね。とりあえず挨拶と同時に軽く頭を下げてレミリア・スカーレットの顔を
「縁から天狗が取材に来ていると聞いていたがお前か、用件はなんだ?」
やっぱり呼んでも居ないのに入って来たせいか少し警戒されてるわね。
「この間異変の事を記事にしようと思いまして少しお話を聞かせてもらえませんか?」
「なんだ異変の事か」
「なになに、お姉様私も混ぜて」
話が聞けそうだったのに横から吸血鬼の妹の方が無理矢理会話に混ざろうとして話が止まってしまった。
まあいいわ。これで少しでも真実に近づけるなら、面白い記事が書けそうだしね。
「ちょうどいい、私とフランがあの時の異変の話をしてやろう」
「ん?異変の話なの?いいよーしてあげる」
「ありがとうございます!」
それから吸血鬼姉妹の話を聞き、他の人妖達にも聞いたがみんな答えは一緒だった。
フランドールが博麗の巫女に負けて異変は終了。
紅い霧も負けた為に全て消したと言っていたけど怪しいわ。でもこれ以上は話を聞けなさそうだし撤収ね。
「はあ、骨折り損のくたびれもうけね」
大した成果も無く、後日話に聞いた通りのネタを記事に書いた。
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「天狗帰ったみたいだぜ霊夢、そろそろホントの話を私に聞かせてくれても良いんじゃないか?」
「何のこと?」
「とぼけたって無駄だぜ。私はあの縁とかいう妖怪には会ってないし、そもそもレミリアはあいつの命令で動いてると話してたじゃないか。私がパチュリーと戦ってる間に何があったか聞かせろよ」
あの縁ってヤツの素性も気になるけどまずは異変の話だよな。異変の話を聞いた後にあの縁とかいう妖怪に話を聞きに行こう。
「天狗に伝えたのと殆ど一緒よ。ただ・・・」
「ただ?」
霊夢が言い淀むなんて珍しいな。やっぱりあの後何かあったんだな。
「あいつと引き分けただけよ」
「な!?マジかよ」
霊夢に引き分けるなんて化け物かよ!妖力自体はレミリアやフランドールとかより遥かに下なのに・・・表面的な実力じゃあいつは測れないみたいだな。
でも霊夢は勝ち負けとかにこだわりはあんまり無いはずだが何で言い淀んだんだ?
やっぱりあの縁とかいうヤツは要観察対象だな。良し、そうと決まれば話を聞きに行くか!
「霊夢に引き分けるなんてやべぇな。ちょっと話してくる!」
「あっ、ちょっと魔理沙!」
私は霊夢が止めるのも無視して縁の元へ向かった。
「よう!飲んでるか?」
「酒!飲まずにはいられないッ!あの親父と同じry」
な、何言ってんだコイツ・・・、まあ気を取り直して話しかけるか。
「ちょっと聞きたいんだけどさ」
「グビグビ」
「あの霊夢とは」
「グビグビ」
「霊夢とどういった・・」
「グビグビ」
「飲んどる場合かー!!」
「よ、ようやく言ってくれましたね・・・、急性アルコール中毒で死ぬんじゃないかと思いましたよ」
「じゃあのむの止めれば良かっただろ・・」
「それじゃあ私の気持ちが満足しなかったので」
「ああそうかい」
何なんだよコイツ。実力どころか性格まで意味不明じゃないか。こんなのと霊夢はまともに会話出来たのか?いや、それ以前に何故コイツが紅魔館の面々や幻想郷の賢者と名乗るヤツとかと普通にツルめてんだ?
ダメだ、相手のペースに惑わされるな。きっとこれがコイツの戦法なんだ。霊夢もきっとコイツにペースを乱されて本来の実力を出せなかったに違いない。
「ところで話とは何ですか?」
「そうだったそうだった!あまりにも衝撃なファーストコンタクトだったからすっ飛んでたわ。霊夢とはどういう関係なのか教えてくれ」
危ねぇ、言われるまで完全に忘れてた。だがこれでコイツが霊夢と似てる理由がはっきりするな。
「関係ですか。うーん、強いて言えば幻想郷の賢者の式と博麗の巫女っていう薄い関係ですかね?」
「嘘つけ!お前ら顔そっくりじゃんよ!その辺どう説明つける気だ?」
「まあこの世にはそっくりさんが7人はいるって言いますし、それに魔理沙さんのそっくりさんでウフフとかいう人も居るかもしれませんよ?」
「いねぇよそんな気持ち悪いヤツ!」
「やはり旧作との関わりは薄いのですね・・あっ、今のは独り言なので気にしないで下さいね」
ヤバい、コイツの全てが分からん。何かただ自分が弄ばれてるだけのような気がしてきた。ああもう!こんな時はアレに限るよな!
「おい、弾幕ごっこするぞ飛べ!」
「あの魔理沙さんに試合を申し込まれるなんて光栄ですね」
「けっ、そんな皮肉言えないくらいコテンパンにのしてやるよ」
「皮肉のつもりは無かったんですが、まあ今はそう言われても仕方ないですね」
全く理解出来ないヤツだ。けどこれで実力だけはハッキリするな。霊夢が引き分けたのが偶然や運なのか、それとも実力なのか、試させてもらうぜ!
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宴会でみんなが酔い潰れ、私と縁だけが起きていた。私が一人テラスで夜風に当たっていると縁が私の隣にやってきた。
「ふぅ、宴会楽しかったわね。魔理沙はあんたに負けて怒って帰っちゃったけど」
「あはは、魔理沙さんも霊夢さんと同じくらい強いと思ってたのであの結果は予想外でした・・・」
「はぁ、勝ったのに俯いて反省するなんて妖怪らしくないわね。それに私と戦った時と口調も違うし」
「こっちが素ですよ。あの時はラスボスっぽく威張ってみただけですし、それに妖怪らしくないのは元々私が人間だったからです」
「ふーん」
コイツの妖力って明らかにあの八雲紫とかいうヤツの妖力の質と同じなのよね。だから普通の妖怪とは違うと思ってたけどやっぱり元は人間だったのね。
「どうして妖怪に?」
「気付いた時には式になってたとしか分からないですね。紫様から教えていただいたのは私の村は妖怪に襲われたらしくその時に生き残ってたのが私一人だけだったらしいです」
「じゃあ妖怪になる前の本名もあるわけよね?人間として生きようとか考えたりしなかったの?それに妖怪に襲われたのに妖怪の中で生きようなんて、悪いけど普通人間なら気が狂ってるとしか思えないわ」
「私は式になる前の記憶が全部無いんですよ。紫様曰く妖怪に襲われたショックと家族を目の前で失った悲しみ何かで記憶を無くしたんじゃないかって」
「そう、苦労してんのね」
「でも今は毎日が楽しいですから」
そう言いながらこちらを向いた縁の笑顔は満月の光を浴びてすごく綺麗だと思った。
みんなが酒に酔い潰れてる中で私と縁だけがこの空間に居るような気分になる。
なぜだか分からないがずっとこのままでいられたら良いのにと思う。
なんで私はこんな事を考えてるんだろ?
「縁ぃ〜帰るわよぉ」
この空間を消し去るように八雲紫が私達の間に入って来た。
「紫様お酒臭いです・・・」
「うるさ〜い」
ペシペシと縁の頭を扇子で叩く八雲紫。私はそれを見ていた。この何とも言えない気持ちは何だろう。何でこんな事を?
「それじゃあおやすみなさい霊夢さん」
縁は紫を支えながら一歩また一歩と去っていく。
「まっ・・・おやすみ縁」
止めたところで何かが変わるはずないのに止めようとした自分にイラつく。そして私の言葉が聞こえたのかこちらを向き軽く頭を下げてまた歩き出した。
「今夜は飲み過ぎたかしら?博麗の巫女は何者にも動じないのに、これはお酒のせいで能力をちゃんとコントロール出来てないだけ」
大丈夫、明日からはまたいつもの私に戻れる。アイツはただの妖怪、それ以上でも以下でもない。この感情は酒のせい。
「帰ろ」
私は一人博麗神社に向かい空を飛ぶ。
射命丸のゲスさに磨きがかかっております。彼女には悪いがゲスキャラとして生きてもらおう。
そして魔理沙のノリは世界一ィィィィィィィ。これはもう縁と魔理沙のコンビでメイン張れるレベルでしょ。
そして今回真面目枠で霊夢を使いました。
霊夢さんの感情は恋では無いです。これだけはハッキリ言っとかねばなるまい。さあて妖々夢はどうなるのか過度な期待はせずに待ってて下さい。