5人の天狗に囲まれる縁。絶対絶命の危機を自らの能力によって抜け出した縁。さて、これからどうなってしまうのであろうか? CV界王
前書きいらないんじゃ無いかって思い始めてます。
ふ、フリーザ様の台詞で余裕を見せた私だったが、これは勝てんかもしれんね。
だってあの老天狗速いんだもん!触れないし、死角から刀の攻撃が飛んでくるし!
く、クソ、こんな筈じゃ・・・
「どうした?さっきの余裕はどこへ行った八雲の式よ」
うー、ムカつく!主に自分に!
フリーザ様の台詞を使っておきながらこの醜態は万死に値する!
「妖力の大きさが、戦力の徹底的差ではないことを教えてやる!」
と赤い人の名言を借りて言い返したが事実手も足も出ない。
妖怪としての格もあるが、質や年季も老天狗の方が上である。
私の能力は直接触れた相手にしか効かないので、実力差があり過ぎると成す
こんな時に日頃から藍に言われた通りに真面目に修業してれば良かったと思う。
あぁ、屋敷から藍の声が聞こえてくる錯覚がする。
「だからあれほど真面目に修業しろと!」
藍なら言うね、絶対。
とりあえず避ける技術だけは紫や藍との実戦形式の修業で達人レベルまでなったんだが、避けるだけでは勝てないのが世の常である。
「避けることしか出来ぬ腰抜けが八雲の式とは、やはり人間とは能力が無ければ我らの餌にしか過ぎんな」
プチッ、と何かがキレる音がした。
紫を馬鹿にするのはいい、人間を下に見るのも当然だ。だが、私達はお前らに喰われる為に産まれた訳ではない!!
あの娘だって本当は幸せになる筈だった・・・、あの娘って誰だっけ?
とりあえず何だかブチギレモードに入ってしまったので目の前の天狗を全力で潰すことにした。
八雲の式だからとか、余裕見せるとか関係ない!
私は目を瞑り動きを止める。
「諦めたか?この小童がぁぁぁぁ!」
風を感じる、そして妖力も、老天狗が此方に向かって突進する気配を感じる。
私はアニメやゲームが好きだ。そんな中の技というより能力をスゲェーと思って見ていたアニメのキャラがいる。
空間に拳で
硝子を割るように。
老天狗の気配が目の前まで迫って来ていた。今だ!
拳を老天狗に叩き込もうとする。
老天狗の刀と拳が触れ合った瞬間。
パシリ
何かが割れたような音と共に老天狗の刀が粉々になり、そのまま老天狗の顔面に拳が直撃した。
拳が当たった老天狗は弾丸のような速度で地面に叩きつけられ、轟音と共に天魔の屋敷の近くに大きな穴を開けた。
「
と叫びながら天魔は老天狗の所へ飛んで行った。
やべ、やり過ぎたかな?
しかし我ながら驚きである。まだまだ使いこなせていないけど、まさかONE PIECEに出て来る白ひげのグラグラの実の能力を妖力とイメージだけで再現出来るとは・・・
感無量!
この一言に尽きる!
これは要修業だな!帰ったら藍に頼んでみよう。
技を出した感動の余韻に浸っていると、いつの間にか紫と藍が来ていた。
藍は無言で地形の修復作業に取り掛かっている。
あ、これあとで怒られるな。
紫は私を見て微笑み一言。
「帰ったらお説教よ♪」
ハハハ!デスヨネー(泣)
こうして私のはじめてのおつかいは終わったのだ。
因みにグラグラもどきは結界だろうが何だろうが破壊出来ます。博麗大結界は能力と合わせれば破れる筈。
このあと、お説教されて技は危険なので使用禁止にされましたとさ。めでたし、めでたし
吸血鬼が来るのはもう少し先になりそうですね。