ここからが本当のスタートさ!
おぜう好きなんで
こんなに月も丸いのに、どうして私は憂鬱なのだろう・・・
吸血鬼に産まれ、最高の力と能力を所持するこの私が、何故下らない侵略戦争を仕掛けねばならない。
コンコンコン
「レミィ入っていいかしら?」
私の部屋の扉をノックする音と友人の呼び声が聞こえてきたので扉の方に振り返り開いてる事を友人に伝える。
ガチャリと扉が開きそこには寝巻きのような服を着た私の友人、パチュリー・ノーレッジが目の前に現れた。
「転移魔法の準備は出来たわ、あとは約1ヶ月後の満月の夜に他の吸血鬼と共に妖怪達の楽園に攻め入ればいいだけね」
淡々と説明してくれる我が友人パチュリー。
はあ、と溜め息を吐いて憂鬱な顔に戻す。
「レミィ何を悩んでいるの?」
友人は聞いてくる。
「パチェ、私達は最強にして最高の種族である吸血鬼よ?」
「そうね」
「その私達が何故消える事を前提に移住しようとしてるのかしら?」
「人間達に忘れ去られていくからよ」
「ならば思い出させてやればいい!人間達が私達の家畜でしかない事を!下等種族の認識次第で私達が消えることがそもそも可笑しな話よ!!」
「そう言って貴女より歴史のある種族達が消えていったのは知っているでしょ?」
「・・・分かってるわよ」
いつだってパチェは冷静だ。
私の煮え切らない心を道理で諭してくれる。
私の我儘を無理をして叶えてくれる。
だから信頼もしてるし妹の事や図書館の事も任せてる。
「幼い頃からの親友にだけは頭が上がらんな」
少し偉ぶってみた。
するとパチェは笑いながら
「それなら少しは我儘を我慢して欲しいものですわ。御当主様」と返してきた。
私もフッ、と鼻で笑い少し喉が渇いたのでメイドに紅茶を出させる事にする。
「咲夜ー!紅茶だ、早く持って来なさい!」
私は大声で叫ぶといつの間にか銀髪の見た目14歳位の少女が目の前に現れ、立って話していた私達に紅茶を渡してくる。
彼女の名前は
彼女は時を操る能力を持っていたので収集癖のある私はメイドとして手元に置いた。
他の人間のメイドより遥かに優秀である。私のお気に入りの人間だ。
「さすが我が従者、だが忘れるな?お前は人間で私は吸血鬼。お前は家畜でしかない」
咲夜は私の前で
そんな彼女の首に私は近づき噛みつく。
そして血を吸い取る。
彼女は小さく喘ぎ声を上げ、身体が火照り始めていた。
「そういうの私が居ないところでやってくれないかしら?」
親友が汚物を見る様な目で私を見ていた。
「ふぁっへ、てんひょんがあふぁってひぃたの」
「血を吸いながら話すのやめて。お行儀悪いわよレミィ?」
パチェに子供みたいな扱いをされたので噛み付くのをやめて、パチェを睨む。
「テンション上がったからしょうがないでしょ?それと子供扱いしないで!」
パチェは呆れた顔をしながら咲夜の首元を持ち歩いているハンカチで拭っていた。
「貴女の吸血プレイを見せられて喜ぶほど私は変態じゃないの。咲夜大丈夫?」
「はぁ・はぁ・・・大丈夫・です」
私をあしらいながら咲夜を気遣うパチェ。少しムカつく・・
私は再び月を見るため窓の近くに行った。
「妖怪の楽園で私に惹かれている運命が1つ、一体誰かしら?」
私の運命の糸に交わろうと無理やり伸ばしてくる糸が一本・・・・
「それだけが楽しみね」
違うんだ。俺が考えたおぜうはもっとカリスマに溢れて、「見ろ!人間がゴミの様だ!」とか言っちゃう感じの筈なんだ。
おぜうの話はキャラがしっかりしてるからか、紫と天魔の話よりスムーズに言葉が出てきました。
おぜうはフリーザ様の台詞を1度使う予定です。
しかしストーリーはふわふわな構想から作るのである。