恋姫異聞 白武伝   作:惰眠

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すみません、お待たせ…しました…か?

読んでいただけると嬉しく思います。




八 帰服

 

 日が落ちた。

 闇夜であれば、奇襲、夜襲に利すことになっただろうが、あいにくと夜空に浮かぶは満月、煌々と地を照らしている。おかげで道を間違うこともなく、古ぼけた砦が頂にそびえる丘の麓に到着していた。

 もちろん身を晒して近付くような真似はせず、丘の麓まで迫るように茂っている森の中を進んできている。今もその木陰から覗くように丘の上を見上げていた。

 

 それほど高い丘ではない。が、一息に駆け登ることができるほど低いわけでもない。

 

「…バレますね、これは。普通なら…」

 

「ああ、確かにこれ以上は隠れて近付くことはできないだろうが…」

 

 溜息まじりの錬の呟きに、李壮は同意を示しつつも怪訝そうに眉間に皺を寄せる。

 

「…俺には、見張りがいるように思えないんだが…」

 

「…奇遇ですね、オレにも、です…」

 

 今いる場所から見える範囲に人影はない。砦に人がいない、というわけではない。閉じられた門の奥は中空が赤く染まっていて、篝火のように大きな灯りが()かれていることを示している。だが、それは明らかに門から離れた奥のほうのことであり、気配を探るに、確実にそうだとは断言できないが、門の付近に人がいるようには感じられない。

 

「ん~、もう突っ込んじゃってもいいんじゃないかなあ?」

 

 同じように様子を窺っていたものの、じっとしているのに飽きたのか、若干なげやり気味に言い放った楽就が棍を片手に立ち上がろうとする。

 

「い、いやいやいや、ちょっと待って」

 

「そうだ、ちょっと待て、就。先走るんじゃない。少なくとも長基たちが戻ってきてからだ」

 

 砦に門はふたつ。今、錬、李壮、そして楽就が監視しているのは東門にあたる。そして、丘をぐるりと回って西側にあると思われる門の確認には、丁延と李豊が向かっている。その結果によってこれからの行動は変わってくるのは当然だ。

 向こうの門もこちら同様に無防備なのか。まさか、とは思うが、近隣の村々が長らく従順だったことを考えると反撃があることなど思いも寄らないのかもしれない。そうであるならば、それは好機に他ならない。一気に片をつけようと、楽就の言うことも分からなくもないのだが、こちらも合わせて無策になる必要もない。なにより、賊を逃がしてしまうわけにはいかない。ひとりふたりなら構わないが多くを逃してしまえば、更なる報復の危険性もある上に、計画にも支障が出る。当然にして逃げ道はふさぐ必要があり、一方の門から突入するのなら、別の門を封鎖しなければならない。そのために丁延と李豊のふたりにふたつめの門の様子を探りに行ってもらったのだが…

 

「…全く警戒の様子もありません。もう、このまま突撃して蹴散らしてしまっていいのではないでしょうか?」

 

「いや、季宛さんまで…」

 

 合流してすぐに憮然とした表情を隠しもせずに言う李豊に、思わず顔を引きつらせる錬である。

 

「ただ季宛の言うことにも一理ある。ここまで油断してくれているのなら、十分に虚を突くことができるだろう。西側の門にひとり置いて、残りでこちらから突入する、それだけで十分に制圧できるのではないかな?」

 

「…であれば、あちらに回ってもらうのは、季宛か就のどちらかだが…」

 

「では、私があちらに参りましょう。そうですね…200ほど数えたのちに突入ということで、どうでしょうか?」

 

「そうだな、では、そののちにこちら側から四人で突入としよう。迅速に近付き、以勇が足場になって就に門を乗り越えてもらい、中から門を開ける、ということでいいな?」

 

 向こう側を確認してきた丁延が言い、李壮、李豊と受け合い、丁延が細かな流れを決めて確認を取る。それに全員が頷くのを見て、丁延が李豊へと向き直る。

 

「季宛はあちらの門から一息のところで待機、逃げ出すものがあるようであれば阻止するように。門を越えて突入するかどうかは季宛の判断に任せる」

 

「承知いたしました」

 

「よし。では、もう一度確認しておくぞ。まずは我ら全員が無事に帰ることが第一だ。第二に賊の制圧、可能な限り殺さず無力化することを目指す、ということでいいな?」

 

 改めて丁延が方針を確認して、四人が再び頷き、丁延が頷き返す。

 

「それでは始めよう」

 

 その言葉に全員が行動を開始した。

 

 

 

「…200。よし、いくぞ」

 

 丁延が合図を出し、四人が一斉に走り出した。先頭は李壮、次いで楽就、錬と丁延が少し遅れて後に続く。姿勢を低く、摺り足に近い足捌きで、可能な限り素早く。半ばまで登っても砦側に動きは見られない。やはり油断か、見張りの類はいないようだ。そうと分かれば、とばかりに李壮が走る速さを上げ、なんの障害もなく門までたどり着く。

 丸太を組み合わせた防壁や同じ造りの両開きの門の高さは15尺(約3.6m)ほど。その門にもたれるように李壮は向きを変えて背をつけ、両手を組んで構えた。続く楽就は、走る勢いを緩めないまま、構える李壮の両手に片足を掛けると、李壮が両手を振り上げる力も利用して跳び上がり、手や足を掛けることもなく門を越える。

 15尺以上の高さを危なげなく着地すると、楽就は素早く周りを見回し、人影がないことを確認する。

 

(なにやってんの、こいつら?)

 

 賊のあまりにもな体たらくに、筋違いな怒りのような呆れのような感想を抱きつつ、楽就は振り返って門の内側へと目をやる。門は内側に太い角材2本を閂にしてある。それを急いで外すと、振り返って砦の奥へと警戒を向けながら棍を構え直すと、後ろ向きに棍を突き出して門を叩いた。

 その音と振動は門に身体をつけていた李壮へ合図として伝わる。追いついた錬と丁延のふたりに頷くと、三人で協力して門を引き開ける。さすがにその音は大きく響く。

 

「おい、なんだ、今の音は?」

 

「東門のほうだぞ?」

 

 そんな声が砦の奥、中央へ向かう広い通路の向こう、灯りのほうから聞こえると、何人かが走る足音が続く。

 

「来るよ」

 

 楽就が短い警告を発し、それを聞いた三人は、門をくぐりながらそれぞれの得物を、錬と李壮は棍を、丁延は弓を構えた。

 

「よし、そのまま、中に就、左に以勇、右に士泰だ。いくぞ」

 

 三人の後ろで矢を矢筒から抜きながら、丁延が警戒の視線を前方の大路へと向けると、角を曲がって数人の賊徒が姿を現す。ひとりふたりと松明を灯りとしており、矢で狙い撃つには絶好の的だが、丁延は自重した。当たり所によっては殺してしまう可能性が高いし、なによりこちらに飛び道具があると知らしめることで賊の警戒を引き上げてしまうからだ。ゆえに賊側が飛び道具を使うことにのみ注意を向けることにした。もっとも砦にいて外部へと警戒しているのならまだしも、これほどに油断している賊がこの状況で弓を武装しているとは考え難く、杞憂になりそうなことは分かっていたのだが。

 

 棍を構えた楽就が先頭を切って走り、遅れまいと李壮と錬が続く。向かう先は大路の先に現れた賊徒どもだ。

 

「な、なにものだ、きさ…ぐあっ」

 

 こちらに気付いた賊のひとりが上げた誰何(すいか)の声は、楽就による棍の一撃によって断絶させられる。

 勢いが乗った跳び込み突きでその賊徒を吹き飛ばして昏倒させたが、楽就はそれに一瞥もくれることなく、着地とともに横薙ぎで次のひとりを叩きのめす。

 その左右では、李壮と錬も棍を振るって賊徒を叩き伏せ、止めを突き込むことで意識を断つ。

 一瞬で四人を、次の瞬間で更に三人の意識を刈り取ると、さすがに賊側も気を取り直し、剣を抜いて構えるが、その動きさえ隙として、あるいはそんなものには関わらずに攻め手を加え、更に四人が地に伏せる。

 

「あっ、おまえ…くっ」

 

 そこまできて、後ろにいた賊のひとりが錬を見て目を丸くすると、

 

「おい、おまえ、戻って大将に伝えろっ! こいつら、丁荘里のやつらだっ!」

 

 仲間のひとりを捕まえてそう言いつけ、覚悟を決めた表情で錬に向かって斬りかかる。錬を見知っていることから丁荘里を襲撃した集団にいた者のひとりだろう、その賊徒の剣を棍で払い除けた錬は、持ち手を替えつつ放った突きはかわされたものの、そのまま二度、三度と突きを重ねることで、その賊徒の防御を突き崩して眉間を打ち抜き、昏倒させた。

 

「よし、とりあえずは制圧したな」

 

「ひとり逃げた。そこの角を右だ」

 

 周りを見渡して、立っている賊徒がいないことを確認した李壮が言い、一歩引いて状況を注視していた丁延が指摘する。それに頷いて錬が続ける。

 

「追いかけましょう。このままの勢いで屈服させるべきです」

 

「士泰の言う通りだ。よし、行こう」

 

 丁延の言葉に止めていた足を動かし、四人は再び走り出す。

 

 大路の角を曲がると、その先に煌々と燃える篝火が見えた。

 篝火に照らされた、そこは開けた広場になっていて、その広場には100人以上と思われる人々がいた。手前には剣や槍を構えた賊徒どもが立ちふさがるようにしていたが、その後ろにはどうにも賊らしからぬ人々が怯えたように身を寄せ合っているのも見える。

 その光景に違和感を覚えた錬だったが、今は余計なことを考えている場合ではない、と足を速め、

 

「よし、突っ込んでかき回せっ!」

 

 という丁延の背後からの声に、おう、と答えたところで、

 

「待ってくれっ、降参するっ!」

 

 前方からの精一杯の大音声に、つんのめるようにして急停止した。

 

 

 

 唐突な降参宣言に、攻め込んだ四人は動きを止めた。降伏(それ)こそが第一目標だったのだから当然のことだが、かといって警戒を緩めるわけにはいかない。擬態である可能性を捨てきれない限りは。ゆえに立ち止まったものの構えを解くことなく、四人は賊の集団へ変わらず警戒の視線を向ける。

 その視線に応えるように賊徒のひとりが歩み出た。その男は、内心はどうであれ、怯みを見せずにゆっくりと錬たちのほうへと近付き、そして四人から5丈(約12m)ほどを空けて立ち止まった。それに、丁延が声をかける。

 

「…降参する、と言ったか?」

 

「ああ、受け入れてもらえるか?」

 

「まずは武器を捨ててもらおう。もちろん全員が、だ。話はそれからだ」

 

 丁延の横柄とも言える要請に、賊徒の代表らしい男は眉をひそめるが、堪えるようにして口を開く。

 

「…武器を置くのは構わない。ただ、命の保証をしてくれ。これ以上は誰も傷付けない、と」

 

「…望みを言える立場だと思うか」

 

 だが、丁延は飽くまで強気を貫く。

 それは優位に立つためだった。急襲の勢いはすでになく、もし賊らが精神的劣勢から立ち直れば、敗北はしないまでも梃子摺(てこず)ることは想像に難くない。ゆえに賊らの反抗する意志を殺いでおく必要がある。そのためにも武装解除は必須であり、精神的にも優位に立っておく必要がある。だから、

 

「まあ、いいだろう。抵抗したり逃げ出したりしない限りは、こちらから手は出さないと誓おう」

 

 と、その賊徒の要望を受け入れる。

 強圧を示しながらも寛容さを見せることによって、相手は決裂を避けるため、交渉の余地のある間に決着を得ようとする。

 

「…分かった。すぐに皆に伝えよう…」

 

 男は、溜息を隠すことなく答えると背後を振り向き、

 

「全員、武器を置け。手向かいは考えるな。今は命あるだけでも有難い、と考えよう…」

 

 その声に、騒がしく金属が落ちる音がこだまして応えた。

 

 

 

「さて、まずは質問といこうか」

 

 武装解除を確認した後で丁延は、賊徒の代表に気絶させた賊どもを広場まで運ぶよう命じた。その間に錬に李豊を呼びに行かせる。そして、それらが一段落したところで、賊徒代表の男に視線を向けた。

 

「まずは、どうして降参する気になった?」

 

「…その前に質問に質問を返すようで悪いが、あんたがたが丁荘里から来たというのは本当か?」

 

 その言葉に丁延が代表して頷く。

 

「やはりそうか…昨日、そっちから帰ってきたやつらから、散々に蹴散らされたという話は聞いている。それで討伐隊が来る前にどこか別の場所に逃げ出そうと、残った者たちで話し合っていたところだったんだが、そこへあんたがたが襲いかかってきたってわけだ」

 

 話だけ聞いていると、こっちが悪者みたいだな…そんな感想を抱きながら、錬は両腕を組んだ姿勢で、じっと男の話に耳を傾ける。どうやらこちらの思惑に近いことになりそうだな、と思いながら。

 

「音がして、門の様子を見に行ったやつの話によれば、丁荘里の小ぞ…若者に加えて、手練(てだれ)ばかりが四人。そう聞けば、無駄に抗って撫で斬りにされる危険を冒すより、降参して生き延びることに望むを託すほうがいいんじゃないか、という結論に至ったんだ」

 

「なるほど…それで、それはあんたらの総意ということでいいんだな?」

 

「ああ、そう思ってもらって構わない…構わないが、俺たちをどうするつもりだ?」

 

 丁延の問いに男は頷いて答え、しかし顔を歪め、苦しげな表情を浮かべる。

 

「通常なら、捕らえた賊は官憲に引き渡して裁きを受けさせるところだと思うが…」

 

「…なにが言いたい?」

 

「見逃してくれないか。いや、俺はいい。どのような裁きも受けるつもりだ。だが、こいつらはもう足を洗いたいと思っているんだ。見逃してくれるなら、二度と略奪を働かないように誓わせる」

 

「…随分と虫のいい考えだな」

 

 そう言ったのは丁延ではなく、錬だった。本来は、交渉は丁延に任せて口を挟むつもりはなかったのだが、思わず非難が口を突いて出た。

 

「足を洗いたいと言うが、あんたらは、これまでどれだけの他の人たちを虐げてきたんだ? 命を奪った人はどれほどいる? 今度は自分が殺されるかもしれないからもう止めたい、などとその人たちが聞いたらどう思うか、考えたことがあるか? そもそも、本当に足を洗うかどうか、信用できるとでも思っているのか?」

 

 辛辣な言葉を連ねる。その羅列に、代表の男が、そして後ろで聞いていた賊たちが、打ちのめされたかのように項垂れた。それを見た丁延に、落ち着けとばかりに肩を叩かれて、錬は気まずげに一旦は口を噤むが、丁延に視線を向け、このまま続けさせろ、という意志を伝える。それに溜息とともに顎をしゃくることで応えて、丁延が先を促す。

 

「…このまま無罪放免されようなどと考えが甘いにもほどがある。あんたらにそれが許されていいはずがない」

 

「それならっ!」

 

 悲鳴のような声は、項垂れていた賊たちの中からだった。若い、錬よりも年下に見える少年が立ち上がって叫ぶ。

 

「それなら、俺たちはどうしたらいい? もう殺したくない、奪いたくないんだ。今でも夢に見るんだ、殺したやつの顔が夢に出てくるんだ。でも殺さなけりゃ…殺して奪わなけりゃ、俺が死んでた…俺はどうすればよかったんだよっ!」

 

 それは心からの声だったのだろう。そうしなければ自分の命がなかった、と。

 それを利己的と非難するのは簡単だが、人は誰しも聖人君子ではなく、利己的であって然るべき、とも言える。

 だが、

 

「だからそれを、死んだ人に向かって言ってみろ。あるいは、その遺族に、な」

 

 錬は冷たく跳ね退けた。

 

「あんたらが不幸だったのは確かだろう。だけど、あんたらはその不幸を他の人に押し付けて自分だけ助かろうとしたんだ。それを、辛い、と言って誰が納得してくれると思っているんだ?」

 

「それじゃ…それじゃあ、俺たちはどうすればいいんだ? どうすれば許してもらえるんだ?」

 

 力なく(くずお)れると、少年は呟き、項垂れる。

 

「あんたらを許せる人たちはもういない。それができるのは、あんたらに殺された人たちだけだからだ。だから、せめて、その人たちの遺志を遂げて、その無念を晴らすことくらいしかできることはないだろう」

 

 錬が告げる言葉に、今度は少年の横にいた男が問う。

 

「それは、それには、どうしたらいい?」

 

「知らん、と言いたいところだけどな…殺された人たちにも家族はいただろう。大事な人や守りたい人が。なら、せめてその人たちを、死んだ人に代わって守るくらいのことはするべきじゃないのか?」

 

「…そうすれば、許されるのだろうか?」

 

 今度の問いは賊徒の代表の男からだった。

 

「さて、な、さっきも言ったように、本当の意味で赦しを与えられる人はもうこの世にいないし、遺族や略奪された人たちが許してくれるかも分からない。おそらくは許してなどくれないだろう。だが、あんたらがこれまでの行為が罪だと感じているのなら、改心して、その罪を償いたいと思っているのなら、許されるかどうかなんて問題じゃないだろう?」

 

 錬の言葉に、代表の男は頬を張られたかのように目を見開き、そしてその目に決意を込める。

 

「それは…そうすることは、許されるのだろうか?」

 

「それも、許されるかどうか、ではないだろうな」

 

 男の問いに答えたのは丁延だった。

 

「それこそ、あんたらに憎しみや恨みをぶつけてくる人もいるだろうし、信用されることもないだろう。それは、あんたらが甘んじて受けるべき罰だ。それでも、あんたらがそうしたい、というのなら、俺たちが話をつけてもいい。だが、よく考えろよ。そうするってことは、今度はあんたらがその守るべき人たちの代りになるってことだぞ?」

 

「ああ、分かっているさ…」

 

 男は、苦しげに顔を歪めながら返答すると、彼の仲間たちに振り向いた。

 

「みんな、俺はそうしたい。そうしたところで彼らに許されるとも限らない。むしろ憎まれたままかもしれない。それでも、少しでも罪を償えるのなら…いや、自分を納得させるために、俺は、俺が奪ってしまったものを守りたいと思う。そうすることで怪我をするかもしれないし、死ぬかもしれない。だが、そうしたいと思う。みんなに無理強いはしない。だが、もし俺と同じような気持ちでいるのなら、助けてくれないか?」

 

「お、俺は、大将についていくぞ。俺も自分の罪を償いたい。もう夢に怯えたくはないんだ!」

 

 一番にそう叫んだのは、錬に喰ってかかった、あの少年だった。それを皮切りに次々と同意の声が上がっていく。

 そして、全員が、男の言葉に賛意を示すのにそれほど時間はかからなかった。

 

 

 

 

 

 





ムリヤリ感がすごい…
いや、自分でもこんな簡単に説得されんだろう、とは思うんですが…
こんな簡単に改心するなら、賊になどならんだろう、とか、ね…

大目に見てくださると助かります…


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