ハイスクールD×D〜古き血の狩人 the old hunter's〜 作:Ogishin
言葉も喋れるようになり、そして自分でも行動できる位になりました。
姿はどんどん前の姿に戻ってゆき、日本人の子どもではないような姿になっていきました。
そして、遂に左手のあいつと出会うことになります。
俺が兵藤一誠として、生まれ変わって、早くも五年が過ぎた。
この世界についても大分わかってきて、この国の文化や風習、そして、社会についても学習した。
もともと俺は学習能力が高い方だから、慣れるのにはそう時間がかからなかった。
母親から乳離れもできたし、色々しれてとても良かった。
そして、おれの見た目はどんどん日本人離れの顔になっていった。
最近確信したことは、俺の姿は間違いなく、前世と同じ顔だ。
この日本という国の人びとの顔ではなく、完全に血の契約の影響の時になった白髪や変色した紅蓮の目も、
昔のままだった。
さすがに両親がおかしいと思い、病院という所になんども連れていかれた。
まあそうなってもおかしくはない。日本人同士の子どもで、なぜここまで日本人の容姿と全く違う顔や肌なのか。
普通はおかしいからな。
そして、自分の身体についてだが、
やはり、前世の時の力がまだ残っているのではないのかと思い始めた。
この前、俺は公園にいき、試しに公園にある2m近くある壁を飛び越えられるかと思い、思いっきりジャンプしたら,
5m近くは飛んだ・・・・・・・・・
人間の子どもが出せる記録ではない・・・・・・・・・。
完全に前のステータスを引きずっているなと確信した。(^_^;)
だが残念なことに、武器がないため、この力があっても別に使い道もないと思っているため、なるべく力を使わず、
普通に、人間として生きていた。
だがここ最近、少し身体に異変を感じるんだ・・・。
全身というよりは、左手だけが、妙に疼く・・・・。
なぜかはわからんが、いまもなにか左手に違和感を感じる。
まるで左手に別の"何か"がいる感じのようだ・・・・・・。
(まただ、今日もなにか疼く・・・・。左手か。なんでここなんだ?別におれは前世の特殊能力を使っている訳でもないのに・・)
これに関しては全くわからないんだ。
一体何なんだろう・・・・。
そう思いながら俺はリビングのソファーから立ち上がって、両親に「お休み」と一声かけて、自室のベットに行き、ねっころがった。
その瞬間・・・・・・・・・・
"ビギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギ!!!!!!"
左手に痺れるような感覚が襲った!
(?!!、な、なんだ!?
糞?!イッテェ!!!!!!血管の血が暴れている感覚が?!!ま、まさか"発狂ダメージ"?!!!)
心の中が完全にパニック状態になった俺はとりあえず左手を右手で押さえて、うずくまり、痛みにひたすら耐えて、5分位経過した・・・・・。
(い、一体何だったんだ??)
不安が過るも、いきなりの睡魔に襲われ、、
俺は・・・・・・・・・
深い眠りについたーーーーーーー。
ここは、、、、
見たことのある光景だった・・・。
(ここは、、月前の湖?)
月前の湖とは、ビルゲンワースの海に照らされている月に飛び込むと行ける、白痢のロマが守っていた辺境の地である。
(確か、向こうに・・・女王、ヤーナムがいたはずだけど・・・・・。)
そう思って無限に広がる水平線を見渡したが、なにもいない。
上には月があり、ロマを倒す前の綺麗な白の月が浮かんでいた。
少し歩いてみるが、全くなにもない水平線が続き、狩人の夢に帰れる"灯り"すらなく、完全になにもない世界だった。
(これは、、、夢・・・なのか・・?
だとしても、随分リアルな夢だ。ここに1回きたことある場所だからか?)
そう思っていると、突如・・・・・
月の彼方から、何かが飛んでくるのが見えた。
一瞬身構えたが、、、その飛んでくる物の姿を見たとき、、
ーーーー絶句したーーーーーーー
それは、紅蓮の鱗で、目の色は緑色、果てしなく全長は大きく、翼はでかく、そして、鋭利な甲殻、、。
この動物を、おれは本でみたことがあった・・・・・・。
ドラゴン・・・・・・。
俺の目の前に、紅蓮のドラゴンがいる。
ドラゴンは俺の目の前に着地して、
着地した瞬間に、水面が揺れた。
ドラゴンは俺を見つけると、長い首を俺の身長まで、ドラゴンは俺を見つめてきた。
すごい迫力で俺は腰が抜けて、ジーとしていた。
ドラゴンが数秒俺の目を見続けて、
「ほう、なるほど、今回の主はただの人間ではないのか。何か、他のものが混ざっているぞ?」
しゃべった?、今このドラゴンは俺に話しかけて来た。
ものすごい威厳のある声で、相手を圧し殺すかのような重々しい声で、話しかけてきた。
「お前が今回の主で良かったかも知れんな。少し楽しめそうだ。ククククッ。
どうした?わが主よ?なにか言葉を発してみろ?」
返答に困った・・・
いきなり喋れと言われても・・、
ただ・・
「お前は、一体何なんだ? なんで俺の精神世界にいる?なぜこのビルゲンワースに?お前みたいなのとは会ったこともないぞ?」
緊張を圧し殺して聞いてみた。
「ほぉ、ここはビルゲンワースと言うのか、主は随分ネーミングセンスが変わっているなぁ。
俺は別にこのビルゲンワースだっけか?ここに住んでいるわけではない。たまたま主であるお前に会いたいと思い、主の精神世界に着いたら、この世界が広がっていただけだぞ?この世界は主、お前が作ったのではないのか?」
俺がこのビルゲンワースを作った?
前世の記憶を頼りにこの精神世界は出来ているのか?
そうは思うも、それは別の話だと思い、
俺はそのドラゴンに質問した
「さっきから、俺の事を主、主、っていってるけど、それって何なんだ?俺はお前を知らないし、第一、なんでドラゴンなんかが俺の精神世界に居るんだ?!まさか・・・・さっきの左手と関係があるのか?」
恐る恐る聞いてみた。
「そうだ、俺はな、主、いや、"相棒"と呼ばせてもらおうか、お前の左手にずっといたんだ。お前という、兵藤一誠が生まれた瞬間からな。」
俺が生まれた瞬間?つまり、五年間ずっと俺の中に、こんなドラゴンがいたのか?
「こんなとはやめてもらおう。我が名は、赤龍帝、「ドライグ」またの名は"ウェルッシュドラゴン"とも言われている。」
「は、はぁ?」
「まぁ今理解しろという訳でもない。ゆっくり理解してくれて構わない。」
「ちょっとまて。なんで俺にとりついているんだ?お前が俺を選んだのか?ただの人間じゃないことに気づいて」
「いいや、俺が相棒に宿ったのはたまたまだ。偶然だ。ぐーぜん。」
「そ、そうか。」
「あとひとつ聞いていいか?」
「何だ相棒?」
「左手にいるって言ったよな?」
「ああ。そうだ。」
「なんで、左手なんだ?」
「・・・・・・」
ドライグは少し間をおいて、
「いずれわかるさ、相棒」
といった。
どうゆうことだ?いずれわかる?
とりあえず、ここ数日感じてきた左手の疼きの原因はこいつだったというのがわかった。
そう考えていると、突然ドライグが俺に
「相棒、お前に会わせたい連中がいるんだ。」
会わせたい連中?
「俺に会いたい?って?!俺の中にはお前以外にもいるのか?!!」
少し驚いてドライグに聞くと、
「何て言えばいいかわからんが、そいつらは俺が来る前から相棒の身体の中にいた連中だからな。何とも言えんが、とりあえず会いたがっているぞ。」
「そいつら、どこに居るんだよ?今居るのか?」
するとドライグが、
「お前の足元にいるぞ?」
といい、俺の足元に向かって首をくいくいと動かした。
「え?」
と思い、下を向くと、そこには・・・・・・・・・・・・・・。
・・狩人の絶対的な味方であり、狩人の契約で絶対必須な彼ら・・・。
ーーーー使者達ーーーーがいたのだった。
その姿はとても小さく、小人よりも小さく、見た目は老人の様にしわしわで、痩せていて、見た目はとてもグロテスクだが、前世ではとてつもなく役にたってくれた子達。
地面から十人位の使者達が"にょきっ"と出ていて、俺に対してお祈りをしていた。
「お、お前ら・・・・・」
彼らをみた瞬間、とてつもない安心感と懐かしさで少しうるうるとしてしまった。
俺はしゃがみこみ、使者達と顔を会わせた。
ドライグが会わせたいといっていたのはこいつらか・・。
今納得した・・・・・が、ちょっとまてよ?
心の中とはいえ、なんでこいつらがここから実体化して出てきているんだ??!
狩人の契約が切れていれば、夢だろうが精神世界だろうが、ましては異世界でこいつらは出てこれないはず、
ということは、、、
そうおもっていると、ドライグが
「あー、相棒。少しお前の身体について話したいことがある。」
不意に質問され、
「フェ?!、なんだ?」
返答が少し可笑しくなってしまった。
「相棒の身体なのだが、俺が知っている限り、お前のような身体の持ち主は初めてみたのだ。しかも、俺では言葉に出来ない謎の力が備わっている。本当にお前は人間なのかと疑ってしまうくらいだ。筋力や骨格など、普通の人間ではあり得ないような構造になってるんだ。相棒は。」
やはりか、
俺の身体は間違いなく、前世のステータスや異端の力、そして、、
ー血質の力ー Blood ARTS(ブラッド
アーツ)
の力を引き継いでる・・・・。
この肉体にずっと宿っているドライグが言うからにはそうだろう。
これで俺はようやく確信できた。
ーーははっ、結局おれはまだ、化け物なんだな。ーー
不意にそう思ってしまった。
「相棒、お前はどこから来たんだ?
おそらくだが、お前はこの世界の住民では無いだろう?」
ドライグはすごく鋭い事を聞いてきた。
「さぁね、いずれ、、解るだろ?」
ドライグはしばらく黙ると、
「「ッハハハハハハハハ!!!なるほど!そうか!!いずれわかるか!!こんなこと言われたのは初めてだ!!今回の相棒は本当にミステリアスな所が多いなぁ!!!!!!
だがそれも悪くはない!フフフッ・・早くお前の神器の解放をみたいものだ!」
神器?なんだそれは??
おれは一瞬疑問に浮かんだが、ドライグが突然笑いだしたのに驚いた。
おれは、そんなに珍しいやつなのか、それにこいつはなんだか前にもおれ以外の人間にもとりついているような言い方をしていた。
こいつの前の主はどうなったのか気になったが、今はそれについて聞くのはやめた。
すると、使者達が"グォォォ"という不気味な声と共に、使者達がいきなり、地面から、なにかを取り出した。
ドライグもその行動に気づいて使者達に注目すると、
「「ジャキン!!!!!」」
と、音を立てて、何かが出てきた。
それは 、
かつての俺の"相棒"の
ーー落葉ーー と ーーエヴェリンーー
そして、ーー千景ーーだった。
「こ、これって!」
そう、それは間違いなくおれの愛する武器達であった。
落葉はまるで新品の如く、美しく光っていて、しっかりとした2つの刀身はまさに芸術品。
愛銃のエヴェリンも新品の如く美しくなっていて、とても綺麗な状態だった。
そして、おれの禁断の武器、千景、こいつの刀身は今も衰えていなく、今でも獣どもを一刀両断できるくらい、切れ味が良い状態だった。
「ほぉ、それが相棒の武器か。」
ドライグが興味ありげに聞いてきた。
俺は、完全に狩人に戻ったような気がした・・・・・・。
けど、これはあくまでも精神世界。
現実世界で持てるかはわからない。
ただ、使者達にも会え、武器とも再開でき、
さらに
ドライグ・・・。
こいつはなぜ俺の左手にいるのか、
そして、神器、この単語が未だに引っかかる。
神器、、、。
そう考えていると、ドライグが
「お、現実ではもう朝になりかけているな。」
といった瞬間、突如、ドライグが翼を羽ばたかせ、今にも飛びそうな状態になった!
「おい?!ドライグ!どうしたんだ!!」
「もうすぐ相棒は起きる時間だろ!
俺はまた相棒の深部に戻る!今夜はここまでだ。次にまた夢で会おう。」
そういうとドライグは神速の速さで、ビルゲンワースの空へ飛んでいった・・・・・・。
ゲールマン、あんた、随分と変わった世界に送り込んだな。
今のおれは混乱で頭がパンクしそうだよ。
ドラゴンは出てくるわ、
力は残ったまま、
そして使者達がこの世界にいること、
一体、、この世界は何なんだ?
俺は、、、何のためにここにいる?
そんな素朴な疑問が、、
頭をよぎった。
チュン、チュン
「んっ?あ、朝!!!」
ガバッと起き上がった俺は昨晩みた精神世界での事を思いだす。
「はは、参ったぜ、まさか身体の中に、ドラゴン居るとかよぉ。おまけに、使者達も俺の中に居るのか。」
一人でそうぼやくと、
フッと思ったんだ。
もしかしたら、使者達をこの現実でも召喚できるんじゃ・・・・。
そう思って、俺はその場で片足を床に着けて、右手を少し床に近づけ、
灯りで狩人の夢に帰るときのポーズをして、じっと祈ってみた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「・・・・・ふぅ。なーんてな。
やっぱり、無駄か」
そう思って、諦めて手を引こうとした瞬間、
ーーヴヴヴヴヴーー
あの使者達の声が聞こえたと思ったら、手をかざしていたところに、使者達が、十人位の使者達が、床からにょきにょきとはえていて、さらに、そこから、エヴェリンや落葉、千景といった武器をもって、登場した。
「マジかよ」
今日俺は、
ーーまた"狩人"に戻った、、、
そう思ったーーーーー
To be continue
はい。今回僕は千景の血の力の変形モードを
ブラッドアーツとなずけました。あれ、何て言えばいいのか分からなかったので、とりあえず、中二病全開で考えた名前ですw
このss,ブラッドボーンやっていないとけっこーわかりずらい内容になっているので、すいません。