蒼空を駆るは誰がためか   作:無勝の最弱

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最初に断っておきます!

アカメが斬るの方はほぼWikiしか見ていません!アニメは数話だけです!
それでもかまわないという人はどうぞ!






プロローグ
プロローグ 1


「ん…………」

 

少年は一人、目を覚ます

視界に入ったのは、人の肌だったが…

(あれ、なんか既視感…?)

とはいえ体は動けそうなので視界を広げようと手を動かす

 

ムニュ  「んっ…」

「……!?!?!?」

 

ガバッ

手に帰ってきた感触と声に驚き跳ね起きる少年

その正体は…いやというほど見覚えのある女性――

 

エスデスだった

 

「な、なんで!?なんでエスデスさんが横で寝てんの!?」

 

思考が追い付かず混乱する少年

しかし、声に出ていたため(本人は気づいていない)、エスデスは目を覚ました

 

「騒がしいな…何なのだ.…?…ッ!?」

 

エスデスは目の前の光景に驚愕の声を漏らした

なぜなら少年は生涯で初めて愛した少年―――

タツミだったのだから

 

「タ、タツミなのか…?タツミ―!!!」

 

エスデスは感極まるといった様相でタツミにとびかかる

 

「エ、エスデスさん!?」

「そうだ、私だ!タツミどうして生きているのだ!?皇帝の帝具と戦って死んだはずだ!」

「お、俺に言われても困りますよ!?気が付いたら…こ、ここにいて…」

 

混乱しながらも起きた時のことを思い出し、顔を赤くするタツミ

エスデスは不思議に思ったが、「私にまた会えて照れてるんだ」と自己解釈して、再びタツミに問う

お花畑だな…―ギロッ―すみませんでした。by作者

 

「ほんとにどうして生きているんだ?それにここは一体?」

 

周囲を見渡しエスデスは問う

 

「俺にもわかりませんよ。てか、やっぱり俺あの時死んだんですね」

 

幾分頭が落ち着いていたので、今度ははっきり返すタツミ

 

「それにしても、ほんとにどこなんでしょうね?ここは――」

「ここは天国でも、地獄でもないよ。(アタシ)の空間」

「「!?」」

突然響いた声に驚愕し、声のした方に顔を向ける二人

 

「そんなに警戒しなくてもいいよ」

 

その声に、二人は警戒をほんの少し緩くした

 

「貴様は何者だ。それに『ここは天国でも、地獄でもない』とはどういうことだ?」

 

エスデスが声の主に問う

すると二人の前に光が一瞬またたき、一人の少女が現れた

少女は告げる。「そのままの意味だよ」と

 

「つまり、私たちはすでに死んではいるが、ここは天国でも、地獄でもないということか?」

「うん、そこに行く前に二人の魂を私が拾っちゃった」

 

(拾った?魂を?)

 

タツミは頭に疑問符を浮かべていたが、エスデスは続ける

 

「まぁいい、だが、理由はなんだ?」

「理由?簡単だよ。好意を向けられているのをわかっているのに、誰とも決めなかったヘタレ君と一途に一人だけを愛した人が死んだ後も出会ったらどうなるかな~って」

「「…//////」」

 

少女の語った理由に顔を赤らめる二人

 

タツミview

 

(どんな理由かなって思ったら、とんでもない爆弾落とされた!)

 

エスデスview

 

(ああ、やっぱり私はタツミに嫌われていなかったんだ!)

 

 

 

「ふふふ…」

 

一方は慌てふためき、また一方は恍惚としている光景に思わず笑いが漏れる少女。――俺は止まりませんよ神様。by作者

 

「ねえ、エスデスさんに提案があるから、タツミ君少し離れていてくれるかな?」

「はぁ、ま、いいですけど…」

 

特にこれといって何かをしそうな雰囲気でもないし、エスデスさんなら何とかなるだろうとおとなしく離れるタツミ。

 

「で、私に提案とは何だ?」

 

タツミが離れたあと、エスデスは不機嫌そうに聞く

 

「もしやり直せるなら、彼の恋人として過ごしたい?」

 

少女は問う。エスデスは面食らっている

「それは面白い提案だ。飲もう」

 

顔を朱に染めながら、エスデスは答えた。――一途ですねぇ。by作者

 

「じゃあ、二人を飛ばす世界を(ルーレットで)決めてくるね」

 

そう言って、姿を消す少女。どうやらタツミの意思は無視のようだ

 

「で、提案というのは何だったんですか?エスデスさん」

話がひと段落したと判断したタツミが聞いてくる。

「『もしやり直せるなら、彼の恋人として過ごしたい?』というものだったよ」

「うぇっ!?」

「今、私たちを飛ばす世界を決めてくる。だそうだ」

「決定事項ですか!?俺の意思は!?」

「さて、彼女に問うにも待たなければならないな」

 

タツミは抵抗しようとするがエスデスの言う通り少女はいなくなっている

 

「と、ところで、タツミは私の事どう思っていたんだ?」

 

沈んだタツミに追い打ち(自覚なし)をかけるエスデス

 

「え、えっと…」

 

落ち着くために少し時間をおいて話し始めるタツミ

 

「正直、わからなかった。ナイトレイドにいるときは倒さなければいけない敵としか認識していませんでした。でも、あの時エスデスさんに半ば誘拐されたとき、ボルスさんにエスデスさんのことを聞いたんですよ」

(ボルスか、ああ見えて中身は優しいからな。おそらくボルスから話し掛けたんだろう)

「エスデスさんは40万人の生き埋めなんて普通にして、趣味も蹂躙や拷問。おおよそ普通じゃない。でも部下には優しくて、仇討ちを誓ったり、残された遺族の保護をしたりといろいろしている。と聞きました」

「随分バッサリ言ってくれたな、ボルスめ…」

「あ、あはは。その話を聞いた時からわからなくなったんです。どっちが本当のエスデスさんなのか。でも、あの無人島で聞いた過去についての話で思ったんです。エスデスさんの自我は生まれ持ったものだと、説得して何とかなるとは到底思えない。環境が理由だったらできたかもしれないけど」

「私は今でも『弱肉強食』が当然だと考えているぞ」

 

生まれ持った自我を変えるのは容易ではない、そんなのはタツミもわかっている。

 

「でも、一度死んだ今なら考え直すこともできるんじゃないんですか?」

 

よく、「馬鹿は死ななきゃ治らない」って言いますもんね。エスデスさんを馬鹿にしているわけではないですが!by作者

 

「どうだろうな」

「国が悪政をすれば、人の心は離れていく。そして、反乱が起きその国は滅亡する。だから、世の中は『弱肉強食』じゃなくて、『因果応報』なんですよ。」

「そういうものか?」

「たとえ、エスデスさんが帝国の内部で部下を思っていても、外の人たちは知る由もありません。目に見えていることがその人にとっての世界です。

 例えばエスデスさんが村の子供たちの遊び相手になって楽しませていても、子供の親たちはエスデスさんがやってきたことを知っているからエスデスさんを子供から遠ざけようとします。子供たちがいくら『そんな人に見えない』といっても、最後には――」

「いい、その先はいくら私でもわかる。そうか、そう言った考え方もあるのだな。」

「今はそれでもいいです。俺、かなり無理して話してたんですよ…。」

「ははは、そうだな、確かにタツミらしくなかったな」

 

エスデスは快活に笑うが――

 

「タツミ、そういう話をしたのは私を変えたいからか?」

「わかりません。でも、俺の話で変わってくれたらうれしいですね。」

「ふっ、私を殺したアカメにも感謝すべきかもしれんな。それに、次の世界であいつの言っていたことも見つかるかもしれんな」

「アカメが?」

「そうだ。私が最後まで理解できなかったことだ」

「見つかるといいですね」

 

何が理解できなかったかは俺にはわからないけど、もしかしたら死んだことで、いろいろ考えられるようになったかもしれないな。

などと、エスデスはなぜかうれしそうなエスデスを見て感慨にふけるタツミ(考えていたことは自分にも言えたことだが)。

 

(ん?でも何か忘れてるような…)

 

幸か不幸か、いろいろ考えられるようになった頭も大事なことを忘れていた。

 

「そうだ!あの子は!?なんか俺無視で話し進んでたし!」

「お待たせ~!!」

「うわっ!」

 

背中に突然生まれた重みに前のめりなるタツミ。

 

「どうやら決まったようだな。で、どこの世界だ?どこの世界で私はタツミと恋人となって、いずれは―――」

(そうだった!なんで忘れてんだよ俺!!!)

 

目を輝かせ少女の言葉を待つエスデスと反対に焦りまくりのタツミ。――さっきまでの主人公ぶりはどこへやら。by作者

 

「ふっふっふ…。二人の行先はとある兵器の登場によって女尊男卑の風潮が流れる世界――――インフィニット・ストラトスの世界に行ってもらいまーす!」

「ちょっ、ちょっと待った!俺は了承していない!」

「何を言うんだタツミ、私を変えたいのだろう?なら、その世界で私を変えてみろ」

 

しまった!うれしそうだったのはそういうことか!

 

「じゃあ、行ってらっしゃ~い」

 

少女の楽しそうな声を聞くと同時、目の前が真っ白になる。

 

(やっぱり俺の意思は無視かー!!)

 

タツミの叫びはタツミの心の中でのみこだました。

 

 

 

 

 





とまあ、こんな感じで。

ちなみにルーレットにあったのはIS他Date a liveとリボーンとキャバルリィです。
駄作の気配しかないですが、よろしくお願いします!



次回は、プロローグ 2です!
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