「直哉君こんな所で何してるの?」
「みんな心配してるからキャンプ場に帰ろうよ」
「嫌だ!!僕はおねえちゃんのところに行くんだーーー離してーーー」
「直哉君落ち着いて」
「お姉ちゃんのところに行くんだーーー」
その時直哉の体内の霊力が暴走を始めてしまった。
!!
「いけない」
その時さくらの頭に天海の言葉が、よぎった。
「それで娘よ、暫く我ら黒乃巣会は活動を控える事に決定した」
「ええーどうしてですか?」
さくらは、天海に理由を聞く。
「わしは小僧の為に1ヶ月活動を控える事にした、娘よその小僧の霊力は非常に、扱いが難しいぞ、せいぜい気をつける事だな」
「うわああああああ」
「お願い、私に力があるなら、私に、直哉君の霊力の暴走を止める力を貸して」
そう願いながらさくらは、直哉を抱きしめた瞬間爆発が起きた。
そのころすみれと大神は・・・
「すみれ君君は、直哉君をあそこまで虐めじみた事をするんだい?何か理由があるんだろ」
「・・・」
「それとも本当に虐めていただけなのかい?すみれ君」
!!
「違いますわ、私、少尉の代わりに来る直哉君を見た時、本当に帝国華撃団や私達花組の事を知らないかわいい子が、大人の都合でただ利用されてしまう事を私は、避けたかったんです」
「・・・そうか」
「でも、現実はそうさせてくれませんでした。直哉さんは、それなりに頑張って指揮してましたわ、だからこそ、私は直哉さんに罵声や文句を言う役を演じていたのに、それが、あんな事になるなんて」
「ああ、直哉君のお姉さんの件だな」
「少尉私達は、間違ってたのでしょうか?」
「俺は、すみれ君の行動は、間違ってないと言いたいが、だけど直哉君が、それを望んだのかい?」
「え、それは・・・」
「すみれ君、君がいい事をしていても、相手に伝えられなければ、意味がないと思うんだ、俺はね」
「少尉・・・」
「だから今から、俺と一緒に、直哉君を探して、直哉君に君の本当の気持ちを伝えるんだ」
「少尉、それで直哉さんは、許してくれるのでしょうか?結果的に私達が、直哉さんから家族を奪った私達を」
「正直俺も・・・」
その時、キャンプ場の近くにある湖から凄い音が鳴った。
ドーーーーン
「な、何だ?」
「少尉湖の方から音が、しましたわ、行ってみましょう」
「ああ、急ぐぞすみれ君」
「はい、少尉」
そして大神とすみれは、大きな爆発音のした、湖に向かった。
湖・・・
すみれと大神が現場に行くと、そこには、さくらにやさしく抱かれながら気絶していた直哉とさくらがいた。
大神とすみれは、二人が目覚めるのをその場で待つ事にした。