突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりました   作:真宮寺さくら

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別行動2

 

「俺達と一緒に・・・」

 

「あ、大神さん先に言っておきます。私とさくらさんは、邪神巫女との戦いには干渉しません」

 

!!

 

「何故だ!!直哉さん?」

 

「ならうちらも協力はしないでおくわ大神はん」

 

「はやてさん達もかい?」

 

「そうや、それにな、大神はんうちは最初から他力本願する奴嫌いなんねん」

 

「俺は、そんなつもりはない」

 

「でもあんさんに第一声で、桜花ちゃんにうちらを連れて来るよう指示してた見たいやんか、うちは、そう言う礼儀知らずは嫌いや」

 

「そう言う点では、直哉さんに協力するわ」

 

「何だと!!親父が頼んでるだろう、協力しろよ」

 

隆一がはやてに言う。

 

「五月蝿いごちゃごちゃ言うなガキが」

 

「もう行くで、なのはちゃんフェイトちゃん、お兄さん、さくらさん」

 

そう言ってはやて達は、地下司令室を出て行き、ロビーでスバル達と合流した時桜花がやって来た。

 

「やはり協力出来ませんよね、皆さん」

 

「御免な桜花ちゃん」

 

はやては桜花に謝っていた。

「いえいいんですよ、私自身貴方方なら、断ると思ってましたし、断わってほしいと思いましたしね」

 

「成る程なあ、桜花ちゃんに試されてたんか」

 

「ごめんなさい」

 

桜花が謝った時直哉たちの前に、米田健二が現れ、健二との話し終えた後、直哉達は、桜花の力で、元の世界に戻ったはずだった。

 

「ねえ直哉君、ここ私達の知ってる世界じゃないよね?」

 

「うんそんな気がする。神王ここがどこかわかる?」

 

「うむ、ここは桜花という少女が言っていた4番目の世界だろう」

 

「ああ、佐谷直哉君の世界か」

 

「でもここから戻る時如何するの?」

 

「安心しろさくら、ここならわしの能力で戻れるからな」

「何だあ敵は1機かよ」

 

「余裕ですわね」

 

「よっしゃやったる」

 

「皆気をつけるのよ」

 

「ハーイ」

 

「直哉君私達はどうする?」

 

「さくらお姉さん僕達はもう少し様子を見てみよう。本当に敵なのかがわからないから」

 

「了解」

 

僕達が合宿帰って来てから数日経ったある日、僕たちの前に謎の量子甲冑が現れた。

 

「わかったわ、破邪剣征・桜花放心」

 

「こ、これは、私の技だよ直哉君」

 

「どうして、あの機体が、さくらお姉さんの技を・・・」

 

この世界の帝国華撃団も動揺し、神桜武への攻撃が止まった。

 

 

「よしさくらちゃん通信を繋いで」

 

「わかったわ」

 

そして直哉は、相手と話が出来るのか?

 

「直哉君向こうの量子甲冑から通信が来てるよ?どうする」

 

「え、通信が?じゃあ・・・」

 

その時この世界の米田から通信が来た。

 

 

「直哉、通信は無視しろ、あれはお前達の敵だ破壊しろ。以上だ」

 

「さくらお姉さん通信繋げて」

 

「了解」

 

「お、繋がった、こちらはそちらと敵対する意思は無い.少し話がしたい」

 

「はいこちら帝国華撃段隊長代理の佐谷直哉です。貴方方は何者なのですか?」

 

「私の名前は、紫藤直哉私達は、ある実験をしていたら、気が付いたらこの場所に来ていた。私達のことを信じるか、信じないかは君に任せる」

 

 

「マリアさんどうしたらいいんでしょうか?」

 

佐谷直哉は、悩んでいた。

 

 

 

帝劇には、戻らず帝都郊外で、お互いの話をする事となった。

 

「改めて自己紹介をさせてもらうよ、僕達は、並行世界から来た人間だと考えておいてくれ」

 

「「「「「「「並行世界---」」」」」」」

 

「僕の名は、紫藤直哉、そして彼女は・・・」

 

「真宮寺さくらです.皆さんよろしくお願いしますね」

 

「「「「「「えええーーーさくらがーー増えたーーー」」」」」」

 

「私がもう一人いる」

 

「皆落ち着いてよ、並行世界から来たのなら、さくらお姉さんが、二人になってもおかしくは無いから」

 

「「「「そうなの?」」」」

 

「うん、だから落ち着いてね」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

「すいません直哉さん僕は隊長代理をしています。佐谷直哉と言います」

 

「よろしくお願いします」

 

そして直哉達は、お互いの事をゆっくり話し出したのだった。

 

「成る程直哉さんは別の世界に中間達と跳ばされ、戻る時に、手違いで僕達の世界に来たのですか?」

 

「そういう事になるね」

 

「それじゃあ今は、自分の世界に戻れねえのか?」

 

カンナが直哉に聞く。

 

「ああ、そうですねちょっと今は、自分達の世界には戻れないですね」

 

「そうか・・・」

 

「なら私の実家に、来てくださいな」

 

「「ええーー良いんですか?僕達をこんなに簡単に信用して?」」

 

「良いんですよそれに、貴方達を帝劇に案内するより貴方達の安全が確保出来るので」

 

「「え、どういう事?」」

 

「「・・・実は」」

 

佐谷直哉ともう一人のさくらが直哉達に伝えた。

 

「直哉君向こうの量子甲冑から通信が来てるよ?どうする」

 

「え、通信が?じゃあ・・・」

 

その時この世界の米田から通信が来た。

 

 

「直哉、通信は無視しろ、あれはお前達の敵だ破壊しろ。以上だ」

 

「さくらお姉さん通信繋げて」

 

「了解」

 

「「えええーーあの時僕達の破壊命令が出ていたのか」」

 

 

 

「そして僕たちは出会った」

 

現在・・・

 

 

「佐谷直哉君君は僕と7人世界に行くかい?」

 

「紫藤直哉さん僕は、貴方とは行きません。僕は米田健二という方の世界へ行きます」

 

 

「何だって!!健二さんの世界にだって」

 

 

直哉の言葉に、紫藤直哉が驚いていた。

 

 

 

それから1週間後・・・

 

 

さくらと直哉は米田健二の世界に行き消息を絶った。

 

 

 

 

暗闇の中・・・

 

 

「さくらさん無事ですか?」

 

 

 

「直哉が作田に呼びかける。

 

 

「直哉君ここは?」

 

 

「恐らく僕達の心の闇の中だと思います」

 

 

「私達の心の闇の中?」

 

 

 

「恐らくですけどね、僕達は直哉君や直哉さんの世界にお世話になったとしても心では泣いてましたからね」

 

 

「その気持ちが具現化したんだと思います」

 

 

 

「そんな直哉君の闇を祓う事なんて出来ないの私には」

 

 

「そうだお前は誰も救うことなどできない、お前が出来るのは、せいぜい人柱になる事だな」

 

 

「人柱・・・まさか」

 

 

「そうだ馬鹿なお前の父親みたいにな」

 

 

 

「いやあああああああああ。お父様ーーーー」

 

 

突然さくらは聞こえた言葉に錯乱してしまった。

 

 

「いけないさくらさん」

 

 

直哉は何とかさくらを落ち着かせようとするが、なかなかうまくいかないでいた。

 

 

 


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