突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりました   作:真宮寺さくら

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3人の直哉・・・1

佐谷直哉達・・・

 

帝劇には、戻らず帝都郊外で、お互いの話をする事となった。

 

「改めて自己紹介をさせてもらうよ、僕達は、並行世界から来た人間だと考えておいてくれ」

 

「「「「「「「並行世界---」」」」」」」

 

「僕の名は、紫藤直哉、そして彼女は・・・」

 

「真宮寺さくらです.皆さんよろしくお願いしますね」

 

「「「「「「えええーーーさくらがーー増えたーーー」」」」」」

 

「私がもう一人いる」

 

「皆落ち着いてよ、並行世界から来たのなら、さくらお姉さんが、二人になってもおかしくは無いから」

 

「「「「そうなの?」」」」

 

「うん、だから落ち着いてね」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

「すいません直哉さん僕は隊長代理をしています。佐谷直哉と言います」

 

「よろしくお願いします」

 

 

「成る程直哉さんは別の世界に仲間達と跳ばされ、戻る時に、手違いで僕達の世界に来たのですか?」

 

「そういう事になるね」

 

「それじゃあ今は、自分の世界に戻れねえのか?」

 

カンナが直哉に聞く。

 

「ああ、そうですねちょっと今は、自分達の世界には戻れないですね」

 

「そうか・・・」

 

「なら私の実家に、来てくださいな」

 

「「ええーー良いんですか?僕達をこんなに簡単に信用して?」」

 

「良いんですよそれに、貴方達を帝劇に案内するより貴方達の安全が確保出来るので」

 

「「え、どういう事?」」

 

「「・・・実は」」

 

佐谷直哉ともう一人のさくらが直哉達に伝えた。

 

「直哉君向こうの量子甲冑から通信が来てるよ?どうする」

 

「え、通信が?じゃあ・・・」

 

その時この世界の米田から通信が来た。

 

 

「直哉、通信は無視しろ、あれはお前達の敵だ破壊しろ。以上だ」

 

「さくらお姉さん通信繋げて」

 

「了解」

 

「「えええーーあの時僕達の破壊命令が出ていたのか」」

 

思わず驚いた直哉とさくらだった。

 

「「ええ、そうなんですよ」」

 

「でも良いのかい?司令からの命令を無視して?」

 

紫藤直哉は、佐谷直哉に聞く。

 

 

「良いんですよ、僕なんて、あの人から見れば、大神さんの代わりの人形に過ぎないんですよ」

 

「直哉君・・・」

 

「どういう事か教えてくれるかい?」

 

「はい、僕が隊長代理になったのは1ヶ月前です」

 

東京駅・・・

 

「お姉ちゃんやっと着いたね、東京に」

 

「・・・そうね・・・」

 

「お姉ちゃん大丈夫?どこか悪いの?」

 

「ううん大丈夫だからね、直哉」

 

「わかったよお姉ちゃん」

 

そして姉弟は、さくらが迎えに来たので、大帝国劇場に向かった。

 

「さてそれでは、直哉君と薫さんここが、目的地の大帝国劇場だよ」

 

 

そしてさくらと、姉弟は大帝国劇場に着いた。

 

 

「うわあここが去年建てられた大帝国劇場なのかあ」

 

「直哉君は始めてなんだね。それでは正面玄関から入りましょうか」

 

 

そして、さくら達は正面玄関か入ると、薫がさくらに聞いた。

 

「さくらちゃん支配人室は、何処かな?」

 

「あ、支配人室はこちらですよ薫さん」

 

「ありがとうさくらさん。直哉いい、ここからお姉ちゃん一人で行くから、貴方はさくらちゃんといるのよ」

 

「お姉ちゃん」

 

「さくらちゃん直哉をお願いね」

 

「はい、薫さん」

 

「そして僕が帝劇に来た日に、敵が現れ、帝国華撃団の存在を知ったのです」

 

「さくらお姉ちゃんここは何処なの?」

 

「ここは地下司令室よ」

 

「地下司令室?」

 

「直哉君実は、私帝国華撃団の一員なの」

 

「え、さくらお姉ちゃんが・・・」

 

「うん、そして今帝国華撃団の隊長が居ないの」

 

 

「え、どうして」

 

「2ヶ月前の戦いで、大怪我して入院中なの」

 

「お願い直哉君、隊長代理として、私達と戦って」

 

「ええーーー僕が隊長代理ーーー」

 

「こうして僕は、隊長代理として、出撃する事になったんです」

 

 

 


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