突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりました   作:真宮寺さくら

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絶望と希望前編

最初カンナとすみれは別々に行動をしてしまい、大神はすみれと行動共にしていた。

 

そんな時すみれの前に、少女の霊が現れた。

 

「貴女でしたの、私を呼んでいたのは?」

 

すみれと大神はこの屋敷の霊力の秘密を探しているうちに、この屋敷の住人だった少女の霊と出会う。

 

そして少女の証言で、この屋敷をうろついていた脇時の目的を知ったすみれだった。

 

その後見つけた脇時を追いかけると、そこは地上に続いていた.

 

「少尉これはまずいですわね」

 

「ああ、何とかしなければな」

 

「でもよ、あたいたち素手だぜ?」

 

屋敷を調査していた大神達は、紅のミロクの策に嵌り追い込まれていた。

 

「ほっほっほ帝国華撃団お前たちも最後だね、安心しな、残りの仲間も、ちゃんと殺してやるからねえ」

 

勝ち誇った紅のミロクだが、彼女は気付いていない、ミロクはここに、楔を打ち込む為に邪魔な霊力を封じようとしていたが、自分達の妖力も隠されていた事に。

 

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「何もう来たのか、帝国華撃団、ええい出でよ我が親衛隊。帝国華撃団を倒すのじゃ」

 

「3人とも光武に乗ってください」

 

 

そして、ミロクの親衛隊との戦いは始まり、戦いは帝国華撃団の勝利に終わり戦闘後、直哉は、米田と再会し、米田から二人乗り量子甲冑の設計図を貰い、帰還準備を始めた。しかし、ミロクが使い魔を光武に付けて、帝国華撃団の基地を襲撃する準備をしていた。

 

「これでよい後は、奴の調整を叉丹に頼むとするかえ」

 

そしてミロクは撤退した。

 

 

黒乃巣会本拠・・・

 

 

「ミロクよ、首尾は上々のようだな」

 

「はっ天海様、やはりあの少年が、帝国華撃団に関与してました」

 

「・・・そうか・・・ミロクよ次の作戦奴を使え」

 

「奴を・・・ですか?」

 

「左様、さすれば今の奴らは、何も出来まいて」

 

 

「了解です。天海様。奴の忠誠心を試すのですね?」

 

「そうだ、ミロクお前の作戦は一時中断し奴をサポートしろ」

 

その頃別室では・・・

 

「起きろ・・・お前の出番が来たぞ」

 

「・・・」

 

「今からお前は、ミロクと行動し作戦を成功せよ」

 

「・・・」

 

叉丹に言われた者は、部屋を出て行った。

 

大帝国劇場では・・・

 

 

その日さくらと直哉は、明後日に迫る夏季公演に備える為、大道具部屋の掃除をしていた。

 

「直哉くんそちらは終わった?」

 

「うん、終わったよ。さくらお姉さん」

 

 

「フーこんな感じで、いいかしら?」

 

「ごめんね直哉君。急に手伝って」

 

「さくらお姉さん。気にしないで僕なんてお姉さんに迷惑かけてるし」

 

「そんな事無いわよ直哉君」

 

そんな話をしながらの掃除は終わり、さくらは夏季公演の舞台練習をするために舞台に向かった。そして直哉は、いつもの様に、モギリの準備をしていると、直哉は意外な人物を見つけた。

 

 

「あ、あれは、まさか・・・薫お姉ちゃん?」

 

 


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