最初カンナとすみれは別々に行動をしてしまい、大神はすみれと行動共にしていた。
そんな時すみれの前に、少女の霊が現れた。
「貴女でしたの、私を呼んでいたのは?」
すみれと大神はこの屋敷の霊力の秘密を探しているうちに、この屋敷の住人だった少女の霊と出会う。
そして少女の証言で、この屋敷をうろついていた脇時の目的を知ったすみれだった。
その後見つけた脇時を追いかけると、そこは地上に続いていた.
「少尉これはまずいですわね」
「ああ、何とかしなければな」
「でもよ、あたいたち素手だぜ?」
屋敷を調査していた大神達は、紅のミロクの策に嵌り追い込まれていた。
「ほっほっほ帝国華撃団お前たちも最後だね、安心しな、残りの仲間も、ちゃんと殺してやるからねえ」
勝ち誇った紅のミロクだが、彼女は気付いていない、ミロクはここに、楔を打ち込む為に邪魔な霊力を封じようとしていたが、自分達の妖力も隠されていた事に。
「帝国華撃団参上!!」
「何もう来たのか、帝国華撃団、ええい出でよ我が親衛隊。帝国華撃団を倒すのじゃ」
「3人とも光武に乗ってください」
そして、ミロクの親衛隊との戦いは始まり、戦いは帝国華撃団の勝利に終わり戦闘後、直哉は、米田と再会し、米田から二人乗り量子甲冑の設計図を貰い、帰還準備を始めた。しかし、ミロクが使い魔を光武に付けて、帝国華撃団の基地を襲撃する準備をしていた。
「これでよい後は、奴の調整を叉丹に頼むとするかえ」
そしてミロクは撤退した。
黒乃巣会本拠・・・
「ミロクよ、首尾は上々のようだな」
「はっ天海様、やはりあの少年が、帝国華撃団に関与してました」
「・・・そうか・・・ミロクよ次の作戦奴を使え」
「奴を・・・ですか?」
「左様、さすれば今の奴らは、何も出来まいて」
「了解です。天海様。奴の忠誠心を試すのですね?」
「そうだ、ミロクお前の作戦は一時中断し奴をサポートしろ」
その頃別室では・・・
「起きろ・・・お前の出番が来たぞ」
「・・・」
「今からお前は、ミロクと行動し作戦を成功せよ」
「・・・」
叉丹に言われた者は、部屋を出て行った。
大帝国劇場では・・・
その日さくらと直哉は、明後日に迫る夏季公演に備える為、大道具部屋の掃除をしていた。
「直哉くんそちらは終わった?」
「うん、終わったよ。さくらお姉さん」
「フーこんな感じで、いいかしら?」
「ごめんね直哉君。急に手伝って」
「さくらお姉さん。気にしないで僕なんてお姉さんに迷惑かけてるし」
「そんな事無いわよ直哉君」
そんな話をしながらの掃除は終わり、さくらは夏季公演の舞台練習をするために舞台に向かった。そして直哉は、いつもの様に、モギリの準備をしていると、直哉は意外な人物を見つけた。
「あ、あれは、まさか・・・薫お姉ちゃん?」