「俺の作戦はまだ始まってもいないだがな、ミロクお前の脇侍を貸せ」
「俺の手駒は、特殊でな、まだ使えないのだ」
「わかった、天海様もお前が求める事は叶えよととの事だからな」
「フフ、さあ悪夢の始まりを鳴らす鐘がもうすぐなるぞ」
ゴーンゴーン
その日の深夜帝都中に不気味な、鐘の音が鳴り響いた。
その日を境に、帝都では犯罪や喧嘩を、する人が増えていった。
そして、元に戻った人々は、皆が揃って言った。悪夢を見ていたと。
帝都政府は、一つの決断をした。その決断とは、帝国華撃団に調査指令を出す事になった。
大帝国劇場地下司令室・・・
「皆集まったな」
「「「「「「「はい」」」」」」」
「皆聞いてくれ。先ほど帝都政府から正式に今帝都で起こっている事象の調査そして、元凶を倒せと言う指令が来た」
「そういう指令が来るという事は、政府は今回の事件は、人為的に起こされたと考えてるんですね?大神指令」
「ああ、そうだそして俺もそう睨んでいるよ直哉君」
ついに花組が動き始めたがこの事件は、これから起こる悪夢の序章に過ぎない。
「な、何だこりゃあ。これがあたい達の街かよ」
「信じられませんわ」
「落ち着きなさい、すみれカンナ」
「でもよ、マリア」
「少しは落ち着いたほうがええ、このような状況さかいな」
「直哉君、これは現実なのかな?」
「お姉さん達が否定したいのもわかるけど、街で起きているのは、現実と思う」
「そ、そんな・・・」
「これは、人の奥底にある欲望をむき出しにされた結果と思う」
「「「「「欲望を?」」」」
「どういう事ですの?」
「今回の事件は、人が人であるが故の隙を利用されたんでしょうね」
「どういう事直哉君」
「皆さん、今帝都に住む人々を見て、この人達を守る事が出来ますか?
「「「「「それは・・・」」」」」
「どうやら今回は僕達の心を折る作戦のようですね」
「そうですよね、ネウロさん」
「「「「「え、何ですって」」」」」
「よく気が付いたな小僧」
「ああ今回は俺様の作戦だ!!」
「やはりですか、それではこの帝都も貴方の作り出した幻影ですか?」
「さてそれはどうかな?無論貴様達が、俺様を倒せたらわかるがな」
「それでは勝負ですネウロ」
「死に急ぐか小僧お前の姉のようにな」
!!
「まあそれもよかろう。出でよ、わが魔装機兵黒龍よ」
「何だ!!あの魔装機兵は?」
「見るがいい定刻華撃団よ、わが魔装機兵は伝説の生物の龍を形をした、飛行型魔装機兵だ、空も飛べぬ貴様等が、どうやって私を倒すというのだ?
果たして、帝国華撃団は、ネウロに勝てるのか?