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再会前編
「よしそれならば、二人ともネウロのことを頼むぞ」
「ちょっと待って下さい天海さん何故僕達にこんな事をやらせるんですか?」
直哉は天海に聞く。
「これは不思議な事を聞くな、小僧お前達はわし達に負けたのじゃよ、敗者は勝者に従うこれは当たり前じゃと思うのじゃが」
「そ、それは・・・」
直哉とさくらは紫藤直哉の世界へ移動した。
紫藤直哉の世界の上野公園・・・
「ねえ直哉君。このままはやてちゃんの要請が来なかったらどうするの」
「もし、そういう事があれば、僕達二人で、ヴィヴィオを助けに行こう。世界とか関係なしにね」
「直哉君・・・流石だね」
そんな二人の時間の終わりを告げたのは、一機の魔装機兵天照だった。
「「ええーーなんでここに、天照が・・・」」
「あ、紫藤直哉さん。さくらさんお久しぶりです佐谷直哉です」
「「ええーー佐谷直哉君どうしてこの世界に来たの?」」
「ええ、実は・・・天海さんの依頼で、僕とさくらお姉さんが、こちらの世界に来たんです」
「「何だって!!天海の依頼だって」」
「直哉君着いたの?紫藤直哉さんの世界に?」
「はい着きましたよさくらお姉さん」
「それじゃあ紫藤さんに・・・てここにいるじゃない」
「紫藤さん。さくらさん。お願いがあります」
「私と直哉君をこの世界の帝国華撃団に入れてください」
「「ええーーーー」」
紫藤直哉とさくらは驚いていた。
「さくらさん一体どういう事です?」
「そうですよ、異世界の帝国華撃団に入りたいと言うなんて」
「何か理由があるんですね?」
「ええ、そうです」
「その理由が、直哉君が言っていた、天海との協力体制を取っている理由ということもあるんですね」
回想・・・
「よく気が付いたな小僧」
「ああ今回は俺様の作戦だ!!」
「やはりですか、それではこの帝都も貴方の作り出した幻影ですか?」
「さてそれはどうかな?無論貴様達が、俺様を倒せたらわかるがな」
「それでは勝負ですネウロ」
「死に急ぐか小僧お前の姉のようにな」
!!
「まあそれもよかろう。出でよ、わが魔装機兵黒龍よ」
「何だ!!あの魔装機兵は?」
「見るがいい帝国華撃団よ、わが魔装機兵は伝説の生物の龍を形をした、飛行型魔装機兵だ、空も飛べぬ貴様等が、どうやって私を倒すというのだ?
「うわああ」
「「「「「きゃあああ」」」」」
「出でよ脇侍よ」
「出でよ、魔装機兵藪蒼角、魔装機兵銀角」
ネウロは黒乃巣会4大幹部それぞれの脇侍そして、蒼き刹那と白銀の羅刹が乗っていた魔装機兵を召還した。
「何であいつらが出てくるんだ」
「直哉君気をつけて、あいつは幻術を使うから」
「幻術を?」
「そうさ僕と、羅刹は生き返ったのさ、ネウロ様のおかげでね」
「「「「「「「「何だって!!」」」」」」」」
「初めて会うね、君僕の名は、蒼き刹那よろしく、早速だけど死んじゃえ」
「直哉君危ない」
さくらが、直哉を庇った。
「またお前か、よくも僕の邪魔をしたな」
「さて私のこの時代では仕事は終わったな。次はあいつの世界だな、待っていろ紫藤直哉、そして真宮寺姉弟よ」
回想終了・・・
「「ええーーー佐谷直哉君の世界の帝国華撃団を壊滅の切欠を作った男が、僕達の世界と、真宮寺直哉君の世界を狙ってるだって?」」
「そうなんですその男はネウロといい、天海さんを裏切った男だそうです」
「そして僕達は、天海さんに頼まれ、この魔装機兵天照を改造した量子甲冑で、この世界に、来たんです」
「成る程、そちらの事情は、わかったよ。取り合えず君達二人を帝劇に案内するよ」
「「ありがとうございます」」
そして4人は、上野公園を出て、大帝国劇場に向かうのだった。