「この時に真宮寺直哉君の事を、佐谷直哉君に教えたんだよ」
「成る程そういうことでしたか」
「そしてここで皆さんに連絡です。佐谷直哉君とさくらさんを僕達の帝国華撃段に一時的に入って貰います」
「「「「「ええーーー」」」」」
「直哉それはいくらなんでも拙くないか?」
紫藤直哉の世界の大神が聞く。
「いえ、大神さん僕は、この決断をしたのは、2度目ですよ」
「2度目?」
「ええ、そうですよ、覚えてませんか?」
あ、それって僕がさくらお姉ちゃんとはぐれた時に、蒼き刹那が出たときですね直哉さん」
「そうその通りだよ真宮寺直哉君」
「ああ、あの時か」
「そうです、今回もその手で行きますが、さくらさん、佐谷直哉君。これだけは、絶対守ってもらいますよ、それは貴方方の敵が現れても先行しないで下さい。それと僕達が抱えている問題にも、協力して貰いますよ」
「「わかりました」」
その直後、機動六課の部隊長八神はやてからからの通信が来た。
「はやてどういう事だい?」
「スカリエッティが動き出したんや、お兄さん達の世界で言えば、空中要塞武蔵のような物を出してきたんや」
「ふむ、それがどうしたの、僕達には、直接関係無いよね」
!!
「お兄さんどうしたんや、そんな事言うなんて」
「はやてちゃんはっきり言うよ、僕達帝国華撃団は、時空管理局の手駒ではないので,時空管理局上層部の言いなりの部隊と協力は出来ません」
「お兄さん知ってたんか?うち達の状況を?」
「と言う事で通信終わるよ」
そして、直哉ははやてとの通信を切ったのだった。
この時僕は、知ってしまった紫藤直哉さんが、あんな事言うのは、やはり連絡してきた人は、少し前の自分に似ていると、米田さんの言いなり人形だった自分と」
「直哉さん本当に行かないつもりですか?」
「落ち着いてね真宮寺直哉君」
「ヴィヴィオ、質問だけど、戦艦クラスの物を君は、転移できるかい?」
「え、お兄さん。実際した事無いですけどクリスの補助があれば出来ると思います」
「由それなら、二つの帝国華撃団及び巴里華撃団隊員は全員、空宙戦艦ミカサニ搭乗せよ」
「「「「「了解」」」」」
「それでは二人の大神さん出撃命令をお願いします」
「「ああ、帝国華撃団、巴里華撃団出撃せよ!!目標地点!!魔法世界ミッドチルダ!!」」
「「「「「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」」」」
そして直哉達は、ミカサニ乗り、なのは達の世界へ転移をしたのだった。
ミカサ発進前の自由時間・・・
「ねえ、直哉君なんで発進を遅らせたの?」
さくらが、直哉に聞いた。
「それはね、帝国華撃団のメンバーからの正式な援護要請の連絡が無いからと、佐谷直哉君の為かな」
「どういう事直哉君?」
「さくらちゃん考えてみて、佐谷君とさくらさんは、僕達の世界状況を知る間のなく、異世界の決戦に行くのは、拙いでしょ」
「それは確かに、そうだね」
「だから時間に猶予を取ったの」
その頃真宮寺姉弟は・・・
「ねえお姉ちゃん今までいろんな事があったね」
「そうね、直哉君」
「僕ねミカサに乗るとね巴里でのあの出来事を思い出すんだ」
「巴里での出来事?」
「うん」
回想・・・
ミカサ内部・・・・
「へえ、こんな感じなんですね、ミカサって、エリカ初めて知りました」
「エリカ、それは僕達が始めて乗ったからでしょう?」
「・・・本当に、僕はミカサに始めてなのかな?乗るのが・・・」
「良い艦だな」
「ええ」
「悪くないね」
「まさか、巴里華撃団の皆と、ミカサに乗るとは思わなかったよ」
「それは僕と、お姉ちゃんも思いませんでしたよ、大神さん」
「あ、直哉君」
「大神さん気にしないでくださいね、僕とお姉ちゃんが大怪我をしたことは」
「しかし、直哉君」
「実はあの出来事も知ってたんですよ」
「え、そうなのかい?」
「ええ、だから気にしないで、大神さんは、巴里を消滅させようとする敵だけに、集中してください」
「なんたって大神さんは12人の乙女のハートを射止めた男なんですから」
「本当あんたは凄い男だぜ」
「ちょっ裏直哉君まで、何言ってんの?」
「だが直哉、隊長カルマールの後に動く敵がいることを忘れるな」
「それは・・・」
「異世界からの敵、マシン獣や憑依獣のことだね」
「ああ、あの時のことね、ねえ直哉君なのはちゃん達の事が終わったらそろそろあいつらが動き出すんじゃない?この世界でも?」
「ああ、ヤフキエル事変の事?お姉ちゃん」
「うんそうだよ、直哉君は、どうするの?」
「・・・」
その頃佐谷直哉達は・・・
「さくらお姉さん僕達大変な時に来たね」
「大丈夫直哉君は、私が守るし」
「お姉さん」
「それに私達の帝劇を、壊滅させたあの男。ネウロも出てくるかも知れないし」
!!