「さくらお姉さん僕達も行かないと」
「そうね、でも紫藤直哉さんの邪魔にならない様にしないと」
「あ、なら私と行きますか?私パパから直哉君とさくらさんをある所に連れて行ってほしいと言われたんで」
「「それは何処なの?」」
「それはゆりかご内部のある場所です」
そして三人はゆりかごへ出撃したのだった。
ゆりかご内部・・・
「ヴィヴィオさん僕達の役目は何ですか?」
「直哉君私達の目的は、聖王ヴィヴィオちゃんを影で操っているクワットロと言う女性の居場所を探し出す事が目的だよ」
「そんな人を探すの?」
さくらが、ヴィヴィオに聞く。
「ええ、そうです彼女を見つけないと、直哉さんやさくらさんが、もう一人のヴィヴィオを助けても厄介な事になる可能性が高いですから」
「「そうなんだ」」
そして3人は、行動を開始した。
その頃なのはとヴィータは・・・
その頃花組より先にヴィヴィオ救出にゆりかご内部に突入したなのはとヴィータの二人は、王座の間と、動力源を同時に抑える作戦に切り替えていた。
「なのはは、ヴィヴィオの方に行け」
「私が動力源を潰す」
「ヴィータちゃん・・・」
「大丈夫だ!!私は鉄槌の騎士だぞ心配するな」
「でも・・・」
「なのはお前は、ヴィヴィオを助けれるかが、不安なんだろ?確かに、ヴィヴィオが一番会いたいのは、直哉とさくらだろう。あの2人が、ヴィヴィオにとって親だからな」
「だがなのは、お前もヴィヴィオのお姉ちゃんだろーが」
「そうだね、ヴィータちゃん」
そしてなのはとヴィータはそれぞれの場所に向かっていた。
その頃直哉達も、ゆりかご内部に突入した。
「直哉君どうする?なのはちゃん達別れて行動を始めたよ」
「マリアさん、紅蘭、すみれさん、カンナさんは、ヴィータと合流して下さい」
「そのほかの方々は僕達と共になのはを追いかけて下さい」
「「「「「「「「了解」」」」」」」」
王座の間・・・
「きゃあ、やめてヴィヴィオ私が、誰かわからないの?」
「お前は私から直哉パパと、さくらママを取り上げた悪い奴だ」
「ぐうっ一体誰が損なんこと言ったの?」
「マスター反撃して下さい」
「出来ない、出来ないよヴィヴィオを攻撃するなんて」
「反撃しなければマスターが死ぬだけですよ」
!!
「あらあらなかなか面白い展開ですわね」
その頃動力炉に向かったヴィータは・・・
「くそガジェットが意外に多いぜ、このままだと、私の体力が持つか不安だぜ」
「まあいいか、私が倒れても何とかなるか・・・」
「おいおいそんな事言うなよヴィータ」
「・・・漸く来たか待ちくたびれたぜ、カンナ・・・」
その頃未来ヴィヴィオ達は、紫藤直哉達とは違うルートで、聖王ヴィヴィオを影で操るクワットロを探していた。
「しかしここは広い所ですね」
「そうですねこのゆりかごは、元々宇宙に行く事が目的で、建造されたはずなのに、いつの間にか、戦争の象徴として扱われましたしね」
「「そうだったんだ」」
「でも私は、なのはさん達に助けて貰ったんで、ここにいますけど」
その頃紫藤直哉達は・・・
王座の間・・・
「パパとママを私に返せーーーー」
「グフッきゃあああ」
なのはは、ヴィヴィオの一撃を無防備のまま受けてしまい、意識が半分飛びかけてしまった。
「やったわこれでエースオブエースの最後だわ」
離れた場所で、聖王ヴィヴィオとなのはの戦いを見ているクワットロが呟くが、クワットロの望む展開にはならなかった。何故なら・・・。
さくら達帝国華撃団が、王座の間に到着し、なのはを助けたからだ。
「アイリスなのはの回復お願い」
「うん」
そして直哉とさくらは、神桜武から下りて、ヴィヴィオと対峙していた。