「恐らく黄昏の三騎士は、ネウロによって、吸血降魔として、蘇らせたのは、人間の絶望や恐怖を発生させる為でしょう」
「大体、ネウロとは何者で、君達にこの事件の黒幕の事を教えた女性は誰だい?」
「僕達にもネウロの事は詳しくわかりません。ただ彼は自分の事を、死人使いと言ってました」
「「ええーー死人使いだって」」
「そして僕達に教えてくれた人はメルクと言ってましたよ」
「メルクだって」
「ええ、そう言ってましたよ、メルクさんが言うには、直哉さんは、無茶をするから見ててと」
「何だとメルクがそんな事言ったのか?」
「ええ、それとこれを渡してと言われました」
佐谷直哉は、直哉とさくらに2種類の液体を渡した。
「これはなんだい?直哉君」
「一つは吸血鬼化を防ぐ薬です直哉さんとさくらさん。服用お願いします」
「そして、もう一つが吸血鬼化した人に飲ませると元に戻る薬だそうです」
!!
「すみれさんこれを飲んで下さい」
さくらはすみれに、薬を数滴飲ませると、吸血鬼に象徴ともいえる牙が無くなり、すみれは元に戻った。
「よかったすみれさん」
「直哉さん花組の皆さんの吸血鬼化した人物が誰だか、わかりますか?
「ああ、確証は無いけど、疑わしい人物はいるよ」
「なら取り合えずその人物から黄昏の三騎士の居場所を聞き出しましょう」
「ああわかった」
そして4人は、準備を追え大帝国劇場に向かった。
大帝国劇場・・・
4人が大帝国劇場の中に入るとそこには、吸血鬼化したカンナ、織姫、レニの姿があった。そして・・・
「気がつくのが、遅かったな直哉、さくら」
「米田さんどうして・・・」
「やはりすみれさん達4人を吸血鬼にしたのは、やはり貴方ですか、米田一基」
!!
さくらは直哉の言葉を聞いて驚いていた。
「どうして米田さんが、すみれさん達を吸血鬼に出来たの?
「それはな・・ワシはこの方に力を譲り受けたのだよさくら」
「ケッケ久しぶりだな帝国華撃団」
「「お、お前は黄昏の三騎士の鹿」」
「ほう覚えているとはな嬉しいぞ、決めた米田よ我と共に紫藤直哉を、我らの軍門に引き入れるのだ」
「はっ、他の連中は?」
「仲間同士でやらさせておけ」
鹿がそう言うと.吸血鬼化したレニ、カンナ、織姫は、二人のさくらと、佐谷直哉を添う。
「「「ガアアアア」」」
「ぐう、止めて下さいカンナさん」
「止めて下さいレニさん。僕はこちらの世界に来て初めて会った時、色々教えてくれました。そんな人に攻撃できない」
「ならばお前が・・・・死ね」
「嫌だ、死にたくない死にたくないーーーーーーー」
!!
「いけない直哉君」
佐谷直哉の霊力が暴走しかけた時、予想外な人物によって、止められた。
「よっと、危ないな、この子の霊力は、行くぞレニ、久しぶりの光翼斬だよ」
「ギャアアアア」
吸血レニは、気絶した。