帝劇を中心に局地的地震が起きて、地震が収まり、直哉達が外に出るとそこは、なのは達の世界の海鳴市だった。
「えええーーーどうなってるのこれー」
なのはが驚きの声をあげていた。
「なのは今の話は本当かい?」
「うんここは間違いなく海鳴市だよお兄ちゃん」
「それじゃあどこか落ち着けるところはないかい?二人の直哉君があの状態だし、朴達も状況を整理したいからね」
「わかったお兄ちゃん。それじゃ私の家に行こう」
「「「「「えーなのはの家ーーー」」」」」
「直哉達全員なのはの言葉に驚きつつもなのはの家である翠屋に移動を開始した。
翠屋・・・
店内・・・
いらっしゃいませ何名様ですか?」
「えーと10人以上だよ美由紀お姉ちゃん」
「へ、・・・」
なのはの言葉を聞いて、きょとんとした店員さん・・・そして。
「ああああーーーーなのはーーー今ままで何処に行ってたの?」
「あはは、ごめんねお姉ちゃんお母さんとお兄ちゃんと、お父さん居るかな?」
「お兄ちゃんは、道場に居るよ、父さんと母さんは今休憩で、家に戻ってるよ」
「お姉ちゃんありがとう。家に行って見るよ」
「行こう直哉お兄ちゃん」
「わかったよお邪魔しました」
そしてなのは達は、なのはの両親に会う為、なのはの家に向かった。
その頃佐谷直哉は・・・
紫藤直哉達とは別行動を取り、翠屋のケーキとオレンジジュースを食べていた。
そして直哉とさくらは翠屋にいる仲間と合流した直後、そこに現れたのは、黒い影のようなフェイトの姿をした者と、はやての守護騎士シグナムの姿をした影が、直哉達と、コジロウとミウ達に襲い掛かって来た。
「うわあああ」
闇シグナムの剣が直哉を捕らえたその時・・・
「お兄ちゃん」
「パパ」
「直哉君」
さくら、なのは二人のヴィヴィオが直哉の名を叫んだ。
だが直哉には、闇シグナムの剣は、直哉には届かなかった何故なら・・・
「まったく直哉は、油断しすぎだよ」
「まったくです」
「まあそんな奴だからユーリが好きになったんじゃろうな」
「えええーーーなんでシュテル達がーーーお兄ちゃんの中から出てくるの?」
「あ、なのはお久しぶりです」
「久しぶりだねだねなのは」
「王様あれは何なの?」
「あれは闇の書の残留思念が、我らの魔力と霊力に引かれて動き出したんじゃろう」
「要は俺達の敵だな」
「そういう事だ」
そしてコジロウ達とレイジ達も協力して、闇の書の残留思念と戦っていると、一人の少女がやって来た。
「あ、いたいた、ねえお願いがあるんだけど聞いてくれる?」
「何このおばちゃんは?」
「酷いよおばちゃんなんて」
「貴方達砕けぬ闇の居場所知ってる?」
!!
少女の言葉を聞いた直哉とさくらは驚いていた。
「あの子ユーリちゃんを探してるよ直哉君」
「そうだね・・・大丈夫だからね、ユーリ」
「はいマスター・・・」
「お主は何ゆえ砕けぬ闇を探している?」
「それはね私の計画に必要だから」
「計画じゃと」
謎の少女と王様が、話してると地震が起こり、その直後降魔兵器と、魔装機兵闇神威鬼王版が現れた。
「きゃああなにあの気持ち悪い生物は」
「あれは降魔兵器と言うやつだ、戦わなければ死ぬぞオバサン」
「オバサンじゃないわよ」
そして海鳴市に、突如現れた降魔兵器との、戦いが始まった。
「行くよさくらちゃん」
「うん直哉君」
「何だこいつは」
「落ち着けレイジ、こいつらは多分以前真宮寺直哉達と戦った降魔の強化版じゃ」
「本当なのか?」
レイジが真宮寺姉のさくらに聞く。
「ええ、シャオムーさんの言ってる子とは、間違いないです」
「所であの子は一体?」
「私はキリエ・フローリアンよ」
「ギャアア」
「おっと」
「この時代にこんな展開あるなんて知らないわよ」
「さくらさん達は鬼王の所に」
「「はい」」
「僕達は、降魔兵器を倒します。ヴィヴィオとなのはは、さくらちゃん達の援護に回って」
「「了解」」
戦いが始まり暫くした直後・・・再び地震が起きた。
直哉達や鬼王が気が付くと、そこは直哉達からしてみれば、未来のニューヨークだった.
ありゃ降魔じゃねえか」
「ケン落ち着け、ベガがあの装置を動かしたからあいつらが来たに違いは無い」
「と言う事は今回の原因は奴か?」
「恐らくな、コジロウとレイジも居るから合流するぞ」
「ああ」
とある場所・・・
「フフ・・・漸く我の捜し求めていた力の持ち主をここに呼び寄せる事に成功したな」
「それではベガ様」
「ああ、私は行くぞ・・・破邪の力か・・・私の力の一部となるのが、楽しみだ」
その頃直哉達は・・・
「「「お父様もう止めて下さい鬼王の呪縛に負けないで下さい」」」
三人のさくらが訴えているが、余り効果が無いようだった。
「・・・破邪剣征・桜花爛漫」
「「「きゃああああ」」」
三人のさくらは鬼王の攻撃を受け吹き飛ばされた。
「さくらちゃん」
「お姉さん」
「お姉ちゃん」
三人のさくらは、三人の直哉によって救出された。
「「「ありがとう直哉君」」」
その時りゅうとケンが直哉達に合流した。