突然僕が帝国華撃団の隊長代理になりました   作:真宮寺さくら

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未来ニューヨークでの戦い3

「えええーーーなんでシュテル達がーーーお兄ちゃんの中から出てくるの?」

 

「あ、なのはお久しぶりです」

 

「久しぶりだねだねなのは」

 

「王様あれは何なの?」

 

「あれは闇の書の残留思念が、我らの魔力と霊力に引かれて動き出したんじゃろう」

 

 

「要は俺達の敵だな」

 

「そういう事だ」

 

そしてコジロウ達とレイジ達も協力して、闇の書の残留思念と戦っていると、一人の少女がやって来た。

 

「あ、いたいた、ねえお願いがあるんだけど聞いてくれる?」

 

「何このおばちゃんは?」

 

「酷いよおばちゃんなんて」

 

「貴方達砕けぬ闇の居場所知ってる?」

 

!!

 

少女の言葉を聞いた直哉とさくらは驚いていた。

 

「あの子ユーリちゃんを探してるよ直哉君」

 

「そうだね・・・大丈夫だからね、ユーリ」

 

「はいマスター・・・」

 

「お主は何ゆえ砕けぬ闇を探している?」

 

「それはね私の計画に必要だから」

 

「計画じゃと」

 

謎の少女と王様が、話してると地震が起こり、その直後降魔兵器と、魔装機兵闇神威鬼王版が現れた。

 

「きゃああなにあの気持ち悪い生物は」

 

「あれは降魔兵器と言うやつだ、戦わなければ死ぬぞオバサン」

 

「オバサンじゃないわよ」

 

そして海鳴市に、突如現れた降魔兵器との、戦いが始まった。

 

「行くよさくらちゃん」

 

「うん直哉君」

 

「何だこいつは」

 

「落ち着けレイジ、こいつらは多分以前真宮寺直哉達と戦った降魔の強化版じゃ」

 

「本当なのか?」

 

レイジが真宮寺姉のさくらに聞く。

 

「ええ、シャオムーさんの言ってる子とは、間違いないです」

 

「所であの子は一体?」

 

「私はキリエ・フローリアンよ」

 

 

「ギャアア」

 

「おっと」

 

「この時代にこんな展開あるなんて知らないわよ」

 

 

「さくらさん達は鬼王の所に」

 

「「はい」」

 

「僕達は、降魔兵器を倒します。ヴィヴィオとなのはは、さくらちゃん達の援護に回って」

 

 

「「了解」」

 

戦いが始まり暫くした直後・・・再び地震が起きた。

 

 

直哉達や鬼王が気が付くと、そこは直哉達からしてみれば、未来のニューヨークだった.

 

 

 

ありゃ降魔じゃねえか」

 

「ケン落ち着け、ベガがあの装置を動かしたからあいつらが来たに違いは無い」

 

「と言う事は今回の原因は奴か?」

 

「恐らくな、コジロウとレイジも居るから合流するぞ」

 

 

「ああ」

 

とある場所・・・

 

「フフ・・・漸く我の捜し求めていた力の持ち主をここに呼び寄せる事に成功したな」

 

「それではベガ様」

 

「ああ、私は行くぞ・・・破邪の力か・・・私の力の一部となるのが、楽しみだ」

 

 

その頃直哉達は・・・

 

「「「お父様もう止めて下さい鬼王の呪縛に負けないで下さい」」」

 

三人のさくらが訴えているが、余り効果が無いようだった。

 

「・・・破邪剣征・桜花爛漫」

 

「「「きゃああああ」」」

 

三人のさくらは鬼王の攻撃を受け吹き飛ばされた。

 

「さくらちゃん」

 

「お姉さん」

 

「お姉ちゃん」

 

三人のさくらは、三人の直哉によって救出された。

 

「「「ありがとう直哉君」」」

 

その時りゅうとケンが直哉達に合流した。

「直哉、さくら」

 

「「あ、りゅうさんケンサン」」

 

「久しぶりだな」

 

「はい」

 

その時紫藤直哉に向け放たれた悪魔の一撃だった。

 

「サイコウイップ」

 

 

「ギャアアなんだこれはあああ力が奪われていく」

 

!!

 

「この力の波動はサイコパワー」

 

「サイコパワーという事は奴か?」

 

 

「フフ、久しぶりだなリュウ」

 

「「ベガ」」

 

「そうだ、だが今は紫藤直哉の力を奪う事が重要だ」

 

 

「あがあああ」

 

「直哉君」

 

「さくらちゃん来ちゃだめだああがあああ」

 

 

「直哉君!!」

 

「いいぞこの力はサイコウ・・・む」

 

「貴様邪魔をするか?」

 

「破邪剣征・桜花放心」

 

 

「むう、貴様もかだが、今は退くとしよう」

 

そう言って、ベガは撤退したが、紫藤直哉は、霊力を奪われてしまった。

 

 

果たして直哉達はベガに勝てるのか?

 

 

 

ニューヨーク市街地・・・

 

 

「・・・」

 

「直哉君・・・」

 

「リュウ彼は、どうなんだ?」

 

「・・・駄目だ彼はもう・・・」

 

!!

 

「そんなーー」

 

「ただ彼紫藤直哉を助けだせるとしたら、真宮寺姉弟だが、直哉があれでは・・・」

 

「お姉ちゃん抱っこしてーー」

 

「直哉君今は駄目だよーー」

 

「えーーー何でーーーお姉ちゃんの意地悪ーーー」

 

「うがあああ」

 

「直哉君如何したの?直哉君?」

 

「リュウこれは一体?」

 

 

「拙いな一刻も早くベガから奪われた力を取り戻さないと彼は死ぬ」

 

「出来るかな!!お前達に」

 

 

「「ベガてめえ」」

 

「ショウリュウケン」

 

「何だその技は?行くぞサイコ爛漫クラッシュ」

 

「「「「「きゃあああ。うわああああ」」」」」」

 

「ギャアアアア」

 

「何だあの技は?」

 

「何あの小僧の力を限界を超えて使っただけだがね」

 

「何だと!!」

 

「私がこの力になじんだらその小僧は死ぬがな」

 

「それまでに私に一撃を与えれる事ができれば、お前達の勝ちだ」

 

 

そして直哉を救う為の戦いが始まった。

 

直哉の体内・・・

 

「このままじゃマスターが死んじゃう」

 

 

「落ち着けユーリ」

 

「そうだよ直哉を救う手段はあるよ」

 

「でも・・・」

 

「ユーリ、もしここでシステムUDを使うと、キリエニばれますよ」

 

!!

 

「それでもいいよ、マスターとさくらが笑顔になれるなら」

 

「そうですか・・・わかりました、レヴィ、王様」

 

「了解」

 

「仕方が無いのユーリが決めた事なら」

 

 

そして直哉の体が輝きだした。

 

 

「「「「「「こ、これは」」」」」」

 

 

この場にいる全員が、突然の事に驚いていた。何故なら動かせない直哉が動き出し、ベガにダメージを与え、ベガから奪われた霊力を奪いか返したからだ。

 

「ガアアアア馬鹿な貴様もこの私と同じ事が出来るのかーーー」

 

「さくらちゃん皆トドメ行くよ」

 

「「「「「「おう」」」」」」」

 

 

「「破邪剣征・桜花竜巻流弾」」

 

「何のサイコ爛漫クラッシャー」

 

そして二つの技がぶつかり合い、次元の裂け目が出来、すべての人間は本来のあるべき場所に戻った。

 


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