ラブライブ! 記憶を失くした少年と歌を歌う女神達 作:凛乃空
これで安心して小説に専念できます!
投稿ペースは1週間に1話できたらいいなと思ってます(前も言った気がする)
とりあえずこれからじゃんじゃん頑張って行くので応援宜しくお願いします!!
それでは本編どうぞ!
高校生活1日目。
転入生と言うのは珍しいのか周りの視線が集まって、全然授業に集中できない。
「なぁ穂乃果、2年で転入する生徒ってそんなに珍しいのか?さっきから視線が気になって仕方ないんだけど」
とくに青いロングヘアーの娘からの視線がやばい。
「うん、珍しいよ!だって、普通に二年生で転入してくる人なんていないもん!」
「そんなもんなのか〜」
キーンコーンカーンコーン
4限目終了のチャイムがなり、昼休みの始まりだ。
とりあえず穂乃果を昼飯に誘ってみるか、まだいろいろ聞きたい事あるしな。
「穂乃果、お昼一緒に食べないか?」
「え?うん、いいよ!でも海未ちゃんやことりちゃんも一緒だよ!」
海未やことり?はて、どこかで聞いたことがある名前だが。
「新上君、ちょっとよろしいでしょうか?」
げっ!この娘、授業中ずっと俺のこと見てた娘じゃねーかよ。確か名前は…
「園田さん…だっけ?どうしたの?」
「そうですか…私にはそう言う態度をとるのですか…仕方がありませんね」
あっれぇー?違ったのか?やばいめちゃくちゃ怒ってる。
「え?!園田さん?!なんで怒ってんですか?!」
なんでだ?なんで怒ってるんだ?俺なにかまずい事でも言ったか?
「覚悟はできていますね?」
「ちょ!落ち着いて園田さん!」
「問答無用です!「待って〜海未ちゃん!」ことり?どうしたのですか?」
園田さんが俺に拳を放とうとした瞬間、聞き覚えのある声が俺を助けてくれた。
「君は!朝の!」
「えへへ〜まさか君が蒼空君だったなんて全く気づかなかったよ〜」
「え?」
「早くしないとお昼終わっちゃうよ!お昼ご飯食べながら話そうよー!」
穂乃果が駄々をこね始めたので、とりあえずそれぞれの昼ご飯を食べながら話すことにした。
「じゃあ、君達2人が俺の幼馴染みの海未とことりなのかぁ?!」
2人に本名を教えてもらって、やっとこれまでの事が理解できた。
海未がなぜ怒ったのか、授業中になぜ俺をずっと見ていたのか。
そりゃあそうだよなぁ、久しぶりの幼馴染みの再会なのに言葉一つも交わさずにずっと無視していた事になる訳だからな。
「やっと気づいたのですか?」
「ことりも蒼空君の事、気がつかなかったからお相子だね」
「悪い二人とも…気がつかなかったって言うのとはちょっと違うんだ……」
「「え?」」
そして俺は2人に俺の記憶喪失の事を話した。
「そうだったのですか…すみません事情も知らずに怒ってしまって…」
「じゃあ、ことり達の事全く憶えてないの?」
「うん、穂乃果の事はちょっとだけ思い出したんだけど、2人のことは……まだ……」
「そうなのですか……」
「でも、これから思い出す可能性もあるって事だよね?」
「あぁ、穂乃果と話してたら記憶が少しだけど思い出せれたから、海未やことりとも話してたら思い出せるかもしれない。だからこれから友達として、そして幼馴染みとしてよろしくな!」
「はい!こちらこそ!」
「よろしくね!蒼空君♪」
よかった、2人とも分かってくれたみたいだ。
「それと穂乃果ちゃん、明日の新入生歓迎会の事なんだけど、今日の放課後にこんなチラシを配るのはどうかな?」
ことりは鞄の中から1枚の紙を取り出して、俺達に見せてきた。
「おぉ!すごい!すごいよことりちゃん!」
「あれ?お前ら明日なにかするのか?」
てか明日新入生歓迎会なのか、転入早々ビックイベントだな。まぁ俺が何かできる訳じゃないから関係ないけど。
それにしても新入生歓迎会の日に何するつもりなんだか。
「ライブだよ!私達のファーストライブを講堂でするんだよ!」
「ライブ?お前らってもしかしてアイドルとかなのか?」
「うん、μ'sってグループなんだよ!あっ!そうだ!蒼空君も見に来てね!絶対だよ!」
「わかったよ、絶対見に行く。だから頑張れよ!」
キーンコーンカーンコーン
昼休み終了のチャイムがなった。
「おっと、もう昼休み終わりか。悪いな海未、ことり、また今度ゆっくり話そうぜ!」
「うん!」
「はい!」
俺達は自身の席に戻り、午後の授業を受けた。
放課後。
俺はまだ理事長にあいさつにいってなかったため、理事長室に向かっていた。
「理事長室ってこっちでいいんだっけ?」
俺は海未から教えてもらった理事長室の場所を頼りに校舎を歩いていた。
「あったあった!ここだな」
俺は理事長室を見つけて中に入ろうとすると、中から話し声が聞こえてきた。
「理事長、新入生歓迎会でのあの娘達の活動に私は反対です」
「何故ですか?」
「理事長は学校存続のために学校生活を無駄にすべきではないとおっしゃっていました。でしたらあの娘達の活動も学校生活を無駄にしているじゃないですか」
「う〜ん、でも綾瀬さんがしている事とはちょっと違うのよ」
「何が違うんですか?!意味がわかりません」
「簡単な事よ?」
どうやら生徒会の人達と理事長が話し合いをしているみたいだが、学校存続のためってなんだ?この学校が廃校になるとかそういう事なのか?全く聞いてないぞ?
「失礼します」
「あっ、えりち」
「東條さん、ちょっといいかしら?」
「え?うちですか?」
「じゃあ、先に行ってるわ」
ドアが開いて綺麗な金髪の美人が出てきた。
その人はため息をついて生徒会室の方に歩いていった。
「東條さん、綾瀬さんの側にいてあげてくださいね。あの娘はいろいろと抱え込みすぎていますから」
「任せてください理事長。うちはえりちを支える役目ですから」
「ありがとう、東條さん」
「では、私も失礼します」
理事長との会話を終えたもう1人の生徒はドアを開けて出ようとしていたので、俺はその入れ替わりで入ろうとしていたその時。
「あれ?蒼空君?」
「ん?」
気のせいか?今俺この人に名前を呼ばれた気がしたんだけど。
「きみ、蒼空君だよね?新上蒼空君」
「そうですけど、どこかで会ったことありましたか?」
おかしいぞ、俺の幼馴染みは3人で穂乃果、海未、ことりとはもう会ってる。だから俺に幼馴染みはもういないはずだ。
「えっ?もしかして忘れちゃった?東條希だよ?」
「ごめん、全然憶えてない…です」
よく見たらこの人3年生じゃねーか!俺の名前を知ってるからてっきり同級生かと思ったじゃねーかよ!
「そ、そっか、まぁええか!ほなまたな〜」
「あ、はい、また…」
なんで急に関西弁なんだ?それよりどういう事なんだ?家に帰ったら親父に聞いてみるか。とりあえず今は理事長に挨拶だな。
「理事長、失礼します。今日転入してきた新上蒼空と申します。」
「そんなに固くならなくていいわよ。あなたの事は昔から知っているからね……そしてあなたの今の事も…」
昔から?そういえばこの人、よく見たらことりにそっくりな気がする。たぶんだがこの人はことりのお母さんだ。
「俺の今の事も知っているんですか…」
「えぇ、あなたがなぜ記憶喪失になったのかも知っているわ。だからあなたをここに転入させたのよ、あなたの幼馴染みがいるこの学校に」
「そうだったんですか?ありがとうございます」
「これからいろいろ大変だと思うけど、頑張ってね!」
「はい!失礼しました!」
俺は理事長との話を終わらせて、確かめたい事があるので急いで家に帰った。
自宅。
「親父ー!いるか?」
「いるぞー!なんだ蒼空?学校は楽しかったか?」
「そんな事より親父、俺の幼馴染みは3人でいんだよな?」
「あ?あぁ、そうだけど何だ急に?」
「じゃあ、東條希って娘知ってる?」
「そうだなぁ〜、そういえば引越してから1年目ぐらいに、お前が友達ができたって言って家に連れてきた娘がそんな名前だったような」
「それ、マジなのか?」
「たしかそんな名前だったぞ」
「ありがとう親父」
その時俺は思った。
昔遊んでいた友達に全然憶えてないって言われたらどう思うだろうか。そんなの悲しいに決まってんだろ!
俺は東條先輩にとても酷い事をした。明日、東條先輩に会って謝ろう。そしてその時の俺の事を聞いて話してもらおう。少しでも記憶を思い出して、彼女達を傷つけない為にも…
その日の夜、俺はとてつもなく長い夢をみた。
次回予告
2人の幼馴染みと再会した蒼空!
蒼空は海未とことりのどちらと恋をする事になるのか!だが蒼空には穂乃果がいる!
そして3人は蒼空を賭けてるリアルファイトを始める!
そこへ出てくる謎の少女東條希!
彼女もまた蒼空を賭けて、リアルファイトに混ざる!
果たして勝負の行方は?!
(この次回予告は全て嘘です!)
今回の話を書いてて思った事はとりあえず難しい……なんか自分の書きたい事が思うように書けない感じでとても頭を悩ませていました……
この話を読んでいたらわかると思いますが、穂乃果達は既にμ'sを結成していて、蒼空はファーストライブの前日に転入した事になっています。なんか無理矢理な感じがあると思います……
さてさて次回は蒼空の夢の中の話になると思います。まだ全然考えてないけど頑張ります!