ラブライブ! 記憶を失くした少年と歌を歌う女神達   作:凛乃空

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はい!最近高校でてきた友達家でBO3を楽しんでる凛乃空です!

今日は真姫ちゃんの誕生日ということで、真姫ちゃん特別編を書きました!

ではでは読んでいって下さい!



真姫ちゃん誕生日記念編 ツン?ヤン?デレ?まっきーと遊園地

 

「私がお化け屋敷に入ったんだから、蒼空も同じ様に私の乗りたいものに乗るわよね?」

 

俺は今窮地に立たされている。

俺の目の前には、燃えるような赤い髪の、口は笑っているのに目が笑っていない少女が1人。そして彼女が言っている乗りたいものとは…………

 

 

 

俺が1番嫌いなジェットコースターである。

 

 

 

「ま、まぁ落ち着けって真姫!」

 

「蒼空…」

 

「は、はい?!」

 

「乗るわよね?」

 

どうしてこうなったんだろうか。

ちょっと前までは、楽しく遊園地で遊んでいたはずなんだけどな……

 

 

 

俺がここに来るまでの道のりを辿って、どこで間違えたのかはっきりさせよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ真姫!今日はお前の好きなところに行っていいぞ。ただしジェットコースターは俺が無理だからそれ以外で頼む」

 

「ほ、本当に!?」

 

「あぁ!だって今日はお前の誕生日なんだからな」

 

「じゃ、じゃあメリーゴーランドに乗りたいわ!」

 

「わかった、メリーゴーランドな!」

 

「やったー!」

 

うぉ!あのいつもツンツンしてる真姫が、とても無邪気な顔で笑っている!

これはレアだ…写真撮りたい……っとそれよりメリーゴーランドだったな、どこにあるんだろう?地図見ればわかるか。

 

「真姫地図を貸してくれないか?」

 

「いいわよ」

 

「今俺達はここにいるから……あっちだな!行くぞ真姫」

 

「ヴぇぇ?!ま、待ちなさいよ〜!」

 

そして俺と真姫はメリーゴーランドのある場所へと向かった。

 

「お客様はフリーパスを持っていらっしゃいますか?」

 

「ねぇ蒼空、フリーパスってなんなの?」

 

「フリーパスも知らないのか?フリーパスって言うのはな、それを持ってれば追加料金を払わずに乗車や入場ができる便利な物だ」

 

「そんなものいつもと変わらないわよ。ちょっとあなたこれを見て」

 

真姫は店員の人にお父さんと一緒に真姫が写っている写真を見せた。

 

「は、はぁ?これがどうかなさいましたか?」

 

「まだわからないの?!私の名前は西木野真姫よ!パパの名前は西木野(たつみ)よ!」

 

真姫がそう言うと、店員の人の顔は一気に真っ青になった。

 

「す、すいませんでした!まさか西木野先生の娘さんだったなんて、とんだご無礼を」

 

「これはどういう事なんだ真姫?」

 

「ここの遊園地はパパと繋がってるの、だからフリーパスなんて必要ないわ感謝しなさい」

 

「へ、へぇー」

 

すごいな…真姫はお嬢様ってのは知ってたけど、まさかここまでとは……

真姫はドヤ顔とまではいかないが、なかなかの顔でこっちを見ていた。

 

「さっ、行きましょ!」

 

「お、おう」

 

真姫はものすごい勢いで馬に乗り、俺は真姫の隣の馬に乗って、メリーゴーランドを楽しんだ。

 

「ふぅ、楽しかったな!次はどこに行くか?」

 

「う〜ん」

 

「おーい、そこの仲がいいカップル!お化け屋敷はどうだい?デートにはちょうどいいと思うよ!」

 

「べ、別にカップルなんかじゃないわよ!!!」

 

これはなかなかのツンデレ感だな。

よし、ちょっくらおちょくってみるか!

 

「え、俺らって今はカップになるんじゃないのか?それとも……真姫は俺とカップルじゃ嫌か?」

 

「あ、当たり前でしょ!なんで私があなたの彼女にならなきゃいけないのよ!」

 

うっ!これはこれではっきり言われるときついものがあるな……

 

「そっか…そうだよなぁ……」

 

「何でそんなに落ち込むのよ……」

 

「まぁとりあえずお化け屋敷行こうぜ!」

 

「え……」

 

「どうしたんだ真姫?」

 

「……」

 

なんでだ?さっきまであんなに喋ってたのに急に黙り込んで……あっ!もしかしてあれか?お化け屋敷が苦手なのか!ふっふっふ、これはまた弄りがいがあるぞぉ。

 

「あれあれー?真姫お嬢様はお化け屋敷に入れないのかなぁ?」

 

「っ?!そ、そんなわけないじゃない!さぁ行くんだったら行って早くすませましょ」

 

この反応は完全に当たりだな。

それにしてもお化け屋敷が怖いだなんて、結構可愛いとこあんじゃん。

 

「中には怖いお化けがいっぱいいますよー!行ってらっしゃい!」

 

こうして俺と真姫はお化け屋敷の中に入った。

この後自分の行動が、自分を追い込む事になるなんて事を、この時の俺はまだ知らなかった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい真姫、いい加減機嫌直してくれよ……悪かったって」

 

お化け屋敷に入った後の真姫は言うまでもないと思うが、大泣きだった。

そしてずっと俺にしがみついてて正直めっちゃ可愛いかった………。

今の状況を簡単に言うと、真姫が拗ねているのだ。

 

「………」

 

「いや〜、まさかあんな子供っぽい仕掛けでもダメなんて思わなかったんだよ」

 

実際仕掛けは遊園地って事もあって、小学生の高学年ぐらいは驚かないレベルのものだった。

 

「………」

 

「じゃ、じゃあなんでも言うこと聞くから許してくれよ」

 

「……ほんとに?」

 

「まじまじ、嘘はつかねーよ!」

 

「じゃあジェットコースターに乗りましょ」

 

「え?」

 

彼女はいまなんと言った?俺にはちょっと聞こえなかったんだけどなー。

 

「あら?聞こえなかった?ジェットコースターに乗りましょ」

 

「いや、あの、真姫さん?俺は最初にジェットコースター以外って……」

 

「私がお化け屋敷に入ったんだから、蒼空も同じ様に私の乗りたいものに乗るわよね?」

 

「ま、まぁ落ち着けって真姫!」

 

「蒼空…」

 

「は、はい?!」

 

「乗るわよね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして俺は今の状況に至るのだが……。

何が原因かは明白だな、何でも言うこと聞くなんて言うんじゃなかった……。

 

「確かになんでも言うこと聞くとは言ったし、嘘もつかないとも言ったけど、流石にそれは…な?」

 

「はぁ、仕方ないわね。じゃあ喉が乾いたからトマトジュースでも買ってきてくれない?」

 

あれ急に優しくなった?まぁ一難去ったからよかった……。

 

「お、おう!それくらいなら任せろ!」

 

「頼んだわよ」

 

「おーう」

 

俺は走ってジュース売り場に向かった。

 

「ふぅなんとか免れたな……俺も喉乾いたな」

 

そんな事を呟きながら歩いていると、ジュース売り場についていた。

 

「お客様ご注文をどうぞ」

 

「え〜と、トマトジュース1つ下さい」

 

「畏まりました!少々お待ち下さい」

 

ふ〜それにしてもなんで真姫は急に優しくなってジェットコースターを諦めたんだ?なんか嫌な予感がするな。

 

「お客様お待たせいたしました」

 

俺がさっきの真姫に疑問を抱いていると、注文したジュースができたみたいだ。

 

「あ、どうも」

 

いろいろ考えても仕方ないよな。とりあえずジュースも貰ったし、早く戻るかな。

走って真姫のところまで戻ることにした。

 

「おーい真姫!」

 

「ちっ!思ったより早かったわね」

 

「ん?もっと遅く来てた方がよかったのか?」

 

「別に、それよりトマトジュース」

 

「あ、ほい。あのさ真姫、俺トイレ行きたいんだけど行ってきていいか?」

 

「いいわよ行ってきて」

 

「悪いな、じゃあちょっくら行ってくるわ」

 

「これは好都合だわ…」

 

真姫の最後の言葉は、俺の耳には届くことはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悪い、思ったより混んでて遅くなった…ってなんだそのジュースは?」

 

「あなたも喉が乾いてると思って買っておいたのよ、感謝しなさい」

 

「まじか?!ありがと!」

 

なんだいつものツンデレで優しい真姫じゃんか、やっぱり許してくれたのかな。そうだよな今日は真姫の誕生日だもんな。

 

「あれ?真姫これどこで買ったジュースだ?めっちゃ美味しいけど飲んだことない味なんだけど」

 

「あぁそれはね」

 

「あ……れ……?なんか頭がクラクラ……す…る…」

 

「おやすみなさい蒼空」

 

「真…姫…?」

 

真姫がくれたジュースを飲んだ瞬間めまいと激しい頭痛に襲われて、俺はその場に倒れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お客様安全バーをしっかりと締めてください」

 

店員の人の声に気がついて目を覚ますと、そこは何かの乗り物の上だった。そしてそれが何の乗り物かは、乗り心地と店員が言った安全バーという言葉で、すぐにわかった。

 

「え?!う、嘘だろ!」

 

「あら?割と早かったのね」

 

「真姫?!お前俺をはめたな?!」

 

「ふふっ、あなたが悪いんじゃない」

 

「それではお客様行ってらっしゃいませ」

 

「ちょっ!止めてください!」

 

俺が声をあげた頃にはもう遅かった……。

ジェットコースターは既に進み始めていたのだ。

 

「終わった………」

 

「また寝ちゃったら、面白くないじゃないの!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ…ここは?」

 

「やっと起きたわね、ここは観覧車の中よ」

 

「観覧車?なんで観覧車なんかにいるんだよ」

 

「な、なんとなくよ!それより……その……あの……」

 

「ん?どうしたんだ?」

 

「今日はごめんなさい!」

 

「え?どうしてお前が謝るんだよ!そもそも真姫を怒らせたのは俺だから俺の方こそごめん!」

 

「だって……その……怒ってたとはいえ薬を飲ませて眠らせて、挙句の果てにはジェットコースターに無理矢理乗せるなんて……」

 

「いいよ、それより真姫は今日楽しかったか?」

 

「え?うんまぁ、楽しかったわ」

 

「なら俺は満足だ!今日はお前がメインだから、お前が楽しかったのなら俺の任務は1つ達成だよ」

 

「な…なによ…それ……」

 

「後はこれを渡したら今日の俺の任務は完了だな」

 

俺は自分の鞄の中から、真姫のために用意したプレゼントを取り出した。

 

「じゃあ改めて、誕生日おめでとう真姫!」

 

「あ…ありがとう……」

 

ありがとう…か……。普段のツンデレの真姫も可愛いけど、素直になると倍以上に可愛いじゃねーかよ。最後に少しからかってみるか。

 

「え?何だって、よく聞こえなかったぞ?」

 

「も〜う!ありがとうって言ったのよ!!!」

 

2人が乗る観覧車は1番上に登っていて、そこから見える夕日の綺麗な光が2人を包み込んでいた。




どうでしたか?
遊園地に行くっていうのは自分のキャスで閲覧者の人に、どんな話を書いたらいいかと聞いたら遊園地に行くって言われたので行かせてみました!

特別編より先に本編をって思う人は沢山いると思いますが、ちゃんと進めておりますので、気長に待ってもらえると嬉しいです。

最後に真姫ちゃん誕生日本当におめでとう!
まっきまっきまー!!!
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