剣技で桜が落とせたならば   作:阿部高知

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今さらですが注意点を。
①エーデルフェルトの館は協会が管理しておりバゼットが申請して借りていますが、鏡治が予め加工を施しています。管理人? 簡単に殺された所為で憶えられていない程です(五話参照)。
②同盟の都合上、バゼットが来日するのが早いです。原作では聖杯戦争開始の八日前に来日していますが、今作では一月中旬には来日しております。
③キャスターの召喚された日付が一ヶ月程遅れています。その為、魔力は貯えられておりません。

他にも色々ありますが、原作との大きい変更点はこれぐらいですね。



第7話

 エレベーターから見える夜の新都を眺めながら、アトラム・ガリアスタはほくそ笑んだ。

 冬木の中でも特に発展しているのがこの新都である。その中でも一際高いビルに彼は居を構えている。高い場所から見下ろす景色は絶景の一言であり、またストレスが消えていくようだった。

 

 

 

 彼は魔術師である。歴史こそは浅いものの、若くしてある程度の実力と圧倒的な財力を保有している。

 その起源は百年前――――彼の先祖が魔術の知識を金で買ったことから始める。石油販売によって莫大な経済力を有しているガリアスタ家は、本来隠匿されるべきの魔術すら金で買収した。当時はあくまで上級階級の嗜み程度としか考えられていなかった魔術だが…………それに活路を見いだしたのがアトラムである。

 彼は石油に代わるエネルギーとして、人体を用いたエネルギー錬成に取り組んだ。数年に及ぶ試行錯誤の末、それは成功。最新鋭の実験器具という科学の力を借りる事により、本来ならば一ヶ月程掛かる儀式を一瞬で行えるレベルまで上達できた。

 

 実力は付けた、ならば後は結果を残すべき――――そう判断したアトラムが、近々極東で行われる聖杯戦争に食いつかない訳が無かった。

 万能の願望器と呼ばれる聖杯を協会に持ち帰る。そんな偉業を成せば、時計塔の中核にすら入り込めるかもしれない。最低でもロードの名か『色』を与えられるだろう。

 決断すれば即行動に移せるのが彼の利点だった。即座に金を存分に振り撒き、幻想種の頂点にして最強の生物――――竜に関係する英雄の聖遺物を集め、聖杯戦争が行われる冬木の土地に工房を(こしら)えた。

 彼が冬木に入ったのは十二月の終わり。後は今日に至るまでにひたすら工房を改造し、送られてくる聖遺物を待った。

 

 ――――そして一月の中頃、召喚は行われた。

 

 聖遺物は竜の紋章(ドラクル)が刻まれた竜の牙。呼び出されたのは裏切りの魔女と称される魔術師(キャスター)――――コルキスの王女・メディア。

 彼は忘れもしないだろう。あの夜の事を、あの工房での事件を、あの魔女が発した言葉を――――!

 

 

 

 思い出すのは先程まで行われていた神父との密会。あの胡散臭くも威厳のある神父の人格は好きになれそうにないが、利用価値があるのならそんな事はどうだっていい。

 役立たずのサーヴァントを放棄でき、尚且つ監査役からもお墨付きをもらう程のサーヴァントを手中に治める事が出来るのだ――――これから彼女が味わうであろう地獄と、待っている輝かしい勝利を思うと、笑ってしまうのも仕方が無かった。

 

 ――――正直な所、アトラムはメディアが邪魔なのだ。

 

 キャスターとして召喚された彼女の宝具は『契約を断ち切る』ものであり、彼が望んでいた『竜を呼び出す』ものでは無い。また、自慢の工房が生贄を六人使用して創り出した魔法石を、無詠唱かつ何もない状態から数倍の大きさのモノを創り出す。魔術師としての自尊心はボロボロだった。

 邪魔なものは排除するのが人間の道理であり、魔術師の性である。

 そこで彼は聖杯戦争の監査役にして運営役である教会へ駆け込んだ。万が一、新たなサーヴァントと再契約できる可能性は無いか…………はっきり言うと期待していなかったが、予想と反して教会の神父はサーヴァントには空きがあるという。彼の言いぶりではメディアを始末すれば新たなサーヴァントを紹介してくれるらしい。

 本来の目的――――ではないが、自分と同じく教会から派遣されたというマスター…………確か同僚の話では槍兵(ランサー)のマスターへの手紙を神父に渡し、工房へ帰ってきた。

 手紙の内容は「キャスターを始末して欲しい」というもの。同じく派遣された仲間なのだからその程度はして欲しいし、自害させる分の令呪が持ったない。彼女の契約を断ち切る宝具を封じる為に令呪を一画使用してしまっているのだ、残り二画は大事に取っておきたい。

 

 数秒でエレベーターは工房のある階層へ辿り着く。出来ればワインを味わい女でも抱いて寝たいものだが――――そんな怠惰を許される程、魔術師は甘くはない。今日はまともに魔術を行使しておらず、魔力は溢れんばかりにある。キャスターに杜撰に扱われたものの、彼の魔術工房はそれなりの性能を誇る。一個や二個、魔法石を作っておくのも悪くは無い。

 そうと決まれば、足は動いていた。すれ違う人間が()()()()()()()()()()ことに違和感を覚えながら、それでも足は止まらない。一直線に自身の分身とも、心臓とも呼べる工房へ向かっている。

 キャスターの始末はランサーのマスターに連絡が取れてからになる。恐らくは三日はかかるだろう…………それまであの女狐の対応をしなければならないと考えると、面倒臭くて仕方がない。あのいけ好かない上から目線と、それを確固たるものにしている魔術の力量が彼の琴線に触れるのだ。まるで自分が二流だと暗に告げられているようで――――嗚呼、腹が立つ。

 出会って早々に殴ってやろうか。理性を欠片も感じない程の怒りが沸き立ちつつあるのを自覚しながら、アトラムは工房へ踏み入った。

 

 

 

 

 

 ――――――――そこにあったのは、工房ではなく地獄だった。

 

 

 

 

 

「なっ……………!?」

 

 導入されていた最新鋭の機材はスクラップ同然の廃材と化し。

 培養液に入れ保存されていた魔法石の素材(子供たち)の姿は無く。

 工房全体が蒼い炎で蹂躙されており、人の気配は一つも無い。

 

 この惨劇が表に出ていなかったのは工房の隠密性が優れている証拠だ――――しかし、今回はそれが仇となった。

 アトラムはようやく廊下で人間とすれ違わなかった理由に気付いた。辺りに散らばっている黒焦げになった焼死体や、魔力を圧縮して放たれたであろう魔術によってぐちゃぐちゃにひしゃげた死体…………それらは全て、彼が地元から連れてきた女達だった。

 恐らくは暗示でもかけて工房に連れてきたのであろう、彼女らの表情は苦しみを感じさせない普通のものだ。中にはアルコールを摂取していたのか、頬を染めて蕩けた表情をしている者もいる。だが、そういう表情が分かる死体に限って惨殺されていた。

 竜に噛み付かれたように四肢が千切れているものや、首と胴体が離れて首を自分で抱えているものまで。

 普段人間を魔術で生贄にしているアトラムでも思わず躊躇してしまう惨状。だがあくまで躊躇する程度で、数秒もすれば直ぐに立ち直る事が出来た。

 不思議なのは子供の死体が見つからない事だが、恐らく逃がしたのだろうと判断する。彼女はアトラムの魔術を見て「命を無駄にしているだけ」などと抜かしていた、子供には甘いのだろう。

 

「これはどういうことだ、メディア? 僕の工房を滅茶苦茶にした上、従者たちまで殺すとは…………。あの素材たちを逃がした事は許すが――――流石においたが過ぎる」

 

 部屋の中心――――最も魔力が集まるその場所に、裏切りの魔女は立っていた。

 彼女の顔は窺えない。マスターに背くように後ろ姿しか見せておらず、紫のローブを着けているからだ。幾ら英霊に押し上げられようと、本人は貧弱な少女だというのに…………悪名と胡散臭さの所為で、彼女から幼さという装飾を剥ぎ取っている。

 怒りで魔術回路と令呪が蠢きつつあるのを感じながら、それでも穏便を取り繕ってアトラムは魔女・メディアに近づく。

 あまりの感情の昂りで我を忘れている訳ではない。彼女の反応が無い以上、強引にでも此方を向かせる必要があり、メディア程の魔術師ならば距離など関係ないからだった。手を振るっただけで魔術を成立させるような化け物を相手に、数メートルなど焼石に水にもならない。

 

「おい、聞いているのか。マスターである僕が理由を聞いているんだ、答えるのが道理だろう」

 

 メディアの反応は無い。ただただ背中を見せるだけだった。

 思わず舌打ち――――そして距離を狭める。ここまで来て反応を一切見せないのは些か不気味だったが、令呪の準備は既に完了している。ここで消費したくはなかった仕方がない。使えず、叛逆するような裏切り者は必要ないのだ。

 

「メディア――――」

 

 アトラムがメディアの肩を掴み、強引に自身の方へ向かせようとした瞬間。

 

 

 

 ――――メディアの手元から、彼女の首が転げ落ちた。

 

 

 

「は?」

 

 間抜けな声が出るのを、誰が咎めることが出来ようか。

 重力に従い落下した頭は一度床に跳ねた後、彼が昇ってきた段差をゴロゴロと転げ落ちた。その際、首が付いていたであろう断面から血肉がこぼれ落ち、アトラムの靴に付着する。

 頭がある筈のメディアを見てみれば、そこは虚空。ローブが頭を象っていただけであり、中身は存在しなかった。よく見れば紫のローブは彼女自身の血液によって赤く染め上げられており、足元には血が滴り落ちている。

 

「なっ…………おい、どういうことだよ……!? 意味が分からない、なんでだ? どうしてこんなことに――――!?」

 

 この時点でアトラムは錯乱してしまっていた。

 工房は滅茶苦茶に破壊され、原因であるキャスターは死んでいる。冷静になれば他マスターからの襲撃だろうと判断できた思考能力は、混乱によって完全に機能を停止させていた。精神の集中が乱れれば精密な操作を必要とする魔術回路も起動せず、戦局を大きく左右したであろうサーヴァントは既に退場済み。

 はっきり言って、彼は終わった。何故ならばキャスターを殺しアトラムの命を狙っている刺客は、正当な魔術師ではないからだ。

 正々堂々の一騎打ちなど以ての外、暗殺謀殺はお手の物。油断すれば魔術で殺し、動揺すれば刃で殺す。

 

 暗殺者(アサシン)のクラスに与えられたスキル『気配遮断』は攻撃時、スキルレベルが落ちる。どんな達人にも、自らの気配や意識を発生させることなく攻撃をする事は不可能だからだ。

 そのアサシンの気配遮断は、とてもじゃないが高いとは言えなかった。従来のアサシン、暗殺教団の長たる山の翁ならば平均Aランクあるスキルも、このアサシンに限ってはC+程度。しかし魔術もろくに発動出来ず気配を探れない人間相手ならば、この程度の数値でも隠れることは可能だった。

 

 正しく闇からの一閃。その一撃でアトラム・ガリアスタはサーヴァントと同じ末路を辿ることとなる。

 

「―――――――かひゅ」

 

 最期の断末魔は、なんとも情けないものだった。

 走馬灯を眺めているように世界は遅くなり、僅かながらに機能している脳髄と眼球は自身の身体から落下していく頭と絶頂するような痛みを知覚している。酸素の供給元である心臓から離れてしまった脳が待っている結末はただ一つ――――死という、魔法でもなければ覆すことの出来ない事実のみ。

 濁りつつある彼の眼が、自身を断った相手を捉えていた。

 

 それは二人組だった。

 刀に付着した血液を拭い、鞘に納めているのが先程アトラムを殺した張本人であり、暗殺者のクラスを冠す者――――アサシンである。通常のアサシンと違う点は山の翁が身に付けている黒いローブと髑髏を象った仮面が無く、日本の着物を着ているところだろう。桃色の着物にブーツというミスマッチな服装は全て、彼女の素性を隠す為に他ならない。

 もう一人はサーヴァントでもなんでもない、只の人間だった。否――――()()という表現はふさわしくない。彼の全身に奔るそれはこの世に残る神秘、魔力と呼ばれるものである。青い着物を魔力で棚引かせ、冷たい瞳でアトラムを見下している。

 この戦いが聖杯戦争である以上、彼はマスターだろうが…………ならば違和感が残る。魔術師の戦いなどと銘打っている聖杯戦争だが、実際に戦うのはサーヴァントである。

 過去の英霊を再現しているサーヴァントの戦力は戦闘機と称される。彼らのエンジンの燃料がマスターであり、戦闘に於いてマスターとはその程度の価値しか無い。

 サーヴァントの隣に立つ者はいた。

 魔術工房に籠り戦況を見守った者もいた。

 サーヴァントを無視してマスターを狙う者がいた。

 だが――――サーヴァントのように、()()()()()()()()()()()()マスターは過去どれ程存在しただろうか?

 

「サーヴァント、推定キャスターの消滅を確認。…………同時にマスターの死亡を確認。令呪が残っていますが、如何しましょう」

「勿論回収するさ。二画、ということは絶対服従か何かで消費したな。服従しているような気配は無かったが」

 

 床に倒れたアトラムの右腕には未だ令呪が宿っている。それを切り取り、アサシンの主従は工房を去った。

 残ったのは恩讐と憤怒で燃え盛る炎と、最期まで裏切りの汚名を晴らせなかった悲しき女――――そして中途半端な覚悟で闘いに参加し果てた、愚か者の死体だけだった。

 

 

 

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

「一騎脱落、これで敵対勢力は五人と五騎。…………取り敢えず、作戦は成功だな」

 

 炎上するアトラム・ガリアスタの工房。それを一キロメートル程離れたビルから双眼鏡を用いて眺めていた。

 新都は冬木の中心地だ――――そこのビルが炎上したともなれば、消防署や警察を始めとする国家機関が動き出す。時計が無いので判らないが、まだ三十分も経っていない筈なのにビルは赤いサイレンに囲まれ、その身を尚赤くしていた。既に消火活動は始まっており、下の階から順に水を放射している。

 もっとも、それが効果的とはとてもじゃないが言えない。あの炎はただの火炎に非ず、英霊になるまでに昇華された魔術師が放ったものなのだ――――酸素ではなく、空気中に存在する魔力で燃える。あの炎が燃え尽きるのは周囲の魔力が空になった時のみ、恐らく後数時間は燃え続けるだろう。

 慌ただしく動き続ける消防署員諸君に心の中で敬礼を送りつつ、視線を双眼鏡から手元に移す。ポケットから取り出したそれは西洋魔術と東洋呪術が組み合わさった術式が描かれている札…………などではなく、単なる携帯電話だ。

 他の魔術師は兎に角、俺は普通に電化製品を扱う。何故ならそちらの方が便利だからだ。イチイチ会話するのに術式を組んだ札なんぞ使っていたら面倒くさい。

 

 呼び出し相手はバゼット。彼女には予め携帯電話を渡しているので、こうして離れていても自由に会話することが出来る。

 まあ、沖田との約束であまり話してはならないのだけれども。

 

「もしもし、俺だ。此方は離脱完了――――目標拠点の炎上と目標の死亡を確認」

『了解しました。現在目標拠点の近くの路地裏に居ます、恐らく拠点に戻るまで少しかかるかと』

「判った。ならば三時間後、拠点で」

『では』

 

 アトラム・ガリアスタの工房を落とす際、アサシン陣営とランサー陣営で仕事を振り分けた。

 主に諜報や偵察、工作が得意な我々アサシン陣営が拠点の破壊と目標の暗殺を。

 戦闘力や制圧力に優れているランサー陣営には逃亡された際の始末と他の陣営の足止めを。

 魔術師の工房を攻め落とす時には、どうしても防御が甘くなってしまう。二流だろうと工房の守りは堅い――――攻めあぐねている間に背後からドズン、は洒落にならない。後ろをあの二人が守ってくれるのはとてもありがたい。

 …………まあ、彼女らに裏切られる可能性が無い訳ではないが。

 

「…………ふぅ」

 

 当初の予定ではビルの地下駐車場に爆弾を配置し、だるま落としのような形で落城するつもりだったが…………()()()()()キャスターの裏切りが早くて助かった。魔術師のクラスに選ばれる程の相手と戦うのは骨が折れる。

 この戦法はかの魔術師殺しが先の聖杯戦争で使用した手段で、ロード・エルメロイの工房を破壊するのに用いた戦法だ。これが中々効果的で、魔術師対策で仕掛けられている罠を全て破壊することができる。

 爆発して動揺しているところを襲撃するも良し、逃げ出してきた所を強襲するも良し――――此方にも危険はあるものの、効果的な策と言えるだろう。

 

 だが、今回は地下駐車場に入った瞬間から作戦を変更して直接乗り込んだ。

 作戦を切り替えた理由は一つ…………魔術的防壁が薄れていたのだ。前日確認した限りはそれなりに丈夫だった防壁が内側から脆くなっていた。外で感知した時には察知できなかったものの、内側に入ってみると想像以上に脆いのが判った。恐らく何かしらの魔術を受けて消耗したのだろう――――真相はキャスターの裏切りだったが。

 他にも人間の気配が異常に少なかったり(彼は酒池肉林を築いていた筈)、侵入したのにアトラムが帰ってくるのが遅かったり…………細かい理由は幾つかあるものの、兎に角工房の核となっている部屋へ突入した。

 冷たくなる程の炎に囲まれたキャスターは、何処か茫然としたような諦観したような表情をした後、静かに涙を流して絶命した。一刀の下に斬り伏せ、英霊を殺したのだ。偉業なのだろうが誇るつもりはさらさらない。

 

「さて――――」

 

 厄介なキャスターは処分し、サーヴァントは残り六騎。現状重要視すべき問題は――――

 

 

 

「…………………………………………………ごふ」

「はぁ」

 

 

 

 ――――血の海で倒れている、この病弱桜娘だろう。

 

 思ったより『病弱』というスキルは厄介らしい。仕合の際にも実感したが、発動タイミングが判らないのが鬼門だ。沖田がこのスキルを発動させてしまうのは今回で四度目である。おまけに全て激しい運動の後と来た…………この感じだと、戦闘の後は全て吐血する可能性がある。

 そうなると作戦を練り直す必要が出てくる。出来るだけ戦闘ではなく暗殺をメインにし、調査などは俺が引き受けて沖田は実動のみ――――これが一番か?

 

「うーん」

「ま、ますたー…………すいません、けふ」

「別に気にしなくていいさ。仕様がない」

「で、ですが――――ごほ、ぐふぅ、がはぁ……!」

 

 これからどうするかは、取り敢えず沖田が回復してから考えよう。




石油王が暗殺陣営に気付かなかった理由
①普通に動揺していた。
②彼は武人ではないので、強者特有の「この気配は……」が出来ない。
③沖田は気配遮断と霊体化を駆使して身を隠しており。
④鏡治は魔力を纏うことで周囲の炎と同化していた。

蒼い炎を消すことになる消防士兄貴たちかわいそう。

※試作エロを投稿する予定なので投稿遅れます。

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