ソードアート・オンライン もう一つの物語   作:獣王

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エンドワールドのオリキャラ4人目の登場です。


第六話

エリス「コウさん、今日は一緒に来てもらえませんか?」

 

コウ「何だ藪から棒に。」

 

エリス「実はあるお得意から依頼があったんですが、ノエルも連れて行くことになりまして。」

 

コウ「一人じゃあお守りがきついから俺を使おうってのか?」

 

エリス「その通りです。ガイさんとアネットさんは別のクエストで居ませんし、ゼンさんに至ってはまたフラフラしてます。」

 

コウ「前から言ってるがいい加減あいつをどうにかしろ。」

 

エリス「まぁちょっと事情がありまして・・・多めに見ているんです。」

 

コウ「なんだがわかんないけど、嫌だね。何であいつのお守りなんかを・・・」

 

ノエル「ちょっとーー!!さっきから聞いてるけど人を子供みたいに言うな!!」

 

ザルバ「まぁ、実際そう思われても仕方が無いがな。」

 

ノエル「うるさいよ!私だってこれでも強くなって来てるんだから!」

 

コウ「ほーう、だったら見せてもらおうか?」

 

ノエル「望むところだ!」

 

エリス「扱いやすくて助かります。」

 

 

 

 

何がかんだで乗せられ森林地帯にやって来た三人。そこにはピンクの髪にノエルよりも年下で元気良く待っていた女の子がいた。こちらに気づいて近づいてきた。

 

コウ「おい、まさかこいつじゃないだろうな?」

 

エリス「そのまさかですよ。」

 

エヴェイユ「エリスさん、お久しぶりです。それに始めての人もいる、始めましてわたしエヴェイユです。よろしくお願いします♪」

 

コウ「あ、ああ。」

 

ザルバ「どうしたコウ?さっきの驚きはどこにいった?」

 

コウ「あまりにもまっすぐに言ってくるからあっけに取られた。」

 

ノエル「エヴェイユちゃんだっけ?私よりも小さいけど大丈夫?怖くない?」

 

エヴェイユ「怖いけど、がんばって強くなって、早く皆を助けたいから。」

 

ノエル「はう! 何この子、眩しいよ、眩しくて見れないよ。でもいい子だ♪私はノエル。困ったことがあったらすぐに呼ぶんだよ。」

 

エヴェイユ「うん♪ありがとうノエルお姉ちゃん♪」

 

ノエル「!! 今なんて呼んでくれた!?」

 

エヴェイユ「ノエルお姉ちゃん?」

 

ノエル「これはすごい攻撃力だよ!!」

 

コウ「この子の前にお前が心配だよ。」

 

エリス「エヴェイユさんの今の実力ならこの辺りなら安全ですが、最近は未確認のクエストが多く出て来ていますし、用心して行きましょう。」

 

ノエル・エヴェイユ「はーい♪」

 

コウ「遠足じゃねぇんだぞ。」

 

 

 

 

しかし実際戦闘が始まると驚かされた。

 

エヴェイユ「とりゃあ!」

 

小柄の身体から想像もつかない力で、ハンマーを使いモンスターを吹き飛ばして行く。

 

ザルバ「このお嬢ちゃん、見た目より強いな。」

 

ノエル「小ちゃいのにすごいパワー!?」

 

エリス「剣で弱点部位を狙うより打撃武器で全体を狙った方が彼女にあってますからね。」

 

エヴェイユ「次にいこう♪早く早く♪」

 

エリス「はいはい、あまり走ると危ないですよ。」

 

コウ「妙に懐かれてるな。」

 

エリス「いろいろと教えましたから。そうじゃなくても彼女が人懐こいこともあるんですけど。」

 

エヴェイユ「うん♪エリスお姉ちゃんにいろんなこと教えてもらったの。戦い方とか、可愛い服が売ってるところとか♪」

 

ノエル「まぁあ、なんだかお世話したくなるよね。私にもいっぱい頼っていいからね。」

 

コウ「半人前だけどな」

 

ノエル「にゃんだと!?」

 

エヴェイユ「うん、ありがとうノエルお姉ちゃん♪」

 

ザルバ「本当に人懐こいみたいだな。」

 

エヴェイユ「うわーー♪指輪が喋った♪」

 

エヴェイユはつんつんとザルバを触った。

 

ザルバ「おいおい、あまり触るなよお嬢ちゃん。」

 

コウ「もういいだろう?さっさと行くぞ。」

 

エヴェイユ「う〜ん」

 

エリス「どうしましたエヴェイユさん?」

 

エヴェイユ「コウさん、何であんなに人を避けるの?」

 

ノエル「コウが人を避けてる?」

 

エリス「エヴェイユさんも気がつきましたか。」

 

ノエル「エリスもそう感じたの!?」

 

エリス「うちのギルドで気づいてないのはノエルくらいですよ。。」

 

ノエル「そうなの!?」

 

エリス「何故あそこまで人を避けるのかわかりませんが、私が彼を誘った理由の一つでもあるんです。」

 

エヴェイユ「う〜んもっと仲良くなりたいな。」

 

コウ「おい!」

 

ノエル「な、何!?」

 

ザルバ「強いのが来るぞ!」

 

全員の前に両腕に人のような物が付いたモンスターマジェンタが現れた。

 

エリス「この辺りのレアモンスターみたいですね。」

 

エヴェイユ「あたしがお姉ちゃん達を守る!」

 

エリス「いけません!不用意に近づいては!」

 

しかしマジェンタはエヴェイユのみを狙って来た。

 

エヴェイユ「え? ひっ!?」

 

あまりにも恐ろしい姿に思わず恐怖を感じ、思わず逃げてしまう。

 

ノエル「エヴェイユちゃん!」

 

エリス「エヴェイユさんをマークしている!」

 

助けにいこうとするが、エヴェイユが先行した為距離があり時間がかかってしまう。

 

エヴェイユ「いや!こないで!怖いよ!」

 

しかし寸前のところでマジェンタが動きを止めた。恐る恐る後ろを見るとそこにはコウがいた。コウの一撃でスタンしたのだ。

 

エヴェイユ「コウさん!」

 

コウ「こっちだ!」

 

コウはエヴェイユを抱きかかえ、エリスの元に戻った。

 

ノエル「コウナイス♪」

 

エリス「大丈夫ですかエヴェイユさん?これで回復を!」

 

コウ「任せるぞ!」

 

コウは再びマジェンタに向かった。マジェンタはスタンが解け今度はコウに狙いを定めた。コウにめがけて腕を大きく振りかざした。しかしそれを横に避け通り過ぎ様に切り抜けた。マジェンタは後ろに振り返り再び攻撃しようとしたが、今度はコウが高く飛び頭から剣を突き刺した。それをエヴェイユはじっと見ていた。

 

コウのレベルでは余裕だったのでマジェンタを撃破しエヴェイユ達の方に戻ってきた。

 

エリス「お疲れ様ですコウさん。」

 

コウ「まぁ楽な相手だったよ。」

 

エヴェイユ「あの、コウさん。」

 

コウ「ん?」

 

エヴェイユ「助けてくれてありがとう。あとごめんなさい。あたしが勝手に出ていって、それで怖がって・・・」

 

コウはエヴェイユの頭を優しく撫でた。

 

エヴェイユ「あ・・・」

 

コウ「気にするな。誰だって怖い物くらいはある。それにお前は皆の為に動いたろ?十分お前はすごいよ。」

 

エヴェイユ「えへへ♪ なんだか胸がポカポカする。」

 

エリス「それじゃあ一旦街に戻りましょうか。」

 

エヴェイユ「うーん、もう少し続けてもいい?」

 

エリス「でも怖い目にあって疲れてませんか?」

 

エヴェイユ「さっきのでわかったの、あたしはまだ弱いんだって、だから強くなりたい!」

 

エリス「わかりました。では今まで以上に警戒して行きましょう。」

 

エヴェイユ「うん、頑張る!」

 

ノエル「偉いなエヴェイユちゃん!帰ったらご飯ご馳走するね!」

 

 

 

 

それから夕方になるまで狩りを続け、街に戻ってきた。

 

ノエル「戻ってきた。流石にクタクタだよ。」

 

エリス「ノエルもお疲れ様です。どうでしたかエヴェイユさん?」

 

エヴェイユ「うん!前よりも強くなれた!あの、だから一緒について行ってもいい?」

 

ノエル「どうするエリス?」

 

エリス「彼女の今のレベルなら問題ありませんし、パーティーを組んでおいた方が安全性も上がります。エヴェイユさんがやる気なら、うちはウエルカムですよ。」

 

ノエル「そういうことだから、よろしくエヴェイユちゃん♪」

 

エヴェイユ「うん♪よろしくお願いします。」

 

ザルバ「また仲間が増えたな。」

 

コウ「どうでもいいさ。」

 

するとエヴェイユがコウの腕に抱きついた。

 

コウ「何だよ!?」

 

エヴェイユ「今日はありがとう♪とってもカッコよかった!これからよろしくです!えへへ♪」

 

ザルバ「すっかり懐かれたな。振りはがしたらどうだ?」

 

コウ「もう勝手にしてくれ。」

 

エリス「それじゃあ何処かで食事にしましょうか。」

 

ノエル「賛成!エヴェイユちゃん、美味しいもの奢ってあげるね。」

 

エヴェイユ「うん、ありがとうなの♪」

 

エリス「そうですね、遠慮なくいただきましょう。」

 

ノエル「えぇ!!?エリス達も奢るの!?」

 

コウ「たまにはいいだろう?いつも世話してるんだから。」

 

ノエル「聞いてないよーーーー!!」

 

エヴェイユ「あはは♪」

 

ギルド番犬所。新しくエヴェイユが仲間に加わった。




牙狼の鎧を出すかは、いま考え中じゃ。
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