ソードアート・オンライン もう一つの物語   作:獣王

7 / 8
第七話

私の名前はエヴェイユ。つい最近番犬所に入った新人です。メンバーの人達はとてもいい人ばかりで、私も少しずつ強くなっていってます。

 

 

エリス「さぁ!今日も頑張りましょうね。」

 

ノエル「少しは手加減してよ!」

 

エヴェイユ「エリスさん、ノエルお姉ちゃん何やってるの?」

 

アネット「いつもの特訓よ。」

 

エヴェイユ「あ!アネットお姉ちゃん!」

 

今話してるのはこのギルドのリーダーで私に戦い方や生活の仕方を教えてくれたエリスさん。ギルドに入った時によくしてくれた元気なノエルお姉ちゃん。ギルドに入ってから優しく教えてくれるクールなアネットお姉ちゃん。

 

エヴェイユ「いつも特訓して偉いね♪」

 

ノエル「ま・・・まぁね!私は真面目だからね!」

 

エリス「そうですね、だったら頑張りましょうね。真面目のノエルさん?」

 

ノエル「うぅ、墓穴を掘った気がする。」

 

アネット「先輩なのだからいい所を見せないとね。」

 

ノエル「うぅアネットも厳しいよ。」

 

エヴェイユ「そういえばコウさんは?」

 

アネット「そういえば朝から見てないわね。うちの三騎士は勝手が多いから。」

 

アネットお姉ちゃんが言う三騎士。このギルドで攻略組ばりの強さを持ってる三人。一人は私を守ってくれたコウさん。もう二人はそういえばまだあったことがありません。」

 

エヴェイユ「あたしまだ残りのメンバーに会ってない。」

 

エリス「ここにいることの方が珍しいですしね。無理もありません。」

 

ノエル「しかもいたらいたらで喧嘩ばっかりだしね。」

 

アネット「実力は確かなのにね。」

 

エヴェイユ「う〜ん、会ってみたいな。」

 

エリス「機会があれば紹介できるんですが、中々帰って来ませんし。」

 

アネット「今どこにいってるのか?結局いつもいるのってコウよね。」

 

ノエル「仲間なんていらないって言ってたのに、一番依頼をこなすよね。」

 

エヴェイユ「どうしてそんなこと言うの?」

 

エリス「わかりません。前に何かがあったのかもしれません。」

 

エヴェイユ「う〜ん。あ!」

 

ノエル「どうしたのエヴェイユちゃん?」

 

エヴェイユ「ううん、なんでもないよ。 フフ。」

 

 

 

それからしばらくしてからコウが帰って来た。偶然なのかゼンとガイも帰って来ていた。三人とも離れた場所で休んでいた。

 

ノエル「久しぶりに三人が揃ったと思ったら・・・」

 

アネット「相変わらずまとまりがないわね。あら?」

 

するとエヴェイユがコウに近づいていった。そして腕を掴んで引っ張ろうとしていた。

 

コウ「なんだ!?」

 

エヴェイユ「ちょっと来て♪」

 

エヴェイユに引っ張られて中央の席に連れてこられた。席に座らさせられると、今度はゼンの元に行き、同じく中央の席に座らせた。ガイも同じくだ。

 

コウ「どうなってる?」

 

ゼン「こっちが聞きてーよ。」

 

ガイ「理解不能だ。」

 

さらにエリスにノエル、アネットまでも集められた。

 

コウ「何が始まるんだ?エヴェイユに何を吹き込んだ?」

 

エリス「さぁ?でも原因はあなたたち三人だと思いますが?」

 

ゼン「なんで俺たちなんだよ?」

 

ガイ「一緒にされるのは不服だな。」

 

ゼン「どう言う意味だよ?」

 

ガイ「言葉通りの意味だよ。君達と一緒にされるのは不快だ。」

 

ゼン「ああ!?」

 

ノエル「また始まったよ。」

 

しかしその時に二人の口に何かが放り込まれた。

 

ゼン「!」

 

ガイ「!」

 

エヴェイユ「喧嘩はダメだよ!」

 

ゼン「何入れた?」

 

エヴェイユ「スイーツ♪みんなでお菓子食べながらお話ししたいの♪」

 

ノエル「もしかしていいこと思いついたってこれの事?」

 

エヴェイユ「うん♪こういう話すれば皆仲良くなれるよ♪」

 

コウ「そんな事必要ない。」

 

ゼン「おいおい、折角用意したんだし食おうぜ。」

 

ガイ「ならお前だけ食え。」

 

コウとガイが立ち去ろうとしたが、エヴェイユが二人の腕を掴んで強引に椅子に座らせた。

 

エヴェイユ「一緒に食べよう♪」

 

エヴェイユは笑顔で答えた。コウもガイもしぶしぶ座ることに、そしてみんなでお茶会が始まることに。

 

アネット「んー。この紅茶いい香りがするわね。」

 

エヴェイユ「前にエリスさんに教えてもらったの!」

 

コウ「お前、戦闘を教えたんじゃないのか?」

 

エリス「戦うだけが全てじゃないですからね。他にも楽しみ方があることを教えたかったんです。まぁ、教えたいのはここに三人ほどいますけどね。」

 

コウ・ガイ・ゼン「誰のことだよ!?」

 

ザルバ「息ぴったりだな。」

 

エヴェイユ「ごめんね、ザルバには何もできなかったけど。」

 

ザルバ「気にするな。ここにないのか止めてくれただけでも俺様は嬉しいぞ。」

 

エヴェイユ「うん♪」

 

 

 

それからというもの、度々衝突はあるものの、何だかんだで丸く収まってしまうようになった。エヴェイユが来てからというもの、ギルド内が何だかいい空気になった。

 

エリス「コウさん、頼みたい依頼があるのですが。」

 

コウ「ああ、何だ?」

 

エリス「あ、でももう一人必要で、今行けるのがガイさんだけなんですが。」

 

ガイ「別に構わんぞ。」

 

エリス「え?」

 

コウ「俺も構わないぞ。どっちが強いか証明もできる。」

 

ガイ「こっちのセリフだ。力量を見定めてやる。」

 

言い争いながら二人は出て行った。

 

ノエル「どういう風の吹き回しかな?」

 

エリス「わかりませんが、エヴェイユさんのおかげかもしれませんね。」

 

ノエル「エヴェイユちゃんが?」

 

エリス「ええ、本人には自覚はないのかもしれませんが、自然と人と人を結ぶことに長けてるのかもしれません。それがエヴェイユさんの才能ですね。」

 

ノエル「エヴェイユちゃんの才能か・・・ねぇねぇ!私の才能は?」

 

エリス「もちろんありますよ。」

 

ノエル「何何!?」

 

エリス「・・・・またにしましょう。」

 

ノエル「ちょ!今の間は何!?」

 

 

 

 




オチが思いつかない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。