ハイスクールD×D 煌く竜の勇者 更新停止中   作:ELS@花園メルン

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6話 特訓開始

 

ライザーVSリアスのレーティングゲームが決定した翌日、グレモリー眷属は合宿に行き、学校を休むという学生の本分を無視した行為に至った。

 

グレモリー家別荘

 

「さあ!みんな、合宿を開始するわよ!」

((部長が真面目…だと!?))

「私は誠二と特訓するわ!!」

「私もやります!!誠二君頑張りましょうね!!」

「ああ、行こうか。(僕なら訓練しなくても勝てるさ。)」

 

そう言って三人は部屋へと向かった。

 

((ああ、やっぱりいつもと変わらないんだ…))

「組手でもしようか、塔城さん。」

「…そうですね。あの人に勝つ気はあるんでしょうか?」

「何とも言えないね。はぁ、ライザー眷属はユーマ君たちの仲間とやるんだよね?僕もそっちに行きたかったな。」

 

小猫と祐斗は組手や模擬戦を開始した。

 

魔界 フェニックス家

 

ココにはレイヴェルの代わりに入ったユーマ以外のライザー眷属とシャイニング・フォースのリック、フリード、パニス、パイロンが来ていた。

 

「ライザー。俺たちは今回ユーマの指示通り動く。徹底的に鍛えてくれて構わないと言われているから…死ぬなよ。」

 

とリックは言う。

 

「ああ、頼む。この特訓が今後に生かせるなら俺たちは耐えて見せるさ。なあ、お前ら!」

「「「「「はい!ライザー様!」」」」」

「なら、ライザー。お前はパニスと訓練だ。お前には単純にフェニックスの炎の威力を上げてもらうために、ひたすら魔力を撃ちあってもらう。パニスは俺たちの中では1番の魔力の持ち主だ。パニス、お前は水魔法をひたすらライザーに向かって撃ち続けろ。」

「わかったよ~」

「ああ。(この女が一番の魔力の持ち主?)」

 

ライザーはパニスの雰囲気を見て、訝しむ。

しかし、彼は後程彼女への評価を改めることになる。

 

 

「次は、近接戦闘で武術を使う奴はパイロンと訓練だ。」

「パイロンです!よろしくお願いします!今回は私とひたすら組手を行ってもらいますので最後までばてない様にしてくださいね!」

「彼女は中国のインドラの元で武術の指南を受けていた。実力も相当だが、体力がありすぎてコイツと訓練して最後まで付いて行けた奴は殆どいないそうだ。まぁ、頑張ってくれ。」

 

武術を使うライザーの眷属は顔を青くする。

 

「次は、近接戦闘で武器を使う奴らだ。そいつらはフリードとやってもらう。」

「了解!俺と訓練する人は全員で掛かってきてくれ。チームワークを鍛えながら、個人の問題点を指摘していく。」

「こいつは故郷では自警団のリーダーをやっていたそうだ。連携の取り方なんかも聞いて参考にするといい。」

 

武器を使う眷属はやる気に燃えている。

 

「最後に魔術を使う奴らは俺とだ。今回は10日しかないから特訓内容はひたすら魔力量の底上げだ。そのために魔力を放出し続けろ。最終日は俺との一騎打ちだ。死にそうになってもここにはフェニックスの涙があるから問題ないだろう。…全員、訓練開始だ。」

 

 

リックSide

 

「ビショップ、魔力の放出が乱れている。量は一定だ。」

「は、はい。」

「クイーン、放出の速度も一定だ。」

「ええ、わかってますわ!」

 

ひたすら魔力を量も速度も一定にし続けているので集中力がいる訓練を毎日続けさせられていた。

 

リックSide END

 

フリードSide

 

「いいかげんバラけてよ!!」「はやくはやく!!」

「だから君たちは直線的だって!」

 

とフリードは双子のチェーンソー使いを軽くあしらう。

 

「はぁぁぁぁ!!」

「甘いよ!」

「へ?きゃあああああ!」

 

棍を持った少女は突きを連続で繰り出すが、これは棍を掴まれ投げ飛ばされる。

 

「カーラマイン、かく乱しろ!その隙に叩く!」

「ああ。炎よ、舞え!!」

 

カーラマインが剣から炎の渦を発する、フリードがその渦を避けたその隙に大剣を持ったシーリスが斬りかかる。

 

「おおおおお!!」

「お?中々の連携だね!…だけど!」

「何?うあぁぁ!」

「まだ足りないかな?」

 

フリードは斬りかかってきたシーリスの剣を弾き、蹴り飛ばし、カーラマインへ斬撃を飛ばす。

 

「さ、どんどんかかって来てね?」

 

フリードは余裕の表情で剣を構える。

 

フリードSide END

 

パイロンSide

 

「にゃぁぁぁ!」

「甘い!!」

「うにゃ!?」

 

猫耳の少女は蹴り飛ばされる。

辺りにはチャイナドレスの少女やメイド服の少女が転がっていて、へばっていた。

 

「皆さんもう終わりですか?」

「もうって休まずに既に2日は経ってますし、その台詞何度目ですか!?」

「え?まだたった二日ではないですか。私なら5日は行けますよ?さ!時間は有限です!まだまだやりますよ!!」

「「「「「もう、イヤァァァァ!!!」」」」」

 

少女たちの悲鳴が響き渡る。

 

パイロンSide END

 

パニスSide

 

「あれ~?おじさんもう終わり?」

 

辺りには炎で燃えた跡では無く、水浸しになったトレーニングルームがあった。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、こ、小娘ぇぇぇ!」

 

ライザーは炎を作り、パニスに投げる。

しかし、

 

「弱い弱い!水浸しになっちゃえ!」

 

パニスはライザーの炎より大きな水の塊をライザーに投げつける。

 

「ぐぁぁぁぁ!!」

 

ライザーは水を受け、炎を消される。

ダメージを受け、修復のために体に纏っていた炎も消され、再びダメージが増える。

 

「おじさ~ん。つまんない!!」

「うるせぇ!すぐに楽しくしてやるよ!それに俺はおじさんじゃない!!」

 

ライザーとパニスの魔術合戦が再び幕を開ける。

 

パニスSide END

 

 

――――――――――――――――――――――

グレモリー家別荘

 

「はぁぁぁぁ!!」

「…甘いです。」

 

ドォン!!

と轟音が響き渡る。

その音と同時に祐斗は吹き飛ばされ、何本もの大木を破壊していく。

 

「…これで私の30戦28勝ですね。」

「あ、あはは。まだたったの2勝か…。何がいけないのかな?」

「祐斗先輩は一つ一つの攻撃が弱すぎます。速度で翻弄するタイプですが相手が自分と同じ速度だったら意味がありませんので、もっと力をつけるべきだと思います。」

「そうか…。よし!もう一戦やろう!!次は僕が勝つよ!!」

「…次も私が勝ちます。」

 

祐斗と小猫はずっと模擬戦を繰り返し、反省点を少しずつ直していく方法で10日を過ごそうとしていた。

 

一方、誠二たちは…

 

「ねぇ、誠二?誠二は強いからライザーなんかに負けないわよね?」

「そうですわよね?誠二君は赤龍帝なんですもの。」

「当然さ。僕は最強の赤龍帝だからね。…さぁ、続きをやろうか?」

 

まともに訓練を行わず、3人でベッドの上で裸で抱き合っていた。

 

こうして、グレモリー眷属はゲームまでの時間を過ごしていく。

 

 




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