ハイスクールD×D 煌く竜の勇者 更新停止中 作:ELS@花園メルン
「何!?教会がそんなことを!?」
ゼノヴィアは祐斗たちに連れてこられ、話を聞かされた。
ゼストが教会を追放されたのは教会にはめられたこと、聖剣計画の被験者の結末、アーシアの身に起きたこと、それとユーマたちの仲間で片翼の天使【パニス・アンジェリクス】の追放の事。一部の話はゼノヴィアも知らなかったことだが、ゼノヴィアが教会から聞かされて知っていることは全て捻じ曲げられて伝えられた嘘だった。
「エクスカリバーを使うものは洗礼として教会から青いクリスタルを胸に入れられる。あれは聖剣計画立案者のバルパー・ガリレイの研究成果だと聞いた」
「研究?その男の研究ってどんなものだったかわかる?」
「イヤ、さすがにそこまでは分からないな。だが、バルパー・ガリレイが今回の件に噛んでいるということは調査済みだ。いずれ奴とも見えることができるだろう」
「バルパー、そいつが僕の仲間を・・・!」
「祐斗、怒りに飲まれるなよ?でないと、いつもの力が出せなくなってしまう」
「うん、わかってるよ。ごめんね、落ち着いた」
「良し!それじゃあ、今回、活動するメンバーを選ぼうかな?」
ユーマは少し考える。
「・・・決めたよ。今回は、一誠と匙、ゼストとアーシア。最後にリュウガで行こうかな。あ、白音と祐斗はグレモリー側で動いてね」
「リュウガ?一通りここにいる奴の名前は聞いたが、リュウガというやつは見てないぞ?どんな奴なんだ?」
「あ、俺も知らないんだけど」
ゼノヴィアと匙は尋ねる。
「まあ、彼は普段、本部にいるからね。まあ、先に伝えておくよ。彼こそが赤龍帝だ」
「「!!」」
ゼノヴィアと匙は驚く。
「バカな!赤龍帝は兵藤 誠二のはずだろう!?」
「そうだぜ、イルバーン!!俺はあいつがブーステッド・ギアを使ってるところを見てんだから、おかしいだろう!?」
「何で、兵藤が使えてるのかは僕も知らないよ。でも、リュウガが赤龍帝なのは事実だ。ドライグもいるしね。堕天使側にいる白龍皇に負けず劣らずの実力の持ち主だよ」
作戦会議はお開きとなり、ゼノヴィアは元いた教会に戻ろうとしていた。
「ねえ、ゼノヴィアさん」
「なんだ?木場祐斗」
「もし、良ければ僕たちと協力しないかい?」
「何を言っている?こちらは聖剣の奪還、お前は聖剣の破壊が目的だろう?それでは協力することはできないではないか?」
「まあ、そうなんだけど。聖剣を見つけ出すまでの共同戦線ってことにしてくれないかな?見つけて、決着が付けばお互いが納得のいく答えで譲歩して解決ってことにしない?」
「ふむ・・・。確かにそれならより効率的に聖剣を集められるかもしれない。だが、一晩考えさせてくれ。明日答えを話すから、またここに来る」
「うん、わかったよ。お休み、ゼノヴィアさん」
「!!あ、ああ!お休み!!」///
ゼノヴィアは顔を赤くし、去っていった。