ハイスクールD×D 煌く竜の勇者 更新停止中   作:ELS@花園メルン

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8話 戦闘開始

 

一誠や祐斗、ゼノヴィアたち聖剣奪還組は少々、否かなり呆れていた。

 

翌日の休日に兵藤誠二ラバーズがイリナと共に聖剣奪還をやろうと、フリード・セルゼンを探すも、イリナが聖剣を奪われ、コカビエルの元に4本の聖剣が揃ってしまった。

コカビエルの目的は聖剣を束ねたときに出た力を使い、駒王町を吹き飛ばし、魔王の妹であるリアスとソーナを殺し、悪魔勢力への宣戦布告を行い、再び戦争を起こすことらしい。

 

 

(なんと迷惑なことをしてくれたのだ、兵藤誠二)

 

 

そう一誠たちは心の中で思った。

 

 

「だけど、本格的にコカビエルを如何にかして聖剣を束ねることを阻止しないとな」

 

「で、ですが、作戦メンバーのゼストさんが結局あれから戻ってきてませんよ!?」

 

「こっちもキルマリアが昨日から帰ってきていない。イリナはどうせ兵藤誠二と共にいるだろうから無視しておいて構わないが、キルマリアがいないのは少々痛手だ」

 

 

「もうこのメンバーで行くしかねぇだろ?」

 

「「「「「!?」」」」」

 

「よう、お前ら、何とか間に合ったぜ」

 

 

ノースリーブの拳法着を着た少年が一誠たちの元に降り立つ。

 

 

「リュウガ!間に合ったか!」

 

「おう、ユーマから知らせを受けてすぐにこっちに来たぜ。にしてもゼストが居ないんだろ?まぁ、別に構いやしねぇよ」

 

「こ、こいつがリュウガか・・・!」

 

「赤龍帝、この男が・・・!」

 

「あ?ヴリトラとこのオーラは・・・デュランダルか。面白れぇ奴が揃ってるな、ドライグ?」

 

『ああ、ヴリトラのオーラは懐かしい。さて、相棒、椎名一誠、白音、カラスの羽を毟りに行こう』

 

 

そう言いながら、リュウガの腕に赤い籠手が現れる。

しかし、籠手に埋められた宝玉は相変わらず、紫色をしていた。

 

 

「さぁ、行こうぜ!!」

 

 

一誠の一言で一同はコカビエルが待っているであろう、駒王学園に向かった。

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

駒王学園に着いた一誠たちだが、学内に入る前から、強烈なプレッシャーを感じていた。

 

 

「このプレッシャー・・・いいなぁ!早く、コカビエルとやりたいぜぇ!!」

 

「な、なぁ椎名一誠?リュウガという男はまさか・・・?」

 

「ああ。あいつは極度の戦闘狂だ。もうコカビエルとの戦いはあいつに任せて十分なくらいに、あいつはコカビエルとの戦いを楽しみにしてやがる・・・」

 

「一誠先輩。もし、リュウガさんとコカビエルが戦えば、この学園どころか町に多大な被害が出ます。誰かが結界を張って力の漏れを防がないと・・・」

 

「大丈夫だ、それなら考えがある。チェンジ、セルリアン!」

 

 

一誠はそう言いながら、水色のカードを取り出し、変身した。

その姿は魔術師とでもいうような、大きな杖とローブを纏っていた。

 

 

「俺がグラウンドで結界を張りながら、戦う。だから、白音、お前が俺を守ってくれ」

 

「!!はい!!」

 

「良し、行こう!!」

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

コカビエルは、現在不機嫌だった。

 

挑発に乗ってかかってきた魔王の妹とその眷属。その中に赤龍帝がおり、満足した戦いができると思っていた。

だが、しかし、戦ってみると、全く歯ごたえが無かった。先に女どもを倒し、怒る赤龍帝が土壇場でバランスブレイクを発動したが、力はあれど、戦闘経験が天と地ほどの差がある、誠二とコカビエルではまるで勝負にならず、コカビエルは戦ったことをむしろ後悔していた。

 

 

「はぁ、実につまらん戦いだった」

 

「ぐ、あ、はぁ」

 

 

コカビエルの周りで誠二、リアス、朱乃、ソーナ、その他シトリー眷属が倒れていた。

 

 

「おい、赤龍帝。お前とその女どもは実につまらんぞ?」

 

「だ、黙れ・・・。俺が、俺が最強の赤龍帝なんだ(なんだ、コカビエルってこんなにも強かったのか!?)!!」

 

「はぁ、もういい。バルパー!聖剣を束ねたエネルギーを解放しろ」

 

「なんだ?もうよいのか?」

 

「ああ、興ざめだ、これなら、フリードやお前の人形と戦う方がかなりマシだ」

 

 

しかしそこへ、

 

 

「へぇ、なら俺がお前に満足した戦いを見せてやるよ!」

 

「ん?何者だ?」

 

「赤龍帝リュウガ、お前をこれから叩き潰してやるぜ!!」

 

「何をバカな、赤龍帝はそこに転がっている男だぞ?」

 

「ハッ!そんなものと俺を一緒にしないでくれ、なぁドライグ?」

 

『本当だな、相棒。やはりカラスにはどれが本物かなど分からないらしいぞ』

 

 

リュウガとドライグは適度にコカビエルを挑発していく。

 

 

「イラッ)いいだろう、それだけの大口をたたくんだ。どれだけの実力があるか見せてもらおう。バルパー!解放はまだするな!もう少し、遊びたい相手ができた!!」

 

「行くぜ!ドライグぅ!!」

 

『Welsh Dragon Blance Breaker!!!』

 

 

リュウガの体を赤い鎧が纏う。背中には竜の羽が生えた。

 

 

「ゼノヴィア、祐斗、今のうちに聖剣を!!」

 

「「うん!(ああ!)」」

 

「行かせないっすよぉ!!」

 

「フリード!」

 

「俺っちのスンバラシィ力をイケメン君とお嬢さんに見せつけてやるざんす!!」

 

「その手に持っているのは、エクスカリバーか!!」

 

「ザッツライト!4本のエクスカリバーを統合したNEWエクスカリバーでっす!!さらに!!」

 

 

フリードは空に手をかざす。

 

 

「出でよ!フルンティング!!!」

 

「「!!」」

 

 

すると、異空間から一振りの剣が現れ、フリードの手に収まる。

 

 

「聖剣フルンティングだと!?」

 

「どう?どう?実は俺っちもお嬢さんみたいに天然の聖剣使いなんすよ!!」

 

「おもしろい、ならば私も見せてやろう!!デュランダル!!」

 

 

ゼノヴィアも異空間から一振りの大剣を取り出す。

 

 

「木場祐斗、手を出すな。こいつは私が相手をする」

 

 

そう言ってゼノヴィアはエクスカリバーデストラクションとデュランダルを構える。

対するフリードもフルンティングと統合したエクスカリバーを構える。




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