ハイスクールD×D 煌く竜の勇者 更新停止中 作:ELS@花園メルン
一誠、匙、小猫の前に二体の少女型戦闘用オルガロイドが立ちふさがる。
「わしが密かに聖剣以外に発見し、改良を加えたオルガロイドだ!その力は、並みの奴らでは太刀打ち出来んほどじゃ!どれ、貴様らはどうかの?行け!クイーン!ケルビム!!」
『『目標、確認。攻撃を開始します』』
匙に向け、二機は両手に持つ銃を発射する。
匙は攻撃を無数の触手で弾き、防ぎきる。
『相手の種族、特性を理解。対策します』
白いオルガロイド【クイーン】が先ほどと同じ銃弾を放ち、オレンジのオルガロイド【ケルビム】が先ほどとは違う種類の弾丸を発射する。
「へっ!また、同じ攻撃かよ!こんなもん、余裕だ!!」
しかし、
「!?匙先輩!その弾は危険です!避けてください!!」
小猫が警告するが、すでに遅く、ケルビムが撃った弾丸が匙の触手に当たると、匙にかつて無い激痛が走る。
「!!??が、がぁぁぁぁぁぁ!!」
『こちらの攻撃は相手に有効と判断。この攻撃を続行します』
再びケルビムは匙にダメージを与えた弾丸で攻撃を再開する。
「!?」
「くッ!!」
しかし、攻撃は小猫が匙を抱え、回避したので、外れてしまった。
小猫は匙をアーシアの元まで抱え、そばに寝かす。
「アーシア先輩!匙さんの治療をお願いします!」
「は、はい!!こ、これはひどい傷です!!」
匙に手を当て、アーシアは神器による治療を開始する。
「白音、なんで匙はあんなにダメージを受けたんだ?」
「あのロボットたちは、恐らく相手の種族を攻撃によって察知し、それに適した攻撃を相手に行うんだと思います。それで匙先輩はドラゴンの神器を持っていますから、竜殺しの属性を付与した弾丸での攻撃を行ったのだと思います」
「相手に対して最適な攻撃を行うのか。厄介な相手だ!」
「ええ。ですが、一誠先輩と私で協力すれば倒せない敵ではありません!行きましょう、一誠先輩!!」
「ああ、行くぜ、白音!!・・・突き立て、氷柱!!」
一誠がセルリアン装備の杖を地面に突き立てると、相手の足元から巨大な氷柱が突き出る。
『認識・・・完了。攻撃を開始します』
次は一誠に対し、火炎放射を行い攻撃を開始する。
「へっ!俺が氷しか使えないと思うなよ!!荒れろ、激流!!」
一誠の前に青い魔法陣が描かれ、そこからケルビムに向け、大量の水が襲い掛かる。
『・・・視界、遮断。敵の認識、不能』
「いまだ!白音!!」
「・・・行きます!!」
白音は青い光を帯びたこぶしで、ケルビムの腹部を殴る。
すると、
『カイロ、セツゾク、フリョウ・・・・セントウゾッコウフフフフフフフフ――――――――――――――――』
ケルビムは首をたれ、動きを止めた。
「良し、一機倒した!!」
「次、行きます」
「ほう?未確認の神器と猫又か。これでは確かにケルビムには相性が悪いな。だが、クイーン、モードローレライ」
『イエス、マスター』
クイーンは了承すると、自分の武器をしまい、一誠の様にカード・・・ではなくディスクを取り出す。
ディスクはクイーンに取りこまれ、クイーンの纏っているアーマーが色を変えていく。
色は朱色になり、肩にスピーカーのような装備が取り付けられていた。
「よし、では詠え!!」
「「!?」」
『イエス・・・行くよ~!!』
「「!!??」」
≪BGM 光と闇の輪舞≫
クイーンは性格が急に変わり、歌いだした。
「ぐぅ、こ、これは!?」
「ゼスト先輩の言っていた、フォースソング・・・!?」
「どうじゃ?こいつの力は?こいつは古代の遺跡から発掘した所謂、古代文明の一種じゃ。こいつが今、取りこんだディスクにはこいつに眠るフォースソングを解き放つ力がある。これがあれば、おぬしらごとき、直ぐに倒せるわ!!」
バルパーは高らかに笑う。
「一誠、先輩・・・」
「くそっ、身体に力が入らねぇ・・・!」
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「おおおおおお!!」
「ざーんねん!!はずれ!!」
「ぐぅ!!」
ゼノヴィアは既にボロボロになっていた。
「ゼノヴィアさん!!」
「さぁて!そろそろ飽きてきたとこですし、おしまいにしましょうかね!!」
「ぐっ!!(体が、動かない・・・!)」
「(くそっ。このままじゃ、ゼノヴィアさんを守れない・・・。昔みたいにまた、仲間を失ってしまうのか、僕は・・・)」
祐斗は自分の無力さを心の中で嘆く。
(大丈夫だよ、イザイヤ…)
(え・・・?み、みんな?)
(確かに君一人の力じゃ、ちっぽけなものかもしれない)
(でも、だからこそ、仲間がいるんだ)
(今の君には信頼できる仲間との絆が力となる)
(復讐なんかに囚われなくてもいい。今、あなたはあなた自身の仲間を)
(自分の届く距離だけでもいい)
(その仲間との絆が、あなたの本当の力になる)
(みんな・・・。うん!そうだね!たとえ、一人で勝てなくても、仲間が近くでいてくれる限り、僕らの絆は決して切れたりしない!!)
祐斗の剣が光を帯びる。
「だからこそ、僕は、みんなの剣となり、みんなの心を力に変えて見せる!!・・・ゼノヴィアさん!!」
祐斗はフリードからゼノヴィアを守るために、ソード・バースによる剣の壁を築き、ゼノヴィアからフリードを引き離す。
「す、すまない。助かった」
「いいよ、気にしないで。それより、僕も力を貸すよ!だから、ゼノヴィアさん!」
「な、なんだ、急に?」
「君の心を僕に預けてくれないか?」
「な!?こ、こんな時に何を!!」///
祐斗は手をゼノヴィアの胸の前に持っていく。
すると、鍵穴のような魔法陣が描かれ、そのカギが解かれる。
祐斗はその魔法陣に手を入れ、中から一振りの剣を引き抜いた。
その剣はゼノヴィアの髪の様に青く、彼女の力強さを現すような、大きな剣だった。
「お、おい、木場?その剣は?」
「これは僕とゼノヴィアさんの絆を現す剣だよ」
「絆を?」
「そう、僕の神器が僕の思いに答えて、別の可能性を見出した結果だ。
木場君のバランスブレイクをシャイニング風にアレンジしました。
まぁ、いろんな剣を使う木場君ですから、やっぱり、シャイニングウィンドの心剣が一番かなと思い、こんな感じにしました。
ネーミングセンスは許してください!!
感想、アドバイス、お願いします!!