ハイスクールD×D 煌く竜の勇者 更新停止中   作:ELS@花園メルン

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4話 大規模作戦会議

数日が経過し、三大勢力の会議が翌日に迫ってきたころ

 

日が落ちてきて、そろそろ最後にしようとユーマが提案し、匙VSギャスパーの模擬戦も最終幕を迎えた。

 

 

 

「行きます!匙先輩!」

 

「へっ!最後も俺が頂いてやる!!」

 

「はじめ!!」

 

 

ユーマの合図でギャスパーが神器を発動させ、再び匙の体を停止させる。

 

 

「へっ!ずっと同じ方法じゃ、何時まで経っても俺には勝てないぞ?」

 

「そうですね、だから!」

 

 

ギャスパーは匙の後ろの木に魔力弾を撃ち、匙側に木を倒す。

 

 

「いくら先輩でも無防備の後頭部に木が倒れたらいくらかダメージが入るでしょう?」

 

「チッ!バランスブレイク!」

 

 

匙は咄嗟に禁手を発動させ、鎧をまとい、倒れてくる木を防ぐ。

 

 

「これは使わない気だったんだがな・・・。一気に終わらせるぜ、ヴラディ!!」

 

 

匙は鎧から無数の触手を放ちながら突進してくる。

 

 

「・・・そうは行きません」

 

「あ?」

 

 

触手がギャスパーをとらえようとしたが、その体が霧のように霧散する。

 

 

「何だ、これは?ヴラディ、何しやがった!!」

 

「へぇ、吸血鬼の能力か・・・。奥の手を持ってたのは匙だけじゃないってことかな?」

 

『そうです、ユーマ先輩。これは僕が部長たちにも隠してきた吸血鬼の力です。匙先輩!見破れるなら、見破ってください!」

 

「やってやらぁぁぁ!!」

 

 

触手を至る所に這わせ、匙は範囲攻撃を実行する。

 

 

「!そこだ!!」

 

 

ブゥン!

 

 

触手が匙の指示で襲い掛かるが、そこには何もいない。

 

 

『はずれです。このまま、行きます!』

 

 

ギャスパーの声は全方位から聞こえてきて、匙を攪乱していく。

 

 

「うっとおしい!」

 

 

ふたたび全範囲に触手を這わせるが、ギャスパーの気配を見つけ出すことはできない。

 

そのまま、時間だけが過ぎていく。

 

ふと、空に一匹のコウモリが飛んでいたのを匙は見つけた。

 

 

「・・・見つけたぜぇ、ヴラディ!」

 

 

匙はジャンプし、コウモリをとらえようと触手を向かわせる。

 

 

しかし、

 

 

「!?か、身体が!」

 

「先輩、神器のこと忘れてましたね?」

 

 

すぐそばにギャスパーの姿が現れる。

 

 

「ヴ、ヴラディ!?じゃあ、あれは?」

 

 

匙はギャスパーだと思っていたコウモリを見上げると、そのコウモリは普通に空を飛び去った。

普通に夜に現れるコウモリだった。

 

 

「ただのコウモリのようですが・・・?」

 

「ち、ちくしょぉぉぉ!!」

 

 

身体を止められたことで、そのまま動かすことができず、匙は地面に落下する。

 

 

「そこまで!・・・君の負けだよ、元士郎」

 

「は、はは。最後に単なるコウモリと見間違えるなんて・・・」

 

 

匙は偶然その場に居合わせたただのコウモリをギャスパーと間違えていたことがショックで放心していた。

 

 

「でも、ギャスパーの成長速度はすごいよね。扱いづらい神器をこの短期間で制御できている。これほどの逸材だとは思わなかったよ」

 

「そ、そうですか?えへへ、そういわれると何か照れますね」

 

「ギャスパー、君に一つ頼みがある」

 

「僕にですか?」

 

「悪魔に連れ去られた僕たちの仲間を取り返すのに協力してほしい」

 

「仲間をですか!?わかりました!僕の力でよければお貸しします!!」

 

「たとえそれで君の仲間と戦うことになっても?」

 

「部長たちのことですか?」

 

「そう。僕らの仲間は今、グレモリーの兵士に洗脳されている。何とかして助け出さないとダメなんだ」

 

「正直、まだ迷っているんです。でも、僕はもう悪魔じゃないです!吸血鬼として皆さんの力になれるように頑張ります!!」

 

 

 

その後、ユーマとギャスパーと匙は隠れ家に戻り、駒王町に居ないメンバーを含めた全員で作戦会議を行った。

 

 

「時間は深夜。場所は駒王学園だ。

駒王学園の会議室で三大勢力の会議が執り行われるから、最初はギャスパー、黒歌」

 

「はい!」「うん?」

 

「ギャスパーの神器の力を黒歌の魔力でサポートして駒王学園全体にギャスパーの力が及ぶようにしてほしい。だから、明日の会議までにギャスパーが封じられていたあの教室で待機しておいて」

 

「その後はどうすればいいですか?」

 

「僕らが派手に戦闘を開始したら黒歌と共に外に出てきて構わない。今回はあくまで奴らへの宣戦布告だ。深追いはしなくていい。次にアーシア奪還のメンバーだけど、恐らく三大勢力トップと思いっきりぶつかるだろうから、こっちに戦力を多めに送りたい。フリード、パニス、シャノンで天使長ミカエルを僕とローゼリンデ、レイヴェルで魔王サーゼクスをリック、シャオメイ、パイロンで堕天使のボスアザゼルをその他の皆は周りの奴らを足止めだ。

でも、アーシアとその周りにいるであろうグレモリー、シトリー眷属にはゼスト、小猫、キルマリア、匙、仁村、花戒で相手をしてもらう。元眷属相手の方が向こうは力を発揮できないと思うから」

 

「なあ、ユーマ、俺はどうしたらいい?」

 

 

リュウガがモニターの向こうから問いかける。

 

 

「リュウガは温存だ。今回の作戦時、恐らく他の勢力からの介入もある恐れがある。その際の相手をリュウガに任せたい」

 

「おう!」

 

「撤退の合図はロキが送ってくれる増援が到着したらだ。

最後に一つだけ、皆、死なずに帰ってくること!」

 

「「「「「「はい!(うん!)(おう!)」」」」」」

 

 

 

シャイニング・フォースの大規模作戦が発動されるまであと一日




三大勢力会議ではシャイニングフォースの全勢力を投入します。

さぁ、どうなるか!
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