ハイスクールD×D 煌く竜の勇者 更新停止中   作:ELS@花園メルン

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ELSです!
さっそく二話を投稿しました。

ぜひ読んでいってください!!



2話 アースガルズ所属/冥竜の担い手

 

 アースガルズ

 

 

 オーディンに連れられユーマはアースガルズヘと連れて行かれた。

「着いたぞ、ここがアースガルズ。今後お前さんにはここで生活してもらう。」

 オーディンに説明を受けながらも、ユーマは初めて訪れた土地に目を奪われていた。

「すごい・・・!こんな場所があったんだ!」

 ユーマがはしゃいでいると、

「オーディンよ。」

 前から誰かがやってきた。

「おお、ロキか。どうした?」

 やってきたのは白い髪の長い男、ロキであった。

「そこにいる人間の子供はなんだ?気のせいか、煌竜の気配を感じるが?」

 ロキはユーマを指さし訝しむ。

「こやつはユーマ。ユーマ・イルバーンじゃ。煌竜が宿った神器を持っておる。」

「何?煌竜は神器になっていたのか?・・・まあいい、少し出かけるぞ。私の方も探していた奴が姿を出しそうなのでな。」

 そういって、ロキはオーディンの前から立ち去った。

 

「あの、オーディン様。ロキ様がお探しになっている方とは一体どなたでしょう?」

 何も知らないロスヴァイセはオーディンに尋ねる。

「そういえば、知らんかったのう。奴にもかつてはワシのような友がおった。それだけのことじゃ。」

 そう言ってオーディンは先へと進んでいく。ユーマとロスヴァイセもその後を追っていく。

 

 しばらく歩くと、玉座のようなものがある部屋へとたどり着き、オーディンはそこに腰かける。

「よいしょ。ふう、山登りは年寄りの体には、ちと毒じゃのう。・・・そうじゃ、ロスヴァイセ、ローゼリンデを呼んでまいれ。」

 オーディンの命に従い、ロスヴァイセは部屋を立ち去る。

「誰?」

 ユーマがオーディンに尋ねる。

「掻い摘んで話すとお主がここで過ごすにあたっての世話係のようなものじゃ。ここで生活するにしても何かと不便じゃろう?・・・そうじゃ、ユーマよ、お主勇者(エインヘリヤル)になってみんか?」

「勇者?」

「うむ。簡単に言うと神の加護を受けた人間のことじゃ。この場合、ワシの加護を受けることになるがのう。」

「いいよ。」

 ユーマは即答した。

「?よいのか?ほとんど考えておらんではないか。」

「別に構わないよ。イルバーンが信頼している人の提案だし、なにより僕は強くなりたいから。」

 ユーマは答えた。

「わかった。なら、お主には戦いの訓練もしてもらわんとのう。・・・お?来たようじゃな。」

 オーディンは最初自分たちが入ってきた扉の方を見る。ユーマもそれに倣い扉を見ると、ロスヴァイセともう一人、背丈はユーマとそんなに変わらない少女が入ってきた。

「お呼びでしょうか、オーディン様。」

「よう来たの。お主にはこれから、勇者のお付きのヴァルキリーとして行動してもらう。こやつがお主が仕える勇者のユーマじゃ。戦闘の訓練なんかも頼んだぞ。」

「畏まりました。」

 ローゼリンデはそういうと、ユーマの方を向き、

「お初にお目にかかります、勇者様。私、これよりあなた様に仕えさせてもらいます。ヴァルキリーのローゼリンデでございます。新米ゆえ何かと不便を感じるかもしれませんがよろしくお願いします。」

 と、とても固い口調であいさつをしてきた。

「あ、うん。ユーマ・イルバーンです。よろしく。・・・その口調何とかならないの?」

「勇者様に対するものですので変えるわけには。」

「別にそこまでへりくだらなくてもいいよ。もっと、ため口で話してくれる?」

 そうユーマはローゼリンデに言った。

「わかりまし、いえ、わかったわ。勇者いえ、ユーマがそういうのなら、これでいいかしら?」

「うん。改めてよろしく、ローゼリンデ。・・・ねえ、オーディン。さっそく、戦いの訓練をしたいんだけど、誰かいい相手いない?」

 そうユーマが尋ねると、オーディンは笑いだし、

「相手ならそこに居る。ローゼリンデは同年代の中でもずば抜けた実力の持ち主じゃ。いい訓練相手だと思うぞ。」

 と答えた。

「そう。ならローゼリンデ、早速、相手してくれる?」

「ええ。演習場に行きましょう、ではオーディン様、失礼します。」

 そう言うと、ローゼリンデは部屋を出ようとしたので、

「じゃあ、僕も行くから。」

 ユーマもローゼリンデの後をついていった。

 

――――――――――――――

演習場

 

ユーマとローゼリンデは早速戦闘の訓練のために向き合った。

ローゼリンデは赤い重装備の鎧を纏い、手に自分と同じくらいの背丈の槍を、反対にユーマはそのままの服で相対していた。

「ユーマ、本当にそんな装備でいいの?何もまともな装備をしてないけど。」

ローゼリンデはそんなユーマを見て心配していた。

「大丈夫、むしろ僕の場合、戦いのときは重い装備は邪魔になるから。で、この戦いは神器を使っていいよね?」

「今回は無で行きましょう。だから、その中から武器を選んで。・・・さて、はじめましょうか。」

「うん。じゃあ、これにする。」

ユーマは大剣を選ぶ。ローゼリンデは槍を低く構え、ユーマも大剣を腰に構える。

すると、ローゼリンデは駆け出し、その勢いで槍を突き付ける。

「っ!」

咄嗟にユーマは反応し、大剣の腹でを受け流す。

「まさか、今のをいなすとは・・・今までの戦いではこの一撃でほとんどがダウンだったけど。」

「でも、今の目で追うのがやっとだったよ。速いね。・・・それじゃあ今度は僕の番だ。」

そういって駆け出し、

「クエイカ―スマッシュ!」

大剣をすごい勢いで振り下ろす。ローゼリンデは躱すのは難しいと判断し、槍で受け止める。

「「っっっ!!」」

振動が互いの手に伝わり、武器を落としてしまいそうになるが、堪えつば是り合う。

 

数分後

 

何度か武器を打ちつけ合うが、いまだにどちらも決定打に欠けている。そして、何度目かの武器同士の接触の時に、

ピシっ

お互いの武器にヒビが入る。

「「はああああ!」」

そんなことはお構いなしにもう一撃打ちつけ合ったその時に、

バキン!

と鈍い音が響き、互いの武器が崩壊した。

 

「「・・・・」」

二人とも呆然とするが、ユーマが切り出した。

「これ、引き分け?」

そうローゼリンデに聞く。

「そうね。互いの武器は壊れたし、引き分けでいいんじゃないかしら。」

「そっか。でも、ローゼリンデの槍捌きはすごいね。押し負けそうだったよ。」

「ユーマもよ。剣はどこで習ったの?」

そうローゼリンデはユーマに尋ねる。

「我流だよ。今まで、山で生活してた時に何度か魔獣と戦ってね、そのうちに馴染んでいったんだ。」

「そう。・・・ねえ、ユーマ?食事でもしない?もっとあなたのことを知りたいの。」

「いいよ。行こうか。」

そう言って二人は演習場を後にした。

 

―――――――――――

 

????

 

ロキは雪が降り続ける、森の奥の施設の真上の空に佇んでいた。

「フム。ここの辺りか・・・」

 

場所は変わり、とある教会

 

今ここに一人の神父と黒装束に身を包む少年がいた。

「ゼストよ。お主にはある施設に向かってもらう。」

「あん?なんでそんなとこに行かなきゃなんねえんだよ?」

少年 ゼストは神父に少し威圧的に聞き返す。

「この施設では不正な実験を行っているそうだ。よって、そこへ向かい施設を破壊せよ。」

「しゃーねーな。んじゃ、ちょっくら行ってくるか。」

そういうと、ゼストは教会を立ち去った。

 

「あんな信仰心のかけらもない奴は我ら教会には不要。ここらで追い出さねばな。」

神父は一人残った教会で一人、笑みを浮かべた。

 

実験施設周辺

 

ゼストは雪の中を歩き目的の施設へと向かっていた。

「もうそろそろか?・・・ん?この匂い・・・火?」

ゼストは少し早足になり、施設へと向かった。

 

施設前に付くと、中から火が見えた。

「なんだ?誰かが火を放ったのか?」

ゼストは施設に入り、奥へと進んでいく。

中には、子供たちの死体が溢れており、生存者は殆ど居なかった。

しかし、誰かの声がし、そちらを見ると、虫の息だがまだ生きている子供が居た。

「おい、大丈夫か?なにがあった?」

「き、きょ・・うかいは・・ぼくたちを・・・みすて・た。聖剣を・・使えるようになれば・・・神はぼく・・らを導いてくれると、う、うそのはなしをしてきたんだ。・・・い、イザイヤは・・・にげられたの・・かな?」

そういうと、少年は力尽きる。

「まさか、教会の奴ら、こんなことまでやってるとわな。前から、裏があると思ってたが、ここまでやるとは。・・・まあ、仕事は完了だ。帰るか・・・」

すると、

「居たぞ!!」

教会の兵士だろうか、鎧に身を包んだ男たちがやってきた。

「なんだ?てめえら?まさ「コイツだ!コイツが施設に火を放った男だ!取り押さえろ!」あん?」

そういうと、教会の兵士は剣を構え、ゼストに切りかかる。

「ちぃ!」

ゼストは自分の武器の双魔銃剣を取出し、片方で受け流し、もう一本を男の心臓に突き立てる。男は一瞬で息絶える。

「なんだこいつら?まあ、いいか。オラオラ、俺に力を示してみろ!!」

そういうと、ゼストは銃を兵士に撃つ。

ゼストは所謂天才という部類の人間でまともにかなう相手は殆どおらず、兵士をあっという間に全滅させた。

 

「ああ~胸糞悪いな。どうせ、このことで俺は狙われるだろうし、もういいか、さっさと退散するか。」

ゼストは銃をしまい、施設を立ち去ろうとしたが、

「グオオオオオオ!!」

数匹の魔獣が施設から現れる。

「おいおい、教会はこんなモンまで隠してたのかよ・・・。やべえな。・・・あれを使うか?」

そう言うとゼストは一本の大剣を呼び出す。

「竜鳴剣ギャラルホルン!行くぜ!――――――」

 

数分もしないうちに魔獣の声は聞こえなくなり、そこにはゼストだけが残っていた。

「まあ、こんなもんか・・・」

すると、

「ようやく見つけたぞ。冥竜の神器を持つものよ。」

「あん?」

ゼストは空を見上げると、そこにはロキがいた。

「わが名はロキ。北欧のトリックスターなり!」

「へぇ。神様が俺に何の用だ?」

「お前を私の元で仕えさそうと思ってな。」

「なんで俺が手前みたいなやつのとこに行かなきゃなんねえんだよ?・・・でも、まあいいか。おい神様!あんたのとこに行けば強い奴と戦うことができるのか?」

戦闘狂であるゼストはロキに問う。

「ああ。お前も満足するだろう。なぜなら、お前の冥竜の対になる存在の煌竜の担い手がいるのだからな。」

「煌竜?・・・まあ、退屈しなさそうだな。いいぜ!おれはあんたの所に行ってやるよ!!俺はゼスト!ゼスト・グレアムだ!!」

 

 

オーディンが煌竜を引き入れ、ロキが冥竜を引き入れ、アースガルズに二体のドラゴンが集うこととなった。




いかがだったでしょうか?

二天竜のような感じで煌竜と冥竜を出しましたが、どちらもアースガルズ所属とかはまずかったでしょうか?

感想、アドバイスをお待ちしています。

それと、ISの方もよろしくお願いします!
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