ナミが目を覚ましたのは昼過ぎであった。
ナミ:ここはどこ?
ノジコ:あたしんちだけど。
ナミ:ノジコ!!!助けてくれてありがとう
ノジコ:助けたのはあたしじゃないわ。あの子よ。
ケン:始めまして、僕の名前はケンといいます。よろしくお願いします。
ナミ:あんたが助けてくれたの?ありがと。それにしてもあんたってなんか弱そうだね。
ノジコ:何言ってるの、ナミ。この人はとっても強いのよ。ゲンさんなんて相手にならなかったんだから。
ナミ:えっ、嘘でしょ。あんたってそんなに強いの?じゃアーロンよりも強いの?
ケン:うん。たぶん俺の方が強い。
ナミ:だったらあいつ倒してよ。お願い。あいつのやっていることひどいと思うでしょ?
ケン:だけどわざわざ喧嘩をふっかける必要はないんじゃないかな?別に平和なんだし。
ナミ:私たちはずっとあいつの恐怖に耐えながら生きてきてるの?それのどこが平和って言うのよ!
ケン:いや、それは・・・。
ナミ:あんた、この人達を見て何も感じないわけ?この人達を助けたいとは微塵も思わないわけ。
あんたみたいな人、大きらっい!
ケン:(仕方ないか。ここまで言われて何もしないのは流石にちょっと気がひけるな。
ここは原作通りにしたかったんだけどなー。まぁ、仕方がないか。)
ちょっと待って。俺は海賊だ。それでも俺に助けを求めるのかい?
ナミ:あんたが何者でもいいから。お願い、この町を助けて!
ケン:分かった。ノジコ、早速なんだけどみんなをこの家に呼んでくれないか。話しておきたいことがある。
ナミ:ありがとう。うふぁぁぁぁん。
ナミは大粒の涙を流し泣いた。俺はナミを抱きしめた。
ケン:この村を必ず救ってやる!だからもう泣くな。
ナミ:ぐすん、ありがとう。
しばらくすると村中の人たちがノジコの家に来ていた。
ゲン:お主、本気でアーロンをたおしてくれるのか?
ケン:あぁ。その代わりみんなには俺とする約束を守ってほしい。守れないのなら俺はアーロンを倒さない。
ゲン:どんな内容なのだ?
ケン:まず、倒した後に海軍を呼ぶよな?その時に誰がアーロンをやったのかと聞かれたら通りすがりのある海
賊がやったと言ってくれ。
次にアーロンをやった後もしばらくこの村に住ましてくれ。そして俺の存在は誰にも言わないでくれ。
この村の人たちだけが知る秘密として俺の存在を隠してくれ。これが俺との約束だ。
ゲン:分かった。約束は絶対に守る。
ケン:じゃあ、誰かお面を持ってはいないか?
村人a:持ってますけど。こんなのでいいですか?
それは鬼のお面であった。
ケン:あと、誰か変な服を持っていませんか?
村人b:これとかどうですか?
それは上下共にピンク1色の服だった。
ケン:このお面と服ぼろぼろになっても構いませんか?
村人a.b:むしろアーロンとの戦いがおわったら処分して下さい。
ケン:それはありがたい。では行ってくる。ここで大人しくしているのだぞ。
村人たち:はいっ。
ゲン:無事に帰ってこいよ。
ノジコ:同じく、気をつけるんだよ。
ナミ:必ずアーロンのやつを倒してきてね。
ケン:あぁ、分かった。行ってくる。
俺はそう言ってノジコの家を出てアーロンパークを目指した。