俺は無事アーロンを倒し、みんなのところへと急いで戻って行った。
海軍の者が来る前に、みんなの所に戻って服を着替えなければならないからである。
ケン:ただいま。アーロンを倒してきたよ!
ゲン:おぉ、無事であったか。
ケン:あぁ、そんなに苦戦しなかったよ。見たら分かると思うけど俺、怪我してないから。
ゲン:やはりお主、ただ者ではないな。
ナミ:ケーン、ありがとう。
ナミは俺にくっついてきた。すると泣き始めた。本当に嬉しかったのであろう。ナミの涙が流れるのが中々
止まらなかった。
その後長い沈黙が続いていたのだがその均衡を破ったのはケンだった。
ケン:早速なんだが、ナミ、みんな、もうすぐ海軍が来る。頼むぞ!
みんな:あぁ、分かってる。
そしてしばらくしたら海軍の連中が来た。
海軍の連中が去っていくと
ゲン:今日我々はケンのおかげで自由を手に入れた。だからまずは飲むぞー!!
みんな:おおーー!
そういってから1時間後には宴が始まっていた。
俺も今日はひたすら肉を食べまくった。美味しかった。みんなと一緒に騒いだりするのはやっぱり楽しいもんなんだなということを俺は初めて知った。前世では毎日剣道ばかりだったのでそんな事をしている時間もなかった。こちらの世界に来ても父と特訓する毎日が続いておりこんな宴みたいな事はしなかった。
早々に死んでしまったことは非常に残念なのだが、こちらの世界では、向こうの世界では経験する事のないようなことも経験出来たので転生してこちらの世界に住むのも悪くはないなと思った。
宴が始まってから4時間が経ち、俺も散々食ったのでナミと少し話をする事にした。
ケン:ナミ。
ナミ:ケン君こんなところにいたのね。
ケン:君はいらないかな。
ナミ:分かった。じゃあ、ケン。ところでなんか用?
ケン:しや、お前に少し話があってな。ついてきてくれ。
俺は人目のつかないところになみを連れて行った。
ケン:ここなら誰にもばれないだろ。
ナミ:で、話って何?
ケン:俺はしばらくしたら海賊に戻ろうかと思っている。
ナミ:ふーん、あっそ。私には関係のない話ね。
ケン:いや、俺と一緒に海賊にならないか?
ナミ:いやよ!海賊になんてなりたくない!絶対嫌。
ケン:ところでさ、ナミの夢って何?
知っているがここで敢えて聞く。
ナミ:世界地図を作ることだけど。
ケン:それなら世界を冒険しながら世界地図を書いたら?そっちの方が絶対に良いものが出来ると思うけどな。
ナミ:っつ!それは確かにあんたの言う通りかもしれないけどやっぱり海賊になんてなりたくない!
ケン:なんで海賊が嫌いなの?
ナミ:一般人を容赦なく攻撃してくるし。アーロンみたいに。
ケン:それはとんだ勘違いだよ!海賊の中には海賊や海軍にしか攻撃しない海賊団もあるんだし。
例えば、四皇白ひげ・赤髪のシャンクスなど。
ナミ:そうなんだ。知らなかった。
ケン:それにもし一般人に攻撃をしたくないのならそれを俺の船の掟にすればいいじゃないか。
ナミ:確かに。その掟を作ってくれるのなら海賊になってあげてもいいけど。
ケン:約束する。じゃ、これからもよろしくな。こんな話を持ちかけたが実際出航するのはまだ先の話なんだ
がな。
そういう訳で俺はナミと共に海賊になることになった。