一週間といいましたが、もう少しかかってしまいました。
学校の課題というのが一番の原因でもあります。
あとは趣味のことが多いですね。
次回はもっと早く投稿できるようにします。
ツェペリという姓を持つ男が一人、守矢神社の前で戦っていた。
相手はピンク色に黒の斑点模様という、とても奇抜な髪をした男。
男は自らの名を『ディアボロ』と名乗った。
「こ、こいつの攻撃はいったい何なんだ!?」
シーザーのシャボン玉はいつの間にか消滅し、後には攻撃をくらったという『結果』しか残らなかった。
「我がスタンド『キング・クリムゾン』は、この世に結果しか残さない!お前のそのシャボン玉は割れ、この世から消えたという結果だけが残った!」
キング・クリムゾンはシーザーを蹴り飛ばす。
「シャボンカッター!」
「無力だ」
キング・クリムゾンの能力はシーザーが攻撃する隙をも与えなかった。
波紋を練る前に、キング・クリムゾンの攻撃が、シーザーのシャボン玉を割りながら、本体へと攻撃する。
「お前が蹴り飛ばされたという結果だけが、この世に残ったのだ」
神社の屋根まで吹っ飛ばされたシーザーは、その勢いで屋根の一部を破壊した。
「シーザーさん!」
早苗はシーザーが吹っ飛ばされた方向へ向かうが、ディアボロはキング・クリムゾンの能力で、早苗の目の前に現れた。
早苗はその瞬間、ある一人の人間に助けを願った。
(ジャイロさん・・・助けて)
そしてそのとき、奇跡は起きた。
「次はお前だ!緑髪の娘よ!・・・キング・クリムゾンンンッ!?」
ディアボロはいきなり、早苗の目の前で倒れた。
ディアボロの足元で何かが回転している。
「これって・・・」
「何だ、この鉄球は!?」
「やはり、ここが俺には一番の場だな」
声の方向に回転した鉄球は跳んでいく。
そこにはジャイロが立っていた。
「帰ってきたぞ」
「ジャイロさん!」
俺は早苗の前で倒れた男の近くまでいくと、その長い髪を掴み、そいつの顔を見た。
「・・・まさか、こんなヤツに我がスタンドの攻撃が負けるとはな。だが、本気ではない」
次の瞬間、俺の手にはヤツの髪の毛が二、三本残り、ヤツ自身は空中へ跳んでいた。
「ジャイロさん!」
早苗が俺を呼ぶ。
「彼の名前はディアボロ。スタンドは時を消し飛ばす能力と未来を」
「こいつッ!キング・クリムゾン!」
一瞬だった。男が自身のスタンドらしき名前を呼んだ瞬間、早苗はそのスタンドによって、神社の賽銭箱に叩きつけられた。
「早苗ぇぇぇぇぇぇっ!」
「ジャイロ・・・さん・・・」
俺はすぐに早苗に近づき、早苗の腹部を見た。
スタンドの拳は早苗の腹を貫きまではしなかったが、内出血し、痛々しくなっていた。
賽銭箱に叩きつけられた威力でどこか骨も折れているだろう。
「早苗!しっかりしろ!」
「彼の・・・スタンドの・・・もう一つの能力は」
「!」
「み、未来を・・・見る・・・こと・・・」
「さ、早苗!おい!死ぬな!お前が死んだら、お前を守れなかった俺やシーザー、そして今いないあの二人はどんな顔して生きれば」
「ジャイロ・・・さん・・・」
早苗は最後の力をふり絞り、俺の手を握った。とても弱い力で、赤子が親の指を握るような・・・
「奇跡は・・・必ず・・・起きますよ。信じてください。だって、ジャイロさんの馬には・・・
女神が・・・乗ってるじゃないですか・・・
信じてます・・・彼を倒して・・・この神社を守ってくれ・・・ること、を」
俺は早苗を賽銭箱から抱きかかえ、縁側に寝かせると、ディアボロを睨んだ。
「何だ?その眼は。その女は殺される運命だったのだ!この帝王、ディアボロによってな!」
俺は鉄球を手のひらの上で回転させる。
「この回転は、俺の怒りだ。この怒りをテメェにぶつける!それが、今、早苗のためにできることだ!」
俺は鉄球を投げた。
これまでにないような回転、あれは・・・黄金の回転なのか!?
自分でも驚くような回転だった。まさか、馬が無くても、あの回転が発現するとは・・・
「キング・クリムゾン!その鉄球は、俺に当たらず、飛んでいく!無意味な行為だったな!」
ディアボロはスタンドを自分の前に出すと、鉄球を受け止めるようと手をのばした。
今、俺に必要なことは『信じること』だ。自らの力を信じることが大事だ。
「な、何ィーーッ!」
鉄球はディアボロのスタンドを貫き、本体はその鉄球をまともにくらった。
「何が起きたんだ!?俺の時の中でも!この鉄球は止まらなかった・・・だと!?」
腹から溢れ出る血をディアボロは必死におさえる。
だが、その血は止まらない。
「これが早苗の受けた痛みだ!」
鉄球の当たった部分から、回転がディアボロの身体をその場の空間ごと巻き込む。
「ぐ、ぐあぁぁぁッ!つ、潰れる!誰かーッ!」
このとき、ディアボロは思った。
この痛みは死んだことと同じ痛みだ。死んだとみなされれば、ジョルノのスタンド、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムによって、新たな世界へと移動することができる、と。
敵のスタンドの攻撃の発動を願うなんてことは、帝王のプライドを考えると願いたくはないが、今はそれが一番の願いだ。
「た、助けてくれーッ!」
次の瞬間、これまでのものとは違う光が、ディアボロを包んだ。
その光は、これまでの天から差し込む黄金の光ではなく、このディアボロ自身から放たれた光だった。
「や、やったぞッ!この死の苦しみから逃れることができる!」
「させるかーーッ!」
俺はその光のなかに鉄球を投げるが、一発目に投げた鉄球の回転はもうほとんど無く、その光のヴェールに跳ね返されてしまった。
「お、俺は新たなる世界へと移動するッ!お前が俺に止めをさすことはないッ!」
光はディアボロを消し去り、その場には未だに回転する鉄球しか残らなかった。
俺はそれを拾うと、早苗のところへ向かった。
「この傷・・・この世界にホットパンツはいない。何か回復できるヤツは・・・」
「どうしたんだ、早苗!」
声の方向には神奈子と諏訪子が立っていた。どうやら、今帰ってきたらしい。
神奈子はすぐに早苗のところへむかうと、早苗を抱きかかえ、どこかへ飛んでいこうとした。
「どこへ行くの?」
「永遠亭だ!永琳なら、このくらいは絶対治してくれる!そうじゃないと、早苗は助からない!」
「いや、それ以上に回復力を持つ人間が紅魔館にいるぜ」
「!・・・そいつはいったい」
神奈子はそれを聞き、足を止めて振り返った。
「東方 仗助という男だ。アイツならやってくれるはずだ・・・絶対な」
☆
「ここが、白玉楼なのか?」
階段先には、永遠亭や地霊殿くらいの豪邸がそこにあった。永遠亭のような和風の屋敷で綺麗な庭園が広がっていた。
奥にある屋敷の中にここの主がいるのだろう。
「妖夢~、妖夢~」
屋敷の縁側を水色の着物を着た女性が通る。
「どうしましたか、幽々子様。もうお昼なら食べたじゃないですか」
「いや、部屋にゴキブリがいて~」
「もう、それくらいプッチさんに頼めばいいじゃないですかー」
妖夢と呼ばれる女が部屋の奥から現れた。エプロンをつけているところから、今は食後の食器洗いでもしていたのだろう。
「今、あの人はお使いに出てるの。お願い、妖夢~」
「仕方ないですね」
僕はさすがに馬がいるので、そこにいくまでにある橋を渡れないため、そこで見ているだけだったが、優曇華はそのまま屋敷の方へ入っていった。
「あ、鈴仙さん、こんにちは。今日はどうしたんですか?」
鈴仙。そういえば、アイツの名前ってそんなんだったな。周りが優曇華と呼ぶためそれが定着していたが、本当はそんな名前なんだよな。
「薬のこともあるけど・・・まぁ、彼の付き添いってのもあるかな」
と言って、優曇華は俺を指差した。
妖夢と呼ばれた女はこちらを見て、急いで橋を渡る。
そして、
「初めまして、魂魄妖夢といいます」
といい、頭を下げた。
「そこまでかしこまらなくても・・・僕はジョニィ。よろしく」
「ジョニィさんですね?よろしくお願いします。それで・・・あの・・・刀の話ですよね?」
「あぁ、これのことだよな?」
僕は筒を妖夢に渡した。
妖夢は目をキラキラ光らせながら、その筒のふたを取る。そこからは刀が出てきた。
「これが聖さんの言ってた刀ですか。すごい妖刀ですね。見ただけで力が感じられます」
と、言いながら、鞘から刀を抜いた。
「う、うわぁぁぁぁぁッ!」
「!・・・どうした!?」
妖夢は刀を握っていない片手で頭を押さえて叫び始めた。
「な、何かが!何かが!私の中に!」
そして、頭から片手を話すとその刀を僕に向かって振り下ろした。
「な、何をするんだ!」
僕はその恐怖のあまり、爪弾を妖夢にむかって放った。爪弾は妖夢の肉体に刺さり、その穴から血が出始めた。
「ちょっと!妖夢に何してるの!」
「すみません、幽々子さん。今、この人は、
魂魄 妖夢じゃありません・・・。
少し傷つけますが、いいですか?」
「・・・」
幽々子は少し黙り込むと、コクッと頷いた。
その後、僕はタスクact.2を出した。