吾輩は利根である。カタパルトはまだ(整備して)ない   作:上新粉

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一応気を付けているのですが
小説の知識はほぼゼロなので前話と書き方か違うとかがおおいにありえます。
そういうのに抵抗がない人はどうぞゆっくりしていってください。
サブタイは気にしない方向で!((((;゚Д゚))))


戦闘は兵站や準備が大事なのじゃぞ。

 0530時。ヴェールヌイと夕張は話しながら利根《生永》呼ぶためにを別棟へ続く廊下を歩いていた。

「ねぇ、ヴェル。私一つ思ったんだけどさー」

「なにをだい?」

「本当にこの方法で自信なんてつくのかしら?」

「それはやってみなければわかんないさ。」

「それはそうだけど、死のうとしてた人を戦場に連れ出したら大義名分とばかりに死ににいかないかしら?」

「ああ、そういうことか。私が見てきた彼と利根さんから聞いた話を合わせた限りその可能性はないよ。」

「それってどういうこと?」

「良い意味でも悪い意味でも不器用だってことさ。」

「ふーん、信用してるんだ~?旦那さんカッコカリだもんね~」

「…………別にそういうことじゃないさ。」

「そんな照れなくてもいいじゃない!みんな知ってるんだから~」

「それは!?そう…………だけ……ど。」

「あ、ついたわよ!」

「むぅ……」

 

 

 

 0540時。別棟の一部屋で俺は支度を終えて椅子に座っていた。

迎えに来るとの事なので自分の現状を再度確認することにしよう。

初めに自分の姿を見てみる。思ったよりでかいな……っとそうじゃない!

まあ、夢じゃないということは事実なんだろう。

そして、此処はどこかというのはまあなんとなく予想はできるが後で聞いてみるとしよう。

他には…………お?ノックの音がする、迎えが来たようだ。

「おはようございます!利根さん!」

「おはよう。昨日は良く眠れたかい?」

「ああ、この環境には慣れてるからな。つかどうしたヴェールヌイ、顔が赤いぞ?熱でもあるんじゃないか?」

「大丈夫だ、気にしないでくれ。」

ホントに大丈夫なのか?と思ったが、まぁ夕張が何か無駄ににこやかにしてるし多分大丈夫だろう。

そしてヴェールヌイは咳払いを一つすると話を続けた。

「早速鎮守府内を案内するけど、その前に口調をかえられるかい?完璧にとは言わないがそれだとこっちもフォローのしようがないからね。」

ああ、すっかり忘れてた。即バレフルボッコ解体処分は流石に避けなければ、利根の身体だし。

「よし!吾輩に任せるが良い!」

「まぁそれなら誤魔化せるかしらね。」

「そうだね、じゃあいこうか。」

「その前に聞きたいことがあるんだ。」

「口調」とヴェールヌイと夕張に口を揃えて怒られてしまった……

「あ、わりぃ……じゃなくて……すまぬが一つ訪ねても良いか?」

「………なんだい?()()()()

「確認したいのだk、だが!此処は何処の鎮守府……なのじゃ?」

「ぷっ……あっはははははは!!その調子よ利根さん!!」

話づれぇ……言葉遣いは慣らしていかないといけないな。

夕張がひとしきり笑った所で話してくれた。

「いやぁ、ごめんごめん。えっと此処がどこかだっけ?まあ恐らく貴方の予想してる通りよ。

此処はタウイタウイ泊地の利根川中将が提督として着任されている鎮守府よ。」

「やはりそうなのじゃな。つまり所属している艦娘は記憶どうりでいいのじゃな。」

「……そうだね、おおよそその認識で正しいよ。」

少し影を落としたようなヴェールヌイの姿が気になったが、あまりいいたくないことだったら気が引けるのでやめることにした。

「後は大丈夫かい?」

「あ、ああ」

「そうか、じゃあついてきて。」

そのまま俺達は一言も交わさず廊下を歩いていった。

 

 

 

 「ついたよ。此処が食堂だ。」

辺りを見渡すと広い部屋に長机が幾つも設置してありその周りには綺麗に椅子が並べられていた。

左には厨房がありそこで注文して受け取れるようになっていた。

「此処の食事は間宮さんを雇ってない鎮守府では1,2を争うほど美味しいんですよ!」

「それは楽しみじゃ!これからいただけるのか?」

そういえば俺こっち来てから何も食べてねーじゃん!思い出したら猛烈に腹が減ってきた……

「いまは先に行かなきゃいけない所が山ほどあるからね。昼には食べれるから楽しみにしているといい。」

「うぅ……それは残念じゃ……」

俺の希望は見事に打ち砕かれたorz

「さあ、落ち込んでないでつぎに……」

「あらヴェールヌイさん、おはようございます。」

ヴェールヌイが俺の首根っこを掴んで引きずって歩いていると背中から清楚な女性の声が聞こえた。

「いたっ!?」

と同時にヴェールヌイの手が離れ俺の背中は床に叩きつけられた。

「あら、利根ねぇさん?」

打ちつけた背中をさすりながら声のする方を向くと自分と似ている服装をした黒髪のストレートロングの女性が立っていた

「ち……ちくまぁ……?」

「利根ねぇさん、その格好はどうしたのですか?」

あ、まずいかも。そうだよな俺の鎮守府の利根はもう既に筑摩と一緒に改二になってるはずだから改装前の姿の利根がここにいたらおかしいよな。

おかしい……のか?だがしかし待てよ?同じ艦娘が建造されることだってあるはずだ!よしそれだ!それで乗り切れる!!

「筑摩さん、彼女は……」

「筑摩よ、お主の事は知っておるが吾輩は建造されたばかりでな。お主の知っている吾輩ではないのじゃ!」

どうだこれ!完璧だろ?切り抜けた…………だろ?

 

「………………」

 

「………………」

 

「………………」

 

え?あるぇ?なにこの雰囲気。もしかしなくてもミスった?

ちょっ!?筑摩さんその笑顔めっちゃ怖いですごめんなさい誰か助けて!

「ヴェールヌイさん?ご説明、いただけますか?」

「そうだね、彼女は少しワケありでね。

建造されたのはここじゃなくて今はすでに廃棄された鎮守府の工廠の建造ドッグにいたんだ。

それを弾薬や燃料の補給の為に立ち寄った私と夕張と利根さんが偶々見つけたんだ。」

「そうですか……それでは()()()利根ねぇさんはどちらに?」

筑摩の見えない威圧に耐えながらヴェールヌイは答えた(俺と夕張は完全に縮こまっていた)

「こっちも本物なんだよ?まあでも分かりやすいからそれでいいか。

その本物の利根さんは今は司令官の命令で別の鎮守府に出向中だよ。」

筑摩さんの威圧が少し和らいだきがしたが、納得してくれたのだろうか?

「提督が?」

「そうだよ。そのままほかの鎮守府に丸投げなんて無責任なことはできないから一人前になるまではうちで預かるって。」

「そうですか……()()()()なら仕方ないですね。」

た、たすかった…………

「これからよろしくお願いしますね、()()()()。」

「よ、よろしく頼むぞ!」

「お時間を取らせてごめんなさいね、それでは。」

そう言って筑摩さんは食堂の奥の方へと去っていった。

や、まあ助かったけどすっげー怪しまれてるよな…………これはきをつけないとやばいな。

後々の事を考えてるとヴェールヌイ達から冷ややかな視線を送られていた。

 

 

 「全く、こっちのことを詳しく知らないのに出しゃばらないでくれ。おかげで余計な事を話さなければならなくなったよ。」

「うぅ……すまぬ。だが良く出来た話だと思うぞ?」

「全然よくないさ。そもそも遠征にしろ出撃にしろ編成がめちゃくちゃだし、だからと言って他の艦娘の名前を出すわけにもいかないし。」

「そうか……言われればそうじゃな。」

確かに駆逐艦1軽巡1航巡1で出撃させたことはないなぁ。

「何処まで気付かれたか分からないが言ってしまったからには仕方ない、次から気を付けてくれ。」

「それはすまなかった、気をつけるよ。だが俺……吾輩の発言の問題点を教えてくれぬか?」

「あら、そういえば言ってなかったわね!」

夕張が思い出した様に唐突に話し出した。

「次もあるし急ぐよ。歩きながら説明してやってくれ。」

とヴェールヌイに急かされ俺は夕張の説明を受けながら次の場所へ向かうことになった。

 

 「じゃあはじめるわね。まず最初に私達が誕生する方法が二つ有るのは知ってるわね?」

「うむ!建造とドロップじゃな!」

「そのとおり!それで建造とドロップで手に入るのだけれど、まだこの時点ではこの姿じゃないの。」

「ん~?魂ということか?」

俺自身は魂なんてものは信じてなかったがまぁ実体験してしまった今じゃ信じざる得ないよな。

「まぁ、間違ってはいないけど具体的に言うと魂が艤装の形として出来上がるの。ドロップも同じね、あれも海上に浮かぶ艤装を回収して工廠にもっていくの。

それで工廠妖精さんにこの姿でいられるようにしてもらうってわけね!」

「なるほどのぅ、しかしそれなら吾輩の言ったことがおかしいというのはなぜじゃ?同じ艤装はできるのじゃろう?」

「あー、とそれはねぇ……なんでだっけ……?」

「やっちゃいけないんだよ。」

思い出せない夕張の代わりにヴェールヌイが答えた。

「やっちゃいけない?規則ということか?」

「そういうことだね。これは大本営が定めた絶対の規則なんだ。」

「そ、それを破るとどうなるのじゃ?」

「良くて懲戒免職、最悪牢の中で一生を過ごす事になるんじゃないかい?」

「うげっ!?ほんとか!?」

「それだけ罪が重いってことさ」

え?なにそれ重罪なんてレベルじゃねーぞ!?

いや、確かに元いた世界でも人間のクローンは禁忌だったか?

「でもどうして同じ艦娘を建造してはいけないのじゃ?艦娘が多ければ戦力も多くなるのだろう?」

「確かに人数は多くなるけど戦力が上がるとは限らないよ。私達は確かに兵器として生まれてきた。だけど今の私達には心がある、想いもある。

そしてその心と想いを力にしているんだ。だから艦娘の性能を万全に活かせる環境を整えるために大本営が決めたんだろう。変えが効くとそれを消耗品の様に扱う人もいるみたいだからね。」

「ふむぅ……確かにそういう人も結構居るみたいじゃからのう……」

「そう、だから轟沈させた艦娘も同じ司令官の下で建造されることはないんだ。」

轟沈させた艦娘もだと!?

「いや、しかしそしたら鎮守府に艦娘が居なくなってしまうのではないか?」

「そうなる前に司令官の地位は剥奪されるよ、あたりまえだ。」

「そうか、でも後悔している人だって…………」

「それはわからないな。でも、そうじゃない人との区別をつけるのは容易じゃないから妥当な決定だとおもうよ。」

確かにそうだ……でも俺は認められない……認める訳にはいかない!認めてしまうということは認めると俺は…………俺は…………。

 

 

 

 

『電を沈めた』

 

 

 

 

 

 




まずいまずいまずい!
序盤から話が暗い!!
違うんだぁぁあぁぁ俺はもっとプリティフェ○スみたいな
ラッキースケベな展開でウハウハ進めて行きたかったのに
気付いたらこんな事になってしまっていたorz
まぁ主人公が主人公ですし(-_-;)
き、きっと次の話からその次にかけてもっと日常系になっていくはずです!
まぁプロットは無いんですが、今後ともよろしくお願いします。
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