吾輩は利根である。カタパルトはまだ(整備して)ない   作:上新粉

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戦闘シーンをかっこよく書ける人が羨ましい......
前に似たようなこと書いたような......気のせいかな!


吾輩は利根である!

 「榛名、ビスマルク。吾輩達四人で奴の動きを止めるそこを二人で狙い打ってくれ。」

 

「はいっ!榛名にお任せを!」

 

「いいわ、じゃあ頼んだわよ?」

 

「翔鶴達五人は航空機で敵の注意を分散させてくれ。」

 

「ええ、了解しました。」

 

「ここまで近いのだ、我々は攻撃に注意しながら奴の足を狙うのじゃ!」

 

俺、神通、暁、雷の四人はレ級を取り囲む様に散解し始める。

 

「ナンダヨ、雑魚四人デ俺ヲ抑エラレルト思ッテンノカ?」

 

レ級は直ぐ様俺に向かって走り出した。

 

「マズハ死ニカケノテメェカラ沈メテヤルヨッ!」

 

目の前までやって来て俺に尻尾に付いた砲塔を向けるが、レ級は撃つことなく後ろへ飛び退いた。

 

「アッブネェ......テメェヲ囮ニシテ魚雷ヲ当テルキダッタナ?」

 

飛び退きながら不敵な笑みを浮かべるレ級に俺は笑い返す。

直後翔鶴達の艦載機が接近してきた。

 

「艦載機ネェ......ソンダケデ制空ヲ取ロウナンテ俺モ嘗メラレタモンダナ!」

 

俺はレ級が艦載機を出し始めたタイミングで三式弾を放ち三百の内百もの敵機を撃墜すると同時に俺はもう片方でレ級の足を狙い打った。

同じタイミングで暁、雷からの砲撃もレ級へと命中する。

 

「チッ、雑魚ドモノ弾ガ鬱陶シイナァッ!」

 

レ級は目標を神通へ切り替え突進していく。

 

「足止めにもならぬか。そっちへいったぞ神通!」

 

「コイツヲ沈メタラ次ハオ前ダカラナ死ニ損ナイ!」

 

「油断しましたね、次発装填済みです!」

 

「魚雷ナンカバカ正直ニ撃ッテ当タルワケネージャン!」

 

レ級は神通が放った魚雷を軽く飛び越える。

そのタイミングを狙って俺はレ級の真下にある魚雷を徹甲弾で撃ち抜いた。

直後レ級は爆音と共に巻き上がる水飛沫に打ち上げられた。

 

「ナァッ!?」

 

「暁!雷!」

 

「このレディーに任せなさい!」

 

「もっと頼ってもいいのよ!」

 

二人はレ級の落下地点へ魚雷を放つ。

 

「榛名、ビス子!この位置へ撃ってくれ!」

 

俺は榛名達にレ級の落下地点を伝えた。

 

「はいっ!行きますっ!」

 

「ビスコって誰の事よ......まあ良いわ。」

 

ついうっかり言ってしまったが伝わったようなので良しとしよう。

 

「勝手は!榛名が!許しませんっ!!」

 

「一気に行くわよ。フォイヤッ!!」

 

落ちてくるレ級目掛けて魚雷十二本、砲撃十六発が集中していく。

そしてその全てが着地したレ級へと命中し轟音を響かせた。

 

「これで沈んだと思うのは楽観的であろうか......」

 

「何いってるのよ、あんだけ当たったらしずむはずよ!」

 

暁が積極的にフラグを建てていく。

確かにレ級elite迄なら沈むような攻撃ではあるが、奴は今までの深海棲艦とは明らかに違うからな......

 

「アーッハッハッハッハッ!!!」

 

突如爆煙の中から高らかな笑い声が聞こえだした。

 

「やはりか......」

 

「イイナァッ!コンナニ楽シイノハ生マレテ初メテダヨッ!!!」

 

煙が晴れるとそこにはギリギリ大破まではいかない位の損傷でありながら嬉々として興奮しているレ級の姿があった。

 

「うそっ!まだ生きてるの!?」

 

「中ノ艦載機ハ駄目ダナ、砲塔モ使エナイナ。」

 

レ級は使えなくなった艦載機を全て捨て尻尾を自分で切り落としてしまった。

 

「う、撃てぇ!」

 

他の皆は再装填中のため、俺と暁達三人で主砲を放った。

しかし、レ級は砲撃を掻い潜り俺の方へ今まで以上の速度で詰め寄ってくる。

 

「モット愉シモウゼ!巡洋艦ナァッ!」

 

「吾輩はあまり楽しくはないっ......のう!」

 

降り下ろされる腕を左手でかろうじて捌きながら右手にもったデザートイーグルでレ級を撃ち抜く。

 

「アハッ!ヤルジャン巡洋艦!」

 

すんでのところで身を翻し直撃を避けたレ級は更に加速していく。

 

「ぐっ......巡洋艦ではない。」

 

レ級の強烈なハイキックを右腕で掴み左手のデザートイーグルを構え俺は声高々に名乗りを上げた。

 

「吾輩は利根であるっ!」

 

だか、引き金を引く直前にレ級のサマーソルトによってデザートイーグルが蹴り飛ばされ、その勢いで掴んでいた足も引き剥がされてしまった。

 

「イイジャン......トネ......トネッ!」

 

「ぐぅっ......っあぁ。」

 

俺の名を呼びながら次々とボディブローを決めてくる。くそう、名前を連呼しながら殴られることになるとは......なんとも複雑な気分だ。

 

「くっ......そ......。」

 

「ナンダヨ......モウ終ワリカヨ、モットヤリアオウゼッ!」

 

レ級は右手で俺の首を掴み持ち上げると徐々に手に力を加えていく。

 

「ぐっ..................かはっ......。」

 

「利根さんっ!」

 

「どうしましょうこれでは撃てません。」

 

「近づいても勝てるとは思えないわ。」

 

暁達は俺が手前にいるせいでレ級に攻撃出来ないでいるし、俺は既に奴に捕らえられ身動きがとれない......

すまん......利根......すまん......ヴェールヌイ............すまん。

 

意識を手放そうとしたそのとき。

 

「ガァッ!?......ア............レ......?」

 

突然レ級に掴まれていた首が解放される。

 

「っはぁ............はぁ......い......いったい......?」

 

レ級の方を見ると左腕が肩から無くなっており身体が沈み始めていた。

 

「アハ......ホント......ニ......オモシ......ロ..........イナ。」

 

「え............あ......」

 

あ、あれは............

 

Привет(プリヴィブェート)、間に合ってよかった。」

 

 

 




いや......まさか戦闘シーンがここまで短くなるなんて......
次回作は戦闘を少なめがいいなぁ(少ないとは言っていない)

次回!事実上最終回です!
現実世界での利根さんの生活は番外編として書く予定は未定です!
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