竜の力を得たもの   作:生存者

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試験勉強

『浜面、今時間空いてるか?』

『唐突だな。まあ空いてるけどどうしたんだ?』

『ああ、なんとか編入試験は受けられるようなったから俺の部屋で試験勉強しないか?』

『え、まじか。それにしても他にも受ける人がいるのか?』

『いるぞ、一方通行とアリサだ。あっ場所は前とは違うからここの位置を携帯で送っておくから来てくれないか?』

『すまん、大将。一方通行とアリサって聞こえたんだが気のせいだよな』

『いや気のせいじゃないぞ。とりあえず待ってるからな』

 

「ん〜気になることしかないな、とりあえず大将の部屋に行ってから聞いてみるか」

「どうしたのはまずら?」

「滝壺か、いま大将から高校の編入試験の勉強しないかって誘われてな、いまから行ってくる」

「え、はまずら高校に行くの?」

「ああ、もう一回行ってみようか迷ってたしな」

「そう、じゃあがんばってはまずら」

「ありがとう滝壺」

 

 

「え、大将いつからここに住んでたんだよ。やっぱり超能力者は違うな」

「お、浜面来たか。こっちだ」

「おうって本当に何も持ってこなくても大丈夫だったのか?」

「大丈夫だ、筆記用具は俺が貸すし、教材は担任から借りたからな」

「おいおい、大丈夫なのかよ」

「まあ、やってみてのお楽しみだな」

 

「これで全部入ったかな」

「おいおいヒーローさん、なんで俺まで呼ばれたんだ?」

「それは一歩通行に教える側になって欲しくてな。とりあえずここを」

そう言って上条は軽く右手を振るった。すると、さっきまであった雑音がなくなり静かになった

「これで少しやりやすくなるかな。おっと言い忘れそうだったな、一歩通行はアリサを教えてくれないか?」

「わかった、あと休憩時間はどうするんだ?」

「そうだな、1時間に一回くらいでいいと思うぞ。昼食の時間はこっちで決めておくからまずそれまでやってくれないか?」

「了解、それじゃあまずはこれからやってくか」

「よろしくお願いします、一方通行さん」

「・・あいさつはいいからまずはこっからだ」

その後、上条の部屋では12時まで2人は休憩をはさみながら勉強を続けていた

 

「おっもう12時か、きりのいいところで終わりにして昼食にするか。よし、ここの問題が解けたら終わりだ浜面」

「ヒーローさん、こっちは終わったぞ」

「よしっ終わった」

「ん、浜面惜しいここ最後までやってないぞ」

「あ、やべ。・・・よし、これでどうだ」

「おし、OKだ。昼飯は向こうで作るから一回でるぞ」

 

「はぁー疲れた〜。久しぶりだなこんなに勉強したのは」

「私もです。でも、一方通行さんの教え方が上手だったので、かなり進みましたね」

「確かにそれは思うな。マンツーマンで教えてもらってるし、わからないところはしっかり教えてくたからな」

「なあ、三下。少し違和感を感じないか」

「急だな、まあ違和感は少し感じるけど、なんか言いずらい違和感なんだよな」

「あれ、一方通行さん、浜面さん、いまの時間ちょっと見てください」

「ん、いまの時間?えっと時計はどこだろう」

「おい、三下こっちだ。それにしてもヒーローさん、とんでもないことやったな」

「一体なんだよって、え、嘘だろ」

「ああ、俺達ヒーローさんの部屋に入ってから、だいたい3時間近くだったがこっちの時計は1時間しかたってない」

「さっき違和感はこのことだったのか」

「え、てことはこっちで1時間経つ間にあの部屋で3時間も勉強してたってことだよね」

「そう言うことだな、まあ遅れを取り戻すのにはちょうどいいかもな。どうやって時間をずらしたのかはわからないが」

「まあ、とりあえず俺はいまの時間はゆっくり休みたいな」

「私もきついので少し休みたいですね」

「大丈夫か2人とも。とりあえず飯作っておいたから、食べてくれ」

「お、ありがとな大将って結構量があるな」

「そうか?4人ならこれくらい食べられるだろ。まあ、残ったら夕飯に回せばいいか」

「だとよ。ヒーローさんこう言ってるしさっさと食べるぞ」

食事をした後1時間の休憩を入れ、また勉強に打ち込んだ

 

「よし、これで一通り終わったな」

「けどよ、2人ともぶっ倒れてんぞ」

「まあ、あの後6時間ずっとやってたししょうがないだろ。

このあとはテストをやるつもりだったし、問題でも作るか」

「それは俺もやるのか?」

「一方通行がやったらすぐに終わると思うけどやってみるか?」

「ああ、三下に作ったテストがどんなもんか試してやるよ」

 

「う〜ん、あれ?私寝てたのかな」

「おっ、アリサ起きたか」

「あっ当麻くん、私どのくらい寝てたのかな?」

「そうだな、40分くらいかな。いま、仮で作ったテストを一歩通行にやってもらってるから終わるまでは休んでていいぞ。多分、あと少しで終わると思うけどな」

「ヒーローさん、とりあえず出来たがちょっときついぞこれは、半分とれれば十分って言えるくらいの内容だな」

「んーやっぱりか、もう少は問題をやさしくしないときついかな」

「まあ、難しいテストをやっほうが身につくだろうし、これで大丈夫だろ」

「え、この問題をやるの?」

「ああ、浜面が起きたらもう少しやって、テストをやろうと思ってるけどな。そのテストが終われば今日は終わりにしようと思ってる」

「ふああーよく寝た。あれ大将どうしたんだ?」

「いや、ちょうどよく起きたからすぐに始めようと思ってただけだ」

「まじか」

「大丈夫だ、勉強はあと少しだからな」

「え、まさかその後にテストでもやるのか?」

「そうだ、テストの問題は一方通行と一緒に考えて難易度はある程度落としてあるから、まあ頑張ってくれ」

 

「けっこうできたな、これくらいできれば問題ないだろ」

「「よかった〜」」

そう言って2人は安堵の表情を浮かべた

「まあ、できは良かったしあとはしっかりと復習をすれば問題はないと思うな」

「まあ、不安なところがあったらヒーローさんに聞けばいいだろ」

「ちょっと待てなんで俺なんだ、一方通行でもいいだろ」

「ここは最初に提案をしたヒーローさんが責任を取って最後までやるできだろ」

「わかったよ、やりますよ。とりあえず残りの数日はこっちで作った問題を解いてくれれば落ちることはないと思う」

「と言うことは今日は終わりなのか?」

「そうだな、とりあえず部屋から出るぞ」

 

「あ、まだ12時だな」

「え、当麻くんの部屋で半日ぐらい勉強してたのにまだそのくらいしか立ってなかったの?」

「まあな。そうだ、飯はどうする?いま作ろうと思うけど3人とも食べてくか?」

「俺は滝壺が待ってるから先に帰るな」

「俺もクソガキの世話があるから戻る」

「私はシャットアウラちゃんの家事の手伝いがあるから帰るね」

「わかった。ちょうど俺もこのあと予定が入ってたし部屋を空けるつもりだったからな」

 

「さて、そろそろ行くか」

上条は聖なる右を出し移動しようとしたが、後ろから聞き慣れた声が聞こえ振り返った

「おー上条、ちょっと手伝って欲しいことがあるから手を貸して欲しいじゃん」

「え、何をですか?」

「いやー上条が能力者相手に簡単にあしらってるから、どうしてもその対処方をうちの支部の人間に教えてほしいじゃん」

「あのーすみませんが俺にも用事があって行けないんですけど」

「ん、そんなに留年したいじゃんか上条?」

「いえ、なんでもないです」

「分かればいいじゃん」

その後上条は、黄泉川先生に連れて行かれ指導の手伝いをやらされ、部屋に着いたのは7時以降になった

「はぁー疲れた。まさかあんなに長くなるとは思わなかったな」

「大丈夫ですか上条さん」

「なんとかな、こんなに疲れが溜まるとは予想もしなかったけど」

「いま、料理が出来ますけどすぐに食べられますか?」

「ああ、今日は神裂の料理か初めて食べるな」

 

「神裂と五和は明日からイギリスに戻るのか?」

「はい、明日から依頼が入っていますので」

「そうか、にしてもこの頃やたら俺を狙う魔術師が増えてるらしな」

「まあ、仕方ありませんよ。あれだけのことをやったんですから」

「俺は誰にでも出来ることしかやってないんだけどな」

「あれを誰にでも出来るとは思えませんけど」

「まあ、魔術師が来たら俺と土御門でなんとかするから心配するな」

「普通の魔術師だった時は手加減してあげてくださいね」

「なるべく手加減するよ」

その後2人は寝室で寝たが朝になったときには神裂と五和はおらず、朝食と手紙が置かれていた

「ありがとな2人とも。さて、俺も頑張るか」

そしてこの一週間アリサ、浜面は上条の部屋に通いながら必死に勉強をしていた

 

「ついに明日か、まああれだけやったし問題ないだろ」

「そうだな、浜面はともかくアリサさんは大丈夫だろ」

「おい!俺だけ扱いが酷いぞ」

「まあ、みんなであんなに勉強したんだし大丈夫だよ」

「そうえば一方通行は前、長点上機学園に在籍してたんだろ?なんか反感とかはなかったのか?」

「特にはなかったな、もしかしたら俺が別の高校に行くことも漏れてるかもしれないが」

「そう言えば俺にも是非内に来ないかって誘いが来てたな」

「まあ、どの学校も俺らを喉から手が出る程欲しがってから仕方ないだろ」

「俺はいまの高校で卒業するつもりだし何処にも行かないけどな」

「おっと、話がずれたな。とりあえず最後のテストを渡しおくからやってみてくれ」

「え、まだあったの?」

「ああ、まあ内の高校のレベルまで内容は下げてあるからそこまでひねくれた問題はないぞ」

 

「普通の問題ばっかりだったな」

「そうですね、一方通行さんと当麻くんが作った問題に比べて優しいかったですし」

「俺らってそんなひねくれた問題出したっけ?」

「さあ、まあしっかり点は取れてるし当日も大丈夫だろ」

 

 

「おー3人ともよく来たじゃん」

「あ、よろしくお願いします」

「・・よろしく」

「・・・」

「おいおい、声が小さいじゃん一方通行に浜面」

「まさか黄泉川が来るとは思わなかったしな」

「たしかにな」

「まっおしゃべりは後にして移動するじゃん。さっさと試験を始めるじゃんよ」

その後一方通行達は4時間掛けて試験を受けていた

 

その頃

「お、キャーリサ久しぶりだな」

「久しぶりだじゃないし。寂しかったし」

「寂しかったのは分かったからカテーナセカンドを突きつけるはやめてくれ。あと、リメエアさんさりげなく後ろから抱きつかないでください」

「出来ればさん付けしないで呼んでほしわね」

「いや、ここで名前呼びするのはまずいと思うのですが」

「大丈夫よ、ここにいる人は母から話しは聞いているから事情はわかってのよ」

「はぁーそういうところは早いですね。リメエア、早く離れてくれ」

「あら、やっと呼んでくれたわね」

「そうしないと離れてくれませんからね」

「おー幻想殺し久しぶりだな、相変わらず私の娘達に遊ばれているみたいだが」

「カテーナセカンドを突きつけられてる状態を見て遊ばれてると言えますか普通」

「私から見たらそうみえるがな」

「さいですか」

「まあ、とりあえず座れ少し話しがある」

エリザードは上条に対面するように促したが、キャーリサとリメエアが上条を挟むように一緒に座っていた

「それで話しの内容はなんですか?」

「禁書目録、通称インデックスのことなんだが。今までならお前の所に預けていても問題なかったが、去年の一件でお前のことを危険視するやつがさら増えて、襲ってくるやからも出てくることを考慮してもう少しこちら預かろうと思っている」

「そうですか、俺はそれで構いませんよ」

「随分あっさりしてるな、もうちょっと悩むと思ったんだが」

「そうですかね、俺はインデックスの安全を優先しただけですよ」

「そうか。そう言えばお前は女子校の教師をやってるらしいな」

それを聞いて上条は吹き出し、そばにいたキャーリサとリメエアの肩が少し上がった

「ええ、そうですが。一体誰から聞いたんですか?」

「土御門から聞いたよ。ちゃんと教えているか心配していたけど、その様子なら心配する必要もなさそうだな」

「これでもしっかり教えてますよ。まあ、嫌われてますけどね」

「女子校に男が1人だけいるんだ、それは仕方ないし」

「そうね、1人のイレギュラーが混じるだもの」

「とりあえずもう慣れたので後は流すだけですよ」

「ん〜何か手はないのか」

「あのエリザードさん一体何を考えてるんですか?」

「あーこれはとんでもない事を考えてるし」

「たしか、お前の学校は課外授業みたいものはあったよな?」

「まあ許可が出れば可能ですけど」

「そうか、書類はこっちで作っておくから後は頑張って交渉してこい」

「えっ!なんかやる気満々になってるし、誰か止めてくれよ」

「無理だし、もう諦めたほうがいいし」

そう言われいつの間か出来ていた書類を受け取り、城を後にした。今更だが上条は英国王室に当たり前のように入れるようになっていたことに気づいていた

学園都市に着いた時には3人とも無事合格したと言う報告があり上条はほっとしていた

 

 

 

 

 

 

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