「かみやん大丈夫か?これだけたくさんチョコを貰えるのは腹立つんやけど逆にあり過ぎて心配になってくるわ」
「とりあえず返すことは出来ても全部食べきれるか心配ぜよ。しかもこの量だと全部食べきるのに何日掛かるか想像出来ないにゃ〜」
「・・頼むから今はそのことに触れないでくれ」
「いや、この量はさすがに誰でも気になるんや」
気になると言われてもなと上条は思いながら今朝のことを思い出していた。まず確認するのは上条の机の周りにはチョコが入った袋やらダンボールが散乱していた量だ、今は3つ程だが、ここに来る途中であまりにも大量に受け取り過ぎ邪魔になってしまうので、自分の部屋に置いてきたのだが、さらにその後でクラスメイトや先輩からも受け取りここまで増えてしまったのだ。
「はぁここにあるチョコの数でも軽く100個以上あるのに全部食べきれるか?」
「おーおはようって大将どうしたんだ?そのダンボール数」
「全部、貰ったチョコだってよ。しかも最初に来た時はもっとあったみたいだぜ」
「まじか、この時間帯じゃまだ早いし、これからも来るんだぞ」
「ああ、そうなんだよ。何というか羨ましいだが、これ以上増えないでくれっていうのもあるだよな」
「まあ、貰ったからには全部食べ切らないと気まずいしな」
「あ、みんなおはよ〜」
この何と言えない空間に入って来たのはこのクラスのアイドルのようになっているアリサだった
「お、アリサ。おはよう」
「おはよう、当麻君。あ、急かもしれないけどはい、プレゼント」
そう言って渡したのは可愛く包装された小さな箱だった、周りにいた男子達は上条は受け取らないんじゃないか、と思っていたがそれは起こらなかった
「あ、ありがとなアリサ。どんな味か楽しみにしてるぞ」
上条は満面の笑みで受け取っていた、それをまじかで見たアリサは顔を真っ赤にしながら自分の席まで逃げるように去って行った
「うわーさすが一級フラグ建築士は違うわ。わいでも、少し顔が引きつりそうなのに」
「かみやんはこの程度じゃ収まらないぜよ、来年はもっと増える可能性もあるんだぜい」
「すまん、これ以上増えることを想像できひんわ」
「まあ、かみやんのことは置いといて、浜面は貰ったのかにゃ〜?」
「まあ、彼女の分も含めて5個だけど貰ったぜ」
「よし、ちょっと浜面を潰すわ」
「ひでぇな何で俺だけなんだよ、土御門だって妹から貰ってるんだろ」
「まあ、朝一番で受け取ったにゃ〜。やっぱり義妹から貰うチョコが一番ぜよ」
「ずるいわ、何でわいだけ一つも貰えないんや」
「うるさい、もう少し静かにできないのか。ったく欲しいならあげるわよ、ほら手を出しなさい」
吹寄は何処からか出した、チョコを青髪に渡していた。その大きさは一口で食べられるような物だがそれを青髪は一瞬にして食べていた
「あいつ、食べた一瞬気絶したけど大丈夫か?」
「まあ、それだけ嬉しかったって事ぜよ」
「はいはい、さっさと席に着くのですよ〜」
いつの間にか時間が経過しHR時間になっており、担任の小萌先生がいた。
「あ、上条ちゃんはこの後先生と一緒に職員室に来て荷物を運ぶのを手伝って欲しいのです〜」
「あの、何で俺なんですか?」
「何故か学校に上条ちゃんあての荷物が届いたので持って行って欲しいのです」
「え、俺あてって一体誰だよ」
その時上条を含めて一部の男子生徒は嫌な予感を感じていた。その間にHRは終わり上条は職員室に移動していた。
「あ、あったのです。これが上条ちゃんに届いた荷物ですね」
ありがとうございますと言ってからよく送り主の部分読んでみると、そこにはエリザードと記名された部分があり、上条は思わず吹き出してしまった
「ちょっと待てなんであの人がこの場所を知って・・あっあの人の性格なら調べ上げておかしくわないか」
上条はため息をつきながら荷物を中身を確認していた、中身は予想どうりチョコだったがキャーリサとリメエアの箱を調べてみると手紙が出てきた。
「ん?手紙か、内容なんだろうってやば!授業に遅れる。後で確認しとけばいいか」
上条は慌てて荷物を抱え走って行った。もちろん小萌先生から頼まれていた荷物も一緒に持って行ったが何処で手紙を見るか悩みながら移動していた。
それから授業を受けていたが上条は手紙の内容が気になってあまり授業に集中出来ないまま、時間が経っていた
「はぁーやっと昼休みか、とりあえずこのダンボールは置いてくるか」
上条は残った荷物を抱え家に瞬間で移動し部屋に散乱したダンボールやら紙袋を整理してすぐに戻り屋上で1人手紙を読んでいたが始めの内容は彼女達の気持ちだったり、ちょっとしたお願いが書かれていたが、後半の内容なってすぐにまた吹き出し1人でパニクっていた
「ちょっと待て!なんだよこの手紙。まあ、デートに行きたいのはわかったけど、愛人は10人くらいは許容してやるしって、大体上条さんにはそんなにもてた覚えは無いはずですが」
「おお、上条やっと見つけたんだけど」
上条が振り返ると上条の先輩でもある雲川芹亜が扉に寄っかかっていた
「あ、雲川先輩どうしたんですか?」
「なに、ちょっと私の可愛い後輩にプレゼントを渡しに来たんだけど」
雲川は手に持った箱を上条に見せびらかせていた
「それにしても上条、その手紙は誰から貰ったのか気になるんだけど?」
「いや、先輩が気にするような事じゃないですよ。別に大した内容じゃないですから」
「ほう、なら私が見ても問題は無いはずだけど」
今一番厄介な人に見つかったなと思いながら会話を続けていた
「でも、俺個人に来た手紙ですから先輩にも見せられないですよ」
「私が知ってる中で上条個人に手紙を出した事がある人物は聞いた事がないんだけど」
「ぐっ、偶々届いたんですよ」
「それは何故か上条あてに学校に来た荷物の中に入っていた手紙じゃないんだけど?さて、何処まで言い訳できるのか楽しみなんだけど」
これ以上言い訳しても絶対に負けると思い、上条は扉に逃げようとしたが行き先を読まれすぐに行くてを阻まれた
「ん、どうして逃げようとするんだけど?あとお前が逃げそうな場所はすぐに分かるから無駄な足掻きになるだけだ」
「そうですか、じゃあ俺はこっちから行きます!」
「なっ上条!」
上条はすぐに後ろに走り出し高さが1m以上あるヘェンスを飛び越えそのまま屋上から飛び降りたのだ、もちろん屋上なので高さは軽く6〜7m以上あったが問題なくすぐに着地し、自分の教室まで走って行った
「はぁそんなに話したくない内容なんだけど?」
雲川は1人呟いていると地面に紙切れが落ちている事に気づき拾っていた。それは上条が落としていった手紙の一枚だった。
「上条いつの間にあの王女と付き合っていたんだけど。あとこれはちょっとした交渉材料になりそうだけど」
「はぁはぁ、これでまいたか。ってやば!手紙の片方どっかにやっちまったのかよ。絶対に雲川先輩にでも拾われてそうだな。ああ、あれ読まれてたら必ずなんかやってきそうだな」
上条はすぐにその事を忘れ、次の授業部屋に移動した。その後なにもなく時間は過ぎていき放課後になっていた。
「やっぱりいやな予感しかしないな。まあ、特に用事もないしさっさと帰「おー上条ここにいたか、また会ったけど」・・ることは出来なさそうですね、はい」
「何ですか雲川先輩」
「いや、偶然にもこんなもの拾ってな、面白い内容だったけど。ん、もしかして上条の手紙だったけど?」
「・・・はい、そうです」
「どうしたそんなに困ったような顔をしてるけど」
「いえ、出来ればその手紙を返して欲しいのですが」
「そうだな、私を彼女にしてくれるなら返してやってもいいだけど」
上条はそれを聞いた瞬間少しだけ思考が停止してしまった。まさか、そう来るとは思ってすらいなかったからだ。
「…先輩、それはおふざけで言ってるんですか?」
「それはないんだけど。私はずっと上条のことが好きだったけど。最初は可愛い後輩だと思っていたが異性として意識し始めてからずっと気になっていたんだけど。でも自分からそんな事は言えなかった、第3次世界大戦の時も上条が戦っている間私は何も出来なかった、何をしてやる事も出来出来なかったんだ。でも、それでもお前の事が好きなんだ上条、その・・こんな私でも付き合ってくれるか?」
上条は正直信じられず呆然としていたが気がつくと雲川の元まで歩み寄り、ゆっきりと抱き締めていた
「え、上条どうしたんだけど?」
「いえ、先輩が泣きそうだったのでこうした方がいいかなと思ったんですよ」
雲川は恐る恐る自分の額に手をやると一粒の涙が付いていた
「先輩の気持ちはしっかり受け取ったので俺もしっかりそれに答えますよ」
「え」
「雲川芹亜さん、不束者ですが俺と付き合ってください」
「あ、ありがとうなんだけど」
そう言った瞬間雲川は泣き叫んだ、普段はクールな先輩キャラを出しいたが今はただ泣いている少女になっていた。上条は雲川が、泣き止むまで同じ体勢で抱き締めていたが泣き疲れたのかそのまま寝てしまい困り果てた上条は雲川を抱え保健室まで運び帰っていた
「まさか、キャーリサから届いた手紙で助かるとは思わなかったな」
「そうか、それは渡しといてよかったし」
上条はすぐに後ろに振り向くと二十代前半の女性が立っていた
「え、キャーリサか?」
「そうだし、まさか私の顔が分からないなんて言わせないからな」
「いや、ちょっとびっくりしてただけだ。あまりに美人だったからな」
「は、恥ずかしいからここでそう言うことは言わないで欲しいし」///
「いや、俺は事実を言っただなんだけどな。あれ、リメエアはどうしたんだ?」
「姉さんは議会に参加しているから来てないないし」
「そうなのか、でも何でこの時間に来たんだ?もう5時過ぎてるぞ」
「手紙を読んでいたなら分かっているはずだし。今からでも、デートに連れてって欲しいし」
「ん、てことは夜は泊まっていくのか?」
「察しが良くて助かるし、あと帰りは送ってほしいし」
「ああ、わかったよ。まあ、部屋中に荷物が溜まってるけどそこは気にしないでくれ」
「モテる男は辛いな当麻」
「その言い方はやめてくれ。じゃあ時間もないし行くか」
上条はキャーリサの手を握り歩いていた。その時上条は右手で握っていたがキャーリサが使っていた魔術がどんな物か大体把握しており、残りの時間を楽しんでいた。
「いやー楽しかった。まさかキャーリサと来るなんて前だったら想像できなかったけどな」
「まあ、最初の出会い方からして普通じゃなかったし」
「確かにそうだな。おっとそろそろ夜になってるし帰るか」
「そう言えば上条の家に行くのは初めてだな、どんな部屋か楽しみだし」
「そんなに楽しみすることか?」
上条は帰宅途中視線を感じすぐに路地を曲がり完全に入った瞬間、マンションの前まで瞬間移動していた
「ここまで来れば問題ないな、とりあえず部屋まで移動するか」
「やっぱり、当麻も感じたか」
「まあな、前もこれと同じ視線感じた事があったから、すぐに移動したんだ。ここら辺なら近づいてくることは無いだろうし大丈夫だな」
「まあ、当麻は魔術サイドからすれば危険な存在だし。どうせ始末たいと思ってるやつか、倒して魔術師としての地位を上げたいようなやつだろうし」
「俺もここを離れるとよくそんなやつに襲われるな。って話してる間に着いたな」
上条はすぐに入ろうとしたが先にキャーリサを入れから自分も入って行った。
「あ、上条さんお帰りなさい・・・ってえ、なんでキャーリサ様がここに?!」
「・・第2の王女か、珍しいなこんなところに来るとは」
「まあ、暇になったからきただけだし。あと、そこまで言葉使いに気を使う必要は無いし。にしてもどうしたんだその格好は、世界を壊したやつと思えないくらい可愛いし」
「別にいいだろ、まあくつろいで行け。人間が夕飯を作り始めてるから出来るまで待ってろ」
「それはありがたいし、そう言えばあいつの料理を食べるのは初めてだったし」
それから数分後にはいつの間にか出来ていた料理がテーブルに並び、いつもより1人多い5人で食事をしていた。ちなみにオティヌスは元の大きさまで戻った状態で一緒に食べていた。
「さて、私も風呂に入るか。すまないが洗面用具を少し借りて行くし」
「あ、別に構いませんよ。そんな大したものでも無いですし」
「そうか、じゃあ遠慮なく借りるし。そうだ上条、一緒に入るか?」
「ぶっ!いやいや、入れるわけ無いだろ」
「そうか。なあオティヌス、上条から一緒に入って欲しいと言われたらお前はどうするし?」
「もちろん入るが、なんでわざわざそんな事を聞いたんだ?」
「いや、私1人がダメなら全員で入ればいいと思っただけだし」
「むしろそっちの方が問題だけどな!って待て浦上も対馬もなんで入る準備してるんだ」
「え、上条さん入るんじゃ無いんですか?」
「なんで入る気満々なんだよ!あとキャーリサ力ずくで連れてこうとするな」
「それは無理だし、いい加減諦めて入ったらどうだ?最悪タオルぐらいは巻いてやるし」
上条の抵抗もむなしくオティヌスらに連れて行かれた。出てきたときにはかなりやつれた様子の上条と肌に艶があるオティヌス達が出てきた
「はぁ、疲れた。もしかしたら風呂に入るだけでこんなに疲れたの初めてかもな」
上条は1人ベランダで佇んでいた。と言うのも中で話しでいるオティヌス達の中にいるが気まずくなり自分の部屋のベランダに逃げて来たのだ
「・・この量のチョコ全部食べきれるか不安だな。まさか、家から出てすぐに五和と神裂に渡されるとわな、それからバードウェイ、レッサー、アニェーゼに御坂と食峰って多いな、レッサーとアニェーゼは仲間の分も持って来てたな。配送され来たやつにはヴェントのも混じってたし、てかどうやってここの住所調べたんだ?」
考えることがあまりにもありすぐに考えるのをやめ、寝始めた。
「これでようやく終わりの目処ついたな、あとはこちらの命令どうりに行使できるか確認するだけだな」
「これが成功されて教皇に俺らを神の右席に入れなかったこと死んでから後悔させてやる」
雲川芹亜さんをヒロインしてみました。あと途中いくつか中途半端な文章になってしまいまいた