覚醒する魂   作:味噌神のスペリア

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変身

フレイさんが帰ってくると

急いだ様子で 病院に行った

ヴォルカノンさんから聞いた話では

フレイさんがヨクミール森で

モンスターを倒したら 女の子が現れたらしく

すぐに病院に連れて行ったらしい

その女の子は コハクちゃんと言うらしい

その後 コハクちゃんはエリミナータさんの家に

暮らすことになったらしい…

 

 

そして…またフレイさんが

モンスターの騒動で水の遺跡に調査しに

行くとまたモンスターと戦闘になり

また男性が現れたらしい…

その男性の名はディラスさん

コハクちゃんと同じらしい

今は、ポコリーヌさんのキッチンで

住込みで働いている。

ディラスさんに育てたニンジンを渡したら

かなり喜んでくれて 嬉しいかった

 

 

…でも、俺は…戦うことが出来ない

フレイさんみたいに片手剣もうまく使えない

フォルテさんみたいに両手剣を使えない

マーガレットさんみたいに音楽が出来ない

皆より戦えない…俺は…本当に役に立っているのか…

深夜になると 最近 体が熱くなる…

襲いかかる痛み 胸についた傷

記憶喪失になる前の俺はいったい何者なんだろうか…

 

 

 

 

 

ユウ「はぁ…俺…分からないな…」

 

今日もフレイさんはフォルテさんと

町の近くにある黒曜館に行っているらしい

 

 

ユウ「フレイさんの疲れを取る為に

料理を作ればいい!俺が出来る事だ!」

 

 

ユウは前向きにクワを持ち

土を耕していると

頭の中で響き渡る感覚

その感覚が無くなると

ユウはクワを地面に落とし

何処かへ歩いて行った。

 

 

 

その頃

黒曜館では…フレイとフォルテが

デカイ人形 マリネッタと戦っていた

 

 

フレイ「くっ!動きが…」

 

フォルテ「フレイさん!大丈夫ですか!」

 

フレイ「うん…あのモンスター…闇のせいなのかな?

私たちの武器が効いてない気がするよ」

 

フォルテ「…フレイさん…先に逃げて下さい

私が囮になります」

 

フレイ「ダメ!フォルテさんを置いて逃げれないよ!!」

 

フォルテ「ですが!!」

 

マリネッタはそんな二人に構わず

大量の人形をフレイの上に落とした。

 

 

フォルテ「フレイさん!」

 

フレイ「あ…(私…死ぬんだ…ごめんね 皆…ユウ君)」

 

フレイは諦め

目を閉じた

そして、フレイの耳に

聞き慣れない 音が響き渡る

そして…

フレイは目を開けると

そこには、影で顔が見えないが

一人の男にお姫様だっこされていた

男はフレイを下ろし

ゆっくりとマリネッタに近付く

 

フレイ「え…あ、貴方はいったい」

 

 

マリネッタのせいなのか

真っ暗な空間で彼の顔は見えない

だけど、分かることは

彼のお腹が光っていること

 

オルタリングの両端を叩いた瞬間

彼の体は金色に光に包まれ姿を変えた。

金色の肉体に燃えるような赤い瞳

そして金色の二本角『クロスホーン』

 

彼は違う姿に変身したのだ

そしてその姿は

 

 

 

《AGITΩ》

 

マリネッタは静かに喋る

 

マリネッタ『…ア…ギト』

 

 

アギトの基本形態

『超越肉体の金』グランドフォーム

大地の力を借りた姿

 

フレイ「姿が…変わった…」

 

フレイはその姿を見た瞬間

安心と恐怖がいっぺんに味わった気がした。

 

 

アギトはゆっくりとマリネッタに近付くと

マリネッタは大量の人形を召喚し

アギトの上に落とすが

アギトはパンチで全ての人形を

風圧で飛ばした。

 

 

アギト『…ハッ!』

 

アギトはマリネッタに近付き

マリネッタに蹴りを当てると

アギトの攻撃はマリネッタに効いていた

 

そしてアギトの頭のクロスホーンが裂け

六つに展開する。

するとアギトの足元には

金色の竜のような紋章が浮かび上がる

 

 

「ハァァ……!」

 

アギトは腰を低く落とし

呼吸を整え力を両足に集中させる。

地面の紋章もそれに呼応するかのごとく

両足に吸い込まれていく

 

マリネッタ『!!』

 

立ち上がったマリネッタはアギトに突撃する。

その姿は確定した自分の死に足掻こうとするようであった。

 

それを迎え撃つべくアギトは飛び上がり必殺技

『ライダーキック』をマリネッタに叩き込んだ

 

「ハッ!!!」

 

キックの直撃を受けたマリネッタはそのまま数メートル垂直に吹っ飛び、よれよれで立ち上がるももう力はなく

断末魔の叫びを上げ爆散した。

完全に倒したことを確認したアギトはゆっくりと出口に向かう。

 

 

フレイ「待って!貴方は…貴方はいったい」

 

アギトは振り向くがすぐに

前を向き 出口から出て行った

 

フォルテ「フレイさん 大丈夫ですか?」

 

フレイ「う、うん…フォルテさん…さっきの」

 

フォルテ「はい…見ました…ですが…

あの姿は安心と恐怖が体に響きました…」

 

ピコ「ルーちゃん!しっかりしてください!」

 

後ろを振り向くと

この黒曜館に連れて来た

ピコと一人の女性が倒れていた。

 

フレイ「フォルテさん…まずはこの人を」

 

フォルテ「はい…その後 セルザウィード様に報告をしましょう」

 

二人は一先ず

女性をジョーンズさんの所に連れて行った。

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