ユウ「…はぁ…」
ユウはクワを持ち
畑仕事をしていたが
急に空を見て
ため息を溢す。
ユウはあれから
悩んだ あの姿の事を話すべきかと…
それが ユウを苦しめていた
あの姿になったら
皆の目が変わりそうで…
屋敷から3人がユウの様子を見ていた
ヴォルカノン「悩んでいますな…」
クローリカ「はい…空を見て ため息を溢しています」
ビシュナル「倒れてからですね…ユウさん」
ヴォルカノン「王女はいつもの通りに外に行きましたが…
心配して 私にユウさんの様子を見て欲しいと頼まれましたが…あの様子だと…心配ですな」
クローリカ「…ユウさん…記憶喪失ですから
何か 悩んでいるんでしょうか?」
ビシュナル「僕たちが出来る事は見守る事だけですね…」
ユウ「…あ、そうだった…頼まれてた花を
ナンシーさんに届けないと…」
ユウは収穫した花を鞄に入れ
クワを倉庫に直し
病院に持って行く事にした。
ユウは歩いていると
そこに キールとコハクが居た
二人はユウに気付き
ユウに近付く
キール「あ!こんにちは!ユウさん」
コハク「こんにちはなの!ユウ君!」
ユウ「あ、うん…こんにちは キール君 コハクちゃん」
コハク「? ユウ君 元気がないね?」
キール「聞いたよ…ユウさんが倒れたって…大丈夫?」
ユウ「うん…大丈夫!ありがとうね?」
キール「うん!僕に出来る事があったら何でも言ってよ!
友達の力になりたいんだ!」
コハク「私もなの!」
ユウ「キール君…コハクちゃん…うん ありがとう!
少し元気が出たよ!」
二人の言葉に
ユウは嬉しくなり笑顔で答えた
キール「よかった~ やっぱり ユウさんは笑顔が一番だね!」
コハク「うん!笑顔が一番!」
ユウ「ありがとう!じゃあ、ジョーンズさんの所に行くね」
キール「うん!またね!」
コハク「またね~!」
ユウは二人と別れ
ジョーンズさんが経営している病院につくと
病院の中に入る。
ユウ「すいません!ナンシーさん 居ますか?」
?「…ナンシーなら…出掛けてるわ」
ユウ「え?あ、こんにちは!」
?「…えぇ…こんにちは…」
ピコ「ルーちゃん!」
?「ピコ…うるさい」
ユウ「うわ!び、びっくりした…」
いきなり壁からトンガリ帽子を被った子供が
女性に抱き付いていた。
ピコ「あれ?患者さんですか?」
ユウ「あ、初めまして ユウと言います
ナンシーさんに頼まれてた花を届けに来ました」
ピコ「そうなんですか!私はピコ!こちらは私のルーちゃん!です!アイタタ!」
?「ピコ…うるさいわよ…」
ユウ「ルーちゃんさん?」
?「…私はルーちゃんさんじゃない……ドルチェよ…
ここでお世話になってるわ」
ユウ「ドルチェさん 俺 ユウと言います
よろしくです」
ドルチェ「……えぇ…ナンシーに頼まれた花なら私が渡すわ」
ユウ「じゃあ、お願いします!」
ユウはナンシーに頼まれた花をドルチェに渡した。
ドルチェ「綺麗ね…」
ユウ「愛情を込めて育てたので!じゃあ、帰りますね」
ユウは後ろを振り向き
帰ろうとした時
ドルチェはユウを見て呟いた
ドルチェ「…貴方…光を感じるわ…」
ユウはその呟いた言葉は聞こえず
外に出た。