僕と思い人の召喚戦争   作:くの514

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第3問

 Dクラス戦が始まってすぐ俺と櫻井さん、姫路さんは補充試験を受けていた。みんな振り分け試験をきちんと受けていないから全科目の点数が0点となっているからである。雄二からの指示は俺と櫻井さんは放課後まで、姫路さんは指示があるまでテストを受けるというものである。

 

 しばらくテストを受けていると秀吉たち前線部隊が帰ってきた。

「お、秀吉。無事だったのか」

「わしは無事じゃが前線部隊としては結構まずい状態じゃぞ。半分ほどが補修室送りになったわい」

「まじか。何があったんだ」

「Dクラスが新たに五十嵐教諭と布施教諭を連れてきて戦線が拡大してしまったんじゃ」

「ちっ、やっぱ一気に勝負を決めようとしてきたか」

 雄二と秀吉が戦況確認をしている。ちなみに名前の出てきた教師は二人とも化学の教師だ

「明久なら多分時間を稼いでくれるだろうしこのままでいいか。よし秀吉全科目受けなおす時間はないが1,2科目だけでいいから補充試験を受けてきてくれ」

「了解なのじゃ」

 そういうと秀吉はテストを受けに行った。すると雄二が

「浩輝。今何の補給が終わってて何のテストを受けている?」

と聞いてきた

「化学が終わってて今は物理を受けているところだが」

「ちょうどいいな。なら今受けてる物理はそこで切り上げて数学に移ってくれ。ただ二つ合わせて1時間位しか使えないと思うがいけるか?」

「余裕だろ」

 俺は答えながら今解いていた解答用紙を提出して新たに数学のをもらってきた。さてと楽しそうな条件付けられたしすこしがんばりますか

 

 1時間がたったころ突然ドアが開いて、ええっとあいつは須川だったか、があわてて入ってきた

「代表!Dクラスの奴ら、今度は数学の教師を引き連れてきやがった。そのせいで中堅部隊が結構なダメージを受けている」

「よし!読みどうり数学教師を連れてきたな。浩輝!終わったか?」

「まあ悪くない点は取れたんじゃないか」

「よしじゃあ行ってきて暴れてこい」

「りょーかい」

 んじゃ初の試召戦争といきますか

 

 明久のところについたらこちらの部隊は明久含めてあと5人まで減っていた。

「明久!助けに来たぞ!」

「浩輝!ほんとに助かったよ」

 ここのフィールドは数学か、いけるな

 

「Fクラス加藤浩輝、このフィールドにいるDクラスの全員に数学αの勝負を挑む!」

「なにっ、Fクラスのやつがなめやがって」

「皆、こいつを殺るぞ!」

「さて、殺られるのはどっちかな?」

 

『Dクラス モブ×7

 数学α  平均130点

     VS

 Fクラス 吉井明久

 数学α  43点

     &

 Fクラス 加藤浩輝

 数学α  425点  』

 

「「「「はぁぁぁ?!」」」」

「なんでFクラスの奴があんなに高いんだよ」

「合計点ではこちらが上だ。数で押しつぶせ!」

 425点か。もう少し取れると思ったんだが、腕輪も使えることだしまあいいか。

「明久!頑張ってよけろよ!」

「へ?」

 明久に一言言ってから俺は腕輪を使った。俺の腕輪の能力は武器の交換だ。いつもは銃と剣が一つずつだが腕輪を使うと二丁拳銃や二刀流など好きな装備に変えられるのだ。使用に必要な点は20点である。今回はその力を使って二丁拳銃になったというわけだ。

 そして今のフィールドでの立ち位置は俺が一番端に居て明久と敵はフィールドの中心くらいにいる。このことから俺は銃乱射が一番手っ取り早いのでは?と思ったわけだ。てか操作意外とむずいな。ぜんぜんあたらない。当たったら大体一撃なんだがまだ3人にしか当たってない。

「明久。お前うまく操作して相手を転ばせられないか?」

「うーん。たぶんできると思うよ」

「じゃあやってみてくれ。そしたら俺がとどめを刺してやる」

 明久はそういうと自分の召喚獣を相手に向かって突っ込ませた。そして一番近くにいた敵に刀で足払いをかけ、胴ががら空きになったところを攻撃しに来た敵を相手の勢いを使って近くのほかの敵に投げ飛ばし、一瞬のうちに三体もの敵の動きをとめて見せた。俺はその動きの止まった敵の頭を狙って打つだけの簡単な仕事である。てか、明久の操作技術はマジでやばいな。あれで点が高かったら誰も手がつけられなくなってたな。そうこうしてるうちに数学αのフィールドにいた敵は全滅した。今回は明久がいなかったらやばかったかもな。

「明久!よくやった。伊達に観察処分者やってないな」

「素直に喜びにくいセリフだね。浩輝もすごかったよ。みんな一撃だったじゃん」

「まああの点差だしな。明久、化学とβどっちのが点高い?」

「βのが高いよ」

「じゃお前がβのほうに行け。別に敵を倒さなくても時間さえ稼げばあと少しで本隊が応援に駆けつけてくれるはずだから」

「わかったよ。いってくるね」

明久は急いでβのフィールドのほうへと走っていった。俺は化学か、化学なら1時間ちゃんと受けたし少し操作の練習をしようかな。

 

 

『Dクラス 鈴木一郎

 化学   135点

     VS

 Fクラス 須川亮

 化学   68点  』

『Dクラス 笹島圭吾

 化学   132点

     VS

 Fクラス 近藤吉宗

 化学   42点  』

 

 化学のフィールドにつくとかなりやばい状況だったので急いで召喚した

「Fクラス加藤浩輝、このフィールドにいるDクラスの全員に化学の勝負を申し込む!」

 

『Dクラス モブ×5

 化学   平均130点

     VS

 Fクラス 加藤浩輝

 化学   492点 

     &

 Fクラス モブ×3

 化学   平均58点 』

 

「加藤か、助かった」

「おい、お前ら。3人で1人なら相手できるか?」

「ああ、それなら何とかしよう」

 その言葉を聞いて俺は召喚獣を敵のど真ん中に突っ込ませた。突っ込んだ勢いそのままに剣を振ってまだ反応し切れていない一人を撃破し、近くにいるもう一人に銃を乱射して倒した。そこでいち早く立ち直ったやつから攻撃を受けたが、よけずに攻撃を受けることで敵の動きを一瞬止め、その隙に剣で切り払い三人目を撃破する。残りの二人をこの調子で倒すのは無理と判断し、いったん下がった。そこで修正された点が表示される

『Fクラス 加藤浩輝

 化学   436点  』

 意外と一撃のダメージがでかいな。防御も何もしなかったからだと思うが

「じゃあ1人は任せるぞ」

「「「了解」」」

 俺はそう言って銃を開いて二人の間に乱射することで二人を分断しその片割れに向かって召喚獣を走らせた

「さてと、じゃあ俺の操作の練習に付き合ってもらおうかな」

「ほざけ、俺一人で倒してやるよ」

「この点差でそんなこといえるとか素直に感嘆するぞ、っと」

 その言葉と同時に召喚獣を走らせる。それと同時に装備を剣の二刀流に変える。右手の剣で相手に切りかかるが体をひねって躱され、お返しとばかりに刀で切りかかられるそれを左手の剣ではじき一旦下がる

「お前なかなかやるな。武術経験者か?」

「まあ一応な。剣道とほかにもいくつかかじる程度には」

 一言交わしてまた激突する。何度かそんなことを繰り返していたら雄二の声が聞こえてきた

「お、ようやく本隊の到着か。お前も一旦引くか?」

「お言葉に甘えさせてもらうよ」

 その後本隊が来たことでDクラスが一旦引き俺らも教室に戻ることになった

 

 戻ってから試験を1科目受けた後雄二たちが帰ってきた

「浩輝ー。この後の代表討伐のとき来ないで教室で待っていてくれないか」

「DクラスにFクラスには理数の強いやつがいるってばれたからか?」

「ああ、たぶんあっちのつれてくる教師は文系のやつばかりだろうからお前は何もできないだろ。だから姫路に任せることにした。姫路なら何の科目でも対応できるだろうしな」

「そういうことなら俺はゆっくり休ませてもらうよ」

「………………雄二そろそろ下校する人が増えてきた」

「お、なら頃合だな。よし!お前ら!Dクラス代表の首級とりにいくぞ!」

『おぉぉーー』

 

 Fクラスのメンバーが出て行ったのでクラスに俺と櫻井さんしか居なくなった。一時間もかかるわけないからテスト受けれないし暇だな

「櫻井さんは試験全部終わらせた?」

「まだだよ。理数だけやってないから明日は来てからずっと理数をやんないといけないのー。ほんと憂鬱だよー」

「櫻井さん理数苦手だもんね」

「浩輝君の英語ほどじゃないけどね。それに浩輝君だって明日来てから英語と文系のテストでしょ」

「まぁそうなんだけどねー。」

 とりとめもなく話していたら櫻井さんが突然口を押さえてあくびをした。

「昨日も夜更かししたの?」

「うん。ちょっとやること多くてね」

「原稿とか?」

 と言うと櫻井さんは少しあわてて

「こ、浩輝君!そのことは学校ではいわないでっていったじゃん」

 と言ってきた。俺はその姿が少しかわいいなと思いながら自分が何を言ったか考えて理解したとこで急いで謝った。

「ご、ごめん。少し気抜いて話してたからここが学校なの忘れてた」

「あ、いや。そんな謝らなくていいよ。たぶん誰にも聞かれてないだろうし。それよりさ、雄二君たち勝てるかな?」

「それなら大丈夫だろ。雄二が勝ち目のない勝負をするわけないしな」

「雄二君のことだいぶ信頼してるんだね」

「そういうわけでもないけどな。まああいつの頭の良さは認めてるけど。そんなことよりいまふと思ったんだけど櫻井さんがこのクラスなことを隠すためにここに残したんでしょ。だったら戦後対談にも出れないしもうかえっていんじゃないかな?」

「あ!そうだね。じゃあ一応雄二君に連絡してもう帰ろうか」

「うん。帰ろ」

 俺はそういうと雄二にもう帰る旨を連絡して櫻井さんと一緒に帰った

 

 その日帰ってからもらった雄二の連絡で知ったが、Dクラスに俺の成績を知ってた生徒がいたらしくDクラス本隊のつれてきた先生は英語教師のみだったらしい。俺マジで行かなくてよかったな。その後についでのように『姫路が平賀を倒してFクラスの勝利だ』と書いてあった。俺はそれに『わかった』と返信してすぐに寝た

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