デュエル分多めにね、良かったねツバキ・・・
ツバキ「ヒャッホーイ!!!!!」
ではどうぞ
「そういえばてん、明日香さんはやっぱり[サイバー・ブレイダー]のデッキで行くの?」
タッグデュエルとなればパートナーのデッキをある程度知っておいたほうがいい
ボクの何気ない質問に隣に座っているてん、明日香さんは怪訝な顔でこたえた。
「え、ええ、そのつもりだけど?今から新しいデッキを作る気にはなれないわそれにしてもツバキ・・・」
「そう・・・ボクはどっちにしても結局シナジーないよね・・・どうしよう」
て、明日香さんが何かを言いたそうにこちらを見ている。
解っているよ、ボクとてん・・・明日香さんのデッキにシナジーなんてない・・・
どうした物か
「いや、ツバキそうじゃなくてあなた・・・」
えあ?さっきからどうしたんだろうてん、明日香さんは・・・歯切れの悪い。あ、女の子の日かな?
「どうしたのてん、明日香さん、具合悪い?」
「いや、だからツバキ、それは貴方でしょう?」
え?ボク?ボクはいたっていつもどおり・・・ええ、いつもどおりはいておりますよ?
食べすぎで
「貴方お昼そんなに食べてなかったわよね?」
今日のお昼はとんかつ定食(ご飯少な目)油物がいかんかった
いがもたもたしている
「ボクは大丈夫だよ、いつもどおりおえっ、ですけど?」
「あ、貴方、いつもはいてるの?」
失礼な確かにいつも吐きそうになってはいるけどあまりはいたことはないぞ
たぶん・・・
「今日は、たまたまだね・・・」
「たまにはあるのね・・・」
笑いしながら背中をさすってくれるてん、明日香さん。
三沢君に続き、なんていい人たちが多いんだここデュエルアカデミアは・・・ぐすっ
「ま、それはそれでおいといてさ、タッグデュエルどうしようか・・・」
「おいとくのね・・・そうね、とりあえずお互い好きなデッキでいいんじゃないかしら?そこからお互い連携が取れるように調整していけばいいのよ」
ま、それもそうか、そうなればボクはドラゴン族を使おうかな
お互い不干渉で独立したデュエルを展開するのも一つの手かも知れないな
「よっし、そうと決まれば早速デッキ調整だねぅえっぷ」
「ちょ、いきなり立つから!!大丈夫?」
「と、とりあえず・・・」
しばらくは厳しいかも知れない・・・とりあえず昼休みも終わっちゃいそうだし
「お互いにデッキ調整して、後で見合わせるってことでいいかな?」
「そ、そうね、ツバキもしばらく休んだほうがよさそうね、それじゃ私は行くけどツバキひとりで大丈夫?」
「うん、少しは落ち着いたからね、それじゃまた後で」
――――――――――――――
うぅ~いまだおなかがぐりゅぐりゅしている~
「ん?霧ヶ崎また食いすぎか?」
「おーいえす」
ボクの返事に「はは」と苦笑いする我が友人三沢君
このやり取りももう慣れたものだね
「しかし、霧ヶ崎も制裁デュエルとは災難だな。聞けば、巻き込まれただけだというではないか」
「そうなんだけど、それいっちゃあ倫理委員会も面がたたないんでしょ?」
入っちゃったのは事実なわけだし、デュエルなら何でもいいのが本音、退学はないわけだし
まぁ、強い人とやりたいのが更なる本音ですが・・・昨日のカイザー亮とのデュエルはうやむやになっちゃったし
「そうか、まぁ当の本人が納得しているなら僕の口出すことではないが・・・タッグパートナーは誰なんだ?」
ん?一応は気になるのか
「天上院明日香さん、彼女もまぁ廃寮に入っちゃったかららしいけどね」
特に隠す必要もないし、たぶん三沢君は女の子に興味なさそうだから変な空気になる事ともないだろう
「天上院?ああ、オベリスクブルーの女王といわれている彼女か・・・強いのか?」
お、デュエル脳かな?この反応は
「まぁね、僕のマシンナーズで勝ったり負けたりぐらいかな、勝負はお預け食らったけど」
あの時はサイクロン引けていたけどその後はどうなったかなんてわからないし
引けていなかったら負けていたかも知れないし
「そうか、注意対象がまた一人ふえたな」
なんて一人静かに闘志もやしてるよ三沢君(笑)
まぁ、それよりタッグ用デッキだよなぁ、と悶々としていると
授業は終わりをむかえた・・・え?うん授業中でしたけど
う~むとりあえず、自室にでも戻ってカードとにらめっこでもしようかな・・・
と考えていると十代と翔君、ハヤト君がきた
おや、神妙な顔つきでどうしたんでしょう翔君・・・ごろがいいね、でしょう、しょう(笑)
「霧ヶ崎君、僕とデュエルして欲しいっす」
おやまぁ。それはまたなんで
って顔してたんだろうね、ボク
「僕、今まで自分には何かが足りないって、だからデュエルにも自信がなくて・・・でも、今ならそれが何か解る気がするんす!!」
「で、なんでボクなの?」
ボクなら勝てそうとかそんなの?いや違うな、そんなんだったらもっと他がいるだろうしなんだろう・・・
「霧ヶ崎君ならその答えを持っている気がするんす!だから!!」
えーそれなら十代でもいいんじゃないのかな?
「それに、その、一度は霧ヶ崎君とデュエルしてみたいってのもあるんす」
なるる、それなら断る必要はないか・・・
「確か翔君のデッキは[ロイド]を主体とした機械族デッキ・・・だよね?」
「そうっす」
なら話は早い
「どっちがより強い機会族使いか、勝負しよう!堅苦しい話は抜きにしてさ!」
「っ・・・絶対に負けないっす!!」
いやだから硬くならずに、あーいいやもう
場所はあのデュエルフィールドでいいか
ボクたちはそうしてデュエルフィールドに向かっている
「十代、翔君どうしたの?」
道中、翔君の変わりように思わず十代に小声でたずねてみた
「んー、なんかオレとカイザー亮とのデュエルで何かつかんだみたいだぞ?そこまではまぁ、オレもよかったとは思うけど、その前にもなんかお前に感じることでもあったんじゃないか?」
ふむふむ、なるほど十代でもわからないのかぁ・・・この役立たずめっ!!
まぁ、それはおいといて、どんな デュエルになるかな。
楽しめるといいけど・・・
「さて、ボクの準備はいつでもいいよ、かかっておいで」
「じ、じゃあいくっす!!」
なんだ、少しかわっても臆病なところはまだか、まぁいいけど
観客は十代とハヤト君だけ出し気兼ねなくいきますかぁ
「「デュエル!!」」
ツバキ:LP4000
翔:LP4000
「先行はボクがもらうよ!ボクは[レッドガジェット]を召喚、効果で[イエローガジェット]をデッキから手札に加える。さらに[機甲部隊の最前線]を発動しターンエンド」
[イエローガジェット]
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1200/守1200
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキから「グリーン・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。
まずは様子見、翔君がどう出るか、手加減する気もないが本気を出すべきかどうかは見極めなければね
ツバキ:LP4000
手札:4枚
フィールド:[レッドガジェット](攻)
魔法・罠:[機甲部隊の最前線](永続魔法)
「僕のターンドロー!僕は手札より魔法カード地砕きを発動!、霧ヶ崎君のフィールドのモンスターは一体!!レッドがジェットを破壊するっす!!」
[レッドガジェット]の上から大きな手が[レッドガジェット]もろとも地面を砕くように振り下ろされ[レッドガジェット]が粉々に破壊されてしまう
「そして僕は[サブマリンロイド]を召喚!!
[サブマリンロイド]
効果モンスター
星4/水属性/機械族/攻 800/守1800
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
この時、相手ライフに与える戦闘ダメージはこのカードの元々の攻撃力と同じ数値になる。
また、このカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時、
このカードの表示形式を守備表示にできる。
「[サブマリンロイド]で霧ヶ崎君にダイレクトアタックするっす!!」
「くぅぅ」
ツバキ:LP400→3200
「サブマリンロイドは戦闘を行ったあと、守備表示に出来るっす!!」
「攻撃して自分も守りに入れる、うまいぞぉ翔!」
「ああ、昨日までが嘘みたいだぜ、でもツバキだって負けないはず!!」
「僕はカードをカードを二枚伏せてターンエンドっす」
翔:LP4000
手札:2枚
フィールド:[サブマリンロイド](攻)
魔法・罠:伏せカード二枚
「くぅう、やるじゃないの翔君・・・でもやられたら、倍返し。覚悟してよね?」
僕が笑顔で翔君にそういうも翔君はキッとこっちを見るだけ、なにそんなに根つめてるのさ、楽しく行かなくちゃ!
「僕のターンドロー!!・・・さっきの仕返し![地砕き]を発動、翔君のフィールドも一体、よって[サブマリンロイド]を破壊!!」
先程と同じようにサブマリンロイドがつぶされる
「くっ」
「そして、イエローガジェットを召喚!効果で[グリーンガジェット]をデッキより手札に加える!」
デッキよりグリーンガジェットが抜き出される。
自動っていいよね
「[イエローガジェット]で翔君にダイレクトアタック!!!!」
イエローがジェットが体当たりよろしく翔君へ突撃していく。が
「トラップ発動っす!![攻撃の無力化]!!」
[攻撃の無力化]
カウンター罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に、その攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃を無効にする。その後、バトルフェイズを終了する。
攻撃直前で渦のような物が発生し、ガジェットの威力を吸収してしまった
「なかなかやるじゃん翔君・・・僕はターンを終了するよ」
ツバキ:LP3200
手札:4枚
フィールド;[イエローガジェット](攻)
魔法・罠:[機甲部隊の最前線](永続魔法)
「翔君なかなかがんばってるじゃない」
「明日香!?どうしてここに?」
急に現れた天上院明日香に驚く十代
「ツバキに用があってね、けどデュエルしてるみたいだし」
「ああ、翔の奴昨日とはまるっきり別人だぜ!!」
「僕のターンドロー!![スチームロイド]を召喚!!」
[スチームロイド]
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守1800
このカードは相手モンスターに攻撃する場合、
ダメージステップの間攻撃力が500ポイントアップする。
このカードは相手モンスターに攻撃された場合、
ダメージステップの間攻撃力が500ポイントダウンする。
「そして[イエローガジェット]へ攻撃!!スチームロイドは攻撃するとき攻撃力が500ポイントアップするっす!!」
スチームロイドが汽笛を鳴らしながらイエローへ激突をかます
ボクに防ぐすべはないためそのまま攻撃を許してしまい、衝撃がこちらまで伝わってきてしまう
「ぐぅぅぅううう」
ツバキ:LP3200→2100
「珍しく引きが悪いのかしら?」
「う~んどうだろうな、ツバキのやつも何か考えがあるんじゃないか?」
そんな十代の言葉が聞こえてきた、何も考えてなんかないけど・・・
引きが悪いわけでもない、ただ準備がまだなだけ・・・あ、それを引きが悪いって言うのか、てへ
「この時[機甲部隊の最前線]の効果発動!!戦闘によって破壊されたモンスターの攻撃力未満の機械族モンスターを特殊召喚する、来い!![スクラップ・リサイクラー]!!」
破壊された[イエローガジェット]の残骸から新たな機械族モンスターが組み立てられる
それは[スクラップ・リサイクラー]
「[スクラップ・リサイクラー]の効果によりデッキより機械族を墓地へ送る!!送るのはフォートレス!!」
(きたっす、霧ヶ崎君のエースカード。おそらく手札にはもう召喚できるピースがそろってる。やっぱりボクに勝てるのか、でもなんだろうこのドキドキは・・・)
「僕はカードをさらに一枚伏せターンを終了する」
翔:4000
手札:1枚
フィールド:[スチームロイド](攻)
魔法・罠:伏せカード二枚
「ボクのターンドロー!!・・・ボクは[マシンナーズ・ギアフレーム]を召喚![マシンナーズ・フォース]を
手札に加える、そして!」
「「きた!!」」
ボクの展開に皆(ハヤト君を除く)が声をあげる
「ボクは手札のフォースを墓地に送り、墓地の[マシンナーズ・フォートレス]を特殊召喚する!!」
フォースが分解されフォートレスへと組み替えられ召喚される
ボクのエースカード、翔君もどきどきを感じているんだろ?
わくわくしてたはずだ!!
「ボクはギアフレームでスチームロイドを攻撃!!スチームロイドは攻撃される場合は500ポイント攻撃力が下がるんだよね?」
ギアフレームがさっきとは逆にスチームロイドへ突進していく
「くっ、そうっす。けどその前にトラップ発動[スーパーチャージ]!!」
[スーパーチャージ]
通常罠
(1):自分フィールドのモンスターが機械族の「ロイド」モンスターのみの場合、
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
「自分フィールド上のモンスターがロイドのみの場合ロイドモンスターが攻撃されたとき二枚ドロー!!っ!?(きたっす!!)ぐぁぁぁぁああ」
翔:LP4000→3500
「そして二体でダイレクトアタック!!」
「うああああぁぁぁぁぁ!!」
翔:LP100
「し、翔、もうだめなんだぁ」
「駄目じゃねぇ、デュエルは最後までわかんねぇさ!!気張れ翔!!」
「アニキ、う、うんまだ僕は戦えるっす!」
翔君の目の中のほのお、勝利への執念がはまだ消えていない
「ふふ、次の翔君のドローで決まるかそれともボクがたえるか、わくわくがとまらないよ翔君!正直、君がここまで出来るなんて、君もボクのライバルみたいだ!僕はカードを伏せターンエンド!」
「ライバル?わくわく?・・・そうっすね、あの時アニキも最後まで楽しんでお兄さんとデュエルを・・・今も僕負けそうなのにここがどきどきしてるっっす!」
翔君がいい顔で胸を抑えながら僕を見てくる
「これが楽しいってことなんすね、アニキ!霧ヶ崎君!!行くよ、僕のターンドロー!!」
ドローした翔君が最初とは打って変わった笑顔で、でもキッと僕を見た
いよいよだね、こいっ!!
「僕は[死者蘇生]を発動!!スチームロイドを墓地から召喚!そして[パワーボンド]を発動!!」
「パワーボンド・・・」
「翔の奴とうとう・・・へへ、こっちまでわくわくしてきたぜ!」
「このターンで決めるみたいね翔君は・・・果たしてツバキはどう出るのかしら」
皆が何か言っているが僕はワクワクして周りの声がまったく聞こえない。
さぁ来い翔君!!
「場の[スチームロイド]と、手札の[ジャイロイド]を融合し[スチームジャイロイド]を召喚!!さらに[パワーボンド]の効果で攻撃力は二倍になるっす!!」
[ジャイロイド]
効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻1000/守1000
このカードは1ターンに1度だけ、戦闘によっては破壊されない。
(ダメージ計算は適用する)
[スチームジャイロイド]
合モンスター
星6/地属性/機械族/攻2200/守1600
「ジャイロイド」+「スチームロイド」
[スチームジャイロイド](攻)4400
「攻撃力4400!この攻撃が通ったら翔の勝ちなんだなぁ!!」
「[スチームジャイロイド]で[スクラップ・リサイクラー]を攻撃!!ハリケーンスモーク!!」
[スチームジャイロイド]が煙を巻き上げ[スクラップ・リサイクラー]にそれをあて、煙の中から突撃しようとあらわれた。
この攻撃が通れば翔君の勝ち、だけどもそう、それは通ったらの話!!
「トラップ発動!![攻撃の無力化]!!」
「ああ、こ、これじゃパワーボンドのデメリットでダメージがぁ」
ハヤトクンいちいちうるさいな、こんなキャラだったっけ?
でもその通り、さぁどう出る翔君!!
「うん、霧ヶ崎君が何かで攻撃を封じてくることは予想してたっす、だから僕はトラップ[レインボーライフ]を発動するっす、手札を一枚捨て[パワーボンド]で受けるダメージ分ライフを回復するっす」
翔:LP100→2300
[レインボーライフ]
通常罠
手札を1枚捨てて発動できる。
このターンのエンドフェイズ時まで、
自分は戦闘及びカードの効果によって
ダメージを受ける代わりに、
その数値分だけライフポイントを回復する。
「僕は、ターンを終了。霧ヶ崎君ありがとう、すっごく楽しいよ!!」
「う、うまいんだなぁ翔」
「え、ええ、まさか翔君がここまでやるなんて・・・でもこれで勝負は決まってしまったわね」
「な、なんでだぁ?」
「みていれば解るぜ隼人」
「うん、僕もすっごく楽しいデュエルだった、今のパワーボンドはひやひやしたよ魔法・罠の除去が来てたら負けてたしね、でも今回は僕の勝ちみたいだね」
ボクは静かにドローをして、翔君を見た。
その顔はまける悔しさもあれど、このデュエルを心底楽しんだような顔でもあった
「僕は[マシンナーズ・フォートレス]で[スチームジャイロイド]を攻撃!!ぐぅぅぅ」
ツバキ:LP2100→200
「フォートレスは破壊されるけどフォートレス効果で、[スチームジャイロイド]を破壊する!!」
「残りで止めだ!!」
フィールドの残りの二体のモンスターが一気に翔君へと突撃をかまし、翔君のライフをけずりきった
「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
翔:LP2300→0
「いい勝負だったぜ翔」
「アニキ・・・うん。お兄さんに教えてもらった相手のことを考えてするデュエル、そしてアニキや霧ヶ崎君みたいにたのしんでデュエルをする、どっちも僕にはたりなかったみたい、でも、僕はもう違うっす!霧ヶ崎君、次は負けないっすからね!!」
攻撃を受けて吹っ飛んだ翔君だったが十代におこされて、決意を元にボクに新たな挑戦をたたきつけてきた
「う~ん、お手柔らかにね、へへ」
けどみんなが僕の言葉に脱力する
「そこは受けてたつぜっ、とかだろ?ツバキ」
「本当に気分屋なんだから・・・」
「こんな奴なのか霧ヶ崎って?」
「でへへへへへ」
そうしていると後ろからなにやら人の気配・・・
ってカイザー亮!?どしてここに?
「お兄さん!?」
そりゃ翔君もびっくりだよね、いきなり現れるんだもの
「みさせてもらったぞ翔、お前も成長したな・・・いつかお前ともデュエルできる日を楽しみにしている」
え、見てたのいつから?ぜんぜん気がつかなかったんだけど!?ある意味怖っ
「っ・・・はいっ」
翔君の目がきらきらしてるよ、きもちわるっ
てかそれにしてもこの人本当に何しに来たの?
まさか弟の様子見に来たわけでもないでしょ?
と疑問に思っていると、明日香さんがその疑問を解消してくれた
「ツバキ、もともと亮とデュエルするはずだったでしょ?だから私が呼んできたのよ」
え、デジマ!?そ、そんな・・・
「な、なんていい人なんだ明日香さん!!」
ボクはあまりの感動に明日香さんの手を両手で握り涙目に感謝しまっくた
そりゃもう、感謝感激に腕をぶんぶんと上下に降りまくる始末。
周りの皆も若干引いてます、はい
「ありがとう明日香さんボクのために君はいい人だ!!」
すると明日香さん、赤面して
「べ、別にツバキのためじゃなくて、私が亮とデュエルできるようにするっていったのに出来ないままじゃあ私のプライドにかかわるからその約束を果たしただけよ!?貴方のためなんて勘違いしないで欲しいわ!!」
なぜかおこられた、まぁいいけど
デュエルできるならそれに越したことはないし!!
「君のデュエルも先ほど見させてもらったよ、なかなかおもしろいな、どうだオレとデュエルしてくれるか?」
し か も 向こうからお誘い来ちゃったー!!
ま じ で す か!!!!!
やばい、来た、うれしい
「もちろんです!!、早速やりましょう、今すぐやりましょう!!」
やばいうれしすぎて吐きそうになってきた、落ち着け、落ち着くんだボク・・・・
「さっきとキャラぜんぜん違うんだなぁ・・・」
「ツバキ強い奴とデュエルするのが好きなんだよ、そういうところ変わってないな」
そうして、念願のカイザー亮とのデュエルは叶った
昨日の答えはこれなのね!?一日待ったほうがカレーっておいしいもんね!!
え?違う?まぁ、どっちでもいいって!!
ボクは再びデッキをデュエルディスクへセットしデュエルフィールドへ立つ。
するとゆっくりとあがってくるカイザー亮・・・これから学園最強とデュエルできるのか
ワクワクが、ドキドキでもうやばいね
「さぁ、こっちの準備は万全です!行きましょう!!」
「ああ、そうだな・・・」
ふっ、と興奮している私を鼻で笑う亮さん、そういう亮さんだって楽しみだって顔に書いてますけどね
「「デュエル!!」」
「先行もらいますね!!」
「いいだろう」
まぁサイバー流は後攻でこそ強さを発揮するからね
皆もそれをわかっているのか、僕が先行を選んだとたん驚きに声を上げていた。
いや、今はみんなの反応なんか気にしている余裕ないなぁ
「ボクのターン、[イエローガジェット]を召喚、[グリーンガジェット]を手札に加える。そしてカードを一枚伏せターンを終了します。」
ツバキLP:4000
手札:4枚
フィールド:[イエローガジェット](攻)
魔法・罠:伏せカード一枚
「ではオレのターン、ドロー・・・オレは手札より[サイバードラゴン]を特殊召喚する!!」
いきなり来ますかやはり
けどこの時を待っていた、とりあえず一体は除去しとかないと・・・
「トラップ発動![奈落の落とし穴]!!1500以上のモンスターを破壊し除外する!!」
「っ・・・オレは[サイバーフェニックス]を守備表示で召喚しカードを二枚伏せてターンを終了する・・・なかなかやるな」
「いきなりサイバードラゴンを除外したっ!これでサイバーエンドは召喚出来ない、うまいんだなぁ霧ヶ崎」
亮さんからのお褒めの言葉もハヤト君にかき消される・・・
ハヤト君、だからといって油断は出来ないんだよ・・・
亮:LP4000
手札:2枚
フィールド:[サイバーフェニックス](守)
魔法・罠:伏せカード二枚
「ボクのターンドロー!・・・ボクは[マシンナーズギアフレーム]を召喚、効果で[マシンナーズ・フォトレス」を手札に加える・・・(でもモンスターはフォートレスとガジェット一体のみ・・・今召喚しても崩されたら何も出来ない・・・)僕はギアフレームで[サイバーへニックス]を攻撃!」
ギアフレームの突進パンチが炸裂し破壊されるフェニックス、けれども守備表示のため亮さんにはダメージはない、どころか・・・
「[サイバーフェニックス]の効果、戦闘で破壊された場合一枚ドローする!」
「くっ、(ハンドアドバンテージは痛いな、けど臆せずすすむ!)さらに[イエローガジェット]でダイレクトアタック!!」
[イエローガジェット]が亮さんに狙いを定め突進していく、が
「させん、[攻撃の無力化]を発動!!」
不可思議な渦がイエローがジェットの攻撃をすんでのところで吸収してしまい、今一歩亮さんには届かない
「くっ、ボクはカードを一枚伏せターンを終了します・・・」
「霧ヶ崎君が押しているように見えるのに、あせっててお兄さんのほうが余裕ある感じっす」
「亮とのデュエルの場合はボードアドバンテージよりハンドアドバンテージのほうが怖いのよ、ツバキの手札は減っていないけど内容としてはまる解りだしね」
「ああ、それは解るぜ、同じ融合を使う物としてな・・・」
ツバキ:LP4000
手札:4枚
フィールド:[マシンナーズ・ギアフレーム](攻) [イエローガジェット]
魔法・罠:伏せカード一枚
「オレのターンドロー!オレは手札より[サイバー・ドラゴン]を特殊召喚する!!」
やはりさっきのドローで来てしまったか・・・このタイミングで出来ることは・・・ない・・・
「[サイバー・ドラゴン]で[イエローガジェット]を攻撃!エボリューションバースト!!」
サイバードラゴンから発せられた破壊光線的なものがイエローに直撃し破壊されてしまうその衝撃はボクの体をも貫く
「っああぁぁぁぁぁ!」
ツバキ:LP4000→3100
けどただではやられない!
「トラップ発動!!」
「っ!?」
「[時の機械-タイムマシーン]!破壊されたモンスターを表示形式そのままで復活させる!!来い[イエローガジェット]!!効果でさらに[グリーンガジェット]を手札に加える!」
[時の機械-タイムマシーン]
通常罠
(1):自分または相手のモンスター1体が
戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
そのモンスターが破壊された時のコントローラーのフィールドに
同じ表示形式でそのモンスターを特殊召喚する。
この時を待っていた、手札によってデュエリストは無限の可能性を手に出来る
「ふむ・・・オレはこれでターンエンドだ」
亮:LP4000
手札:3枚
フィールド:[サイバードラゴン](攻)
魔法・罠:伏せカード1枚
「ボクのターンドロー!ボクは手札の[カードガンナー]と「マシンナーズ・フォートレス]を墓地に送り、「マシンナーズフォートレス]を特殊召喚!!」
「とうとう来たか・・・それがお前のエースモンスターか」
亮さんが、ボクのフォートレスをみて一言漏らす
確かに、このデッキのエースだけどボクのエースは違うんだよなぁ・・・
ま、それは今このときには関係はないっ!
「行きますよ!!」
「ふ、くるがいい、お前の全力を真っ向から打ちのめそう」
ボクの宣言にも余裕で返す亮さん
やっぱりその伏せカードによほどの自信があるのだろう。
けれどそんなのに恐れていては前に進めない!!
「ボクはさらに[地砕き]を発動![サイバードラゴン]を破壊!」
「くっ・・・」
ここで初めて亮さんが苦い顔をした、そこまでサイバードラゴン好きかおい
だが気にしないっ
「行くよ!!フォートレスでダイレクトアタック!!!マシナリーキャノン!!!!!」
ボクの掛け声にあわせてフォートレスが大砲の照準を亮さんへとあわせ砲撃を放った
が、しかし
「あまい!トラップ発動!![聖なるバリアーミラーフォース]!!」
「げっ」
何かあるとは思っていたどまさかのミラフォかよ!!
フォートレスの砲撃が半透明のバリアにさえぎられさらに反射しボクのフィールド上のモンスター総てを破壊していく・・・
でもこのタイミングでミラフォをつぶせたのはよかったのかな・・・
「メインツー、ボクは[グリーンガジェット]を召喚、効果でレッドガジェットを手札に加え、グリーンとレッドを墓地にフォートレスを復活させます!」
何かあるとは思っていたけどまさかミラーフォースとは思っていなかった・・・
意気消沈気味ではあるがもともと、フォートレスは破壊されるつもりで復活要員を手札に残しといた
けどもう使う羽目になるとは・・・
「ボクはカードを一枚伏せてターンエンド」
ツバキ:LP3100
手札:0枚
フィールド:[マシンナーズ・フォートレス](攻) [グリーンガジェット](攻)
魔法・罠:伏せカード一枚
「ふむ、俺のターンドロー」
亮さんはあまり顔色変えず淡々とデュエルをしている、楽しんでるのかがあまりわからないな
ボクはけっこー楽しい、今この時ではサイバーエンドの脅威はないがそれでもサイバーツインは怖いからね
「オレは[強欲な壺]を発動し二枚ドロー、さらに[天使の施し]を発動、三枚ドローし二枚捨てる」
はえ?ここに来てそのドロー?え、うそなにこれどんなフラグ?
[天使の施し]
通常魔法
自分のデッキからカードを3枚ドローし、その後手札を2枚選択して捨てる。
「オレは手札より[魔力倹約術]を発動、このターン魔法カード発動のためのコストとして消費されるライフは0になる、そしてオレは[サイバネティック・フュージョン・サポート]と[融合]を発動し墓地のサイバードラゴン二体を融合!!」
[魔力倹約術]
永続魔法
魔法カードを発動するために払うライフポイントが必要なくなる。
[サイバネティック・フュージョン・サポート]
速攻魔法
ライフポイントを半分払って発動できる。
このターン、自分が機械族の融合モンスターを融合召喚する場合に1度だけ、
その融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを
自分の手札・フィールド上・墓地から選んでゲームから除外し、
これらを融合素材にできる。
「サイバネティック・フュージョン・サポート」は1ターンに1枚しか発動できない。
「なっ、いつの間に墓地にもう一体を!?」
いつの間にもう一体を墓地におくっていたのか・・・
そんなタイミング・・・いや、天使の施しか!!!
「気づいたようだな、先ほどフュージョンサポートをひいたからな送らせてせてもらったよ、来い[サイバーツインドラゴン!!]」
くっ、思ったそばから気なすったか防ぐ手立てなんかないってのに!!
「行くぞ!![サイバー・ツイン・ドラゴン]で[グリーンガジェット]を攻撃!エヴォリューションツインバースト!!」
サイバーツインから放たれる光線がグリーンを焼き尽くしその余波がボクを襲う
「っぅあああああああ」
ツバキ:LP3100→1700
「そしてサイバーツインは二回攻撃できる!フォートレスを攻撃!エヴォリューションツインバースト・ニレンダ!!」
「ぐぅうううう」
ツバキ:LP1700→1500
そしてもう一度サイバーツインがフォートレスをその光線で焼き払う
しかしフォートレスだって!!
「フォートレス効果でサイバーツインを破壊する!!」
「・・・ターンエンドだ」
「やばい、一方的なんだなぁ」
「ええ、ツバキがここまでやられているのは初めてみるわ」
「やっぱりお兄さんはすごい・・・」
「ああ、ツバキがこの後どうするかわくわくするぜ!!」
ああ、十代、わくわくしているよ・・・ボクの手札は0枚ここからどう逆転してやろうかってね!
「へへ、いくよっボクのターンドロー!!っ!「強欲な壺」!!二枚ドロー!くっ・・・「機甲部隊の最前線]を発動![レッドガジェット]を召喚!!」
あーあ、このドローでは逆転は厳しいか、でも亮さんのフィールドはがら空き、あの手札が気になるが今は攻めなければ勝てっこないし、サイバードラゴン自体は恐れる必要はない
「[レッドガジェット]で攻撃!!」
「くっ・・・」
亮:LP4000→2700
「ボクはこれでターンを終了するよ」
「オレのターンドロー、ふっ」
え、なにその笑い、今度はどんなフラグ?
「オレは手札より[次元融合]を発動するLPを2000払いお互い除外されているモンスターを可能な限り召喚する」
亮:LP2700→700
え、それなんてフラグ?ねぇまさかじゃないよね?
「そして[パワーボンド]を発動する!フィールドの三体のサイバードラゴンを融合し、[サイバー・エンド・ドラゴン]を召喚する!」
ぎゃあああああああ、そんな、最初ので出こないと思ったのにこのタイミングで!?
ああ、くそ悔しいなぁ、・・・強い、さすがだな、でもボクでも勝てた・・・それがわかっただけでもいいか
「昨日今日で立て続けにこんなに楽しいデュエルを出来るとは思わなかった、霧ヶ崎椿か、改めて覚えておこう」
「ふふ、本当に楽しかったです・・・でも次は負けませんよ?今度は絶対負けませんよ?」
「ああ、いつでも来い。受けてたとう・・・[サイバー・エンド・ドラゴン]で[レッドガジェット]を攻撃!!エターナルエヴォリューションバースト!!」
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあl!!!!」
攻撃力8000の光線がレッドと一緒にボクをも焼き付ける
もちろんソリッドヴィジョンだから痛みなんかはないけど
椿:LP1500→0
「ツバキが負けた・・・」
「でもすっごく楽しそうだったっす」
あーあー、皆何か言ってるけど・・・くやしいなぁ
デュエルは楽しいけどやっぱり負けるのはくやしい、だから次は勝たなきゃ・・・この気持ちはやっぱり強い人とやらなきゃわからないんだよねぇ
「おっ、ツバキ、久々の黒星だな」
サイバーエンドのとどめを食らって倒れていた僕の顔を覗き込むように十代、うるさいな、お前だって黒星もらってるだろ
「よっと、先輩・・・楽しかった!!」
「・・・ふっ」
十代のときと同じ様に軽く笑って亮さんは差の場から去っていってしまった
「ツバキが負けるなんて驚いたわ」
「オレは霧ヶ崎のデュエルはさっきのと今のしか見ていないけど、すごいんだなぁイエローとは思えないんだなぁ」
「ま、お互い精進あるのみだなツバキ」
みんないっせいに喋らないでくさい
「わかってる、知ってるアカデミア初の黒星だしこれからも精進あるのみ、ね、翔君!」
「!!っす、今度は霧ヶ崎君にもお兄さんにも勝ってみせるっす!!」
その息その息、さてと、もうそろデッキの調整しないとね
「それでツバキ、デッキ調整は?」
「え?できてないけど?」
「はぁ、でしょうね・・・これからでもどう?」
「お、いいねいいねやろうやろう」
寮へ戻ってデッキ調整するレッドペアを尻目に僕たちもデッキ調整にはいるとしますか!
あぁ、今日は満足!!
次回更新は遅くなりそうです。
申し訳ないっす
べ、別にゲームにはまって執筆サボってたわけじゃないんだからね!?
ツバキ「どこのツンデレっすか」
ではまた次回に