色々ありまして心のケアをしていました。
作者はメンタル弱いので傷付く様なコメントは控えてくださると幸いです。
任務を終えて虚夜宮へ帰って来た。今回一緒に行った破面達で私とウルキオラさん、そしてワンダーワイスさん以外は負傷した。なかでもグリムジョーさんは酷い。全身血まみれで服もなかりボロボロで原型を留めてない。
でも片手しかない状態だったからよくやった方だと私は思う。
そして今私は玉座の間にいる。今回任務に出た者達全員と、連れてきた井上織姫さんと一緒に。
「ようこそ。我らの城、虚夜宮へ」
「井上織姫と言ったね」
「…はい」
「早速で悪いが…織姫、君の能力を見せてくれるかい?」
「…は…い…」
おぉぉ、怯えてる怯えてる。それはそうか。ここのボスが自分の目の前にいるんだから。それに力が吸い取られる感覚に襲われたから尚更か。
「君を連れて来たことに納得していない者もいるようだからね。そうだろ、ルピ」
「当たり前じゃないですか。僕等の戦いが全部、こんな女1匹連れ出す為の目眩しだったなんて……そんなの納得できるわけない」
「すまない。君がそんなにやられるとは予想外だったんでね」
本当に予想外だったのでしょうか?
ルピさんは藍染様に向かって少し顔をしかめていた。
「さてそうだな。織姫、君の
「バカな!そりゃ無茶だよ藍染様。グリムジョー?あいつの腕は東仙統括に灰にされたんだ!消された物をどうやって治すんだ!神じゃあるまいし!!」
織姫さんはグリムジョーさんの左側へと移動して治療を始める。
「双天帰盾。私は……拒絶する」
「おい聞いてんのか、女?命欲しさのパホーマンスならやめとけよ。出来なかったらお前を殺すぞ。その能力ってのが偽物ならお前をみたいな奴を生かしとく理由なんか…な…い…っ」
斬られて消滅した筈の左腕が完全に再生された。
「なんで⁉︎回復とか、そんなレベルの話じゃないぞ。一体何をしたんだ、女!」
「分からないかい?ウルキオラはこれを時間回帰、若しくは空間回帰とみた」
「…はい」
「バカな⁉︎人間がそんな高度な能力を……そんな訳ないだろ!!」
「その通りだ、どちらとも違う。これは…事象の拒絶だよ。彼女の能力は対象に起こったあらゆう事象を限定し、拒絶し否定する。…何事も起こる前の状態に帰す事ができる能力だ。それは時間回帰や空間回帰よりもさらに上。神の定めた事象の地平を易々と踏み超える……神の領域を侵す能力だよ」
ルピさんはその言葉を聞き、あまりの驚きに声が出なかくて硬直していた。
一方グリムジョーさんは再生した左腕を一回握りしめて完全に治った事を確認した後、何かを思いつめ織姫さんに声をかけた。
「おい女。もう一箇所治せ」
背中の腰より少し上の所を治せと言ってきた。そこはかつて6の数字があった場所。そしてそこにさっきの双天帰盾を使って治療し始めた。すると削られた鋼皮とともに6の数字が浮き出た。
「なんのつもりだよグリムジョー…」
「…あぁ?」
グリムジョーさんは奇妙な吊り上がった口をしならがら後ろを向いた。
そして一瞬のうちにルピさんの前まで移動し、左腕でその胸を貫いた。
「グ、グリムジョー…テメェ…」
「そういう事だ。じゃあな、"元"6番」
残っていた右手で虚閃を放ち、ルピさんの上半身を吹き飛ばした。残った下半身は力なくそのまま崩れ落ちた。
「…ははははっはははは!」
グリムジョーさんは気でも狂ったかの様にいきなり高笑いをし始めた。
「戻った、戻ったぜ力が!俺がNo.6だ。第6十一刃グリムジョーだ!!」
さらに高笑いをするグリムジョーさん。これでグリムジョーさんは再び十一刃に返りざいたのだ。
その後織姫さんの世話係にウルキオラさんが選ばれ、織姫さんを彼女為に作った部屋に案内、それ以外の破面達はその場で解散となり私は今自宮にいる。それして今回の報告会までの事を話した。
「ヘェ〜、グリムジョー奴第6十一刃に戻ったんだァ」
「…チルッチさん、貴方も十一刃に戻りたいですか?」
「…戻りたくないって言うと嘘になるけど、でもここでの生活も案外楽しいから別に戻りたいとは思わないわ」
「そうよね。十一刃に戻ったらデストロイヤー様と一緒にいる時間が短くなっちゃうから寂しいものね」
「なっ⁉︎そんな事思ってるわけないでしょ!!」
「フフフ」
友子さんとチルッチさんが何時ものように喧嘩を始めた。でもチルッチさん、会った時と比べるとなんだか少し明るくなったみたいで私は嬉しいです。
そんな時ロカさんが部屋に入ってきた。
「デストロイヤー様」
「どうしました?」
「デストロイヤー様と面会したいと言う方が来ています」
「誰ですか?」
「メノリ・マリア様です」
メノリさんが。一体なんでしょう?いやそれよりも。
「メノリさんだけですか?」
「はい。メノリ・マリア様お一人です」
「…分かりました、すぐに行きます」
どういう事だ。何時もロリさんと2人でいるのに1人で来るだなんて。何かあったのだろうか?色々考えているうちに、メノリさんを待たせている部屋へ入った。確かにメノリさん1人しかいない。
私は向かい側のソファーに座る。メノリさんはさっきから体が震えていて、冷や汗も流している。緊張しているのかな?
「デ、デストロイヤー様!こ、今回私のためにお時間を頂いてありがとうございます」
「そんなに緊張しなくて大丈夫ですよ。それで私に話したい事とは」
「はい、実は……
私とロリをデストロイヤー様の従属官にしてください!」
「……はい?」
え?…今何て言った?
「え〜と、私の聞き間違いでしょうか?従属官にしてほしいみたいに聞こえたのですが…」
「はい、そうです。私とロリを貴方の従属官にしもらいたくお願いしに来ました!」
いやいや、おかしいでしょ!まだこの時の彼女は、ロリさん程ではないが気が強く誰かの従属官になる事なんてなかった(例えなるとしても藍染様くらいだと思うが)。なのにどうして私の従属官になりたいだなんて⁉︎
「ど、どうして私の従属官になりたいですか?」
「はい。知っていると思いますが今日ここに現世から連れてこられた人間の女の事で、ロリはその女の事が気に入らなくて、絶対チョッカイを出すと思うです」
確かに一回目で織姫さんにその時はグリムジョーさんに邪魔されて、黒崎さんとウルキオラさんの戦いの中懲りずに来てさらに罵っていたからね。
「でもそれと従属官になりたいとはどういう事ですか?」
「ロリは…あの女の事が気に入らない、だから何かしらチョッカイを出しかねない。でもあの女は藍染様から一目置かれている。だからそんな奴に手を出したらどうなるか怖いんです」
「でも以前デストロイヤー様が藍染様のお部屋にお伺いした時言いましたよね。「私の従属官なら守ってやる」と、だから私とロリを従属官にしてください。お願いします!」
成る程。ロリさんは喧嘩派やいから十一刃にも喧嘩を吹っ掛ける。だから私に守ってもらいたいと。…彼女の頼みは聞いてあげたい。でもロリさんは絶対賛成はしない。寧ろ「何勝手にあんな奴の従属官にしてるのよ!」とか言ってメノリさんとの仲が悪くなってしまう。だから仕方がない、こうしよう。
「…では契約としましょう」
「契約…ですか?」
「えぇ。貴方を従属官にする事に問題はないですが、かと言って勝手に従属官にしたらロリさんが黙っていないでしょう。だから従属官ではないですが契約という形で守ってあげようと思うのですが、どうでしょう?」
「は、はい!それで大丈夫です。ありがとうございます!」
メノリさんはそう言って部屋を出て行った。
「…さて後どれ位かは知らないが黒崎さん達がこの虚国に来る。それまでトレーニングしておくか」
これから本格的な戦いが始まる。そう全てはここから始まるんだ。生死を賭けると言ってもいい……命のやり取りが。
やってしまった。でも後悔はしない。
後文句も言わないでください。