今回はタイトルから察している人もいると思いますが仮面軍団が登場します。そして冥獣人も2人登場します。
「キャラ紹介したから全員出した」と思ったのですが、ある方から早く「オリ主の活躍を」と感想で書かれたので予定していた人数より少ないですが元々出そうとしていた2人を出しました。
それではどうぞ。
一護達が虚圏で戦闘中、現世では護廷十三隊の隊長と十一刃達の戦闘が繰り広げられていた。
3人の十一刃が霊圧を解放して本気を出してから戦いは圧倒的だった。十番隊隊長日番谷はハリベルと、八番隊隊長享楽はスタークと、二番隊隊長砕蜂はバラガンとそれぞれ対峙するが息が上がる中十一刃達は涼しげな表情をしている。
日番谷は卍解状態になるもハリベルの斬魄刀から発射させる黄色い閃光「
砕蜂もバラガンの前に左肩を抑え息を切らしてる。副官の大前田に至っては瓦礫の下敷きになっていた所をムクッと起き上がった。そのタフさは一人前のようだ。
その光景を、気を失っているハリベルの従属官の前に立っている十一刃でデストロイヤーと従属官である狭霧友子はその3組の戦いを見物していた。
「3人共凄いですね。隊長格を追い込んでいます」
「そうですね。でも彼らを侮ってはいけませんよ」
「…確かに。これだけの力の差を見せつけられているのにまだ彼らの目の光は消えていませんものね」
地面に吹き飛ばされ息を切らしている日番谷をハリベルが見下す形で見る。隊長格の力が予想より脆かった事に呆れ一気に終わらせにかかる。
「
詠唱を唱えると背後に水が舞い上がり翼のような形になる。それがハリベルを包み込み回転しながら逆巻く。
中から白い突起物のような物が水を突き破り切り裂くと帰刃したハリベルが姿を現した。
「…ハリベルさんが解放しましたね」
「はい。でもなんか凄い格好ですね」
…確かに左手に装着されている大剣のような武器、下半身につけているミニスカート、そして両手と両足に履いている物、後胸部分を僅かに隠している部分を除いては殆ど肌をさらけ出している。所謂かなりの露出度である。
これはあまりにも過激すぎるのではないかと思う。
日番谷はハリベルの帰刃した姿を見て警戒しているのか動かない。刀を構え冷気のような物が放出する。ハリベルはお構いないし大剣を振り上げ、勢いよく振り降ろすと日番谷の右腕が斬り落とされれ腕はそのまま地面にへと落下する。
「あァら、もうアッサリと1人倒しちゃみたいですね。
「…いや…そうでもないですよ」
その言葉に疑問を持ち上空を見ると一太刀を入れようとしていた日番谷がいた。ハリベルは間一髪躱し大剣を振るうが日番谷もそれを躱す。
「どう言う事!どうして無事なの!?」
斬り裂いた筈の日番谷が無傷でいる事が不思議でしょうがない。多分その場にいる殆どの者は思う事であろう。
「それは…あれですよ」
斬られたもう1人の日番谷に罅が入りそして粉々に砕け散った。
「あれはッ!?」
「そう、氷で作った虚像ですよ。恐らく殆どの者は騙されたでしょ(私も初めて見た時は騙されましたから)。しかしハリベルさんにはあのような手はもう通用しないでしょ」
その言葉通り日番谷はハリベルのパワーに翻弄され起死回生の大技を使おうとしたが、いつの間にか負傷し治療を受けている仲間の場所に来てしまった事で日番谷は隙を突かれ破れる。
一方バラガンも一気に片付けたくなったのか帰刃する。そして自らの【老い】の力である
「バラガンも解放したみたいですね。あの姿になったらあの
「確かに…あの霧には触れたら最後朽ち果てて死にますからね。私もあの力にはどうしようもないかもしれませんから」
再生能力を持っていたとしても細胞そのものを朽ち果ててしまえば復活する事は出来ない。例えそれが不老不死である者でも無理だろう。
そんな事を考えているうちに大前田が一人でバラガンと対峙しているが一方的に逃げながら叫んでいる。しかも泣きながら砕蜂に助けを求めている。
「情けないですね、あの副隊長。よくあれで副隊長に慣れましたね」
「それは同感です。もっと相応しい人材が居たと思うんですけど…」
他の副隊長達は例え不利な状況でも決して諦める事なく最後まで戦った。その結果が敗北だったとはいえ「諦めない」この事は評価される。
しかし大前田はどうだろう?自分や他の隊の隊長達以外には大きく踏ん反り返っているような態度いる癖に直ぐに弱音を吐いている。よくこんなのが副隊長をやっている。砕蜂には同情の余地がある。
そんな時突如空が分厚い雲に覆われてた。
「何これ…どうして急に雲が…」
「これは…ッ!?あれを見てください!」
デストロイヤーが指を指したその先には、ハリベルにヤラれたと思っていた日番谷が霊圧を高めしかも砕かれていた氷の翼も再生しまさに完全復活していた。
さらにはバラガンも砕蜂が卍解した「
「ハリベルとバラガンがやられるなんて…あの子達見た目によらず結構やりますね」
「伊達に隊長をやっている事はありますね。でもまだ2人はヤラれてはいませんよ。ハリベルさんは氷に閉じ込められ動けなくなっただけ、バラガンさんは…何故あの中にいるのでしょう?」
2人共元
「デストロイヤー様は行かれないのですか?」
確かに今動ける十一刃は自分を含めて約二名。護廷十三隊のメンバーも半数以上が体力を消費しているが、残っている人数ではこちらが圧倒的に不利。しかも帰刃したスタークも2対1の状態である。
「…そうですね。本当はもう少し体力を温存しておきたいのですが、流石にここは動かなくてはならッ!?」
動こうとした突如新たな霊圧を感じたのと同時に巨大な黒腔が出現した。それ護廷十三隊の面々は動揺する。
「まさか…」
「…こんな時に」
「黒腔!?新手か!?」
「十一刃の頭4人に加勢出来るの様なのがまだ居るって言うの?考えたくないねェ」
足音が段々大きくなっていきやがて姿を現した。背中に自分と同じくらいの長さの大剣を背負い何を考えているか分からない、いや感情がないに等しい破面【ワンダー・ワイス】である。
「あぁ〜」
後ろに顔を向け一鳴きするとそれに答えるように後ろから何か一つ眼の巨大な虚のような生物が出てくる。
護廷十三隊の面々が驚愕していると、ワンダー・ワイスは顔を横へ向けると響転を使ったのか、一瞬にして浮竹の後ろに移動し腕で体を貫いた。それを見た京楽は怒りに我を忘れワンダー・ワイスに斬りかかるが、その隙を突かれ背中からスタークに拳銃を付けられゼロ距離で虚閃を食らう。そして2人はそのまま重力によって落下する。
ワンダー・ワイスが息を思いっきり吸うと、何時もとは違う耳の鼓膜が破れそうなくらいな高い声で「あぁー」と叫ぶ。
その振動によって氷に罅が入り始め完全に砕けると無傷のハリベルが日番谷を睨みつける。さらにその振動は砕蜂達がいる場所にまで届き、爆煙を吹き飛ばすと中から同じく無傷のバラガンが姿を現わす。
しかもそれだけではない。ワンダー・ワイスと共にやって来た巨大な生物の口のような場所が開くと
もう駄目だっと隊長格達が思ったその時……
「…待てや…」
…誰かの声が聞こえた。藍染が声の主の方へ顔を向けると数人の人間がいた。彼等は嘗て100以上前に藍染の虚化の実験によって尸魂界に虚として処分されそうになったメンバー「
「デストロイヤー様あの人達は?」
「彼等は昔、藍染様の実験によって尸魂界を追われる身となった者達、所謂被害者さん達ですよ」
約2人が十三隊の京楽、そして総隊長の山本元柳斎にそれぞれ話を付け終わると、再びワンダー・ワイスが叫びだす。それに答えるように巨大生物の口らしきものが開くと体力の最下級大虚が吐き出される。
十三隊の面々は驚いている中が仮面軍団は落ち着いたまま全員虚の仮面を着用し、斬魄刀で斬り裂き、ある者力技で、またある者は鬼道で、中には虚閃を放つ者もいた。そしてあっという間に体力の最下級大虚の9割が倒される。
「最下級大虚とは言えあれだけの数を一瞬で!?」
「驚く事はありませんよ。彼等は1人以外護廷十三隊の元隊長格達…あれくらい出来て当然ですよ」
仮面軍団のメンバーの殆どはそれぞれ対峙する相手の元行き十三隊の面々と共闘する事となった。平子真子は狛村と藍染の前に立つ東仙に、猿柿ひよ里と矢胴丸リサは日番谷とハリベルに、有昭田鉢玄は砕蜂と一緒にバラガンに、愛川羅武と鳳橋桜十郎ことローズはスタークに…。
六車拳西はは残っていた最下級大虚を片付け、久南白ワンダー・ワイスと共に来た巨大な生物を人蹴りで粉砕した。しかもそのまま無防備だったワンダー・ワイスも蹴りを食らわせた。
『ヨ、ビクトリー!』
「気を抜くな、まだ始まったばかりだ」
「そうですよ、始まったばかりですよ」
拳西と白は声がした方に向くとデストロイヤーが2人を見下しているように上から眺めていた。
『ヤヤヤ、これまた強そうな人が来たねェ』
「お初目にお目にかかります。私はデストロイヤー・レイと言いあの3人と同じように十一刃、そして階級は……」
デストロイヤーは右腕の裾を捲り腕の外側の方を相手にへと見せる。
「…0です」
「…お前が0か」
『0番って事は十一刃で1番強い人って事だね。ヤッター!1番強い人と戦えるゥ!』
拳西は階級を0知り警戒を高めるが白は逆に十一刃最強とも言える存在と戦える事に喜んでいた。
『白ォォ、キィィック!』
「デェェリャ!」
白は勢いを付け先程のように蹴り技を叫びながら、片やデストロイヤーは拳で対抗し互いの攻撃がぶつかり合うと中心に風圧が発生する。
『グググググ…』
「ンンンン…フン!」
互角かと思われたがデストロイヤーが一気に力を強め白は吹き飛ばれ近くにあった建物に激突し煙が舞う。しかしその中からすぐに出てきて元いた場所に着地する。
『凄いねェ。流石0番って事あるね』
「おい白、あんま調子こいてんじゃねェ」
『ブ〜。今のはあの人の力を計っただけだよ、拳西のバ〜カ』
何やらいきなり揉め事を始めた。この2人は護廷十三隊にいた頃同じ隊の隊長、副隊長関係で、いつも白我儘を言っては拳西に迷惑をかけると言う感じだ。だが今この場でこんな事されても困る。
「喧嘩をするのは構わないですけど、時と場所を考えてください」
注意された2人は喧嘩をやめデストロイヤーにへと向き直る。
「でも私一人で楽しむのもあれですからね。敵の人数が増えたのならこちらも増やしましょう……ズィーさん、ブルラテスさん…来なさい」
すると上空とデストロイヤーの隣に黒腔が出現しそれぞれから人影が姿を現わす。
上空の方からは両手が巨大な握り拳になっている男、【イエティーのズィー】。
そうしてもう一つからはブルドッグのような顔をして右手に先端が輪っかになっているステッキを持っているお爺ちゃん、【コボルトのブルラテス】であった。
「お呼びですか、デストロイヤー様?」
「えぇ。2人と戦うのですが、私1人で楽しむのも勿体ないのでお嬢ちゃんの方をお願いをしたのです」
「は、お任せください」
ブルラテスは拳西と白の方へ向け、2人も構え直す。
「白、油断するな」
『分かってるって』
他の戦場と同じようにこの場にも緊張が走る。
次回はズィーとブルラテスの戦闘を書きます。…それ以降はオリ主の戦闘を書くのでご賞味ください。