問題児たちと大神様たちが異世界から来るそうですよ?   作:ルミナス

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序章

ある時代での事じゃ。

 

闇の君主と呼ばれる者との戦闘にて、ある太陽神はその身に持つ筆神を全て失い、全てが闇に飲まれかけた事があったのじゃ。

 

その時、ある旅絵師の活躍からナカツクニの人々の信仰心が復活し、それは全て太陽神の力となり、結果、全盛期の姿と力に戻すほどの祈りとなり、太陽神は闇の君主に打ち勝ったのじゃった。

 

そして太陽神アマテラスは、ある陰陽師と共に天へと運ぶ船に乗り、タカマガハラへと向かったのじゃった。

 

ーーーしかし、此処で話は終わらない。

 

この話には、実はまだ、続きがあるのじゃった。

 

***

 

ーーー箱舟ヤマト内。

 

「ワン!ワン!」

 

「ヘイ!アマテラス君!君も嬉しいのかい?ミーも嬉しいよ!さあ、戻ったらまずはタカマガハラの再興だよ!」

 

太陽神ー大神 アマテラスーと、その隣にいる陰陽師ーウシワカーはヤマトに乗り込み、天への道を翔け、タカマガハラへと向かっていた。

 

そんな時、アマテラスの足に何かが当たる感触が。

 

「ワフ?」

 

アマテラスはそれの匂いを嗅ぎ、前足で突き、害が無いことを理解すると漸くその手紙の宛名を見て、驚いたように口を開く。

 

其処には、アマテラスの名前が書かれていた。

 

アマテラスはそれを見て、何の警戒心も持たずにワクワクとしながらその前足を器用に使い手紙を開いた。

 

その手紙を開き、内容を見てみると、

 

『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。

 

その才能(ギフト)を試すことを望むのならば、己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、我らの"箱庭"に来られたし』

 

その内容に対してアマテラスは首を傾げる。

 

己は人ではなく、信仰心が無い者が見たら白い狼にしか見えず、信仰心がある者が見たら、赤いくまどり模様とその背に持つ神器の一つ『八咫の鏡』が見えるはず。しかし、これには『少年少女』と書かれていた。

 

これはどう見ても自分ではなく、人に見えるウシワカの方が妥当な内容だ。

 

送り主が宛名を間違えたのだろうか?と首を傾げている間にーーーアマテラスは、その場から消えた。

 

***

 

同時刻、ナカツクニにて、旅絵師ーコロポックル イッスンーもまたアマテラスと同じ様な手紙を拾った。

 

しかし、其処の宛名はイッスンと書かれていた。

 

「おっとぉ?この手紙、何処から来たかは知んねーけど、オイラ宛って事は、何処かのオイラのファンが書いてくれたファンレターか!?よっしゃ!内容を読むぜ!」

 

イッスンはイッスンで同じく警戒心の欠片もなく手紙を開き、同じ内容を目にして顔を顰める。

 

「オイオイ、これは何の冗談だぁ?オイラはまだいろいろ捨てるつもりはーーー」

 

その言葉は、しかしイッスン自身が消えた事により続く事はなかった。

 

***

 

イッスンとアマテラスが次に見た光景は、天でも緑あふれる村でもなく、それらとはまた違った空と大自然じゃった。

 

イッスンとアマテラスはそれに目を見開きーーー叫んだ。

 

「な、なな、何が起こったってんだい!?コレはーーーー!?」

 

「キャインキャインキャイン!?」

 

アマテラスとイッスンは現在、ナカツクニでも一回しか体験したことが無いほどの高さからの空中落下を体験中であった。

 

幸いにも、イッスンとアマテラスは隣同士におり、イッスンは素早くアマテラスの毛に捕まると、大きな声を出した。

 

「オイ、アマ公!何でオメーが此処にいるんでい!?って、そんな事は後で聞くから今はオメーの筆しらべで何とかしやがれ!」

 

「ワン!」

 

アマテラスは其処で下を見て、湖がある事を理解した。

 

しかし、それと同時に他にも人がいる事を、アマテラスは理解したのじゃ。

 

「!ワンワン!」

 

「ナニィ?オイラ達より下に人が?んなことあるわけ……ってマジか!アマ公!オイラとオメーは後回しだ!まずは彼奴らから優先的に助けやがれ!此処で助けれなきゃ、『大神様』の名が廃るってんだ!」

 

「ワン!」

 

アマテラスは其処で筆しらべ・疾風を使い、何とか落下速度を落とす事にし、自分達は筆しらべ・水郷を使い水柱を立て、其処に乗り、無事を確保したのじゃ。

 

「ふぅ、危なかったぜ!コレであの兄ちゃん達の命は救われたってもんでい!」

 

「ワン!」

 

アマテラスはイッスンのその言葉に嬉しくなったのか一声、高く鳴き、ゆっくりと新しい地へと降り立ったのじゃ。

 

これが、古い古い時代から来た神と、その相棒、そして後に『問題児』と呼ばれる者達との遭遇となったのじゃった。




筆技紹介コーナー!

さて、筆技さん達を紹介する前に、まず、筆技とは何なのか?の紹介からですね。

前書きでしたほうが良かったかもですが、此処でします。間違っていた時には訂正お願いします。

筆しらべとは……

大神の世界に置いて、アマテラスの身に宿る、十三の『筆神』さん達の力を借り、使う技の事です。

そして、筆神さん達は十三います。

ちなみに、姿はそれぞれ十二支+猫です

それでは!今回はこの筆しらべさん達!


筆しらべ・疾風

これは知ってる人は知ってる筆しらべですね。
その場で風を吹かすことが出来る筆技です。今回は風を吹かし、浮遊させ、落ちるスピードを落としました。
干支は午です。

筆しらべ・水郷

これも知ってる人は知ってる筆しらべですね。
水を操る筆技です。弱点として、水が無ければ使う事は不可能な筆技ですね。
今回は水柱を立て、アマテラスの足場として役立ちました。
干支は巳です。

間違っていた時にはご迷惑をおかけしますが、訂正をお願いします。私はまだ未プレイ者なので、理解していないところなどがあります。

また、強制ではないので、面倒だと感じた時には大丈夫です。

それでは!さようなら〜!
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