問題児たちと大神様たちが異世界から来るそうですよ?   作:ルミナス

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皆様!お久しぶりでございます!

ルミナスです!

さて、今日はご報告があります。

私……大神を買いました!見つけました!やったよ皆様!!

平日の時間は流石に無理ですし、休日だからといってクラブがある時はもっと無理ですので、大神をやる時間が実の所少ない状況ではありますが、地道にやっていきます!

あ、絶景版もありましたが、残念ながらPS3はありませんので、そっちはまたいつかということで。

それでは!このテンションのままいざ三話へ!


第三話

黒ウサギは四人への説明を終え、箱庭へとルンルン気分で向かっている。

 

それもそうだろう。力になってくれる仲間が四人(うち一人最高神)も出来たのだから。

 

(これでジン坊っちゃんもお喜びになりますね!)

 

そんな事を考えている間に、彼女が所属するコミュニティがある箱庭二一〇五三八〇外門に着いた一行。

 

その前にはベンチに座る少年が一人。

 

「!ジン坊ちゃーん!新しい方々を連れてきましたよー!」

 

黒ウサギが手を大きく振りながら声を掛ければ、少年もそれに気付き、手を振り返した。

 

「おかえり黒ウサギ。そちらの女性二人が?」

 

「はい!こちらの皆様が」

 

振り返った途端、黒ウサギが固まる。

 

そして、その数秒後、十六夜とアマテラス、イッスンがいない理由を聞き、ワナワナと怒りに震える黒ウサギがそこにいたのだった。

 

***

 

一方、そのアマテラスとイッスンはというと、十六夜の後を追い掛けていた。

 

理由として、十六夜が飛鳥に言伝を頼み、離れていくのを見たイッスンが十六夜を心配し、アマテラスに声を掛け、後を付けさせているのだ。

 

……しかし、現在、後を追うというその行為に、イッスンとアマテラスは後悔をし始めていた。

 

「あ、あの兄ちゃん……早すぎんだろ!!」

 

イッスンが十六夜の足の早さに叫び声をあげる。

 

アマテラスの足の速さはあの風神さえも上回る速さだが、しかし十六夜のそれはそれすら上回る。

 

……いや、最早、跳躍に近い。一回の跳躍であのアガタの森に住まう曇りヶ淵の主、畳頭並みの距離を跳躍しているように見えて走っている。

 

しかも、見失わないためにアマテラスが筆調べ・霧隠を何度も使っているにも関わらず、それでも追い付けない。

 

「あの兄ちゃん、本当に人間かぁ?実は妖怪なんじゃねぇか?」

 

「ワンワン!」

 

「いや、人間だって断定するような言い草だがなぁ……現実見ろ、普通の人間じゃ、あんな跳躍出来ねぇぞ?出来たのだってお前やウシワカの野郎だけだったじゃねぇか」

 

「クゥーン……」

 

そんな会話に気を取られていたためか、遂に二人は十六夜を見失ってしまった。

 

「おい、アマ公!あの兄ちゃんいねぇぞ!?」

 

「キャイン!?」

 

イッスンのその一言にアマ公は驚いた様に鳴いた。

 

が、その直後、アマ公は尻尾と耳をピンッと立て、警戒を示した。

 

「あ?アマ公、どうしたんだ?」

 

イッスンがそう聞くも、アマ公は警戒をし続けている。

 

イッスンは旅を続けている間、ある時に何時も行われていた仕草である事を思い出した。

 

「……何処かに敵がいやがんのか?」

 

その一言を呟いた直後、アマテラスは森の方に身体を向け、姿勢を低くし、唸り、臨戦態勢を取った。

 

それはすでに『敵』がいる事の証明となった。

 

「おい!そんな所にコソコソと隠れてねぇで出てきやがれってんだ!!」

 

イッスンが自身の武器である電光丸を腰から抜き、それを森の方へと向ける。

 

しかし、それははたから見れば小さな生き物が針のように小さな何かを向けているようにしか見えないわけだが。

 

アマテラスはしかしそんな事を気にせず、唸ったままでいると、草むらが激しく揺れ始め、其処から飛び出し、アマテラス達の前に出てきたのは、緑の体色、顔を赤く『イ』と書かれた面紗で覆った一本角の鬼。

 

かつて、アマテラス達の住まうナカツクニに蔓延っていた妖怪、『緑天邪鬼』がそこに現れた。

 

「なっ!?なんで此奴がこんな所にいやがんだ!!」

 

イッスンが驚きの声をあげるが、緑天邪鬼はそんなことは気にしない。

 

アマテラスに己の武器である羽子板を使って羽根を飛ばし、攻撃してきた。

 

それをアマテラスは、元の世界で道場を開いていたおじいさんから教えてもらった『かわせ身』の上位互換である『あびせ身』を使い、左へと避けてから続いて突進し、己が身につけていた八咫鏡で緑天邪鬼を切り裂くように攻撃する。

 

そして直ぐに4回、鏡での攻撃をすると、緑天邪鬼はそのまま倒れ伏し、花へと変わり浄化された。

 

「なんで緑天邪鬼がこの世界にいやがんだ?……もしかして、この世界のヤマタノオロチの野郎が……」

 

其処まで考えていたイッスン。しかし、だからこそイッスンは気付かなかった。

 

もう一匹、緑天邪鬼が出てきたことに。

 

「!」

 

アマテラスはそれに気付き、裏装備にも付けていた鏡『辺津鏡』で防御。

 

その後、攻撃してきた緑天邪鬼を口に咥え、飛び上がると、そのまま空中で体勢を変え、頭を地面の方へと向けるとそのまま回転しながら地面へとダイブ。

 

直前でアマテラスは緑天邪鬼から離れ、一度跳躍してから地面に綺麗に着地した。

 

そして、アマテラスのカウンター技『百舌落とし』を綺麗に決められた緑天邪鬼はそのまま倒れ伏し、先ほどと同じように花へと浄化された。

 

「おー、アマ公。お前、綺麗に決まったな〜」

 

「ワンッ!」

 

イッスンの褒め言葉を聞き、アマ公はドヤ顔を浮かべる。

 

しかし、その顔を他の人が見たら、何も変わっていないように見えただろう。

 

「……って、アマ公!あの兄ちゃんはどこ行きやがった!?」

 

「キャイン!?」

 

イッスンのその一言でアマテラスも直ぐに目的を思い出し、走り出そうとした途端、

 

「アマテラス様ーーー!どちらでございますかーーー!!」

 

黒ウサギの声が聞こえてきた。

 

「お、あの黒ウサギの姉ちゃんも来たみたいだし、あの姉ちゃんにも手伝ってもらおうぜ!」

 

「ワンッ!」

 

こうしてアマテラスとイッスンは黒ウサギと合流し、ほんの少しだけ小言を言われてから十六夜捜索へと駆り出したのだった。




筆技紹介の時間です!

今日はこちら!

筆調べ・霧隠

この筆技はその場に霧を生み出し、周りを惑わすことが出来ます。
例を挙げるとするなら、これを使えば自身だけ普通に動け、周りは物凄くゆっくりと動く、という感じですね。
干支は未です。

あと、風神の説明は入りませんね。あの午さんですから。

以上です!
失礼します!
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