転生して池袋で最強の男と無表情系アイドルの妹になったようです 作:戌に恋する猫娘
原作みたいな面白い伏線回収とか力量的にできる気しないんですけどどうすればいいんですかね。
「ね〜ね〜。君すごく可愛いね〜」
「うんうん。だからさぁ、ちょっと俺らとどっか行かない?」
「・・・・・・」
季節は春、引越しや就職、入学など様々な物事が始まり出すこの季節。
街を歩く人たちは希望に満ち溢れた顔や新しく来たこの環境に慣れず緊張をしている顔も見える。
現在の天気はすこぶる良く、雲がどこを見ても視界に入らないほどで、所謂快晴というやつである。
「あ、そうだ。これから俺らとお茶しようよ?絶対楽しいからね?」
「だいじょ〜ぶ。だいじょ〜ぶ。俺らがお金出すからさぁ」
「・・・・・・。」
今日は俺の通っている池袋にある高校の来良学園の入学式に当たる日で、俺が学校を下校する時には、校門付近などで初々しい新入生達をよく拝見できた。
「ねー、本当に後悔させないからさ」
「・・・・・。」
あぁ、そうだ俺の紹介を忘れていた。
俺の名前は平和島雅(へいわじまみやび)
先ほども言った通り来良学園に通っていて今年で高校二年生になる。
部活には一応所属はしているが、全く活動に参加していないなばかりなのでまあ、実質のところ幽霊部員というやつだ。
得意な教科は特になし、苦手な教科は、強いて言うなら体育かな。運動音痴といわけでないのだが、何故か競技という括りになるとうまくできない。
趣味は、読書やゲームとかあとは、街をなんとなくフラフラしたりしている。まあ、趣味というよりも暇つぶしというものだな。
「ほら。行こうよ。可愛い子ちゃん」
「・・・・」
「あれ?これ俺らにビビってんじゃね?ww」
「あらら、そんなことないよ。俺らは君みたいな可愛い子にはとっても紳士だから。ね?」
「・・・・」
・・・・えーと話すことなくなったな。
あぁ〜と・・身長は170㎝、体重は49キロ。あと兄貴が二人いるそして今一人暮らし中。
・・・うん、これで話すことはないね。
「ほら、だからさ。さっさと行こうよ」
「・・・・・」
そういえば、説明するのが忘れてたけど今俺の真ん前で頭の悪いことを言ってるのが頭をカラフルに染めていてどっからどう見てもアレな感じの男達だ。
右から、長身で茶髪で髪は少し長めでいて落ちぶれたホストみたいな見た目の男。
その次が赤髪でアフロ、鼻にピアスの俺と同じくらいの身長のやつ。
そしてお隣の少しふくよかな体型で、金髪の髪をクッソ短くしているさっきから俺に話しかけている男。
そして最後の黒髪の眼鏡でいかにも大学デビューしたてみたいなひょろひょろな見た目で、話しかけていたもう一人。
なんだろう、個々だと、そうでもないが集まると花畑みたいだな。しかもみんな揺れてるから余計それっぽい。正直、地味に笑えてくる。
「あ!そうだカラオケとか好き?お茶のあとに俺らと行かない?」
「・・・・・」
んで、なんで俺がこんな奴らに絡まれるかというと、自己紹介の前に言ったけど今日は入学式なのだが、それは午後からで俺ら上級生の始業式は、午前で終わり、その後特に用事もない俺はボケーと池袋の街を漂っていたのだ。
しかしそれが悪かった。あまりにもボケっとしすぎたが、普段通らないような路地に来てしまったのだ。
気づいたのはいいがもう遅い。大通りに出ようと歩いていたら先ほど紹介したお花畑集団にエンカウントし、冒頭に至ってしまったのである。
ここは少し暗めの路地だ。
つまり・・・。つまりだ。なんとかしてこの脳内までお花畑軍団から離れないと乱暴されるにちがいない。
そう、まるで同人誌みたいに・・・!!
・・すまん、これ言いたかっただけだ。
「あの、すんません。急いでるんで、それじゃあ」
取り敢えず誘いは断り、その場を早く離れようとするが
「いやいや、ちょっと待ってよ〜」
茶髪に、全く嬉しくない壁ドンをされ逃げれなくなってしまう。
いやー、これほど嬉しくない壁ドンは逆にすごいわ。
「二時間ぐらいで終わるからさ?ほら、それに絶対気持ち良くなるから・・」
茶髪の目はどっかの薄目の13キロの死神みたいな感じになり。その発言を合図に他の三人がにじり寄ってきた。
うん。まずいわ。冗談抜きで。
しかし・・・
俺は、茶髪の手をどけ、アイシールド21並みのごぼう抜きを見せ・・・・・・・
「おっとどこ行くの?」
れなかった。
「うぎゃ!」
普通に、腕を掴まれた。
しかも走り出した勢いを上手く殺せずに、その場に転んでしまう。
足とかに発し傷はない。おいおい乙女の柔肌に傷がついたらどう責任を取るんだか。
そんな考えを一度やめ自分の状況を確認する。
・・・・転んだのは、普通に恥ずかしいわこれ。 フラワーズもなんかさっきよりもにやにやしてるし。
「あはは、やっぱりかわいいね君」
黒髪眼鏡がニタニタとしまりのない顔をで気持ちの悪い視線で俺を見てくる。
わーい。キモいからマジでやめろ。生理的に無理ってこういう時使うんやな。多分。
「ん?あ、これは学生手帳かな?えーと・・・・名前は平和島雅・・・。へー雅ちゃんか!」
転んだ拍子に落としたのであろう俺の学生手帳を拾い俺の名前を確認する。おう名前で呼ぶなクソ野郎。
いや、かわい子ちゃんも嫌だけども。
取り敢えず、男達を見据える。
「ん?平和島・・・?どっか聞いたことがあるような・・・・・」
奥で金髪がなんかつぶやいたが上手く聞き取れない。顎に手をやってる仕草しかわからないぞ。なに考えてんだあいつ。
「じゃあそれじゃ俺たちと遊びにいこっか」
そう言って茶髪がまた俺の手を取ろうとする。
がその瞬間に俺の眼の前を何か小さいものが銃弾並みの勢いで通り過ぎった。
そして
ドンッッ!!
と普通に生きていたらまず聞くことがないであろう重い音が響いた。
「っぐぇッ、?!、?!?、」
そのなにが通り過ぎた結果、茶髪の手が俺の体に触れることはなかった。
それどころか茶髪の手は俺から離れていった。
てか、茶髪自体がブッ飛んでいった。
「「「は?」」」
フラワーズ(−1)が状況を理解できずにそんな素っ頓狂な声を上げる。
まあ、無理もないいきなり仲間が吹き飛んだのだから、普通そうなるわ。
「〜〜〜〜いっっってぇ?!?!?」
茶髪が頭を押されながらのたうちまわり、体全身でその痛みを表している。
ーーーコツンーーー
俺の眼の前に先ほど通り過ぎたなにが上から路地のコンクリートに落ちた。
おそらく、茶髪に当たって真上に跳ね返ったのだろう。
「こ、小石?」
赤髪が、落ちたものをまじまじと見つめそう言った。
「どうして、こんなもんが・・」
飛んできた何かの正体は判明はしたが結局のところはこれが何故飛んできたのかはわからずじまいである。
俺は小石が飛んできたであろう方向に視線を向ける。
あっ・・・。
「あっ・・・・」
思わず、思っていたことをそのまま口に出してしまう。
「あっ?・・・・あっ」
金髪が同じを方向を見て金魚のように口をパクパクさせる。きもいな。
「なんだ?!?誰だ!!!こんなくそったれなことをしやがったヤロー・・・は・・・・」
ようやく回復をした茶髪が、痛みを我慢し喉から大声で訴え、顔をあげる。かなり切れているのであろう。顔はまさに激おこといった感じだ。
まあ、しゃべっている途中で気づいたらしいけどね。そのヤローの正体に。
「・・・・おい」
まあ、正直なところは予想はついてたけどね。俺は。
それにしても運がいいな俺はこういう時に、何故か助けが来るんだよな。
「てめぇえらぁ・・・」
いやー、それにしても本当運がないなこいつらは。
たまたま見つけて襲おうとした女子高生の兄貴が、
「人の妹にぃぃ・・・」
この街で最も喧嘩を売ってはいけない人物だったなんてね。
「へ、へ、平和島ぁ!?、し、しし静雄ぉおぉ?!」
金髪が金魚の真似をやめ、やっと言葉を発し慌てたアクションを起こす。
まあ、もうどうにもならないけどな。
「なぁぁぁにぃぃぃしぃてんだぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!」
怒号とともに花畑どもは、吹き飛んでいく。まさに嵐だな・・・。
平和島静雄(へいわじましずお)それは池袋で最も強いと言われ、人々の間で自動喧嘩人形などと呼ばれるほどの人物。
そう今現在俺の眼の前で文字どうり人間離れした力を発揮している男が、
俺の兄貴だ。
「うぉぉっっおらぁぁぁっっ!!!」
・・・兄貴、さすがに追撃の自動販売機は相手が死ぬと思うぞ。
ちなみに主人公の胸は胸は普通に大きい方です。体重とか適当に決めたんですけど大丈夫ですかね。
誤字脱字、おかしな点を見つけた際はお手数ですが感想等でご連絡いただくとありがたいです。