聖女と一緒   作:kozuzu

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後輩君「kozuzuさん! どうなってんすかこのクソゲー!!」

kozuzu「いきなりどうしたんだ後輩君。人生がクソゲーで無理ゲーなのはいつものことだろう?」

後輩君「いや、それも確かにそうなんですけど! いやそうじゃなくて!! このピックアップとかいうの三万突っ込んでもスカサハとかいうの出てこないんっすよ! どうなってんすか!?」

kozuzu「そうか……」(無言で十連)


ジジジ、チュドーン。 つスカサハ


後輩君「……出ましたね」

kozuzu「……出たな」

後輩君「……酒呑童子の時の自分、今ぶん殴ってやりたいっす」

kozuzu「わかってくれたなら、それでいいんだ」

後輩君「……先輩!!」











この後、いつも通りめっちゃタスク投げた。




第六話 It's Heart full ☆B☆O☆KK☆O☆ Days!! その三

  評価、というものは大まかに別けて二つの種類がある。

  一つは、周囲からの評価。

  対象は自分自身の時もあれば、何か流行に乗った人物や物品の時もある。

  往々にして、日本人はこれに過剰に反応する傾向がある。

  例えば、空気を読むなどはこれの典型に当たるだろう。他者の価値観や評価を顧みて、場面ごとに人格までもねじ曲げ、意見を屈折させる。全て、周囲からの評価を維持するためにだ。

  決して、それが悪癖であると断じるわけではないが、これを気にするあまり無個性で主体性のない人材が量産されるのではないかと私は危惧すr──

 

 

『誰が評論文を掲載しろと言ったんでしょうかねぇ?』

 

「もう、何も突っ込まねぇからな?」

 

『それはそうと、ハーメルン(ここ)の規約を流し読みするとさ? 前書きとか後書きで高評価を寄越せみたいのはダメらしいけどさ? ──本文でやるなとは書いてなくね?』

 

「……え、おいまさかちょっと待ておm」

 

『みんなー!! 聖女と一緒に高評価よろしくなー!!☆9か☆10を入れるんじゃぞぉおおおおいい!! ワイはランキングで暴れたいゾォーーーッ!!( ☆∀☆)』

 

「やめろぉおおおおぉおおおッ!!」

 

 

 

 

 

 

 第六話 It's Heart full ☆B☆O☆KK☆O☆ Days!! その三

 

 

  人々の歓談の声が、そこかしこで発せられていた。

  周囲を見渡せば、そこにはたくさんの笑顔があった。友人と共にとりとめのない会話を交わし、時折思い出したかのように箸を進める少年少女。益体なく、屈託なく笑うその様は、日常と平和の二単語を強く想起させた。

  ここは、俗に食堂と呼ばれる場所である。

  葵少年の通う高校は、公立では珍しく食堂が校内に存在する。校舎の一階にあるその場所の内装は、清潔感ある白の壁紙が張られ、オフィスの一室を彷彿とさせる薄茶色のフローリングが床をコーティングしており、そこに焦げ茶色の木製長机が等間隔で並べられているた。

  注文は予め食券を買ってカウンターに持っていくというオーソドックスな方式をとっており、そのためなのか。

 

 

「葵さん……長いですね」

 

「まあ、その、うん。券売機の数が少ないし、どうしてもこうなるよね……」

 

 

  券売機へ並ぶ列が長くなってしまう。

  公立高校に食堂があるということ自体が珍しく、券売機などの設備を備えている高校は更に稀。であれば、混雑は必至であり、想定内の問題である。しかし、増設などの抜本的打開案は公立財源の壁にぶち当たり、そのまま暗礁に乗り上げてしまうために望むべくもない。

  なんて、難しい思考を葵が脳内で繰り広げていると、何の脈絡もなく周囲でスマホやガラケーなどのバイブレーションが一斉に始まった。

 

 

「……嫌な予感しかしねぇ」

 

 

  慣れきった違和感が体を駆け巡り、葵は震える手で震える端末のスリープを解除した。

 

 

 新着メール1件

 

 件名:食堂ピックアップ

 

 本文:

  今、話題沸騰中の冬木市発の中華料理店「泰山」の麻婆豆腐が食堂にて食べられる!!

  ※「泰山」の麻婆豆腐はピックアップ後にストーリーガチャに追加されません。

 

 

 

 

「……なにこれ」

 

 

 

  受信したメールは、これでもかと言うほどに奇妙で胡散臭い内容だった。

  平時であれば、「何だこのスパムメール?」みたいな訝しさしか抱かぬであろう内容だ。しかし、これの発信源は言わずもながな。

 

 

『ふぅ……いい仕事したんだJOY☆』

 

「ねえ、せめて飯時ぐらい大人しくできないの?」

 

『君は、食事中には呼吸をしないのかい?』

 

「愉悦は呼吸とでも申すか貴様」

 

 

  頭と胃がキリキリと万力で締め付けられたかのように痛い。

  相沢 葵は齢16にしてこの世の生きずらさを知った。

  痛む頭と胃を何とか意識外に追いやり、目頭を摘まんでゆっくりと解きほぐした。

  そうして、少し間を空けると葵は目をゆっくりと開いた。

 

 

 

 

 

「「「麻婆豆腐食べなきゃ……(使命感)」」」

 

 

 

 

  どうやら白昼夢に囚われたらしい。

 そう、これはきっと夢だ。夢じゃないとおかしい。うん。

 だって、なんか知らんけど目の前の列が猛烈な勢いではけていくんですもの。皆手元に『麻婆豆腐ver泰山』なんて書かれた真っ赤な食券持ってカウンターに一目散にかけていくんですもの。

 誰だってそーおもう。

 葵だってそーおもう。

 

 

『そんなわけで列が進んだ。やったね! これで食券が買えるよ葵くん!!』

 

「どれだけの人が犠牲になったと思ってやがるッ!!」

 

『犠牲なんて、ジャンヌの前では尊いものだ……そう、例えばここの作者がジャンヌの宝具レベルを上げたくて課金したけど、結局手に入ったのはダ・ヴィンチちゃんです、みたいな感じで』

 

「ねえ? その作者ってひと木陰で泣いてるよ?」

 

『いや、残業中のオフィスで「今日も終電を逃したか……。」って泣いてるだけだから』

 

「SEの日常風景!?」

 

 

 そんなわけで、葵一行は食券の前にたどり着いた。

 

 

「葵さん」

 

「どうしたのジャンヌさん?」

 

「これらは、一度に全て頼むことは可能でしょうか?」

 

「……出来れば一つか二つまで絞り込んでもらっていいですかね? 厨房の迷惑とお財布の為に」

 

『漢ならッ!! 全部頼んでこそでしょうッ!?』

 

「シャラップ! 今マイウォレットには朝母さんに貰った樋口先生しかないんだよ!!」

 

『それもこれも、全てディケイドってやつの仕業なんだ』

 

「すんません司さん。あとでよぉーく言い聞かせときますんで」

 

 

 

 

 

 

 

 




 ……次回はのんびり食事会だといったな? ありゃ(ry


だって仕方ないじゃないのよさ。PMはつらいし。後輩君はトラブルメイカーだし。
トラブルはトラブルならToloveるを持って来ればいいのに(おめめぐるぐる











※本文中の内容は全てフィクションであり、現実の団体、個人名、または運営様の御威光に逆らうわけではありません。ええ、けっっっっして、聖杯の戯言を本気にしないように。申し訳ないが垢BANはNG
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