ログインでテンション上がって勢いで書きました。
ほのぼのした妖夢ちゃんと幽々子さんを書けていれば幸いです。
「はぁ……」
溜息をついている少女が一人。
彼女の名前は 魂魄 妖夢 、幻想郷の冥界にある白玉楼という屋敷で主である 西行寺 幽々子 と共に暮らしている。
「うぅ、頭が……」
最近、彼女の頭を悩ませているのは彼女の主、幽々子の事でだ。
幽々子は元よりその体格に比べ、かなり食べるほうだったが、此処のところ大食いで済まされる量ではなくなってきている。
特に、ついこの間、白玉楼の庭にある咲かない桜【西行妖】を咲かせようとして、春を集め、博麗の巫女に叩かれた後辺りから、問題が現実的になってきている。
…… 主にお金の面で。
もちろん、毎日信じられない量の食事をつくっている妖夢も大変なのだが、一番深刻なのはお金の事なのだ。
お陰で一日中その問題が頭にちらつき、最近は鍛錬になかなか身が入らない。妖夢が半人前なのもあるだろう。
しかし、お金という、夢と現実が入り混じった存在は非情なのだ。
ここ最近は、やたら宴会が多いので、助かってはいるが、何時までもそんな事は続かないだろう。
こんな話をするのは何だが、冥界を管理しているという事で、此処、白玉楼にはそこそこの収入があるはずなのだ。
いや、あったはずなのだ。なのに……
「なんで、私の家は毎月赤字ギリギリの生活をしてるんですか!……いや、理由は分かってますけど……というか何なんですか、幽々子様は……あの方の胃袋に底はあるのでしょうか?いや、そもそも胃袋なんてないのかも?……うああああ!食費があぁ!」
そろそろキッチリとした対策をせねば。
「う〜ん、幽々子様の食欲を抑えるのは無理そうですし、此処はやはり我が家の救世主であるもやしでしょうか?でも、もやしが多いと幽々子様が怒るんですよねぇ〜。あ、そういえばこの間寄った貸本屋に節約料理の外来本があったような?今度人里に寄った時に借りてみましょう。外来本ですから幻想郷にはない良いアイディアもあるはず……でも、次に人里に寄るまでに白玉楼にある食料とお金は持つでしょうか……」
ブツブツとかなり大きな独り言を呟いている妖夢の背後にこっそりと近づく亡霊姫が一人。
「よーうむっ!」
「うひゃあ!……って幽々子様、驚かさせないで下さいよ!お化けかと思ったじゃないですか!」
「あらぁ、妖夢ったら。この間、お化けはもう克服しました!って言っていたのに、やっぱりまだ怖いんじゃなぁい。」
「えっ……あ……こ、これは、ちちち、違うんですよ!これは、ええっと……」
「はいはい。そんな事より、そろそろ宴会の時間じゃない?早く行きましょう、妖夢?」
「あ……そうですね。行きましょう、幽々子様。……それにしても、最近やたらと宴会が多くないですか?」
「そうねぇ、やっぱり花見をしながらの宴会は格別なんじゃないかしら。特に今年は冬が長引いたから……ふふっ」
「?……そうですね……とにかく、宴会にいきましょう!」
「そうね」
……二人の少女が博麗神社に着いた時、既に宴会は始まっていた。
幽々子もいつの間にか用意された料理を食べている。
幽々子の食事はいつも味より量なのだが、一つ一つの料理を本当に美味しそうに食べている。
その時の幽々子の顔が、妖夢は好きなのだ。
お金や食料の事など、問題は山ほどある。だが、今は……
「今は、この宴会を楽しむ事にしましょう!」
なんだかんだいって、妖夢はこの日常を気に入っている。
二人だけの白玉楼から、こんなに広い交友関係をもち、幽々子様に頭を悩ませる日常を。
だから、妖夢の憂鬱は、まだ続くだろう。幸せを感じながら。
いかがでしたか?
駄文でしたが、出来れば感想貰えればいいなぁ〜……なんて、アハハ☆
……すみませんでした。