というわけで任務地である闇ギルドに向かっている。
ギルド名はシーカースである。
シーカースはヤルンバという村にあるらしい。
ソウタ「ヤルンバはまだなのか、エルザ。」
エルザ「こんなことで弱音を吐くな。もうすぐ着く。」
ソウタ「もうすぐってどれくらいなんだよ。」
エルザ「いいから行くぞ」
結局3時間くらいぶっ通しで歩き続けた。
ソウタ「やっとついたな、エルザ。」
エルザ「あぁ、それにしても静かなところだな。」
ソウタ「あぁ、静か過ぎて逆に不気味だぜ。」
??「死ねー。」
ソウタ「うわっ。何すんだ。このやろー。」ボコッ。
刀を刺しに来たので取り敢えず一発殴っておいた。
「エルザ、これは一体どういう事なんだ?」
エルザ「恐らく闇ギルドの奴らと勘違いされているのだろう。」
ソウタ「そういう事か。」
「俺達は正規ギルドのフェアリーテイルのものだ。誰かいないか?」大きな声で言った。
すると人がぞろぞろと家の中から出てきた。
その中の一人の者が話しかけてきた。
??「私はこの村の村長のターニと申します。あなた方があの依頼を引き受けてくれた人達ですね。」
ソウタ「はい、そうです。取り敢えずどこかでこの村の現状を教えて下さい。」
ターニ「では、取り敢えず私の家に来て下さい。」
そして俺達はターニの家に入った。
まー、普通の家だった。
ソウタ「まず、何故この村の人々は家に隠れているのですか?」
ターニ「それはここらにいる、闇ギルドシーカースの者達が我々の物を取っていくからじゃ。」
ソウタ「それは許される事ではありませんね。」
エルザ「外道な奴らめ!」
ソウタ「それでさっき俺に攻撃してきたのは俺が闇ギルドの者だと勘違いしたからですよね?」
ターニ「はい、そうです。急に襲ってしまい申し訳ございませんでした。」
エルザ「大丈夫だ。こいつは多少のことでは死なん。」
ソウタ(いや、さっきのはマジで危なかったんだが。)「で、今奴らは、何処にいるのですか?」
ターニ「あちらに建物が見えますよね。あれが奴らのアジトです。」
ソウタ「なんか案外どうどう建ててあるんだな。」
エルザ「全くだ。ところであの建物は破壊してよろしいでしょうか?」
ターニ「はい。あそこには今誰も人がいませんから。」
ソウタ「じゃあ、早速村の人達を集めてくれ。」
ターニ「分かりました」
ソウタ「エルザ、今回は闇ギルドの殲滅俺にやらしてくれないか?初めての仕事だし。」
エルザ「では、私に何をしろと。」
ソウタ「もし奴らが襲ってきたらこの村の人達を守ってくれ。」
エルザ「分かった。」
ターニ「集めましたぞ。」
ソウタ「そうか、では、早速潰しにかかってくる。こっちは頼んだぞ。」
エルザ「あぁ、任せておけ。」
~闇ギルド前~
ソウタ「よしっ、入るか。吸神の鉄拳。よしっ開いたぞ。」
??「何者だ。」
ソウタ「俺は正規ギルドのフェアリーテイルの者だ。」
??「お頭、妖精の野郎どもがやってきました。」
??「何者かは知らんがお前みたいなガキがこのガンジ様に勝てる訳ないだろ。」
ソウタ「じゃあ、かかってこいよ。」
ガンジ「ガキが舐めるな。」
ソウタ(闇ギルドの奴だから思いっきりいくか。手加減なしで行くか!)
「吸神の鉄拳」
ガンジ「うわぁぁぁー。」
闇ギルドの奴ら「お頭が一発で。けどガキ1人に俺達は倒せねぇ。死にやがれ」
ソウタ「やられるのはお前らの方だ。吸神の鉤爪・咆哮・鉄拳・咆哮・鉤爪」
闇ギルドの奴ら「うわぁぁぁー。」
ソウタ「よっし。これで全員か。一応確かめておくか。」
??「油断したな、死にやがれ。」
ソウタ「それはこっちのセリフだ、飛んでけー、吸神の鉄拳」
「ふー、あっぶねぇ。他にもいねぇか確かめておかないとな。」
「流石にいねぇか。じゃあ戻るか。」
~ヤルンバ~
エルザ「すごい爆発音だったな。奴も直にかえってくるか。」
ターニ「あれほどまでとは。流石、フェアリーテイルの方達ですね。」
ソウタ「おーい、エルザ。無事か。」
エルザ「当たり前だ、敵一人来なかったぞ。」
ソウタ「はぁはぁ、そうか。」
エルザ「どうした、疲れているではないか。敵が強かったのか?」
ソウタ「馬鹿、ちげぇよ。早く帰んねーと俺達家に着くの夜になるかもしれないだろうが。」
エルザ「それがどうした?」
ソウタ「こっちは腹が減ってんだ。ターニ、早く報酬をくれ。」
ターニ「はい、どうぞ。」
ソウタ「ありがとうって、何でこんなにお金が入ってるんだ?300万Jも入っているではないか。」
エルザ「ターニさん、流石にこんなには貰えません。」
ターニ「お前さん達は子供なんだし素直に受け取ってくれればいいんじゃ。」
ソウタ「ありがとう、ターニ。」
エルザ「おい、ソウタ。待て、いくら何でもそれは。」
ソウタ「こういうのは素直に受け取っておくべきだよ。」
エルザ「しかしだな。」
ソウタ「じゃあ200万Jもらう事にします。そして残りの100万Jは村の人達のために使ってください。」
ターニ「いいや、貰っておいてくれ。」
ソウタ「あぁ、分かった。」
エルザ「おい!」
ソウタ「いいから、俺に任せろ。」
「これで300万Jは俺達のもんだ。だから俺達が好きなように使っていい。だからこの100万Jを受け取れ、ターニ。」
ターニ「はぁ、分かりました。では、ありがたく貰っておこう。」
ソウタ「あぁ、またな、ターニ。」
エルザ「失礼します。」
ソウタ「なぁ、エルザ。このお金どうする。」
エルザ「うーん。」
ソウタ「取り敢えず生活費50万Jは抜いておいて。残りの150万Jはどうする?」
エルザ「そんなに生活費はかかるか?」
ソウタ「一応だよ。念には念を。これぐらいの配分でどうだ?
エルザが100万J、俺が50万J。」
エルザ「何を馬鹿な事を言っている。」
ソウタ「不満なのか?」
エルザ「今回私は何もしていないから配分は普通に考えて私が50万J、ソウタが100万Jだろ。」
ソウタ「いや、俺お金そんなつかわねぇし。」
エルザ「しかしだな。私は今回何も活躍してないのにそんなにもらうことはできん。」
ソウタ「そんなの関係ねぇだろ。この仕事は今回俺達チームで達成したんだ。そんなの関係ねぇだろ。」
エルザ「いや、そうは言ってもお前よりも多く貰うことはできない。」
ソウタ「んー、じゃあさ、俺50万J、エルザ50万J、ギルドの奴らに50万Jってのはどうだ?」
エルザ「ギルドの奴らにあげるのか?まぁいいだろ、それでいい。」
ソウタ「じゃあ、決定!急いでギルドに帰るぞ。」
エルザ「おい、ちょっとまて。」
~フェアリーテイルのギルド~
ソウタ「ただいま帰りました、マスター。」
エルザ「マスター、帰って来るのが遅くなりすいません。」
マスター「いやいや、ところでソウタお前よく村に被害を出さずに闇ギルドを壊滅させたな。」
ソウタ「しっていたのですか。まぁー、相手がちょろかったんでね。」
マスター「評議員の奴らも驚いておったわい。フェアリーテイルが被害を全く出さずに依頼を達成するとはってな。」
ソウタ「ありがとうございます、ところでマスター、このギルドで一番の貧乏人は誰ですか?」
マスター「うーん、恐らくナツじゃろうな。」
ソウタ「そうですか。おーいナツ、こっちにこい。」
ナツ「帰ってやがったのか、俺と勝負しろ!」
ソウタ「まー、落ち着けナツ。」
ナツ「落ち着いてられるか。」
ソウタ「まーそう言うな。いいもんやるから。」
ハッピー「まさか、お魚?」
ソウタ「違う。50万Jだ。」
ナツ「えっ、これを俺にくれんのか?」
ソウタ「まぁな。今回の仕事先でなんと200万Jも貰えたからな。まー、その残りだ。」
ナツ「お前、すっげえいい奴だな。」
ソウタ「ハッピー、そのお金で魚を買えばいい。」
ハッピー「ナツ、お魚いっぱい買ってね。」
ナツ「これは俺のもんだ、ハッピー。」
ハッピー「ナツの意地悪!」
ソウタ「じゃー、マスター、俺達はこれで。帰るぞ、エルザ。」
エルザ「では、マスター、お休みなさい。」
マスター「ちょいと待て、お前ら。まさか一緒に暮らしておるのか?」
エルザ「はい。」
ソウタ「そうですけど」
ギルドの連中「・・・・・・、えっー、マジか!!!」
「まさかソウタとエルザがそんな関係だったとは。」
「マジかよ、あのエルザが男を。」
ハッピー「でぇきてるぅぅぅ。」
ソウタ「いちいちうるさい奴らだ。」
エルザ「あぁ、全くだ。」
ソウタ「それにしてもハッピー、なんでさっきから俺達を見てわらっているんだ?」
ハッピー「別に笑ってなんかないよ。」
ソウタ「場合によってはお前ただでは済まさんぞ。ハッピー。お前絶対俺らの事を馬鹿にしたよな。」
ハッピー「そそそそんな。尊敬しています、ソウタ様。」
ソウタ(絶対に馬鹿にしやがったな)「はー、分かったよ。じゃあハッピーを殴るのは止めておくか。」
ハッピー「あい、ありがとうございます、ソウタ様。」
ソウタ「その代わりナツ、俺のあげた金返せ。」
ナツ「何で返さなくちゃ何ねーんだよ、ソウタ」
ソウタ「ハッピーが俺のことを馬鹿にしてきたからだ。」
ハッピー「そそそそんな、馬鹿になんかしてないよ。」
ナツ「やんのか!」
ソウタ「そっちがその気ならやってもかまわねぇけど。」
エルザ「いい加減にしろ!馬鹿者!」
ゴンツ。
ソウタ「いってーな、エルザ。」
エルザ「何か言ったか?」
ソウタ「何も言ってません。ナツ、ハッピー、変な事を言って悪かったな、今日は疲れたしもう帰るわ、じゃあな。」
ハッピー「やっぱり、エルザって怖いね、あのソウタもビビってるよ。」
ナツ「そうだな、ハッピー。」
エルザ「何か言ったか?」
ハッピー・ナツ「いえ、何も。」
エルザ「そうか。帰るぞ、ソウタ。」
ソウタ「アイッ!」