1週間ぶりの投稿です。
《1月28日・14時20分》
カントー地方・ハナダの岬《岬の小屋》
NOside
「図鑑を盗まれたぁっ!!?」
青年は思わずテレビ電話の向こうに居るオーキド博士に声を荒げた。
彼の名は『マサキ』。カントー・ジョウト地方に普及されている、ポケモン転送システムの管理人である。
『すでに警察には通報した。このまま犯人が捕まってくれればよいが・・・』
「レッドとか、グリーンには伝えたんでっか?」
マサキは3年前に知り合った図鑑所有者の2人の名前を上げる。
しかし、オーキド博士から帰って来た返答は余り良い物ではなかった。
『グリーンは今ジョウト地方に行っていて連絡がつかない状態なんじゃ』
「ほんなら、レッドはどうでっか?」
『レッドなら連絡も取れるし、捜査に協力してくれるじゃろうが、もうすぐジムリーダー認定試験を受ける事になっておっての。余計な心配は掛けたくはない』
つまり普段連絡の取れる図鑑所有者は全員協力できない状態にあるということだ。
全員で4人居る図鑑所有者の内、後2人の少女は1人は行方知れず。もう1人はポケギア自体持っていない。
「しかし、犯人の目的は何でっしゃろ?図鑑を何に使うつもりなんや?」
『それはまだ何も解らない。ジョウト地方の転送システム不調で忙しい時にすまないが、君のほうで何か分かれば儂に連絡してくれんか?』
「わかりました。こっちでも手が空いたら調べてみますわ」
そう言って通話状態をOFFにする。
(えらい事になったで)
頭の中でそう呟いて、今まで行っていた作業を再開する。図鑑の行方も気にはなるが、今はジョウト全域の転送システム不調の対策を取らなければならない。
ジョウト地方でも新たに図鑑所有者を選定するらしいので、尚更だ。
一層気合を入れて作業を進めていくと、何かにズボンを引っ張られた。
「どないしたんや?」
マサキのズボンを引っ張ったのは、番犬用に育てたポケモン《ロコン》だ。
言葉を発する事が出来ないポケモンは、マサキのズボンを引っ張りながら何かを訴えかける。
「そっちに何かあるんか?」
作業部屋の向かいにある玄関に目を向けて、ロコンの意図をそう解釈する。
するとロコンは、ようやくマサキのズボンから口を話した。どうやらそうらしい。
マサキは一時作業を中断し、玄関の方へ向かうと玄関の扉は全開になっていた。
外に目を向けると、そこにはマサキの手持ちポケモン《カモネギ》が横たわっていた。
「何や!?何があったんや!?」
マサキはカモネギの所まで駆け寄って、横たわったカモネギを抱きかかえる。
カモネギは気絶しているだけで、目立った外傷はなかった。
そのことに安堵して周りに目を向ける。カモネギを襲った何者かがいるかも知れないからだ。
その時、マサキの脳裏に一体のポケモンが浮かんだ。茶色い体毛に兎の様な耳が特徴の可愛らしい姿をした非常に珍しいポケモンだ。
そう、マサキも同じポケモンを捕まえていた。マサキになかなか懐かないポケモン。
マサキは家の中に戻り、中の様子を確かめる。居ない。家のどこを探してもいない。
「ど、どこ行ったんや~!」
どうやら件のポケモンは、家を飛び出し、それを阻止しようとしたカモネギを吹っ飛ばして行ったらしい。小さい体ながらもパワフルなポケモンだった。
マサキは家から飛び出し、辺りを見渡す。すると、24番道路の方角に小さな茶色いポケモンが走って行くのが見えた。運よくそう遠くまで行って無かったらしい。
「ま、待ってぇなー!!」
走り去っていくポケモンを見失わない様に、マサキは懸命に走りだした。
☆ ☆ ☆
《1月28日・12時47分》
カントー地方・ハナダシティ
ガーネットside
「ようやく着いたぞーーー!!」
「・・・時刻1337、目的地に到着」
俺とアリアは全身泥だらけになりながらお月見山を越え、ハナダシティに到着した。
「・・・お月見山通過の際に消耗したアイテム補充を推奨します」
「儂等とポケモンの体力回復もな」
アリアは淡々と、俺は僅かに息を切らせながらそう提案した。
「・・・今回の事で一つ学びました」
「何じゃ?」
「・・・洞窟内で〝フラッシュ〟を使用する場合は、一体のみで使用する」
全力で同意する。
俺とアリアがお月見山に入ったのが9時くらいだ。本来、お月見山からハナダシティに到着するのに4時間近くも掛らない。
なぜ、そんなに時間が掛ったのか。野生のポケモンとのバトルだ。
まぁ、野生のポケモンと闘いながら進んでも俺とアリアの二人がかりなら、普通に進んで2時間くらいで到着する。お月見山とハナダシティは1キロも離れていないしな。
俺達は洞窟内が暗くて歩きにくかったから、俺はメリーを、アリアはピチューを出して2体同時に〝フラッシュ〟を使ったんだ。20メートルくらい先は見えない洞窟内も一気に明るくなって、かなり進みやすくなった。ここまでは良かった。
だが、暗い所に居続けた野生のポケモン達は突然放たれた強烈な光に驚いて、群れをなして一斉に襲いかかって来た。そりゃあもう、辺り一面にイシツブテやらズバットやらが大量に。
「イワークが出てきたときは、さすがに死ぬかとわい」
「・・・逃げ切れて助かりました」
これからは、〝フラッシュ〟を使う時は一体だけにしよう。そうしよう。
「まぁ、先程のバトルで儂等のポケモンが進化したのは、不幸中の幸いじゃな」
「・・・同意」
まぁ、それなりに実戦を積んできたから何時進化してもおかしくはなかったけど。
なにはともあれ、メリーは《モココ》に、ムックルは《ムクバード》に進化した。手持ちのポケモンが成長するのは嬉しいし、アリアは相変わらずの無表情だけど心なしか足取りが軽くなったように見える。初対面の印象からどんどん遠ざかっていくな。いい意味でだけど。
そう思いながら、アリアを横目で見てみると、自分の汚れも特に気にした様子もなく片手に持ったモンスターボールを凝視している。
「そいつもお主の手持ちに加えるのか?」
「・・・肯定」
アリアが持っているボール、中には洞窟での戦闘の時に捕獲したポケモンが入っている。
砂色の甲殻に身を包んだポケモン《サンド》だ。
「まぁ、まずはポケモンセンターに行くぞ。流石に疲れたわい」
「・・・肯定」
俺達は町のポケモンセンターに足を進めた。
☆ ☆ ☆
《13時24分》
カントー地方・ハナダシティ《ポケモンセンター》
ガーネットside
「あ~、さっぱりした」
センターでシャワーを借りた後、濡れた髪をドライヤーで乾かすと、また髪の毛が膨らんだ。
はぁ、どうにか何ねぇかな、この髪。いっそ短く切っちまうか?
ヘアブラシで髪を整えてフロアに戻ると、そこにはすでにアリアが来客用のソファに座っていた。あれ?意外だ。あの腰まで伸びた長い髪だから、乾かすのも時間がかかると思ったのに。
アリアも俺に気付いて顔を向けるのと同時に辺りに滴が飛び散った。って、あれ?滴?
「・・・ガーネット、ポケモンの回復も済んだようです」
髪先からポタポタと水を滴り落としながら、アリアは俺の目の前まで歩み寄って来た。
「・・・・・・アリア、何じゃその髪は?何でそんなに濡れておる?」
「・・・何か、問題がありますか?」
可愛らしく首を傾げながら聞き返された。
「髪は乾かさなかったのか?風邪引くぞい」
「・・・この量の髪を乾かすには長時間必要」
うん?何か話が噛み合わないぞ?
「ドライヤーがあるじゃろ?」
「・・・どらいやー?」
また可愛らしく首を傾げるアリア。こいつまさか
「・・・・・・・ドライヤーがどんな物か分かるか?」
「・・・否定」
マジか。これも記憶喪失の影響か?
仕方がない。ドライヤーとヘアブラシ、後それからトリートメントも借りてくるか。
「そこで待っておれ」
アリアが頷くのを確認し、ヘアセット一式を借りて戻ってくる。
この様子じゃ使い方も解らないだろうし、今回は俺が乾かそう。別にこいつの髪がサラサラそうだから触ってみたいとかじゃ決して無い。
アリアをソファに座らせて、俺はその後ろに立ってドライヤーで長い髪を乾かす。
「お主、今日の朝はどうやって整えたのじゃ?」
「・・・ジョーイにしてもらいました」
なんとなくその時の状況が想像できた。
恐らく、寝起きで髪の毛がボサボサの状態で出て来たもんだから、同じ女として見過ごせなかった奴がいたんだろう。こいつの髪が長くて綺麗な分、余計に。
そんな事を考えながら次は乾いた髪を梳かしていく。・・・・・・なんだこのサラサラ具合。枝毛一つ見つからないんだけど?・・・・う、羨ましくなんて無いんだからねっ!
「まぁ良い。準備が終わったら24番道路の方へ向かうぞ」
「・・・24番道路?」
長い髪を二つに結びながらアリアに話しかける。
そう、本来の旅の目的
「うむ、撮影じゃ」
☆ ☆ ☆
《14時30分》
カントー地方・24番道路
ガーネットside
「目指すは《ハナダの岬》じゃ」
「・・・ハナダの岬、ですか?」
俺が次の目的地を言うと、アリアは例の如く首を傾げた。
「ハナダの岬とはカントー地方最北端の岬での。世界中の写真家が訪れる有名な場所じゃ。儂も写真では見た事はあるが、実際に見た事が無くての。」
是非ともカメラに収めたい。個人の思い出様に集合写真でも取るのもいいかも知れない。
「まぁ百聞は一見に如かず、とも言うしの。見てからのお楽しみと言う奴じゃ」
「・・・楽しみにしておきます」
暫く進んでいくと、分かれ道がある場所まで来た。
えぇと、こっからどうやって行くんだっけ?鞄の中に地図があったな。確認するか。
『――――ってぇなー!!』
何か声が聞こえる。まぁこの道路も無人って訳でもないし、人の1人や2人居るだろ。
「・・・ガーネット」
「何じゃ?」
しゃがんで鞄の中を漁りながら、アリアの呼びかけに返事をする。
くっ!鞄の奥に入り込んでて、取り難いな!
『って!危ない!避けろー!』
何だ、さっきから騒がしいな。
鞄から目を離し、顔を上げる。すると、小さい茶色い何かが俺の顔目掛けて突っ込んできた。
「ブフォッ!!」
「・・・前方からすごい勢いでポケモンが突撃してきました」
俺は為す術もなく直撃を受けた。先に言って欲しかったです、アリアさん。
ぶつかった勢いで手に掴んでいた地図が鞄に引っかかって無残に破けた。って、嘘ぉ!?これじゃ道が解らないじゃん!!
「ちょいとアンタ等!そこにおるポケモン捕まえてや!」
そんな声が聞こえた。このポケモンのトレーナーだろうか?
「サンド〝すなかけ〟」
ダメージから回復して起き上がると、アリアが繰り出したサンドが茶色いポケモンに思いっきり砂を掛けた。
改めてあのポケモンを良く見てみる。兎みたいな耳に茶色の体毛、胸元は白くてフワフワしてそうな毛が生えていた。可愛らしい姿だ。
「ナツ〝あなをほる〟!!」
俺もボールからナツを繰り出す。まぁ、だからって容赦する気は無いんだけど。絶対潰す!
地図の仇!俺の怒りは頂点に達している!
「サンド〝あなをほる〟」
ナツに続く様にサンドも地中に潜った。
姿を消した相手に、奴は途惑ったかのように首を左右に振る。
このまま地中からの奇襲で吹っ飛ばしてやる!!
「ちょい待ち!あんさんどないする気や!?」
「地中からの奇襲で吹っ飛ばしてくれるわ!!」
あのポケモンのトレーナーらしき男が俺の肩を掴んで揺すって来た。
「アカンて!!何とか無傷で捕まえられへんの!?」
「無茶を言うな!」
「・・・ポケモンの捕獲はダメージを与える事が前提」
俺とアリアで反論するが、男は手を組んで頭を下げた。
「頼む!この通りや!!」
ちっ!仕方ねぇな。ここまで頼まれて断ったら俺が悪いみたいじゃないか。
「アリア!ナツの顎で奴を捕える。何とか出来そうか?」
「・・・了解」
「よし!ナツ、出て来い!!」
俺の指示を受け、ナツが地面から姿を現した。
ナツの姿を捉えた奴は勢い良く突撃してくる。
「サンド」
アリアの呼びかけに応じ、地中に潜っていたサンドが奴のすぐ目の前に姿を現した。
顔と手だけを覗かせた状態で出てきたサンドに、奴は突撃の勢いが殺せないままぶつかって前のめりに吹っ飛んでいく。
「ナツ!今じゃ!」
そう、ナツが居る方角に。
以心伝心。俺の指示を受けたナツは、顎を大きく開けて飛んできた奴を咥え込む。
「間違って噛み潰すなよ。無傷でらしいからの」
奴がナツの顎の中で暴れているが、まぁ出られないだろ。・・・あれ?暴れているのか?
「いやー、おおきに!おかげで助かったわ!」
男はナツの顎の中で暴れていたポケモンをボールに戻した。
「で?何じゃこいつは?何でこいつは儂等に襲いかかって来たんじゃ?」
「こいつはわいが最近育て始めた《イーブイ》っちゅー珍しいポケモンやねんけど、なかなか心を開いてくれへんのや・・・。そんでついさっき、家を飛び出してってもうての」
「・・・つまり、ポケモンに家出されたという事ですか?」
「うぐっ!」
アリアは空気を読まずに言い放った。俺も同意見だけど。
「しかし、ポケモンが家出とは・・・。懐いててたら普通はありえないっていうか、聞いたことすらないのぅ。普段どんな育て方しておる?」
「それが解ったら誰も苦労せぇへんがな」
確かに。本人は普通に接しているはずなのに相手が心を開かないって奴か。
「こいつ、もしかしてじゃれて来ただけじゃ無いかの」
「え?」
「いや、ナツの顎に挟まれた時もそうじゃったが今回の戦闘中、何か楽しそうにしてるように見えての。うまくは言えぬが、こいつからは敵意を感じなかった」
今回のバトルで、俺が感じた事はそれだった。ふむ、試してみるか。
「おい、さっきのイーブイをボールから出せ」
「えぇ!?せっかく捕まえたのに!?」
「安心せい!逃げてもまた捕まえるわい!」
男は渋々ボールの開閉スイッチを押す。
中から出てきたイーブイは辺りを見渡すと、こちらを見る。するとイーブイは俺の方に走って来てそのまま俺の腹目掛けて突っ込んだ。
「オフゥっ!」
こ、こいつ・・・!また俺に向かって突っ込んで来やがった。普通自分のトレーナーの方に来るんじゃねぇのか?俺は突っ込んできたイーブイの腰を掴んで立ち上がる。
「えぇい!暴れるでない!!」
俺の胸元でじゃれついてくるイーブイ。不覚にも可愛いと思ってしまった。
男は何が起こったか解らないと言った顔で俺を見てくる。
「まぁ見ての通り。このイーブイ、ただ単に外で遊びたかっただけじゃ無いかの」
「なんや、そんなことまで解るんかいな」
「なんだかんだで、ポケモンって頭が良いからの。そう思うのも不思議じゃあるまい」
実際のところは解らんけど。この様子だと害意があった訳じゃなさそうだ。
「あんさん、不思議な人やなぁ・・・。あっと、自己紹介がまだやったな。わいはマサキ。ポケモン転送システムの管理人や」
「儂はガーネット。それでこっちが」
「・・・アクアマリン」
「愛称はアリアじゃ」
ポケモン転送システムの管理人マサキ。そう言えばテレビで見た事があるな。
アリアは誰だか解ってないみたいだけど。
自己紹介が済んで、マサキがイーブイをボールに戻した。
「何やお礼がしたいねんけど、思い付かへんな」
「あ。それじゃあ地図をくれ。さっきのバトルで破れての」
無残に破けた地図を見せると、マサキは申し訳なさそうに頭を下げた。
☆ ☆ ☆
《15時2分》
カントー地方・ハナダの岬《岬の小屋》
ガーネットside
「まさか、お主の家が此処にあるとはのぅ」
「何や、ここに用事があったんか?」
「・・・本来の目的地」
窓から見える景色も最高だし、将来こういう所に家を建ててみたいもんだ。
「そういや、あんさん等は何で旅をしとるんや?」
「儂は将来写真家になりたくての。こうして全国を旅して回るつもりじゃ。昨日ニビシティを出たばかりじゃがの」
「アリアもそうなんか?」
「・・・否定」
あっ!そうだ。マサキはカントー・ジョウト地方のシステム管理してるんだよな。だったらそれなりに顔も広いかもしれない。アリアの事で何か知っているか聞いてみよう。
「実はの」
俺はアリアについて話し始めた。
記憶喪失で自分の帰る場所が解らないこと。
それを探すために俺の旅に同行した事。
もちろん例の任務とやらの事や、俺の命を狙ってきた事は伏せて。
「そうやったんか・・・」
「マサキ、こいつの事で何か知っておるか?」
マサキは首を横に振った。
「・・・そうですか」
「すまんの。役に立てへんかって」
「・・・いいえ」
アリアは感情を読ませない無表情のままだった。まぁこんなすぐに見つかる訳無いか。
「おっ!あったで!地図や!!」
マサキは棚から地図を取り出し、持ってきた。
カントーだけじゃなく、ジョウト地方の地図まで一緒についた奴だ。
「それとな、この地図と一緒にこのイーブイをガーネットに譲るわ」
そう言って差し出してきたのは、地図とさっきのイーブイが入ったモンスターボールだ。
「良いのか?珍しいポケモンなんじゃろ?」
「ええって。わいの家にまだ一体おるしの。それに、このイーブイが退屈で家を飛び出してってもうたんやったら、あんさんに付いて行った方がこいつの為になるやろ」
「む」
俺はボールを受け取り、開閉スイッチを押す。
「どうする?儂に付いて来るか?」
俺がそう言うと、イーブイは嬉しそうに頷いた。
そう言うなら、付いて来てもいいだろ。俺も手持ちが増えるのは嬉しいし。
「・・・名前はどうしますか?」
アリアがそう言ってきた。
そうだな・・・。イーブイだから・・・・・
「よし!お前は今日から《イヴ》じゃ」
イーブイ改め、イヴは頷いた。どうやら満足した様子。
「よし!それじゃあ、写真でも撮るかの。ほれ、お主らも来い。集合写真じゃ」
俺はアリアとマサキに呼び掛ける。
「・・・了解」
「お!わいも写ってええんか!?」
「手持ちのポケモンも全部出して来い!」
そう言って俺達は岬の小屋に居た全てのポケモンを出した。
「おぉ!ガーネットのナックラーもそうやけど、アリアのピチューも色違いかいな!これってかなり珍しいで?何処で捕獲したや!?」
「・・・覚えていません」
「あー後にせい後に。そこのナッシー、こう少し屈め。それから小さい奴から前に行け。よし、良いぞ、そのままにしておれ」
俺はカメラのタイマーをセットし、あの輪の中に入っていく。
シャッターが切れるまで10秒。
「はいチーズ!」
それぞれが思い思いのポーズをとって数秒経つと、カシャッと言う事が聞こえた。
これが、俺の写真家としての初めての集合写真だった。
☆ ☆ ☆
キャラクターデータ
名前:ガーネット 名前:アクアマリン
性別:男 性別:女
年齢:11歳 年齢:10歳
所持金:5480円 所持金:2140円
手持ちポケモン 手持ちポケモン
ナツ/ナックラー ♂ Lv,25 ピチュー ♀ Lv,24
メリー/モココ ♂ Lv,23 ムクバード ♂ Lv,23
イヴ/イーブイ ♀ lv、20 サンド ♀ Lv,21
次回も頑張って投稿します。